JP2598038Y2 - ドライバーズエイド - Google Patents

ドライバーズエイド

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JP2598038Y2
JP2598038Y2 JP1993004815U JP481593U JP2598038Y2 JP 2598038 Y2 JP2598038 Y2 JP 2598038Y2 JP 1993004815 U JP1993004815 U JP 1993004815U JP 481593 U JP481593 U JP 481593U JP 2598038 Y2 JP2598038 Y2 JP 2598038Y2
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JP
Japan
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driver
aid
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test
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JP1993004815U
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JPH0658341U (ja
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輝男 若城
和美 山▲崎▼
潔 坂田
学 柏木
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Horiba Ltd
Honda Motor Co Ltd
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Horiba Ltd
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車など車両のモー
ド運転試験において用いられるドライバーズエイドに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のモード運転試験は、一般
に、次のようにして行われている。すなわち、図5に示
すように、シャシダイナモメータ1のローラ2に例えば
後輪3を保持させた供試車両としての自動車4の運転席
に座ったテストドライバー(図外)が、制御スイッチ5
を操作してスタート信号を、試験装置全体を制御する機
能を備えたデータ処理装置6に送る。これによって、デ
ータ処理装置6は、ドライバーズエイド7にスタート信
号を送ると共に、データ採取を開始する。そして、テス
トドライバーは、ドライバーズエイド7の画面上に表示
される走行速度パターン8が示す速度に合うように運転
を行い、そのとき採取されるデータに基づいて分析を行
うのである。
【0003】なお、図5において、9はデータ処理装置
6からの指令に従ってシャシダイナモメータ1を制御す
るダイナモコントーラ、10は自動車4のエンジンから
排出される排ガスを分析する排ガス分析装置で、その出
力はデータ処理装置6に入力される。
【0004】ところで、従来においては、ドライバーズ
エイド7として、図6(A)に示すような比較的大型の
CRTを用い、これを自動車1の外方前方に設置するの
が一般的であった。これは、自動車4の運転席に座った
テストドライバーがその状態で、ドライバーズエイド7
の画面上に表示される走行速度パターン8を見やすくす
るためである。
【0005】また、制御スイッチ5は、図6(B)に示
すように、スタート信号、ストップ信号、中断信号をそ
れぞれ出力するスイッチ5a,5b,5cを備えてお
り、テストドライバーの近くに置かれていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、ドライバーズエイド7が比較的大型
のCRTよりなるため、その取扱いが面倒であった。特
に、試験に供される自動車1の大きさが変わるごとに、
ドライバーズエイド7をテストドライバーの見やすいよ
うに位置設定する必要があるが、このような場合、その
設置作業が大変面倒であった。
【0007】本考案は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、極めてコンパクトでテストドライ
バーが見やすく、また、取扱いが極めて簡単なドライバ
ーズエイドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係るドライバーズエイドは、モード運転の
走行速度パターンを表示するためのパターン表示部を薄
型表示装置で構成すると共に、このパターン表示部を、
データ処理装置に対して指令を送るための制御スイッチ
部と一体的に一つのケース内に組み込むと共に、このケ
ースに、供試車両のハンドルに係合しケースを所定の状
態で保持するための係止部材を突設したことを特徴とし
ている。
【0009】前記薄型表示装置としては、液晶ディスプ
レイ(以下、LCDという)やエレクトロルミネッセン
ス素子を用いたディスプレイ(以下、ELDという)な
どがある。
【0010】
【作用】前記のドライバーズエイドにおいては、モード
運転の走行速度パターンを表示するためのパターン表示
部をLCDなどの薄型表示装置で構成されているので、
パターン表示部が小型並びに薄型となる。そして、この
パターン表示部を、データ処理装置に対して指令を送る
ための制御スイッチ部と共に、一つの小型並びに薄型の
ケース内に組み込んでドライバーズエイドとしているの
で、取扱いが容易である。このようなドライバーズエイ
ドは、ケースに設けられた係止部材を供試車両のハンド
ルの例えば円環部に取り付けることにより、所定の状態
で保持される。
【0011】ハンドルはテストドライバーの正面かつそ
の目に最も近い位置にある。そして、モード試験におい
ては、ハンドルは静止しているので、ドライバーズエイ
ドのパターン表示部をテストドライバーに見やすい状態
で保持することができ、テストドライバーは、パターン
表示部に表示される走行速度パターンを確実に見ること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。
【0013】図1〜図4は本考案に係るドライバーズエ
イド11の一例を示し、これらの図において、12は例
えば合成樹脂よりなるケースで、その表面にはパターン
表示部13と制御スイッチ部14とが設けられていると
共に、その内部には制御部15が収納されている。そし
て、16はケース12の上部に適宜の間隔をおいて突設
される係止部材で、その先端側は例えばU字状の係合部
16aに形成されている。17はデータ処理装置6(図
5参照)との間における信号授受用の接続ケーブルであ
る。
【0014】パターン表示部13は、モード運転の走行
速度パターン18を表示するもので、例えばLCDより
なる。このLCDとしては、市販のものがあり、安価に
入手できる。そして、近時のLCDは、その厚さが数m
mといったものがあり、また、その画像も鮮明であるの
で、パターン表示部13を小型並びに薄型化できると共
に、走行速度パターン18を好適に表示することができ
る。なお、19は現在の車速を示すマーカである。
【0015】制御部15は、例えば制御回路15aとモ
ード運転に必要な走行速度パターン18のプログラムを
内蔵したメモリ15bとよりなる。そして、制御スイッ
チ部14は、スタートスイッチ14a、ストップスイッ
チ14b,中断スイッチ14cなどを備えており、これ
らのスイッチ14a〜14cを操作すると、制御部15
を介して所定の信号がデータ処理装置6に送られる。例
えばスタートスイッチ14aを押すと、スタート信号が
データ処理装置6に対して発せられる。そして、データ
処理装置6はデータ採取態勢に入ると共に、データ処理
装置6から制御部14に対してスタート信号が送られ、
これに基づいて、試験時間に従った走行速度パターン1
8がパターン表示部13に順次表示される。
【0016】上記構成よりなるドライバーズエイド11
は、図1および図2に示すように、ケース12に突設さ
れた係止部材16の係止部16aを、供試自動車のハン
ドル20の円環部20aに係合させることにより所定の
状態に取り付けられる。運転席に座ったテストドライバ
ーにとっては、パターン表示部13に表示された走行速
度パターン18が見やすくなり、所定の運転を容易に行
うことができる。また、パターン表示部13と制御スイ
ッチ部14とが一つのケース12に収容されているの
で、スイッチ操作が行いやすい。
【0017】なお、上記実施例では、パターン表示部1
3をLCDによって構成しているが、これに代えて、E
LDを用いてもよい。そして、走行速度パターン18
を、データ処理装置6から送るようにしてもよい。ま
た、ドライバーズエイド11とデータ処理装置6との間
の信号授受を無線(ワイヤレス)によって行うようにし
てもよい。さらに、係止部材16を、ケース12から分
離できるようにしてあってもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案において
は、モード運転の走行速度パターンを表示するためのパ
ターン表示部をLCDなどの薄型表示装置で構成するこ
とにより、パターン表示部が小型並びに薄型化される。
そして、このパターン表示部を、データ処理装置に対し
て指令を送るための制御スイッチ部と共に、一つの小型
並びに薄型のケース内に組み込んでドライバーズエイド
としているので、取扱いが容易である。
【0019】そして、このようなドライバーズエイド
は、ケースに設けられた係止部材を供試車両のハンドル
に取り付けることにより、ドライバーズエイドのパター
ン表示部をテストドライバーに見やすい状態で保持する
ことができ、テストドライバーは、パターン表示部上に
形成される走行速度パターンを確実にしかも容易に目視
確認できる。また、試験に供される自動車の種類や大き
さが変わっても、そのセット位置の設定に気を患わす必
要がないといった利点もある。さらに、CRTを用いた
ものに比べて廉価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドライバーズエイドの一例を示す
斜視図である。
【図2】前記ドライバーズエイドの構成を概略的に示す
ブロック図である。
【図3】前記ドライバーズエイドをハンドルに取り付け
た状態を示す正面図である。
【図4】前記ドライバーズエイドをハンドルに取り付け
た状態を示す側面図である。
【図5】従来の車両のモード運転試験装置の構成を概略
的に示す図である。
【図6】(A)は従来のドライバーズエイドを示す斜視
図であり、(B)は従来の制御スイッチ部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
12…ケース、13…パターン表示部、14…制御スイ
ッチ部、16…係止部材、18…走行速度パターン、2
0…ハンドル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂田 潔 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 柏木 学 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (56)参考文献 実開 平5−59280(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード運転の走行速度パターンを表示す
    るためのパターン表示部を薄型表示装置で構成すると共
    に、このパターン表示部を、データ処理装置に対して指
    令を送るための制御スイッチ部と一体的に一つのケース
    内に組み込むと共に、このケースに、供試車両のハンド
    ルに係合しケースを所定の状態で保持するための係止部
    材を突設したことを特徴とするドライバーズエイド。
JP1993004815U 1993-01-23 1993-01-23 ドライバーズエイド Expired - Lifetime JP2598038Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993004815U JP2598038Y2 (ja) 1993-01-23 1993-01-23 ドライバーズエイド

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Publication Number Publication Date
JPH0658341U JPH0658341U (ja) 1994-08-12
JP2598038Y2 true JP2598038Y2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=11594241

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