JPS5854831Y2 - タイダウン式シヤンパ−線支持装置 - Google Patents

タイダウン式シヤンパ−線支持装置

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Publication number
JPS5854831Y2
JPS5854831Y2 JP8391680U JP8391680U JPS5854831Y2 JP S5854831 Y2 JPS5854831 Y2 JP S5854831Y2 JP 8391680 U JP8391680 U JP 8391680U JP 8391680 U JP8391680 U JP 8391680U JP S5854831 Y2 JPS5854831 Y2 JP S5854831Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jumper
tie
insulators
support
jumper wire
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Expired
Application number
JP8391680U
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English (en)
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JPS577831U (ja
Inventor
博道 森
悠二 中川
Original Assignee
大同電機工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はUHV送電線路に用いるタイダウン式ジャンパ
ー線支持装置に関し、詳しくは10導体等の多導体より
なるジャンパー線をタイダウン方式にて支持するもので
あり、このジャンパー碍子連部のコロナ特性を良好とす
ることを目的としたものである。
現在、多導体を採る大容量の送電線路において用いられ
る鉄塔を小型化するためのタイダウン式ジャンパー線支
持装置は、この多導体となるジャンパー線を外周囲に配
す単一のヨーク又はリングの上下端に、上部アームより
垂下せる上部ジャンパー碍子連端と下部アームに向う下
部ジャンパー碍子連端を連結金具をもって直接取付ける
構成としてなる。
この場合、充電部際の碍子は夫々ジャンパー線の環状配
列外方に位置してなり、このため該碍子部にコロナが発
生し易くなっている。
即ち、旧来のタイダウン式ジャンパー線支持は、単に塔
体等へのクリアランス確保を主眼としたものであり、碍
子連自体の電気的特性まで考慮されていなかった。
しかし、近時にわかに開発せられるUHV (1000
KV)送電線路にあっては、コロナ対策も一つの課題と
なって米た。
本考案は上記実情に鑑みなされたものである。
即ち、本考案はジャンパー碍子連中、充電部際の碍子を
多導体(10導体等)中へ臨ませ、碍子のコロナ特性を
良くしたものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
図面は環状配列となる10導体のジャンパー線使用の支
持装置を示すもので、1,1はジャンパー碍子連の前後
位置に配す線路方向と直交の一対となるヨーク状支持部
材で、該支持部材1,1の対向面の中央に線路方向とな
る垂直の吊板部材2を介在し、この両端を溶着し平面H
形を呈す一体のジャンパー線支持体3を構成するととも
に、各支持部材1の星形ヨーク部となる10導体用支持
片部1a端に夫々ジャンパークランプ4を取付け、2点
支持タイプとしてなる。
この場合、中央に位置する吊板部材2の縦巾は、両側に
位置する支持部材1゜1の縦巾より短く形威し、該吊板
部材2の中央上。
下に設ける碍子の引留点a、a’を狭巾とし、上部ジャ
ンパー碍子連5の充電部際となる最下位の碍子5a及び
下部ジャンパー碍子連5′の最上位の碍子5a′が、前
記各ジャンパークランプ4,4に把持される10導体の
ジャンパー線6の環状配列の枠内に位置するよう構成し
てなる。
いよこの作用を説明すると、先ず10導体のジャンパー
線6をタイダウン方式にて張設するに際し、鉄塔アーム
部7に基端を係止してなる耐張碍子連8に引留められた
本線9より引出せる全体として環状配列を呈す10導体
のジャンパー線6を、上部の鉄塔アーム部7より垂下し
た上部ジャンパー碍子連5と下部の鉄塔アーム部7に下
端を引留めてなるジャンパー線支持体3の前後のジャン
パークランプ4,4部に把持するものである。
即ち、ジャンパー線6は中央を支持する全体としてH形
を呈すジャンパー線支持体3の線路方向前後位置となる
支持部材1,1に突設の導体数の支持片部1a、1a端
に設けたジャンパークランプ4,4の2点にクランプし
、ジャンパー線6を全体として鉄塔本体10に対し横張
出し状態とし、該鉄塔本体10に対し、一定のクリアラ
ンスを保つものとしてなる(第4図参照)。
この様に、一定間隔lをもつ2枚の支持部材1゜1部と
なる2点でジャンパー線6がクランプされれば、この円
弧状の横張出しとなるジャンパー線6の曲げ角度θ2及
びθ3が、第5図の点線で示した如く旧来一般に用いら
れる1点でのクランプ(1枚の支持部材使用)における
曲げ角度θ1より小さく設定しえるため(θ1−02+
03)、該ジャンパー線6の曲げ応力も小さくなる。
ここにおいて、ジャンパー支持体3の吊板部材2部の上
、下端の引留点a、a’に、連結金具11.11を介し
て連結した上部ジャンパー碍子連5及び下部ジャンパー
碍孔連5′の充電際となる碍子5a及び5a’は、前記
引留点a、a’の位置が該碍子5a。
5a’が環状配列となる10導体のジャンパー線6の環
状枠内に臨むように設定してなるため、引留点a、a’
に取付いた連結金具11.11及び碍子5a、5a’が
環状のジャンパー線6群自体にて完全にシールドされる
結果となり、UHV (1000KV)送電にあっても
コロナの発生を阻止し得るものとなる。
第6図はジャンパー支持体3の他の実施例を示すもので
ある。
これは線路方向の前後に配す支持部材1の形状をリング
状支持部材1′としたもので、該リング状支持部材1′
の周縁に導体数に応じた支持片部1aを突設し、該支持
片部1aにジャンパークランプ4を取付け、且この一対
のリング状支持部材1’、1部間に前記同様に吊板部材
2を一体介在しジャンパー支持体3としてなる。
勿論この場合、吊板部材2の上、下端の引留点a、a’
の位置は狭巾とし、充電部際の碍子5a、5a’が多導
体のジャンパー線6の環状枠内に臨む如くしコロナ特性
を良くシ、且支持部材1′がリング構成してなるため、
ヨーク部材構成より軽量となり、架設後にあっては風圧
荷重も受けにくいタイプである。
上述の様に本考案のタイダウン式ジャンパー線支持装置
は、少なくとも上部ジャンパー碍子連及び下部ジャンパ
ー碍子連の充電部際となる末端の碍子を、多導体の環状
配列となるジャンパー線の環状枠内に位置するようジャ
ンパー線支持体を構成したことにより、前記充電部際の
碍子はジャンパー線にて完全シールドされ、コロナの発
生をみず、UHV送電の如き大容量送電に最適の装置と
なる。
しかも、この場合ジャンパー線はジャンパー線支持体の
前後に位置した2枚の支持部材に配すジャンパークラン
プにて2点支持となるため、横張出しにおける支持部の
曲げ角度を小さくし得、電線に無理な応力を与えない堅
牢な横張出しとなる。
更に、本考案は構造が簡略化してなるため、製作が簡単
となり、且軽量であるため取扱いも容易となる等の実用
的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は要部を示
す縦断正面図、第2図は側面図、第3図は使用状態の側
面図、第4図、第5図はジャンパー線の横張出し状態の
要部を示す説明図、第6図はジャンパー線支持体の他の
実施例を示す縦断正面図である。 1・・・・・・支持部材、2・・・・・・吊板部材、3
・・・・・・ジャンパー線支持体、4・・・・・・ジャ
ンパークランプ、5・・・・・・上部ジャンパー碍子連
、5a・・・・・・同碍子、5′・・・・・・下部ジャ
ンパー碍子連、5a’・・・・・・同碍子、6・・・・
・・ジャンパー線、a a’・・・・・・引留点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体として環状配列となる多導体のジャンパー線に応じ
    たジャンパークランプを外周囲に配す2枚の支持部材を
    一定間隔をもって平行とするとともに、該支持部材間に
    線路方向となる吊板部材を直交状に介在して一体のジャ
    ンパー線支持体を形威し、前記吊板部材の中央の上、下
    端部にタイダウン用ジャンパー碍子連を、少なくとも該
    碍子連の末端の碍子がジャンパー線の環状枠内に臨むよ
    う取付けてなるタイダウン式ジャンパー線支持装置。
JP8391680U 1980-06-16 1980-06-16 タイダウン式シヤンパ−線支持装置 Expired JPS5854831Y2 (ja)

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JP8391680U JPS5854831Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 タイダウン式シヤンパ−線支持装置

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JP8391680U JPS5854831Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 タイダウン式シヤンパ−線支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS577831U JPS577831U (ja) 1982-01-16
JPS5854831Y2 true JPS5854831Y2 (ja) 1983-12-14

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ID=29446228

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