JPS6116750Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116750Y2 JPS6116750Y2 JP14630980U JP14630980U JPS6116750Y2 JP S6116750 Y2 JPS6116750 Y2 JP S6116750Y2 JP 14630980 U JP14630980 U JP 14630980U JP 14630980 U JP14630980 U JP 14630980U JP S6116750 Y2 JPS6116750 Y2 JP S6116750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- spacers
- vibration
- spacer
- dampers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 35
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 25
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多導体送電線路におけるサブスパン内
に発生する振動、特に低周波大振幅の振動を効率
よく抑止し得た多導体送電線路に関するものであ
る。
に発生する振動、特に低周波大振幅の振動を効率
よく抑止し得た多導体送電線路に関するものであ
る。
多導体送電線路は、複数本の導体を鉄塔間に架
設すると共に、各導体は複数個のスペーサにより
その間隔が保持されている。
設すると共に、各導体は複数個のスペーサにより
その間隔が保持されている。
従来、この種多導体送電線路における鉄塔とス
ペーサとの間及びスペーサ相互間におけるサブス
パン振動を防止する対策としては、スペーサ相互
間の間隔を狭くする方法やスペーサに防振効果を
具備させたスペーサダンパを使用する方法が広範
囲に採用されていた。
ペーサとの間及びスペーサ相互間におけるサブス
パン振動を防止する対策としては、スペーサ相互
間の間隔を狭くする方法やスペーサに防振効果を
具備させたスペーサダンパを使用する方法が広範
囲に採用されていた。
しかしながら、前者の方法では多くのスペーサ
を取付けるため、その取付作業が面倒となる欠点
があつた。
を取付けるため、その取付作業が面倒となる欠点
があつた。
また後者の方法は、スペーサにダンパー効果を
具備させてなるから、サブスパン内に比較的高周
波低振幅の振動が生じた場合には、その防振効果
が生じるが、これが低周波（例えば20Hz以下）で
大振幅の振動が生じた場合には、スペーサ取付点
が振動の節になりやすいと共に振動消費エネルギ
ーが少いので防振効果に劣る欠点があつた。
具備させてなるから、サブスパン内に比較的高周
波低振幅の振動が生じた場合には、その防振効果
が生じるが、これが低周波（例えば20Hz以下）で
大振幅の振動が生じた場合には、スペーサ取付点
が振動の節になりやすいと共に振動消費エネルギ
ーが少いので防振効果に劣る欠点があつた。
本考案はこのような欠点を改良したものであ
る。
る。
これを第１図に示した一実施例に基づき説明す
る。
る。
図は１０導体送電線路に本考案を適用した例を
示す。
示す。
図において１，１′は導体を示し、この導体
１，１′は鉄塔支持点２，２′間に架設すると共に
複数個のスペーサ３，３′により所定間隔に保持
してある。スペーサ３，３′間及び鉄塔支持点
２，２′とこれに近接したスペーサ３又は３′間の
距離は総て同一としてある。
１，１′は鉄塔支持点２，２′間に架設すると共に
複数個のスペーサ３，３′により所定間隔に保持
してある。スペーサ３，３′間及び鉄塔支持点
２，２′とこれに近接したスペーサ３又は３′間の
距離は総て同一としてある。
また図において４，４′は１本の導体１に取付
けた複数個のダンパーを示す。
けた複数個のダンパーを示す。
ダンパー４，４′は、導体１に添設する振動抑
止バー５を具備する。振動抑止バー５としては金
属撚線を使用し、これを振動抑止バー５と導体１
とを把持するクランプ６を介して導体１に添設し
てある。この金属撚線の振動抑止バーは素線間摩
擦や弾性ヒステリシス損により振動エネルギーを
消費する。
止バー５を具備する。振動抑止バー５としては金
属撚線を使用し、これを振動抑止バー５と導体１
とを把持するクランプ６を介して導体１に添設し
てある。この金属撚線の振動抑止バーは素線間摩
擦や弾性ヒステリシス損により振動エネルギーを
消費する。
また、このダンパー４，４′の導体１への取付
点、即ちクランプ６の導体１への取付位置は、鉄
塔支持点２又は２′とスペーサ３又は３′との間及
びスペーサ３，３′相互間の総てのサブスパン内
に位置するように、ダンパー４，４′を並べて取
付けてある。
点、即ちクランプ６の導体１への取付位置は、鉄
塔支持点２又は２′とスペーサ３又は３′との間及
びスペーサ３，３′相互間の総てのサブスパン内
に位置するように、ダンパー４，４′を並べて取
付けてある。
尚、振動抑止バー５と導体１との取付構造は両
者をクランプ６により把持した構造としたが、こ
れに限らず振動抑止バー側を圧縮構造にすると共
に、導体側を把持構造にする等任意な方法を採用
し得、更にスペーサは従来の如くスペーサダンパ
を採用してもよい。
者をクランプ６により把持した構造としたが、こ
れに限らず振動抑止バー側を圧縮構造にすると共
に、導体側を把持構造にする等任意な方法を採用
し得、更にスペーサは従来の如くスペーサダンパ
を採用してもよい。
また振動抑止バー５は、金属撚線に限らず、金
属パイプや金属ロツドを使用することができる。
属パイプや金属ロツドを使用することができる。
この場合には、その取付構造を第２図に示す知
く、導体１を把持した取付金具７に該振動抑止バ
ー５の端部をヒンジ部８を介して結合し、導体１
に振動が生じた場合、振動抑止バー５自身の弾性
ヒステリシス損やヒンジ点での摩擦により振動エ
ネルギーを消費するようにすることが望ましい。
く、導体１を把持した取付金具７に該振動抑止バ
ー５の端部をヒンジ部８を介して結合し、導体１
に振動が生じた場合、振動抑止バー５自身の弾性
ヒステリシス損やヒンジ点での摩擦により振動エ
ネルギーを消費するようにすることが望ましい。
更に、本実施例ではダンパー４，４′の導体１
への取付点を総てのサブスパン内に位置させる手
段として、複数個のダンパー４，４′を、その両
端の取付点が１つのサブスパン内に位置しないよ
うにダンパー４，４′を２つのサブスパンに橋か
け状に取付けたが、これに限らず例えば第３図イ
〜ハに示すように取付てもよい。
への取付点を総てのサブスパン内に位置させる手
段として、複数個のダンパー４，４′を、その両
端の取付点が１つのサブスパン内に位置しないよ
うにダンパー４，４′を２つのサブスパンに橋か
け状に取付けたが、これに限らず例えば第３図イ
〜ハに示すように取付てもよい。
即ち、第３図イに示すものは、鉄塔支持点とス
ペーサ間、スペーサ相互間の夫々のスパンにダン
パー４，４′を個々に取付けると共に、ダンパー
４，４′を総ての導体１，１′に取付けてあり、同
図ロはダンパー４，４′の大きさを変えると共
に、そのダンパー４，４′を取付けた導体１，
１′を交互に異らせてあり、また同図ハは各スパ
ン内に取付けたダンパー４，４′の数を夫々複数
個づつとしてある。
ペーサ間、スペーサ相互間の夫々のスパンにダン
パー４，４′を個々に取付けると共に、ダンパー
４，４′を総ての導体１，１′に取付けてあり、同
図ロはダンパー４，４′の大きさを変えると共
に、そのダンパー４，４′を取付けた導体１，
１′を交互に異らせてあり、また同図ハは各スパ
ン内に取付けたダンパー４，４′の数を夫々複数
個づつとしてある。
しかして本考案多導体送電線路によれば、少く
とも１本の導体には導体に添設する振動抑止バー
を具備したダンパーを、その導体への取付点が鉄
塔支持点とスペーサ間及びスペーサ相互間即ち各
サブスパン内に位置するように取付けたので、サ
ブスパンで振動、特に低周波大振幅の振動が生じ
た場合でも、ダンパーは必ず振れ、従つて振動を
効率よく抑制することができ、更にスペーサの取
付個数も従来のものに比し格段と少くすることが
できぃる。
とも１本の導体には導体に添設する振動抑止バー
を具備したダンパーを、その導体への取付点が鉄
塔支持点とスペーサ間及びスペーサ相互間即ち各
サブスパン内に位置するように取付けたので、サ
ブスパンで振動、特に低周波大振幅の振動が生じ
た場合でも、ダンパーは必ず振れ、従つて振動を
効率よく抑制することができ、更にスペーサの取
付個数も従来のものに比し格段と少くすることが
できぃる。
第１図は本考案多導体送電線路の一実施例を示
す正面図、第２図は他の実施例を示す要部拡大
図、第３図イ〜ハは夫々他の実施例を説明する説
明図である。 １，１′……導体、２，２′……鉄塔支持点、
３，３′……スペーサ、４，４′……ダンパー、５
……振動抑止バー、６……クランプ。
す正面図、第２図は他の実施例を示す要部拡大
図、第３図イ〜ハは夫々他の実施例を説明する説
明図である。 １，１′……導体、２，２′……鉄塔支持点、
３，３′……スペーサ、４，４′……ダンパー、５
……振動抑止バー、６……クランプ。
Claims (1)
- 複数本の導体を鉄塔間に架設すると共に、各導
体は複数個のスペーサによりその間隔を保持して
なる多導体送電線路において、少くとも１本の導
体には、導体に添設する振動抑止バーを具備した
ダンパーを、その導体への取付点が鉄塔支持点と
スペーサ間及びスペーサ相互間に位置するように
取付けたことを特徴とする多導体送電線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14630980U JPS6116750Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14630980U JPS6116750Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5769431U JPS5769431U (ja) | 1982-04-26 |
| JPS6116750Y2 true JPS6116750Y2 (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=29505888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14630980U Expired JPS6116750Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116750Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11589742B2 (en) | 2004-04-21 | 2023-02-28 | Acclarent, Inc. | Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2650901B2 (ja) * | 1987-02-13 | 1997-09-10 | 古河電気工業株式会社 | 単導体送電線路 |
| JP2834452B2 (ja) * | 1988-06-21 | 1998-12-09 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ内蔵架空地線の引留部 |
| JP2012029413A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Asahi Electric Works Ltd | クリスマスツリー型ダンパ |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP14630980U patent/JPS6116750Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11589742B2 (en) | 2004-04-21 | 2023-02-28 | Acclarent, Inc. | Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5769431U (ja) | 1982-04-26 |
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