JPS6029780Y2 - ジヤンパ−v吊懸垂装置 - Google Patents

ジヤンパ−v吊懸垂装置

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Publication number
JPS6029780Y2
JPS6029780Y2 JP3956679U JP3956679U JPS6029780Y2 JP S6029780 Y2 JPS6029780 Y2 JP S6029780Y2 JP 3956679 U JP3956679 U JP 3956679U JP 3956679 U JP3956679 U JP 3956679U JP S6029780 Y2 JPS6029780 Y2 JP S6029780Y2
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JP
Japan
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yoke
suspension
conductors
jumper
strips
Prior art date
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Expired
Application number
JP3956679U
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English (en)
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JPS55140213U (ja
Inventor
充 安井
廣 関
Original Assignee
東京電力株式会社
大同電機工業株式会社
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Publication date
Application filed by 東京電力株式会社, 大同電機工業株式会社 filed Critical 東京電力株式会社
Priority to JP3956679U priority Critical patent/JPS6029780Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はUHV級大容量送電用となる全体として環状配
列を呈す8導体、m導体、1湧体等の多導体を懸垂する
ジャンパー■吊懸垂装置に係わり、コンパクトな懸垂ヨ
ーク本体使用とし狭線間設計に供す如くしたことを目的
とするものである。
従来、一般に用いられている重錘型となるジャンパーV
吊懸垂装置としては、単に重錘を収容せる枠形懸垂ヨー
ク本体の側面にジャンパー固定クランプを、直接その導
体数に応じた固数に取付けただけで(例えば、4導体に
あっては4個)、且つこの■吊手段としては該枠形懸垂
ヨーク本体の最上端にヨーク片を配し、これに■吊碍子
連の下端を直接取付ける如くした懸垂装置であった。
しかし上記の様に方形配列となる4導体程度では、素導
体の東直径が小さいため、比較的小型に■吊を構威しえ
るものとなるが、近時開発せられている団W級大容量送
電方式にあっては、多導体10導、1湧体等の如き極め
て多なる環状配列せねばならず、従って素導体の東直径
が必然的に大となり、従来の最上位を■吊点とするヨー
ク使用では装置全体が大型化されるばかりで、延いては
鉄塔の大型化を招くものとなっている。
本考案は上記実情に鑑み、m導体等の環状配列を多導体
を最小吊下げ距離に■吊しえれば狭線間設計に寄与しえ
ることに着目し、本考案を完成したものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
第1図は104’体使用を示すもので、1は開口自在と
なる上端より重錘2を適宜枚数落し込み順次積層するコ
状の枠形懸垂ヨーク本体で、該枠形懸垂ヨーク本体1の
線路方向に向く側面部1aの上端と下端位置に、全体と
して環状配列を採る1帽体(多導体)中、上2条と下2
条となる導体3をクランプするジャンパー固定クランプ
4を夫々取付けると共に、残る6導体3のジャンパー固
定クランプ4を、前記上、下2条のジャンパー固定クラ
ンプ4間となる側面部1aに横突設した6枚(片方3枚
)のヨーク片部5の先端に取付ける。
この場合、各ヨーク片部5の突設長さは環状配列にあっ
て、中上2条、中2条、中下2条の配設間隔に対応する
長さをもって配し、且つ各ヨーク片部5中、中上2条用
となる最上位ヨーク片部5aだけは上方に向けた広幅ヨ
ークとし、該最上位ヨーク片部5aのジャンパー固定ク
ランプ4より上の隙に碍子連用取付孔6を穿ち、枠形懸
垂ヨーク本体1と両側に突設のヨーク片部5の全体で■
吊懸垂ヨーク1′となる。
9は塔体8に固定した取付金具7に上端を係止したV吊
の碍子連で、該碍子連9の下端を前記■吊懸垂ヨーク1
′の最上位ヨーク片部5aの取付孔6に連結し、上記全
構成にてジャンパーV吊懸垂装置としたものである。
この場合、■吊配設の碍子連9,9の張力線上の交点a
は、重錘2を配す縦長の枠形懸垂ヨーク本体1の中央よ
り上方に位置し、該枠形懸垂ヨーク本体1の吊下がり安
定をよくしてなる。
また、各ジャンパー固定クランプ4にクランプされる環
状配列多導体3は、全体として前記枠形懸垂ヨーク本体
1、ヨーク片部5を完全に包囲し、導体のシールド効果
により、UHV級大容量送電にあっても重錘部、ヨーク
部にコロナを招かないものである。
尚、10は取付孔6部に配す碍子連9の下端部に設けた
ホーン取付金具11に有するホーンである。
いまこの作用を説明すると、先ず旬導体のジャンパー導
体3の振分けてクランプすることは、従来同様の工程を
もって行ない、該導体3をジャンパー固定クランプ4に
クランプするものである。
この様にクランプされた環状配列の1部体の導体3群は
、懸垂ヨーク本体1にセットされた重錘2にて、張力又
は風圧等により浮力を受けてもこれを抑制しえるものと
なる。
しかもこの場合、■吊の碍子連9,9の取付点は、■吊
懸垂ヨーク1′の中間肩部位置となる最上位のヨーク片
部5a、5aに取付き、即ち小なくとも環状配列を採る
1部体の上2条の導体3,3は■吊取付点線上より上方
に位置しているため、この環状配列の10導体を配す■
吊懸垂ヨーク1′は実質的に上方へ引上げられた状態と
なり、狭線間設計に役立ち、■吊懸垂装置全体がコンパ
クトとなる。
更に、この最上位となる横張出しのヨーク片部5aの上
端に■吊の取付点を配してなるため、該取付点に連結す
る碍子連9の下端に介在するこの線上と交直に配す環状
のホーン10は、環状配列となる1部体を包囲する位置
を採るものとなり、環状配列導体にあってもシールド効
果を最大としえるものである。
尚、この様に■吊の支持点を下げれば、この■吊の張力
延線交点がV吊懸垂ヨーク1′の重心に近づくため横振
れに対する安定性も向上する。
第2図は1部体使用となる他の実施例を示す■吊懸垂ヨ
ーク1′で、これは前記10導体使用に比してジャンパ
ー固定クランプ4を配すヨーク片部5を、一対処だけ余
分に横張出したものである。
勿論、この場合各ジャンパー固定クランプ4にクランプ
される導体3群は、全体として環状配列を採るものであ
る。
ここにおいても、上2条の導体3,3は、■吊碍子連の
取付点より上方に位置しているため、■吊懸垂ヨーク1
′は実質的に上方へ引上げられるものとなる。
勿論シールド効果も最大となる。上述の様に本考案は、
重錘を配す枠形懸垂ヨーク本体に複数枚のヨーク片部を
横張出しとし、該ヨーク片部の先端及びヨーク本体の上
下端両側に、全体として環状配列を採るを導体の固定ク
ランプを取付け■吊懸垂ヨークとし、この最大ヨーク片
部に■吊碍子連を取付け、且つ該碍子連の基端にホーン
を配すことにより、多導体を実質的に引上げたV吊使用
が出来る。
このことはUHV級送電用となる東直径の大の用導体、
1部体に最適で、コンパクトとなるため、狭線間設計に
対処し、延いては鉄塔の高さを少しでも低(しえるもの
である。
又、両側に突設のヨーク片部中、最上位ヨーク片部に連
結するV吊の碍子連の張力線上交点を、重錘を配す枠形
懸垂ヨーク本体の中央より上方に位置させたことにより
、ヨーク本体部の懸垂安定もよく、且つ環状配列の導体
の径内に重錘部が納まるため、導体のシールド効果によ
りコロナ性能面も問題ない等の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図A、 Bは
m導体使用の正面図及び同最上位ヨーク部の側面図、第
2図は1湧体用となる他の実施例のヨーク部の正面図で
ある。 1・・・・・・枠形懸垂ヨーク本体、2・・・・・・重
錘、3・・・・・・導体、4・・・・・・ジャンパー固
定クランプ、5・・・・・・ヨーク片部、5a・・・・
・・同最上位ヨーク部、6・・・・・・碍子連用連結孔
、7・・・・・・取付金具、9・・・・・・碍子連。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に適宜枚数の重錘2を積層収容するコ状の枠形懸垂
    ヨーク本体1を形成すると共に、該懸垂ヨーク本体1の
    線路方向に向く側面部1aに、環状配列多導体の上2条
    と下2条を除いた導体数の枚数をもつヨーク片部5を左
    右に突設し、且つ該ヨーク片部5中、最上位ヨーク片部
    5aのみを碍子連用取付孔6を配す広幅ヨークとし、前
    記側面部1aの上端と下端位置に上2条と下2条用のジ
    ャンパー固定クランプ4を夫々直接取付け、残る導体の
    ジャンパー固定クランプ4を前記ヨーク片部5の突設先
    端に固定し、また前記最上位ヨーク片部5aの上端の碍
    子連用取付孔6に■吊の碍子連9の下端を連結し、該■
    吊の碍子連9の張力線上となる交点aを、前記枠形懸垂
    ヨーク本体1の中央より上方に位置するよう設定してな
    るジャンパーV吊懸垂装置。
JP3956679U 1979-03-27 1979-03-27 ジヤンパ−v吊懸垂装置 Expired JPS6029780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3956679U JPS6029780Y2 (ja) 1979-03-27 1979-03-27 ジヤンパ−v吊懸垂装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55140213U JPS55140213U (ja) 1980-10-06
JPS6029780Y2 true JPS6029780Y2 (ja) 1985-09-07

Family

ID=28906636

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JP3956679U Expired JPS6029780Y2 (ja) 1979-03-27 1979-03-27 ジヤンパ−v吊懸垂装置

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