JP2600402Y2 - エンジンにおける遠心式ガバナの調節装置 - Google Patents

エンジンにおける遠心式ガバナの調節装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エンジンにおける遠心
式ガバナの調節装置に関する。
【0002】
【従来技術】遠心式ガバナを備えたエンジンの従来技術
として、図6に示すものがある。これは、エンジン本体
101に調時伝動カバー102をカバー取付ボルト10
3によって着脱自在に取り付け、この調時伝動カバー1
02で、調時伝動装置104と、遠心式カバナ105に
付設したガバナ調節部106とを覆ってある。尚、調時
伝動装置104は、クランクギヤ107、アイドルギヤ
110、動弁カムギヤ108、カバナ入力ギヤ109で
構成してある。
【0003】ところで、この従来技術では、遠心式ガバ
ナ105の調節を行う場合、カバー取付ボルト103を
取り外して、調時伝動カバー102をエンジン本体10
1から取り外すことにより、ガバナ調節部106を露出
させ、このガバナ調節部106を工具で操作するように
なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある。調時伝動装置104全体を覆う調時伝
動カバー102は、その形状が大きいため、これを取り
付けるカバー取付ボルト103の数も多い。このため、
遠心式ガバナ105の調節を行う場合、カバー取付ボル
ト103の取り外しに時間がかかり、その調節の作業能
率が低い。
【0005】調時伝動カバー102を取り外すと、ガ
バナ調節部106とともに調時伝動装置104全体が露
出する。このため、エンジンを運転しながら遠心式ガバ
ナ105の調節を行う場合、調節者の衣服が調時伝動装
置104に巻き込まれる等の危険がある。
【0006】本考案は、遠心式ガバナの調節作業を高能
率で安全に行える、エンジンにおける遠心式ガバナの調
節装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、図1に例示す
るように、エンジン本体1の前側にカバー取付ボルト2
0で調時伝動カバー19を着脱自在に取り付け、この調
時伝動カバー19で、調時伝動装置10と、遠心式カバ
ナ36に付設したガバナ調節部54とを覆ったエンジン
において、次のようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、上記ガバナ調節部54と対向す
る位置で、上記調時伝動カバー19の一部に上記ガバナ
調節部54を露出させる調節作業窓55をあけ、この調
節作業窓55に蓋部取付ボルト56で、上記ガバナ調節
部54を覆う蓋部57を着脱自在に取り付け、上記遠心
式ガバナ36を構成する揺動レバー43に、上記ガバナ
調節部54を構成するトルクアップ特性調節用のボルト
47・48を取り付け、 このボルト(47)・(48)の後
方に遠心式ガバナ(36)のガバナウェイト(39)を揺動
自在に設け、このガバナウェイト(39)にその下方から
伝動輪収容空間(67)を臨ませた、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案では、遠心式ガバナ36の調節を行う場
合、蓋部取付ボルト56を取り外して、蓋部57を調節
作業窓55から取り外し、この調節作業窓55からガバ
ナ調節部54を露出させ、調節作業窓55からドライバ
ー等の工具を差し込み、ガバナ調節部54を操作する。
【0010】ガバナ調節部54を覆う蓋部57は、その
形状が小さいため、これを取り付ける蓋部取付ボルト5
6の数が少なくて済む。このため、遠心式ガバナ36の
調節を行う場合、蓋部取付ボルト56の取外しを短時間
で行うことができ、その調節の作業能率が高い。
【0011】また、ガバナ調節部54を覆う蓋部57を
取り外しても、調時伝動装置10全体が露出することが
ない。このため、エンジンを運転しながら遠心式ガバナ
36の調節を行う場合でも、調節者の衣服が調時伝動装
置10に巻き込まれるおそれがなく、その調節作業を安
全に行える。
【0012】
【考案の効果】本考案は次の効果を奏する。ガバナ調
節部54を覆う蓋部57は、その形状が小さいため、こ
れを取り付ける蓋部取付ボルト56の数が少なくて済
む。このため、遠心式ガバナ36のトルクアップ特性の
調節を行う場合、蓋部取付ボルト56の取外しを短時間
で行うことができ、その調節の作業能率が高い。
【0013】調時伝動カバー19の一部にガバナ調節
部54を露出させる調節作業窓55をあけ、遠心式ガバ
ナ36を構成する揺動レバー43に、ガバナ調節部54
を構成するトルクアップ特性調節用のボルト47・48
を取り付けたので、エンジンを運転しても、ボルト47
・48はほぼ静止状態にあり、エンジンを運転しながら
トルクアップ特性を調節することができる。トルクア
ップ特性の調節作業は、調節伝動カバー19で調時伝動
装置10を覆ったまま行うことができ、調節者の衣服が
調時伝動装置10に巻き込まれる危険を回避でき、その
調節作業を安全に行える。トルクアップ特性調節用の
ボルト47・48の後方のガバナウェイト39にその下
方から伝動輪収容空間67を臨ませたので、ガバナウェ
イト39付近に供給されたオイルは伝動輪収容空間67
に落下し、ガバナウェイト39がオイル溜まりに浸かる
ことがない。ガバナウェイト39がオイル溜まりに浸か
ると、オイルの溜まり量の変動に応じて、ガバナウェイ
ト39が受ける抵抗が変動するので、エンジンを回転さ
せながらトルクアップ特性の調節を高精度で行うことが
できない。しかし、本考案ではこのような不具合がない
ので、エンジンを回転させながらトルクアップ特性の調
節を高精度で行うことができる。 ガバナウェイト39
がオイル溜まりに浸かると、ガバナウェイト39でオイ
ルが跳ね上げられ、調節作業窓55からオイルが飛び出
すので、エンジンを回転させながらトルクアップ特性を
調節する作業が困難になる。しかし、本考案ではこのよ
うな不具合がないので、エンジンを回転させながらトル
クアップ特性を調節する作業が容易になる。
【0014】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の実施例に係るディーゼルエンジンの正面
図である。図2は図1のエンジンの遠心式ガバナ周辺の
縦断面側面図である。図3は図1のエンジンの調時伝動
装置周辺の縦断面正面図である。図4は図1のエンジン
の縦断面正面図である。図5は図1のエンジンの縦断面
側面図である。
【0015】この実施例で用いるディーゼルエンジン
は、図5に示すように、横軸エンジンであり、その構成
は次の通りである。図5に示すように、エンジン本体1
は、クランクケース2の上側にシリンダ3を形成し、そ
の上側にシリンダヘッド4を組み付け、クランクケース
2の下側にオイルパン5を組み付けて構成してある。エ
ンジン本体1の前側には、調時伝動カバー6を組み付け
てある。シリンダ3内にはピストン7を内嵌し、これを
コンロッド8を介してクランク軸9に連動連結してあ
る。図4に示すように、クランク軸9には調時伝動装置
10を介して、燃料噴射カム軸11、動弁カム軸12、
潤滑油ポンプ軸13を連動連結してある。
【0016】図3に示すように、調時伝動装置10は、
クランクギヤ14、アイドルギヤ15、燃料噴射カム軸
入力ギヤ16、動弁カム軸入力ギヤ17、潤滑油ポンプ
軸入力ギヤ18で構成してある。この調時伝動装置10
は、調時伝動カバー19内に収容してある。図1に示す
ように、この調節伝動カバー19は、多数のカバー取付
ボルト20でエンジン本体1の前側に着脱自在に取り付
けてある。
【0017】図4に示すように、この調時伝動装置10
を介してクランク軸9から連動される燃料噴射カム軸1
1は、クランクケース2の左上側に形成した燃料噴射ポ
ンプ室21内に収容してある。図2に示すように、燃料
噴射カム軸11は、燃料噴射ポンプ室21の下部に前後
方向に向けて架設し、その前端部22を、燃料噴射ポン
プ室21の前側の調時伝動カバー19内に突出させてあ
る。燃料噴射カム軸11の前端部22には、ガバナ入力
ギヤを兼ねた燃料噴射カム軸入力ギヤ16を外嵌固定し
てある。燃料噴射カム軸入力ギヤ16には、アイドルギ
ヤ15を噛み合わせてある。燃料噴射カム軸11の燃料
噴射カム23には、その上側から燃料噴射ポンプ24の
平面タペット25を接当させてある。尚、図2中、符号
67は潤滑油噴射ノズルで、ここから矢印68のように
噴射させた潤滑油で平面タペットの潤滑を行う。
【0018】このような構成によれば、クランク軸から
アイドルギヤ15を介して燃料噴射カム軸入力ギヤ16
が連動されると、燃料噴射カム軸11が回転し、燃料噴
射カム23で平面タペット25が押し上げられ、所定の
燃料噴射時期に燃料噴射ポンプ24から燃料が噴射され
ることになる。
【0019】このディーゼルエンジンでは、燃料噴射ポ
ンプ24の燃料噴射時期を調節するため、次のような工
夫がなされている。燃料噴射カム軸入力ギヤ16とアイ
ドルギヤ15とに、はすば歯車を用いている。燃料噴射
カム軸11に前後ベアリング軸受26・27を外嵌固定
してある。前ベアリング軸受26は、その軸受取付孔2
8に前後進退自在自在に内嵌してある。後ベアリング軸
受27は、椀状の軸受ケース29に内嵌固定し、軸受ケ
ース29をそのケース取付孔30に前後進退自在にねじ
嵌合させてある。燃料噴射カム軸11にその軸心に沿う
レンチ挿入孔31を貫通状にあけ、その後端開口部32
と対向する位置で、軸受ケース29の内底にレンチ係合
部33を設けてある。
【0020】このような構成によれば、後述するガバナ
軸34をレンチ挿入孔31の前端開口部35から抜き、
ここからレンチを挿入し、レンチ頭部をレンチ係合部3
3に係合し、軸受ケース29を回転操作すると、軸受ケ
ース29が前または後側に螺進し、燃料噴射カム軸11
とともに、燃料噴射カム軸入力ギヤ16が前または後側
に移動する。この燃料噴射カム軸入力ギヤ16は、前ま
たは後側に移動する際、これとこれに噛み合うアイドル
ギヤ15の歯の捩れにより、わずかに回転するため、燃
料噴射カム軸11も同様に回転し、燃料噴射カム23の
位相がずれ、燃料噴射時期が進角または遅角側に調節さ
れる。
【0021】燃料噴射ポンプ室21の前側の調時伝動カ
バー19内には、遠心式ガバナ36を収容してある。そ
の構成は、次の通りである。レンチ挿入孔31の前端開
口部35からガバナ軸34を摺動自在に挿入し、このガ
バナ軸34にフランジ37を形成してある。また、燃料
噴射カム軸入力ギヤ16に枢軸38を介して複数のガバ
ナウェイト39を揺動自在に枢支し、ガバナウェイト3
9の係合部40にフランジ37の周縁部を係合させてあ
る。また、調時伝動カバー19内に架設したガバナレバ
ー軸41を介してガバナレバー42とスプリングレバー
43とを揺動自在に枢支してある。ガバナレバー42に
は、連動レバー62を介して燃料噴射ポンプ24の燃料
調量ピン44を連動連結してある。また、ガバナレバー
42には、ガバナ力入力ボルト45をナットを介して前
後進退自在に取り付け、その後端部にガバナ軸34の前
端面を接当させてある。
【0022】スプリングレバー43はガバナスプリング
(図外)を介してアクセルレバー(図外)に連動連結し
てある。スプリングレバー43の取付座46には、ナッ
トを介してトルクスプリング調節ボルト47とスプリン
グ力出力ボルト48とをいずれも前後進退自在に取り付
けてある。トルクスプリング調節ボルト47の後端部に
は、トルクスプリング49を外嵌固定し、その後端部
は、ガバナレバー42の前面に接当させてある。スプリ
ング力出力ボルト48の後端部は、ガバナレバー42の
前面に接当させてある。トルクスプリング調節ボルト4
7とガバナ力入力ボルト45の各前端面には、すり割り
を形成してある。また、調時伝動カバー19にナットを
介して燃料制限ボルト50を前後進退自在に取り付け、
その後端面をスプリングレバー43の下端部51に対向
させてある。
【0023】この遠心式ガバナ36では、エンジン回転
中、ガバナウェイト39がエンジンの回転速度に対応す
る速度で回転し、その遠心力が、ガバナ軸34とガバナ
力入力ボルト45とを順に介して、ガバナレバー42に
前向きのガバナ力52として伝達される。また、スプリ
ングレバー43からスプリング力出力ボルト48を介し
てガバナレバー42に後向きのスプリング力53がかか
る。そして、ガバナ力52とスプリング力53との釣り
合いで、ガバナレバー42が前後に揺動し、燃料調量ピ
ン44の位置が変動し、燃料噴射量が調節され、エンジ
ンにかかる負荷の変動に拘わらず、エンジンの回転速度
が一定に維持される。
【0024】また、エンジンにかかる負荷が過負荷にな
ると、エンジン回転数の異常低下により、ガバナ力52
が異常低下し、スプリングレバー43とガバナレバー4
2とが共に前側に大きく揺動する。そして、スプリング
レバー43の下端部51が燃料制限ボルト50に当たっ
てスプリングレバー43が揺動停止し、ガバナレバー4
2のみが、トルクスプリング49の弾発力で前側に押さ
れ、燃料調量ピン44が全負荷位置よりも燃料増量側6
3に偏ったトルクアップ位置まで移動し、燃料増量によ
りエンストが防止される。トルクスプリング調節ボルト
47を前後進退調節するとトルクスプリング49の位置
が調節され、スプリング力出力ボルト48を前後進退調
節すると、トルクスプリング49の圧縮代が調節され、
両者の調節によりトルクアップ特性が調節される。この
トルクスプリング調節ボルト47とスプリング力出力ボ
ルト48のを前後進退調節は、その前側からドライバー
によって行う。また、前述したように、燃料噴射ポンプ
24の燃料噴射時期を調節した場合、燃料噴射カム軸1
1の位置が前後にずれるのに伴い、ガバナ軸34の位置
が前後にずれるため、ガバナ力入力ボルト45を前後進
退調節し、ガバナ軸34のずれを吸収する。このガバナ
力入力ボルト45の前後進退調節も、その前側からドラ
イバーによって行う。
【0025】この実施例では、トルクスプリング調節ボ
ルト47、スプリング力出力ボルト48、ガバナ力入力
ボルト45の三者で、ガバナ調節部54を構成してあ
る。遠心式ガバナ36に付設したこのガバナ調節部54
と対向する位置で、調時伝動カバー19の一部に調節作
業窓55をあけてある。図1に示すように、この調節作
業窓55からは、ガバナ調節部54が露出する。この調
節操作窓55には、3個の蓋部取付ボルト56で、ガバ
ナ調節部54を覆う蓋部57を着脱自在に取り付けてあ
る。このような構成によれば、蓋部取付ボルト56の数
が少なくてすむので、遠心式ガバナ36の調節を行う場
合、蓋部取付ボルト56の取り外しを短時間で行うこと
ができる。また、蓋部57を取り外しても、調時伝動装
置10全体が露出することがないので、エンジンを運転
しながら遠心式ガバナ36の調節を行う場合でも、調節
者の衣服が調節伝動装置10に巻き込まれるおそれがな
い。
【0026】ガバナ調節部54を構成するトルクアップ
特性調節用のボルト47・48の後方に遠心式ガバナ
(36)のガバナウェイト(39)を揺動自在に設け、この
ガバナウェイト(39)にその下方から伝動輪収容空間
(67)を臨ませている。また、図2に示すように、蓋部
57にはドレン孔58をあけ、これにドレンボルト59
を着脱自在に螺着してある。このエンジンを横倒しして
縦軸エンジンとした場合には、調時伝動カバー19をオ
イルパンとして利用し、このドレン孔58からオイルド
レンを行えるようになっている。
【0027】更に、蓋体57にはナットを介してハイア
イドル調節ボルト60を前後進退自在に取り付け、その
後端部にハイアイドル調節スプリング61を外嵌固定
し、その後端部を連動レバー62の前端面に対向させて
ある。このハイアイドル調節ボルト60を後側に進める
と、アイドリング時に燃料調量ピン44とともに前側に
移動しようとする連動レバー62が、ハイアイドル調節
スプリング61で受け止められ、燃料調量ピン44が通
常のアイドリング位置よりも燃料増量側63に偏ったハ
イアイドル位置に止められ、アイドリング回転が高ま
る。尚、図中64はエンジン停止用のリニアソレノイド
であり、そのプランジャ65の前端部を連動レバー62
の後端面に対向させ、通電時に突出するプランジャ65
により、連動レバー62をハイアイドル調節スプリング
61の弾発力に抗して前側に押し、燃料調量ピン44を
燃料減量側66の燃料カット位置まで移動させるように
してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るディーゼルエンジンの正
面図である。
【図2】図1のエンジンの遠心式ガバナ周辺の縦断面側
面図である。
【図3】図1のエンジンの調時伝動装置周辺の縦断面正
面図である。
【図4】図1のエンジンの縦断面正面図である。
【図5】図1のエンジンの縦断面側面図である。
【図6】従来技術に係るエンジンの正面図である。
【符号の説明】
1…エンジン本体、10…調時伝動装置、19…調時伝
動カバー、20…カバー取付ボルト、36…遠心式ガバ
ナ、42…ガバナレバー、43…スプリングレバー、4
7…トルクスプリング調節ボルト、48…スプリング力
出力ボルト、54…ガバナ調節部、55…調節作業窓、
56…蓋部取付ボルト、57…蓋部、67…伝動輪収容
空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 信裕 大阪府堺市石津北町64株式会社クボタ 堺製造所内 (72)考案者 山本 昌一 大阪府堺市石津北町64株式会社クボタ 堺製造所内 (72)考案者 早谷 章 大阪府堺市石津北町64株式会社クボタ 堺製造所内 (72)考案者 渡辺 豊 大阪府堺市石津北町64株式会社クボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭61−286538(JP,A) 特開 昭63−277823(JP,A) 実開 昭58−148265(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 1/04 F16M 1/026

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体(1)の前側にカバー取付ボ
    ルト(20)で調時伝動カバー(19)を着脱自在に取り付
    け、この調時伝動カバー(19)で、調時伝動装置(10)
    と、遠心式カバナ(36)に付設したガバナ調節部(54)
    とを覆ったエンジンにおいて、 上記ガバナ調節部(54)と対向する位置で、上記調時伝
    動カバー(19)の一部に上記ガバナ調節部(54)を露出
    させる調節作業窓(55)をあけ、この調節作業窓(55)
    に蓋部取付ボルト(56)で、上記ガバナ調節部(54)を
    覆う蓋部(57)を着脱自在に取り付け、 上記遠心式ガバナ(36)を構成する揺動レバー(43)
    に、上記ガバナ調節部(54)を構成するトルクアップ特
    性調節用のボルト(47)・(48)を取り付け、 このボルト(47)・(48)の後方に遠心式ガバナ(36)
    のガバナウェイト(39)を揺動自在に設け、このガバナ
    ウェイト(39)にその下方から伝動輪収容空間(67)を
    臨ませた、 ことを特徴とするエンジンにおける遠心式ガ
    バナの調節装置。
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