JP2597100Y2 - 大束径6導体3連耐張装置 - Google Patents

大束径6導体3連耐張装置

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JP2597100Y2
JP2597100Y2 JP1992088586U JP8858692U JP2597100Y2 JP 2597100 Y2 JP2597100 Y2 JP 2597100Y2 JP 1992088586 U JP1992088586 U JP 1992088586U JP 8858692 U JP8858692 U JP 8858692U JP 2597100 Y2 JP2597100 Y2 JP 2597100Y2
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conductor
yoke
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conductors
piece
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良和 長谷山
享 加藤
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旭テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は大束径6導体3連耐張装
置に係り、特に軽量化されたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大束径6導体3連耐張装
置は、複数の導体を接続した複数のヨーク片と、これら
ヨーク片を鉄塔へ接続する複数のがいし連とからなり、
複数のヨーク片と複数のがいし連との接合部分は一点で
支持されている(例えば実公昭53−49037号公
報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置は、ヨーク片とがいし連の接合は一点支持となっ
ているため、その支持部の強度を確保するために大型化
し、したがって、重量も大きくなり、コスト高となる欠
点があるとともに、重量が大きくなる分だけ作業性に劣
るという問題点があった。
【0004】そこで、本考案は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、小型・軽量
化された大束径6導体3連耐張装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案装置は、上記目的
達成のために、平行に配置された3連のがいし連の外側
の2つのがいし連に中央部分が接続され、一端部に第1
導体,第2導体をそれぞれ接続する平行状に設けられた
第1ヨーク片及び第2ヨーク片と、これら第1ヨーク片
及び第2ヨーク片の他端部を結合する結合部材と、この
結合部材の中央部分で接続され、両端部に上記第1導
体,第2導体と対応させて第3導体,第4導体をそれぞ
れ接続する第3ヨーク片と、上記3連がいし連の中央の
がいし連に中央部分が接続され、両端部に第5導体,第
6導体をそれぞれ接続し、かつ上記第1ヨーク片及び第
2ヨーク片と直交する配置関係を有して設けられた第4
ヨーク片と、を有することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、3連がいし連の外側の2つ
のがいし連が第1ヨーク片,第2ヨーク片,結合部材及
び第3ヨーク片を介して第1,2,3,4導体を支持
し、3連がいし連の中央のがいし連が第5,6導体を支
持する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例に係る大束径6導体3連耐張装置
の斜視図及び図2はそのヨークに接続される6導体から
なる各導体の配置関係を示す説明図であって、1a〜1
dは第1〜第4ヨーク片を示している。これらヨーク片
1a〜1dは鋼板製の2等辺三角形を呈し、このうち第
1ヨーク片1a及び第2ヨーク片1bは同形であって、
その長辺は、図2に示されるような6本の導体〜に
よって形成される正六角形の内側に対角線を引いて2等
辺三角形を形成したときのその長辺に等しく、また、第
3ヨーク片1bはその長辺が上記正六角形の一辺の長さ
に等しく、さらに第4ヨーク片1dはその長辺が上記正
六角形の中心を通る対角線の長さにほぼ等しく構成され
ている。
【0008】3連がいし連Aは、水平状にかつ互いに等
間隔に配置され、図示しない鉄塔に一端部が連結されて
いる。そして、3連がいし連Aの外側のがいし連A1,A
2 の間隔は、上記正六角形の一辺の長さに等しく、また
中央のがいし連A3 はその正六角形の中心部に位置して
いる(図2参照)。
【0009】外側のがいし連A1 ,A2 の他端部には、
第1ヨーク片1a,第2ヨーク片1bの中央部に当たる
三角形の頂部が、鋼製の連結棒2a,2bを介して3連
がいし連Aと直交する向きに、すなわち垂直方向に接続
されている。また、中央のがいし連A3 の他端部には、
第4ヨーク片1dの中央部に当たる三角形の頂部が、連
結棒2a,2bの長さの約2倍の長さを有する鋼製の連
結棒2cを介して第1,第2ヨーク片1a,1bと直交
する向きに接続されている。
【0010】第3ヨーク片1cは、鋼製の結合部材3及
び連結棒4を介して第1ヨーク片1a及び第2ヨーク片
1bの下端部に接続されている。すなわち、結合部材3
は、第3ヨーク片1cと同形状を呈し、第1ヨーク片1
a及び第2ヨーク片1bの下端部に接続され、また、連
結棒4は、一端部がこの結合部材3の中央部に当たる頂
部に接続され、3連がいし連Aと反対方向に連結棒2c
とほぼ同じ長さだけ伸び、その他端部が第3ヨーク片1
cの中央部に当たる頂部に接続されている。
【0011】各導体〜は、第1ヨーク片1aの上端
部,第2ヨーク片1bの上端部,第3ヨーク片1cの両
端部及び第4ヨーク片1bの両端部にそれぞれクランプ
を介して接続されている。なお、図中5はスペーサであ
って、各連結棒2a〜2bに掛け渡されおり、3連がい
し連Aの間隔を所定間隔に保つように作用している。
【0012】上述のように構成された本実施例に係る大
束径6導体3連耐張装置は、6導体のうち、第1〜第4
導体〜は、第1〜第3ヨーク片1a〜1cを介して
外側の2つのがいし連A1 ,A2 に支持され、第5,第
6導体は、第4ヨーク片1dを介して中央のがいし連A
3 に支持される。このように、各がいし連は各導体を分
担して受け持ち、従来のように一点支持機構を必要とし
ないので、その一点支持に耐える機構を必要とせず、小
型・軽量化を図ることができる。
【0013】加えて、第1,第2ヨーク片1a,1bの
下端には、結合部材3を有しているので安定性が優れ、
また、長さの異なる連結棒2a(2b),2c,4を用
いているので、ジャンパ線が形成しやすいという利益が
ある。
【0014】なお、上述の実施例では、3連がいし連A
が水平に配置されるようにしたが、これを垂直となるよ
うに、すなわち全体を90°回転させた状態で鉄塔へ取
付けるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案に係る大束径6導体3連耐張装置
は、第1〜第4導体を第1〜第3ヨーク片を介して外側
の2つのがいし連で支持し、第5,第6導体を第4ヨー
ク片を介して中央のがいし連で支持するようにしたの
で、各がいし連は各導体を分担して受け持つことができ
る。このため、従来のように一点支持機構がないので、
その一点支持に耐える機構を必要とせず、小型・軽量化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る大束径6導体3連耐張
装置の斜視図である。
【図2】各導体の配置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1a〜1d 第1〜第4ヨーク片 A 3連がいし連 〜 第1〜第6導体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された3連のがいし連の外側
    の2つのがいし連に中央部分が接続され、一端部に第1
    導体,第2導体をそれぞれ接続する平行状に設けられた
    第1ヨーク片及び第2ヨーク片と、これら第1ヨーク片
    及び第2ヨーク片の他端部を結合する結合部材と、この
    結合部材の中央部分で接続され、両端部に上記第1導
    体,第2導体と対応させて第3導体,第4導体をそれぞ
    れ接続する第3ヨーク片と、上記3連がいし連の中央の
    がいし連に中央部分が接続され、両端部に第5導体,第
    6導体をそれぞれ接続し、かつ上記第1ヨーク片及び第
    2ヨーク片と直交する配置関係を有して設けられた第4
    ヨーク片と、を有することを特徴とする大束径6導体3
    連耐張装置。
JP1992088586U 1992-12-01 1992-12-01 大束径6導体3連耐張装置 Expired - Fee Related JP2597100Y2 (ja)

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