JPS591384Y2 - ベ−トダンパ− - Google Patents
ベ−トダンパ−Info
- Publication number
- JPS591384Y2 JPS591384Y2 JP1973102011U JP10201173U JPS591384Y2 JP S591384 Y2 JPS591384 Y2 JP S591384Y2 JP 1973102011 U JP1973102011 U JP 1973102011U JP 10201173 U JP10201173 U JP 10201173U JP S591384 Y2 JPS591384 Y2 JP S591384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- clamp
- main
- per unit
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は撚線を添線としたベートダンパーの改良に関す
るものである。
るものである。
この種ベートダンパーは、支持点付近の本線例えば送電
線又は架空地線に添わせた撚線からなる添線と、これら
本線と添線とを所望間隔で連結したクランプとからなり
、主に添線を本線と共振させて添線の弾性ヒステリシス
損や添線の素線間摩擦損などにより、本線の振動エネル
ギーを消費し、もって本線の振動を減衰させ本線の支持
点における疲労破断を防止するものである。
線又は架空地線に添わせた撚線からなる添線と、これら
本線と添線とを所望間隔で連結したクランプとからなり
、主に添線を本線と共振させて添線の弾性ヒステリシス
損や添線の素線間摩擦損などにより、本線の振動エネル
ギーを消費し、もって本線の振動を減衰させ本線の支持
点における疲労破断を防止するものである。
従来、このダンパーの添線としては、鋼撚線などが使用
されてたが、その単位長さ当りの重量や剛性は全長にわ
たって均一に構成されていた。
されてたが、その単位長さ当りの重量や剛性は全長にわ
たって均一に構成されていた。
そのため、本線が低周波域で振動した場合には、その支
持点に大きな応力が生じ、また本線が高周波域で振動し
た場合には、添線の端部におけるクランプ部で振動の反
射が生じ、該クランプ部で大きな応力が生じる。
持点に大きな応力が生じ、また本線が高周波域で振動し
た場合には、添線の端部におけるクランプ部で振動の反
射が生じ、該クランプ部で大きな応力が生じる。
従って本線に生じる応力は集中的なものとなり、本線が
短時間で損傷してしまう欠点があった。
短時間で損傷してしまう欠点があった。
また、本線に生じる振動は広い範囲の周波数で振動する
が、前述のように従来の添線は、単位長さ当りの重量と
剛性とが全長にわたって均一となっているから、添線が
本線の振動と共振する周波数の範囲は狭く、従って防振
効果に劣る欠点があった。
が、前述のように従来の添線は、単位長さ当りの重量と
剛性とが全長にわたって均一となっているから、添線が
本線の振動と共振する周波数の範囲は狭く、従って防振
効果に劣る欠点があった。
本考案はこのような欠点を改良したものである。
以下、本考案の実施例を第１図及び第２図に基づいて説
明する。
明する。
図において１は懸垂クランプ等の支持点、２は支持点１
に支持された送電線、架空地線等の本線、３は本線２に
添わせた添線、４．４’、４″は本線２と添線３とをｌ
１． ｌ ２． ｌ ａなる間隔で把持連結するクラ
ンプである。
に支持された送電線、架空地線等の本線、３は本線２に
添わせた添線、４．４’、４″は本線２と添線３とをｌ
１． ｌ ２． ｌ ａなる間隔で把持連結するクラ
ンプである。
通常は１１く１２〈１３である。添線３にアルミ、鋼な
どの撚線からなり、その各クランプ間相互における単位
長さ当りの重量と剛性とを端部に向かって順次小さく、
即ち１１の部分より１２の部分を軽量、小剛性とし、１
２の部分より１３の部分を軽量、小剛性となるようにし
である。
どの撚線からなり、その各クランプ間相互における単位
長さ当りの重量と剛性とを端部に向かって順次小さく、
即ち１１の部分より１２の部分を軽量、小剛性とし、１
２の部分より１３の部分を軽量、小剛性となるようにし
である。
更に、この添線３は各々のクランプ閣内においては、単
位長さ当りの重量と剛性とを等しく、即ち１１，１２及
び１３の各スパン内における単位長当りの重量と剛性と
を等しくしである。
位長さ当りの重量と剛性とを等しく、即ち１１，１２及
び１３の各スパン内における単位長当りの重量と剛性と
を等しくしである。
斯る添線３における各クランプ間相互における単位長当
り重量と剛性とを端部に向かって順次小とし、且つ各々
のクランプ閣内においては単位長当り重量と剛性とを等
しくする手段としては、第２図に示すように添線３とし
て鋼心アルミ撚線等の多層撚線を用い、１１の部分では
そのまま使用し、１２の部分では最外層を除去し、１３
の部分では次の層を除去して順次重量と剛性とを小とし
てもよく、また異なった撚線を順次接続してもよい。
り重量と剛性とを端部に向かって順次小とし、且つ各々
のクランプ閣内においては単位長当り重量と剛性とを等
しくする手段としては、第２図に示すように添線３とし
て鋼心アルミ撚線等の多層撚線を用い、１１の部分では
そのまま使用し、１２の部分では最外層を除去し、１３
の部分では次の層を除去して順次重量と剛性とを小とし
てもよく、また異なった撚線を順次接続してもよい。
このような構成とすると、添線３は剛性が全体として支
持点１近くでは大きく、端部では小さくなるように傾斜
が付いているので、添線３が本線２と共振し得る共振周
波数の範囲が広くなり、従って本線２に生じた広範囲の
振動と共振し、添線３の弾性ヒステリシス損や素線間摩
擦損により本線２の振動エネルギーを消費し振動を抑止
する。
持点１近くでは大きく、端部では小さくなるように傾斜
が付いているので、添線３が本線２と共振し得る共振周
波数の範囲が広くなり、従って本線２に生じた広範囲の
振動と共振し、添線３の弾性ヒステリシス損や素線間摩
擦損により本線２の振動エネルギーを消費し振動を抑止
する。
また添線３は、その単位長当りの重量が全体として支持
点１近くでは大きく、端部では小さくなるように傾斜が
付いているので、共振周波数の範囲が広くなり、前記剛
性の傾斜とあいまって効率よく振動を抑止し得ると共に
、添線３の端部は軽量となっているので、添線３の端部
におけるクランプ４″部での振動の反射を防止でき、こ
の部分での応力の集中が軽減され、従って本線２に集中
的に過大な応力が作用することがなくなり、しかも反射
することがないから本線２の振動は効率よく添線３に伝
播し、全体で本線２の振動を効率よく抑止し得る。
点１近くでは大きく、端部では小さくなるように傾斜が
付いているので、共振周波数の範囲が広くなり、前記剛
性の傾斜とあいまって効率よく振動を抑止し得ると共に
、添線３の端部は軽量となっているので、添線３の端部
におけるクランプ４″部での振動の反射を防止でき、こ
の部分での応力の集中が軽減され、従って本線２に集中
的に過大な応力が作用することがなくなり、しかも反射
することがないから本線２の振動は効率よく添線３に伝
播し、全体で本線２の振動を効率よく抑止し得る。
更に、添線３は前述のように全体としてその単位長さ当
りの重量と剛性とが端部に向かって順次小さく構成され
ているうえに、各クランプ閣内においては単位長当りの
重量と剛性とを等しくしたので、本線２と共振する部分
は、少くとも所定のクランプ閣内の添線全体となり、も
って確実に防振効果を奏する。
りの重量と剛性とが端部に向かって順次小さく構成され
ているうえに、各クランプ閣内においては単位長当りの
重量と剛性とを等しくしたので、本線２と共振する部分
は、少くとも所定のクランプ閣内の添線全体となり、も
って確実に防振効果を奏する。
その上、前述のように添線３はクランプ閣内における単
位長さ当りの重量と剛性とを等しくしたから、第２図に
示す如く段違部や接続部がクランプ部とからなる斯る作
業が簡単である。
位長さ当りの重量と剛性とを等しくしたから、第２図に
示す如く段違部や接続部がクランプ部とからなる斯る作
業が簡単である。
第１図は本考案ベートダンパーの一実施例を説明する正
面図、第２図は本考案ベートダンパーに使用する添線の
一例を示す正面図である。 １・・・・・・支持点、２・・・・・・本線、３・・・
・・・添線、４．４’。 ４″・・・・・・クランプ。
面図、第２図は本考案ベートダンパーに使用する添線の
一例を示す正面図である。 １・・・・・・支持点、２・・・・・・本線、３・・・
・・・添線、４．４’。 ４″・・・・・・クランプ。
Claims (1)
- 支持点付近の本線に添わせた撚線からなる添線と、該本
線と添線とを所望間隔で連結したクランプとからなるベ
ートダンパーにおいて、前記添線は、各クランプ間相互
における単位長さ当りの重量と剛性とを端部に向かって
順次小さくシ、且つ各々のクランプ閣内においては単位
長さ当りの重量と剛性を等しくしたことを特徴とするベ
ートダンノ々−０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1973102011U JPS591384Y2 (ja) | 1973-08-30 | 1973-08-30 | ベ−トダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1973102011U JPS591384Y2 (ja) | 1973-08-30 | 1973-08-30 | ベ−トダンパ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5048189U JPS5048189U (ja) | 1975-05-13 |
| JPS591384Y2 true JPS591384Y2 (ja) | 1984-01-14 |
Family
ID=28310018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1973102011U Expired JPS591384Y2 (ja) | 1973-08-30 | 1973-08-30 | ベ−トダンパ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591384Y2 (ja) |
-
1973
- 1973-08-30 JP JP1973102011U patent/JPS591384Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5048189U (ja) | 1975-05-13 |
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