JP2599687Y2 - 計量カップ付き粉末容器 - Google Patents

計量カップ付き粉末容器

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JP2599687Y2
JP2599687Y2 JP1993020208U JP2020893U JP2599687Y2 JP 2599687 Y2 JP2599687 Y2 JP 2599687Y2 JP 1993020208 U JP1993020208 U JP 1993020208U JP 2020893 U JP2020893 U JP 2020893U JP 2599687 Y2 JP2599687 Y2 JP 2599687Y2
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measuring cup
cap
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博 水島
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗濯用、浴槽洗浄用粉末
状洗剤等の粉末を収納した計量カップ付き粉末容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種小形のものとしては家庭用のいわ
ゆる粉せっけん容器が代表的なものであり、周知のよう
に粉末状洗剤を詰めた容器の上部に空所を設け、この空
所にスプーン形の計量カップを収納している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した粉せっけん容
器の場合、形状がボックス形なので容器胴体の上部開口
がそのまませっけん取出し口となっており、一旦開封す
ると開口が大きいため洗剤は吸湿しやすく、固形化し計
量しにくくなる。
【0004】またスプーン形の計量カップは容器体内に
収納するので、その分容器体を大きめに形成して空所を
設ける必要があり、無駄である。徳用や営業用の大形容
器の場合は計量カップも大きめになるので、無駄が大き
い。
【0005】本考案は、注出孔が小さい弾性反転形キャ
ップをボトル形とした容器体口部に取付け、かつ容器体
肩部上の空所を利用して計量カップを配し、吸湿しにく
くかつ計量カップ配置のための無駄な空間を除した計量
カップ付き粉末容器を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】楕円形胴部4上端の肩部
5を平坦面とし、この肩部5の長手方向の一側から口頸
部を、かつ他側から上端外面に係合突条11を周設した
せ丸皿状の背の低い受台6を、それぞれ起立した容器体
1と、上記受台6の外周面に、有底筒部の下面周縁から
垂設した脚筒19を嵌合させると共に、該脚筒の下部内面
に周設した係合突起20の上面を上記係合突条11の下面へ
係脱自在に係合させた計量カップ3と、前記口頸部外面
嵌合させた取付け周壁12の上面に注出孔7を開口させ
キャップ体8及び、前記胴部4に対応した楕円形であ
って、一側から注出孔7閉用栓体9を垂設し、か
つ他側下面で上記計量カップ3の上面を閉塞させた片開
きの天蓋10とを持つ弾性反転形キャップ2とからなり、
該弾性反転形キャップの天蓋10周縁から横断面楕円形で
上記キャップ体8および計量カップ3の上部囲成用の短
周壁を垂設した
【0007】
【作用】上記において、常時は計量カップ3は図1のよ
うに容器体1肩部5の受台6上に係嵌配設され、この状
態で注出孔7を閉栓する天蓋10の一側により閉蓋された
状態にある。
【0008】容器体1内の粉末を計量するときは、図1
のように天蓋10を開蓋し、この開蓋で注出孔7から栓体
9を脱栓してこの注出孔7を開封し、この後図2のよう
に計量カップ3を受台6から外し、この計量カップ3に
容器体1から粉末を注いで計量する。計量が終れば、再
び計量カップ3を受台6に係嵌配設し、ついで天蓋10を
閉蓋すればよい。
【0009】弾性反転形キャップ2はワンタッチで天蓋
10を開閉蓋操作して注出孔7が開閉封でき、しかも注出
孔7は必要最小限の大きさにできるので収納粉末の吸湿
を極力抑えることができる。
【0010】また計量カップ3は容器体1肩部5上のボ
トル形容器における空所を利用して配置するので、計量
カップ配置用の空間を別途創出する必要がない。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明するに、
本考案の計量カップ付き粉末容器は容器体1、弾性反転
形キャップ2及び計量カップ3で構成している。
【0012】容器体1は、横断面が楕円形の直筒状の胴
部4上端の肩部5を平坦面とし、この肩部5の長手方向
の半部から図では見えないが真円筒状の口頸部を縮径立
設したボトル形のものであり、そして肩部5の残りの半
部には上端外周縁に係合突条11を突出した伏せ丸皿状の
背の低い受台6を上方に突出している。
【0013】弾性反転形キャップ2は、3点ヒンジ形の
極く周知のものであり、キャップ体8と弾性反転する片
開きの天蓋10とを一部品で形成している。
【0014】即ち、キャップ体8は、前記容器体1の口
頸部外面に嵌合させた取付け周壁12の上端部を小径とし
て、該小径部の上面に注出孔7を開口させ、又取付け周
壁12の外面一部から突出する結合部13と天蓋10を三点ヒ
ンジを介して片開き可能に一体に結合形成している。
【0015】天蓋10は前記胴部4に対応する楕円形で、
面一側から上記注出孔を閉する筒状の栓体9を垂
すると共に、下面他側で後述計量カップ3の上面を閉
塞することが可能に形成してあり、図1が示す状態か
ら、天蓋10を閉蓋させると、注出孔7と計量カップ3の
上面が共に閉塞される。又天蓋10は、その周縁から垂設
させた横断面楕円形の短周壁を有し、図1の状態から、
天蓋10を閉蓋させると、その短周壁によって上記キャッ
プ体8および後述計量カップ3の各上部が囲成される。
【0016】この弾性反転形によれば、天蓋10の開閉、
つまり注出孔7の開閉封はワンタッチででき、しかも閉
蓋、開蓋のいずれの状態でもその状態が安定的に保持で
きる。
【0017】計量カップ3は、筒部の下面を閉塞する底
壁18の下面周縁から脚筒19を垂設し、かつ該脚筒の下部
内面に係合突起20を周設したものであり、図1が示すよ
うに、上記脚筒19の内面を既述受台6の外周面に嵌合さ
せると共に、上記係合突起20の上面を受台6の係合突条
11下面へ係脱自在に係合させている。
【0018】この実施例で、計量カップ3は常時は図1
で示したように容器体1の肩部5の受台6上に係嵌装着
され、そして天蓋10を閉蓋し栓体9により注出孔7を閉
封しているとき、同時にこの天蓋10により上部開口が閉
蓋された状態にある。即ち、計量カップ3は容器体1肩
部5上の空所を利用して配置される。
【0019】粉末の計量時には、図1のように開蓋して
注出孔7を開封し、この後図2のように計量カップ3を
取外してこの計量カップ3で計量し、計量が終れば計量
カップ3を再び受台6に係嵌配置し、ついで天蓋10を閉
蓋し注出孔7を閉封すればよい。
【0020】
【考案の効果】上記したように、本考案の計量カップ付
き粉末容器では、楕円形で肩部5を平坦とし、口頸部は
この肩部5の一側に偏心させて設けた容器体1にワンタ
ッチの弾性反転形キャップ2を取付けて注出孔7を必要
最小限の大きさとし、一方計量カップ3は肩部5の他側
部上にその空間を利用して配置する構成としたので、収
納粉末の吸湿を極力抑え、しかも容器は計量カップ3配
置のための空間を別途特別に設けずにすむ無駄のない効
果が得られる。又口頸部側方の肩部部分上面と天蓋10の
一側下面との間の空間を利用して計量カップ3を配置す
るよう形成したから、弾性反転形キャップ2が簡易な構
造となって、製作コストが削減され、更に、口頸部側方
の肩部部分上面から起立する受台6の外周面に計量カッ
プ3の脚筒19を嵌合させ、かつ該脚筒の下部内面に周設
した係合突起20の上面を、受台6の上端外面に周設した
係合突条11の下面に係脱自在に係合させたから、他物が
接触する等して計量カップが不用意に抜け落ちることを
防止でき、更に、天蓋10の周縁から横断面楕円形でキャ
ップ体8および計量カップ3の上部囲成用の短周壁を垂
設したから、該短周壁によって計量カップ3が横方向へ
ずれることを防止でき、よって、弾性反転形キャップ2
の構造を簡易として、計量カップ3を外部に露出させた
に拘わらず、上記受台6と脚筒19の嵌合と相俟って、他
物が接触する等して計量カップが不用意に抜け落ちるこ
とを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部を破断して示した開蓋状態の外
形斜視図である。
【図2】同実施例で計量カップを取外して示した外形斜
視図である。
【符号の説明】
1 容器体 2 弾性反転形キャップ 3 計量カップ 6 受台 7 注出孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円形胴部4上端の肩部5を平坦面と
    し、この肩部5の長手方向の一側から口頸部を、かつ他
    側から上端外面に係合突条11を周設した伏せ丸皿状の背
    の低い受台6を、それぞれ起立した容器体1と、上記受
    台6の外周面に、有底筒部の下面周縁から垂設した脚筒
    19を嵌合させると共に、該脚筒の下部内面に周設した係
    合突起20の上面を上記係合突条11の下面へ係脱自在に係
    合させた計量カップ3と、前記口頸部外面に嵌合させた
    取付け周壁12の上面に注出孔7を開口させたキャップ体
    8及び、前記胴部4に対応した楕円形であって、一側
    から注出孔7閉用栓体9を垂設し、かつ他側下面で
    上記計量カップ3の上面を閉塞させた片開きの天蓋10と
    を持つ弾性反転形キャップ2とからなり、該弾性反転形
    キャップの天蓋10周縁から横断面楕円形で上記キャップ
    体8および計量カップ3の上部囲成用の短周壁を垂設し
    たことを特徴とする計量カップ付き粉末容器。
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