JP3816939B2 - 耐張がいし装置 - Google Patents

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本発明は、鉄塔に送電線を支持するための耐張がいし装置に関する。
及び図は、鉄塔に4導体を支持する従来の2種類の耐張がいし装置の一例を示す図である。図は送電線7に耐張クランプ6及び連結金具5を介して連結されるヨーク(以下、ライン側ヨークという。)4Aが固定ヨークである場合のものであり、同図(a)はその耐張がいし装置の平面図、(b)は同じく右側面図である。図は送電線7に耐張クランプ6及び連結金具5を介して連結されるライン側ヨーク4Bが半固定ヨークである場合のものであり、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
固定ヨークとは、ヨーク本体のがいし連側の連結金具との結合点と、ヨーク本体の送電線側の連結金具との結合点の間の距離が一定不変のものをいう。半固定ヨークとは、ヨーク本体に2連ヨークが枢着された回動可能な構造により、ヨーク本体とがいし連側の連結金具との結合点と、2連ヨークと送電線側の連結金具との結合点の間の距離が可変のものをいう。
に示す従来の固定ヨークを用いる耐張がいし装置Aは、鉄塔1に接続されるヨーク(以下、アース側ヨークという。)2と、そのアース側ヨークに一端が結合されたがいし連3と、そのがいし連の他端に連結金具10を介して連結されたライン側固定ヨーク4Aと、そのライン側固定ヨークに結合された連結金具5と、その連結金具5に結合された耐張クランプ6とから構成されている。送電線7は、耐張クランプ6により一つの耐張がいし装置Aに支持される。その固定された送電線7の耐張クランプ6から鉄塔1の方向に延びる部分はジャンパ線8として、鉄塔1を迂回し、その鉄塔の別の位置に取り付けられている他の耐張がいし装置の耐張クランプに締着される。そして、耐張がいし装置Aのライン側固定ヨーク4Aには、がいし連の電気的シールドの目的で使用されるアークホーン(以下、単にホーンという。)9と、ジャンパ装置が固定されるが、ホーンはがいし連側の連結金具10に設けたホーン取付部10aにホーン9を取付けている。そして、ジャンパ装置は、固定ヨーク4Aに設けたリンク11を用いて取付けられる。
また、図に示す従来の耐張がいし装置Bが用いる半固定ヨーク4Bは、がいし連のアース側ヨークと反対側のがいし連側に寄った位置で枢着されたヨーク本体41 と、そのヨーク本体の両側にそれぞれ枢着された2連ヨーク42 ,43 とで構成され、各2連ヨークの両端部に連結金具5がそれぞれ結合されている。このライン側半固定ヨーク4Bの場合は、ヨーク本体41 にホーン9とジャンパ装置(図示せず)が固定されるが、ホーン9はヨーク本体41 に一体に形成された取付部にボルトナット等の固着具を用いて取付けられ、ジャンパ装置は、ヨーク本体41 に設けたリンク11を用いて取付けられる。
特になし。
上述のように、上記従来の固定ヨーク4Aの場合は、結金具10にホーン取付部10aを設けたものをヨークから延出するように取付けているから、ホーン取付部を設けるための距離分だけ耐張がいし装置の長さが長くなるという問題があった。
また、上記従来の半固定ヨーク4Bの場合は、ホーン9をヨーク本体41 に直接に取付けるので、がいし連3と半固定ヨーク4Bの間の連結金具10にホーン取付部を設ける必要がないため、耐張がいし装置の長さを短くすることができる。しかし、ヨーク本体41 と2連ヨーク42 ,43 が枢着され、その2連ヨークに連結金具5が結合されているため、耐張がいし装置の連結工事において2連ヨークが回動し易いので、連結金具5を2連ヨーク42 ,43 に連結する緊線作業は、左右のバランスに注意しながら行う必要があるから容易ではなく、工事作業者に大きな負担となるという問題があった。
他方、支持される送電線の数が3以上用の従来のライン側固定ヨークにおいては、ヨークと送電線側の連結金具との結合点が3次元的に配置されるので、ヨークの形状構造は、各送電線から加わる張力及び張設されている送電線が風により揺れる際にヨークに加わる線路方向を軸とした場合の軸周り方向の回転力(ねじり力)に対して十分に耐え得るものである必要がある。さらに、耐張がいし装置の全長をできるだけ短くする要請に応える必要がある。
本発明は、上記の欠点を解決するためになされたものである。すなわち、本発明の課題は、耐張がいし装置の全長をできるだけ短くすることができ、緊線作業を容易に行うことでき、しかも、張力及びねじり力に十分に耐え得る強度を備え、なおかつ、ホーンをヨークに容易に取り付けることができるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、鉄塔に支持されるがいし連と、そのがいし連にがいし連側連結金具を介して連結されるヨークと、そのヨークに送電線側連結金具を介して接続され、送電線を引留める耐張クランプとを有する耐張がいし装置において、(a)前記ヨークは、板状の水平ヨーク部と、その水平ヨーク部の上下のそれぞれの面に前記送電線の線路方向と直角な方向に隔てた位置に設けられた複数の板状の垂直ヨーク部とを一体に有し、(b)前記水平ヨーク部は、その水平ヨーク部の前記送電線の線路方向と直角な方向の両側に前記がいし連側連結金具を取付けるためのがいし連側連結金具取付を有し、(c)前記垂直ヨーク部は、前記水平ヨーク部の両側のがいし連側連結金具取付の間において前記水平ヨーク部に設けられて、前記送電線の線路方向に沿って延在するとともに、前記送電線の線路方向に対して斜め状又は屈曲状に形成され、かつ、前記水平ヨーク部の中心を通る線路方向と平行な垂直面に対して対称形であり、なおかつ、前記垂直ヨーク部の前記送電線側に前記送電線側連結金具を取付けるための送電線側連結金具取付孔を有し、(d)前記ヨークには、アークホーン取付部が一体に設けてあることを特徴としている(請求項1)。
垂直ヨーク部の間隔は、がいし連側と送電線側の一方が他方よりも広くしてあることが好ましい(請求項2)。
垂直ヨーク部の間隔は、送電線側の間隔よりもがいし連側の間隔が狭くしてあることが好ましい(請求項3)。
垂直ヨーク部は、少なくとも送電線側部分が送電線の線路方向と平行であることが好ましい(請求項4)。
ホーン取付部は、水平ヨーク部における垂直ヨーク部の間の部分に設けてあることが望ましい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、次の効果が得られる。すなわち、
第1に、ヨークはホーン取付部を一体に有するので、ホーンをヨークとは別体の取付金具に取付ける場合に比し、耐張がいし装置の全長が著しく短くなる。第2に、ヨークは板状の水平ヨーク部と、その水平ヨーク部の上下のそれぞれの面に送電線の線路方向と直角な方向に隔てた位置に設けられた複数の板状の垂直ヨーク部とを一体に有してなる固定ヨークであるので、緊線作業時は安定性が高く、作業が容易である。第3に、上下の垂直ヨーク部は、送電線の線路方向に沿って延在するとともに、送電線の線路方向に対して斜め状又は屈曲状に形成され、かつ、水平ヨーク部の中心を通る線路方向と平行な垂直面に対して対称形であるので、垂直ヨーク部の水平ヨーク部に対する接続強度が各垂直ヨーク部においてバランス良く増加され、垂直ヨーク部は緊線作業時に送電線から垂直ヨーク部に加わる張力に対して耐えることができる。また、送電線を張設している通常時は、送電線が風により揺れる際に、水平ヨーク部に加わる線路方向を軸とした場合の軸周り方向の回転力(ねじり力)に対して垂直ヨーク部の形状により垂直ヨーク部及び水平ヨーク部が相互に強度を補う。第4に、ヨークは、水平ヨーク部と垂直ヨーク部の間が線路方向と線路方向に対して直角方向に開放された構造となるので、ヨークにホーンの直接取付が容易にできる。第5に、ヨークは形状が単純であるので、製造が容易であり、製造コストの低減が可能である。
請求項2の発明によれば、垂直ヨーク部の間隔は、がいし連側と送電線側の一方が他方よりも広くしてあるため、簡単な構造でありながら、送電線から加わる張力及びねじり力に十分に耐え得る強度を備えたヨークを提供することができる。
請求項3の発明によれば、垂直ヨーク部の間隔は、送電線側の間隔よりもがいし連側の間隔が狭くしてあるので、水平ヨーク部のがいし連側連結金具取付孔に取付けられるがいし連側連結金具は、耐張がいし装置が風などにより揺れる際に垂直ヨーク部に衝突せずに回動することができる。
請求項4の発明によれば、垂直ヨーク部の少なくとも送電線側部分が送電線の線路方向と平行であるので、送電線から加わる張力に対するヨークの強度が確実に増強されるとともに、送電線側連結金具のヨークとの連結性が良好となる。
請求項5の発明によれば、ホーン取付部は水平ヨーク部における垂直ヨーク部の間の部分に設けてあるので、ホーン取付部に取り付けられるホーンの基部間の距離が短くなることにより、ホーンにより形成されるシールドエリアが広くなるので、シールド効果が向上する。
次に、本発明の実施の形態について図1ないし図の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る耐張がいし装置の一例を示す図であり、(a)平面図、(b)は右側面図である。図2は同装置において用いられているライン側固定ヨークの展開図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。図3は図1(a)(b)のヨークを中心とする部分拡大図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図である。図4ないし図6は他の実施の形態を示す図である。
本明細書においては、相対する2つの鉄塔の間に送電線を張設するための耐張がいし装置に関して、その送電線張設方向つまり自鉄塔から相手鉄塔を臨んだ方向を線路方向と定義し、その線路方向に対して上空側と地面側の方向を上下方向と定義し、線路方向に対して水平方向を左右方向と定義する。
図1において、4Nは本発明により改良された送電線数4本用のライン側固定ヨークである。この固定ヨーク4Nは、図2及び図3に示すように、板状の水平ヨーク部401と、その水平ヨーク部の上下のそれぞれの面の送電線の線路方向に対して直角方向に隔てた位置に設けられた複数の板状の垂直ヨーク部402とを一体に有している。そして、水平ヨーク部401の送電線の線路方向に対して直角方向の両側に、がいし連に接続された連結金具(以下、がいし連側連結金具という。)10を取付けるためのがいし連側連結金具取付孔403が設けてあり、各垂直ヨーク部402の送電線側に、送電線を引留める耐張クランプ6に接続された連結金具(以下、送電線側連結金具という場合がある。)5を取り付けるための送電線側連結金具取付孔404が設けてある。
図3において、301はがいし連側連結金具、501は送電線側連結金具である。
垂直ヨーク部402は、水平ヨーク部401の上下にそれぞれ一対設けられ、各垂直ヨーク部は、水平ヨーク部の線路方向に対して直角方向に隔てた位置に設けてある。
そして、図1、図2及び図3に示された実施例では、上下の各一対の垂直ヨーク部402が、水平ヨーク部401に対して上下対称形であって、かつ、水平ヨーク部の中心を通る線路方向と平行な垂直面に対しても対称形に形成されている。また、垂直ヨーク部402の送電線側部分が送電線の線路方向と平行に形成されているとともに、がいし連側の間隔は送電線側の間隔よりも狭く形成されている。
一対の垂直ヨーク部402を、両側のがいし連側連結金具取付孔403の間において、水平ヨーク部401の線路方向に対して直角方向に隔てた位置に設けることにより、その一対の垂直ヨーク部402の間にホーン取付スペースを確保し、その一対の垂直ヨーク部402の間において水平ヨーク部401にホーン取付部405が設けてある。
また、図1、図2及び図3に示された実施例においては、一対の垂直ヨーク部402を、送電線側端部の間隔よりもがいし連側端部の間隔が狭くなるように、線路方向に対してほぼく字形又はへ字形に屈曲状に形成してあり、その垂直ヨーク部402のがいし連側部分の間にホーン取付部405が設けてある。
好ましい実施の形態においては、水平ヨーク部401の送電線側の端部中央にジャンパ装置取付部406が設けられている。
この実施例によるヨーク4Nは、水平ヨーク部401の上下に複数の垂直ヨーク部402が一体に形成してなるので、構造が極めて簡単であるから、一体製造が容易であり、製造コストの低減効果が得られる。また、垂直ヨーク部402が線路方向に対して屈曲状に形成してあるので、水平ヨーク部と複数の垂直ヨーク部が次のような張力及びねじり力に耐え得る相互補強作用効果が奏される。すなわち、このヨークを用いて緊線作業を行う場合は、水平ヨーク部の両側ががいし連に連結されているヨークの上側の一対の垂直ヨーク部402に送電線に結合してある連結金具501を先ず連結するので、送電線から上側の一対の垂直ヨーク部に大きな荷重が加わり、ヨーク4Nは強制的にお辞儀をさせられるような態様で傾く。この時、その荷重は一対の垂直ヨーク部402から水平ヨーク部401に伝わるが、垂直ヨーク部402送電線側が送電線の線路方向と平行に形成されているので、送電線から加わる張力に対して大きな強度を有する。また、垂直ヨーク部402は線路方向に対して屈曲状に形成されているため、垂直ヨーク部402と水平ヨーク部401が相互に補強し合うので、ヨーク4Nはこのような荷重に対して十分に耐えることができる。
また、緊線後に送電線が風を受けて揺れると、水平ヨーク部401には線路方向を軸としてその軸周りの回転力(ねじり力)が加わるが、垂直ヨーク部402は線路方向に対して屈曲状に形成されているので、ヨーク4Nはこのようなねじり力に対しても大きな強度を備えている。
ヨーク4Nは、さらに、水平ヨーク部401の上下に複数の垂直ヨーク部402が一体に形成してなり、上下左右方向に開放されているので、ホーン取付部405に対してホーン9をボルトナットなどで容易に直接取り付けることができる。
に示したライン側固定ヨーク4N 2 は、がいし連側連結金具取付孔403を有する水平板401の上下に送電線側連結金具取付孔404を有する2枚の垂直ヨーク部402を送電線の線路方向に対して直角方向に隔てた位置に設け、かつ、垂直ヨーク部402の送電線側端部間距離L1よりも垂直ヨーク部402のがいし連側端部間距離L2が小さくなるように逆ハ字形に斜めに接合することにより、水平板401のがいし連側連結金具取付孔403と垂直ヨーク部402の間を広くして、その間にホーン取付スペースを確保し、そこにホーン取付部405を設けた例である。
(a)に示したライン側固定ヨーク4N 3 は、基本形状が図のものと同じである場合に、垂直ヨーク部402の送電線側端部間距離L1 は図のL1 と同じで、垂直ヨーク部402のがいし連側端部間距離Lを図のものL2 よりも若干大きくし、左右の 垂直ヨーク部402の間を広くして、その広くした水平ヨーク部にホーン取付部405を設けた例である。
(b)に示したライン側固定ヨーク4N 4 は、基本形状が図のものと同じである場合に、上下それぞれ一対の垂直ヨーク部402を線路方向に対して斜め状に形成して、垂直ヨーク部402の送電線側端部間距離L1 は図の距離L1 と同じで、垂直ヨーク部402がいし連側端部間距離L3 をL1 よりも大きくなるように、ハ字形に接合することにより、垂直ヨーク部402の間をがいし連側において広くして、その間にホーン取付スペースを確保し、そこにホーン取付部405を設けた例である。
(a)(b)に示されたライン側固定ヨーク4N 5 ,4N 6 は、水平ヨーク部401の上側及び下側に設けられるそれぞれ一対の垂直ヨーク部402を、水平断面形状がクランク状に屈曲して、垂直ヨーク部402をがいし連側又は送電線側の一方側が狭く、他方側が広くなるように形成して、それによって水平ヨーク部の広げられた部分にホーン取付部405を設けた例である。
図4、図5及び図6に示されたいずれの例も、ヨークにホーン取付部が一体に設けられ、開放構造であるから、ホーンを容易に直接取り付けることができる点で共通している。
図4、図5(a)及び図6(b)に示されるように、左右の垂直ヨーク402をその間ががいし連側が狭くなるように水平ヨーク部401に設けた場合は、それら水平ヨーク部401のがいし連側連結金具取付孔403の周囲に垂直ヨーク部402との間に空隙ができるため、がいし連側連結金具取付孔403に対するがいし連側連結金具の取り付けが容易になり、また、がいし連側連結金具取付孔403に取り付けられるがいし連側連結金具は、送電線などが揺れる際に、垂直ヨーク部に邪魔されることなく、そのがいし連側連結金具取付孔403を中心として回動可能である。従って、がいし連側連結金具の破損が防止される。
また、図5(b)と図6(a)の例のように、垂直ヨーク部ががいし連側連結金具取付孔403と送電線側連結金具取付孔404とを結ぶ線に近い位置、すなわち、がいし連と送電線からヨークに加わる張力の伝達方向に近い位置に設けられるので、これらの垂直ヨーク部はヨーク全体の張力及びそれらに基づく捩りモーメントに対する強度が一層増大される。
以上の実施の形態は、本発明を送電線数4本用のライン側固定ヨークに適用した場合のものであるが、本発明は、送電線数が3本以上用のライン側固定ヨークにも同様に適用可能である。
本発明に係る耐張がいし装置の一例を示す図であり、(a)平面図、(b)は右側面図。 同装置において用いられているライン側固定ヨークの展開図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図。 図1(a)(b)のヨークを中心とする部分拡大図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図。 他の実施の形態を示す図2と同様の展開図。 他の実施の形態を示す図。 さらに他の実施の形態を示す図。 従来の固定ヨークを用いる耐張がいし装置を示す図。 従来の半固定ヨークを用いる耐張がいし装置を示す図。
符号の説明
NA 耐張がいし装置
2 アース側ヨーク
3 がいし連
4N ライン側固定ヨーク
4N1〜4N6 ライン側固定ヨーク
401 水平ヨーク部
402 垂直ヨーク部
403 がいし連側連結金具取付孔
404 送電線側連結金具取付孔
405 ホーン取付部
406 ジャンパ装置取付部
5 送電線側連結金具
9 ホーン(アークホーン)
10 がいし連側連結金具

Claims (5)

  1. 鉄塔に支持されるがいし連と、そのがいし連にがいし連側連結金具を介して連結されるヨークと、そのヨークに送電線側連結金具を介して接続され、送電線を引留める耐張クランプとを有する耐張がいし装置において、
    前記ヨークは、板状の水平ヨーク部と、その水平ヨーク部の上下のそれぞれの面に前記送電線の線路方向と直角な方向に隔てた位置に設けられた複数の板状の垂直ヨーク部とを一体に有し、
    前記水平ヨーク部は、その水平ヨーク部の前記送電線の線路方向と直角な方向の両側に前記がいし連側連結金具を取付けるためのがいし連側連結金具取付を有し、
    前記垂直ヨーク部は、前記水平ヨーク部の両側のがいし連側連結金具取付の間において前記水平ヨーク部に設けられて、前記送電線の線路方向に沿って延在するとともに、前記送電線の線路方向に対して斜め状又は屈曲状に形成され、かつ、前記水平ヨーク部の中心を通る線路方向と平行な垂直面に対して対称形であり、なおかつ、前記垂直ヨーク部の前記送電線側に前記送電線側連結金具を取付けるための送電線側連結金具取付孔を有し、 前記ヨークには、アークホーン取付部が一体に設けてある、
    ことを特徴とする耐張がいし装置。
  2. 垂直ヨーク部の間隔は、がいし連側と送電線側の一方が他方よりも広くしてあることを特徴とする請求項1に記載の耐張がいし装置。
  3. 垂直ヨーク部の間隔は、送電線側の間隔よりもがいし連側の間隔が狭くしてあることを特徴とする請求項1に記載の耐張がいし装置。
  4. 垂直ヨーク部は、少なくとも送電線側部分が送電線の線路方向と平行であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の耐張がいし装置。
  5. アークホーン取付部は、水平ヨーク部における垂直ヨーク部の間の部分に設けてあることを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の耐張がいし装置。
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