JPS6033696Y2 - 架空送電線の振動防止装置 - Google Patents
架空送電線の振動防止装置Info
- Publication number
- JPS6033696Y2 JPS6033696Y2 JP1976138936U JP13893676U JPS6033696Y2 JP S6033696 Y2 JPS6033696 Y2 JP S6033696Y2 JP 1976138936 U JP1976138936 U JP 1976138936U JP 13893676 U JP13893676 U JP 13893676U JP S6033696 Y2 JPS6033696 Y2 JP S6033696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- overhead power
- power transmission
- dampers
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は架空送電線の振動防止装置の改良に関するもの
である。
である。
架空送電線は微風等によって起る振動現象により電線素
線が支持点附近で断線する事故が生ずる。
線が支持点附近で断線する事故が生ずる。
このような事故を防止するため、従来は振動による応力
が最も大きく作用する電線支持点附近に撚線からなる複
数のダンパーを取付け、これを架空送電線に発生する振
動と共振させ、ダンパーの素線摩擦や弾性ヒステリシス
損等により振動を吸収していた。
が最も大きく作用する電線支持点附近に撚線からなる複
数のダンパーを取付け、これを架空送電線に発生する振
動と共振させ、ダンパーの素線摩擦や弾性ヒステリシス
損等により振動を吸収していた。
ところが斯るダンパ一方式について種々の周波数での振
動試験を行なった結果、この方式によると、ラップして
取付けられたダンパーのうち、特に最外端のダンパーの
疲労度が最も大きく、比較的短期間に疲労損傷する惧れ
があり、これは送電線支持点に近い個所のダンパーより
も遠い個所に取付けられたダンパーに最も厳しい振動応
力が集中してしまうことに原因がある。
動試験を行なった結果、この方式によると、ラップして
取付けられたダンパーのうち、特に最外端のダンパーの
疲労度が最も大きく、比較的短期間に疲労損傷する惧れ
があり、これは送電線支持点に近い個所のダンパーより
も遠い個所に取付けられたダンパーに最も厳しい振動応
力が集中してしまうことに原因がある。
本考案は断る点にかんがみなされたもので、振動による
応力が最も大きく作用する架空送電線の支持点近傍から
延線方向に、機械的強度の最も大きい撚線で構成された
添線ダンパーが最外端に位置するように複数の添線ダン
パーを順次オーバーラツプさせて取付でなることを特徴
とするものである。
応力が最も大きく作用する架空送電線の支持点近傍から
延線方向に、機械的強度の最も大きい撚線で構成された
添線ダンパーが最外端に位置するように複数の添線ダン
パーを順次オーバーラツプさせて取付でなることを特徴
とするものである。
以下これを図示した実施例について説明すると、図にお
いて１．２，３．ｎは同心状に撚られた所要長の鋼心ア
ルミ撚線または鋼撚線等からなる添線の両端に、送電線
に着脱可能なりランプ４を固定してなる添線ダンパーで
、添線ダンパー１．２が例えば鋼心アルミ撚線からなる
場合、添線ダンパー３の添線はそれよりも機械的強度の
大きい鋼撚線で構成され、第１図に示すように鉄塔アー
ム等に支持された架空送電線５の支持点６に近い位置か
ら複数の添線ダンパー１．２．３を、機械的強度の最も
大きい添線ダンパー３が最外端に位置するように順次オ
ーバーラツプさせて取付けである。
いて１．２，３．ｎは同心状に撚られた所要長の鋼心ア
ルミ撚線または鋼撚線等からなる添線の両端に、送電線
に着脱可能なりランプ４を固定してなる添線ダンパーで
、添線ダンパー１．２が例えば鋼心アルミ撚線からなる
場合、添線ダンパー３の添線はそれよりも機械的強度の
大きい鋼撚線で構成され、第１図に示すように鉄塔アー
ム等に支持された架空送電線５の支持点６に近い位置か
ら複数の添線ダンパー１．２．３を、機械的強度の最も
大きい添線ダンパー３が最外端に位置するように順次オ
ーバーラツプさせて取付けである。
また多数の添線の添線ダンパーを必要とする場合は、第
２図に示すように機械的強度が他のものより大きい鋼撚
線で構成された一組の添線ダンパーｎｌｖ ｎ２を最外
端にラップして取付け、添線ダンパ一群の振動疲労を有
効に防止する。
２図に示すように機械的強度が他のものより大きい鋼撚
線で構成された一組の添線ダンパーｎｌｖ ｎ２を最外
端にラップして取付け、添線ダンパ一群の振動疲労を有
効に防止する。
添線ダンパーの機械的強度は、振動時の素線間摩擦や弾
性ヒステリシスに耐え得るように選定する。
性ヒステリシスに耐え得るように選定する。
本考案によれば、上述のように架空送電線に、その支持
点近傍から延線方向に複数の添線ダンパーを、機械的強
度のもつとも大きい添線ダンパーが最外端に位置するよ
う順次オーバーラツプして取付けたことにより、添線ダ
ンパ一群の振動疲労等による損傷を有効に防止でき、経
年安定した防振効果を発揮せしめることができる。
点近傍から延線方向に複数の添線ダンパーを、機械的強
度のもつとも大きい添線ダンパーが最外端に位置するよ
う順次オーバーラツプして取付けたことにより、添線ダ
ンパ一群の振動疲労等による損傷を有効に防止でき、経
年安定した防振効果を発揮せしめることができる。
第１図および第２図は本考案の実施例を示す説明図であ
る。 １゜ ２゜ ３゜ ：添線ダンパー、 ４：クラン プ、 ５：架空送電線、 ６：送電線の懸吊支持点。
る。 １゜ ２゜ ３゜ ：添線ダンパー、 ４：クラン プ、 ５：架空送電線、 ６：送電線の懸吊支持点。
Claims (1)
- 鉄塔アーム等に懸吊支持された架空送電線の支持点近傍
から延線方向に、機械的強度の最も大きい添線ダンパー
が最外端に位置するように複数の添線ダンパーを順次オ
ーバーラツプさせて取付けてなることを特徴とする架空
送電線の振動防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976138936U JPS6033696Y2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 架空送電線の振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976138936U JPS6033696Y2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 架空送電線の振動防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5356594U JPS5356594U (ja) | 1978-05-15 |
| JPS6033696Y2 true JPS6033696Y2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=28747696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976138936U Expired JPS6033696Y2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 架空送電線の振動防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033696Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5255676Y2 (ja) * | 1973-09-20 | 1977-12-15 |
-
1976
- 1976-10-18 JP JP1976138936U patent/JPS6033696Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5356594U (ja) | 1978-05-15 |
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