JPS58348Y2 - 架空送電線のジヤンパ線支持装置 - Google Patents

架空送電線のジヤンパ線支持装置

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Publication number
JPS58348Y2
JPS58348Y2 JP1977022967U JP2296777U JPS58348Y2 JP S58348 Y2 JPS58348 Y2 JP S58348Y2 JP 1977022967 U JP1977022967 U JP 1977022967U JP 2296777 U JP2296777 U JP 2296777U JP S58348 Y2 JPS58348 Y2 JP S58348Y2
Authority
JP
Japan
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support
jumper wire
power transmission
transmission lines
support rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977022967U
Other languages
English (en)
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JPS53117994U (ja
Inventor
中島康裕
Original Assignee
日本碍子株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は架空送電線のジャンパ線支持装置に関するもの
である。
架空送電線の耐張個所においては、ジャンパ線と塔体と
のクリアランスを確保するためジャンパ線の横振れおよ
びたるみの防止を目的としたジャンパ線支持装置が用い
られており、従来例えば第5図に示すように、鉄塔アー
ム21から吊り下げたV字状または単連の碍子連22の
下端に取り付けた重錘機能を備える支持体23に鉄塔ア
ーム幅方向に延長する支持杆24の中間部を固定し、該
支持杆24の両端に取り付けたスペーサ25により耐張
碍子連26の線側相互を連結するジャンパ線27の中間
部を保持してなるジャンパ線支持装置或いは第6図に示
すように、鉄塔アーム幅方向に延長する支持杆24の両
端を鉄塔アーム21の耐張碍子連26の線側からそれぞ
れ吊り下げた吊り下げ具28で支持し、該支持杆24に
ジャンパ線2γを添わせたジャンパ線支持装置が知られ
ている。
ところが、これらのジャンパ線支持装置を例えば100
OKV、8導体よりなる大容量送電線などジャンパ線の
長さが非常に長くなる送電線に適用するにあたっては次
のような大きな欠点がある。
即ち、ジャンパ線の長さが犬となると必然的にジャンパ
線を補強支持する支持杆24の長さも犬としなければな
らないが、第5図に示したものはジャンパ線を補強支持
する支持杆24が中央部を支持体23に固定された片持
梁となっているため、送電線直角方向に風圧荷重が働い
て鉄塔両側の耐張碍子連26が揺動すると支持杆24の
支持体23における固定部分は繰返し曲げ荷重をうけ、
碍子連22はねじり荷重をうけるうえ適用した送電線の
耐張個所に水平角があるとジャンパ線は水平角度分だけ
引き回されるため、その剛性によって片持梁となってい
る支持杆24は常時曲げ荷重を受けることも加わって疲
労による変形破壊を起すおそれがあるという送電線に不
可欠な信頼性の面で欠点があり、また第6図に示したも
のは吊り下げ具28によって支持杆24の両端が支持さ
れているだけで中央部が碍子連などで支持されていない
ため、風圧荷重に対して横振れしやすいうえ適用した送
電線の耐張個所に水平角があると支持杆24は塔体に接
近するのでジャンパ線と塔体とのクリアランスを確保す
るには鉄塔アームを太きくしなければならないという欠
点があった。
また両者とも支持杆24は長さが犬であるにもかかわら
ず一体型で且つ第5図に示すものでは中央部のみで支持
され、第6図に示すものでは両端のみで支持されるため
にその日型とジャンパ線の重量によるたわみを防止する
には例えば支持杆24がパイプ製の場合その外径を大き
くするとともに肉厚を厚くするなどして強度を犬としな
ければならず、重量は犬となって製作、運搬および組立
作業に非常な手数がかかるうえ高価なものとなる欠点が
あった。
本考案は前記のような欠点のない架空送電線のジャンパ
線支持装置を目的として完成されたもので、以下図示の
実施例につき詳細に説明する。
第1図および第2図に示す実施例は4導体用に適用した
もので、鉄塔1′の鉄塔アーム1からV字状または単連
で吊り下げた碍子連2の下端には重錘機能を持つととも
に両側に支持杆取付部9を備えた支持体3を該支持杆取
付部9が鉄塔アーム幅方向にそれぞれ位置するように取
り付け、該支持杆取付部9にはそれぞれアルミパイプま
たはスチールパイプなどよりなる支持杆4を水平および
垂直方向に回動自在に一端において取付けるとともにそ
の他端力はそれぞれ耐張碍子連6の線側から吊り下げた
長さの調節できる吊り下げ具8にて支持する。
また、前記各支持杆4にはそれぞれ4導体用のスペーサ
5を例えば2個ずつ取り付け、これらのスペーサ5によ
って耐張碍子連6の線側相互を連結するジャンパ線7を
支持杆4に添装保持させる。
なお、支持体3の支持杆取付部9は第3図の他の実施例
に示すように、適用する送電線の水平角にあわせて支持
体3と支持杆取付点Aとの間隔りを適宜選定した別金具
として支持体3にボルト10で締めて取り付けるように
してもよく、また、支持杆4も複数のパイプ或いは■形
鋼などで構成してもよく、支持体3と支持杆4との回動
自在な取り付は機構は適宜とする。
また、支持体3は第4図の他の実施例に示すように、重
錘11の両側にボルトナツト12で連結リンク13を抱
き合せて重錘11の鉄塔アーム幅方向の両側に支持杆取
付部9をそれぞれ設けるなどその構成は適当なものとす
ることができ、また、吊り下げ具8も第1図に示したよ
うな金具の組合せのほか送電電流の分流防止のため金具
と碍子など絶縁材の組合せ或いは吊り下げ具8全体を強
靭な合成樹脂絶縁材にて構成してもよく、その構成およ
び材質に制限はない。
このように構成されたものは、ジャンパ線の長さが非常
に長くなる大容量送電線或いは水平角を有する耐張個所
に適用しても鉄塔アーム1から碍子連2を介して吊り下
げた支持体3は碍子連2による支持と自重とによって鉄
塔に接近することはなく、長さの小な鉄塔アーム1をも
ってしてもジャンパ線7と塔体とのクリアランスをよく
確保できるものであって、また、前記支持体3の鉄塔ア
ーム幅方向の両側にそれぞれ一端において回動自在に取
り付けられるとともにその各他端力をそれぞれ耐張碍子
連6の線側から吊り下げた吊り下げ具8にて支持されて
ジャンパ線7を添装保持している支持杆4は送電線直角
方向に風圧荷重が動いて鉄塔両側の耐張碍子連6が揺動
しても支持体3に一端において水平および垂直方向に回
動自在となっている該支持杆4には大きな曲げモーメン
トが働かず、疲労による変形破壊をもたらすことはない
ものである。
さらに、支持体3の両側にあって2分された形となって
いる支持杆4は一体型とした従来のものと異なりその製
作、運搬および組立作業がきわめて容易となる経済上の
大きな利点があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す正面図、第2図はその
要部平面図、第3図は要部の他の実施例を示す平面図、
第4図は要部のさらに他の実施例を示す平面図、第5図
は従来装置の1例の正面図、第6図は従来装置の他の例
の正面図である。 1:鉄塔アーム、2:碍子連、3:支持体、4:支持杆
、5ニスペーサ、6;耐張碍子連、7:ジャンパ線、8
;吊り下げも

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄塔アーム1から碍子連2を介して吊り下げた支持体3
    の鉄塔アーム幅方向の両側に、支持杆4をそれぞれ一端
    において水平および垂直方向に回動自在に取り付けてそ
    の各他端方はそれぞれ耐張碍子連6の線側から吊り下げ
    た吊り下げ具8にて支持し、該支持杆4にジャンパ線7
    を添装したことを特徴とする架空送電線のジャンパ線支
    持装置。
JP1977022967U 1977-02-25 1977-02-25 架空送電線のジヤンパ線支持装置 Expired JPS58348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977022967U JPS58348Y2 (ja) 1977-02-25 1977-02-25 架空送電線のジヤンパ線支持装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53117994U JPS53117994U (ja) 1978-09-19
JPS58348Y2 true JPS58348Y2 (ja) 1983-01-06

Family

ID=28858689

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JP1977022967U Expired JPS58348Y2 (ja) 1977-02-25 1977-02-25 架空送電線のジヤンパ線支持装置

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JPS53117994U (ja) 1978-09-19

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