JPH1146429A - テンションジャンパ装置 - Google Patents
テンションジャンパ装置Info
- Publication number
- JPH1146429A JPH1146429A JP9201486A JP20148697A JPH1146429A JP H1146429 A JPH1146429 A JP H1146429A JP 9201486 A JP9201486 A JP 9201486A JP 20148697 A JP20148697 A JP 20148697A JP H1146429 A JPH1146429 A JP H1146429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- transmission line
- suspension member
- jumper wire
- jumper
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
されたテンションジャンパ装置を提供する。 【解決手段】 上端部が送電線を張架する耐張がいし装
置に接続されるとともに、下端部がジャンパ線を張設す
る吊材を有するテンションジャンパ装置であって、前記
吊材の上端部の接続状態は、前記送電線の張設方向に回
動自在で、かつ、その送電の張設方向と直交する方向に
非回動であり、その吊材の自重は、前記ジャンパ線に一
定の張力を付与できるものとし、吊材自身でジャンパ線
の剛性を増加させて、ジャンパ線の横振れを効果的に防
止する。
Description
ションを与えて張設するテンションジャンパ装置に関す
る。
ンパ線を長幹支持がいし等の支持体で支持するよりも小
型化,低コストを図ることができるという特長を有する
とともに、送電線をコンパクト化することができるの
で、送電線鉄塔の線下用地が少なくてすみ、建設コスト
を大幅に削減することができるという特長を有してい
る。
46−32985号公報に示されるように、ジャンパ線
を付与する張力(テンション)は、送電線の張力を利用
するように構成されている。このように、ジャンパ線に
張力を作用させると、ジャンパ線自体の剛性を増加させ
ることができ、これによりジャンパ線の横振れを防止す
ることができる。
下端部にジャンパ線を支持している吊材の上端部が送電
線を張架する耐張がいし装置から、その送電線の張設方
向にも、また、その送電線の張設方向と直交する方向に
も回動しないように設けられている。したがって、ジャ
ンパ線には、送電線の張力を利用した張力を付与するこ
とができる。
来のテンションジャンパ装置は、ジャンパ線への張力の
付与は、送電線の張力を利用するために、作用するモー
メントに対応したがいし装置を構成する必要があり、が
いし装置の金具部材が大型化する欠点があった。
めのなされたものであって、その目的は、ジャンパ線の
張力を送電線の張力を利用することなく付与することの
できるテンションジャンパ装置を提供することにある。
ジャンパ装置は、上記目的を達成するために、上端部が
送電線を張架する耐張がいし装置に接続されるととも
に、下端部がジャンパ線を張設する吊材を有するテンシ
ョンジャンパ装置であって、前記吊材の上端部の接続状
態は、前記送電線の張設方向に回動自在で、かつ、その
送電の張設方向と直交する方向に非回動であり、その吊
材の自重は、前記ジャンパ線に一定の張力を付与できる
ものであることを特徴としている。
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るテン
ションジャンパ装置の右半分を省略して示した概略構成
図である。
られている鉄塔アームであって、この鉄塔アームAに送
電線Lが張架されている。すなわち、送電線Lは、耐張
クランプC、バーニヤ金具1a、ヨーク金具1b、耐張
がいし連2及びヨーク金具等からなる連結金具3を介し
て鉄塔アームAに張架されている。
の吊材10を図1のイ方向(左側面方向)から見た拡大
図である。この吊材10は、上部材10aと下部材10
bとから構成されていて、両部材10a,10bの接合
箇所を調整することにより、吊材10の垂直方向の長さ
調整ができるように構成されているとともに、その吊材
10の自重は、その吊材10が後述する方向に回動す
る力がジャンパ線Jに対して一定の張力を付与できるよ
うに決められている。
11が設けられていて、ヨーク金具1bの下部に設けら
れたI型の連結金具1b′と接続されている。この接続
状態は、吊材10が送電線Lの張設方向に回動自在であ
り、かつ、その送電線Lの張架方向と直交する方向に非
回動(回動しない固定状態)となるように構成されてい
る。なお、吊材10の上部をI型の連結金具とし、ヨー
ク金具1b側をクレビス型の連結金具とすることもでき
る。
が設けられていて、この連結金具12には、クレビス型
の連結部を有するジャンパ線Jを張設する引留クランプ
13が取付けられるように構成されている。この吊材1
0の下部の接続状態も、上部と同様に、送電線Lの張架
方向に回動自在に構成されていて、ジャンパ線Jに張力
が加わったときに、引留クランプ13付近のジャンパ線
Jに異常な力が発生しないように工夫されている。
11を介して接続された吊材10は、その接続点を中心
にして、図1のに示す方向に回動することができる。
しかも、吊材10の下部がその接続点を通る垂直線(図
示せず)よりも右側(図示しない送電線鉄塔側)に位置
するときは(図1参照)、その吊材10の自重に基因し
た張力をジャンパ線Jに付与することができる。したが
って、吊材10の下部は、図1に示されるように、上述
の接続点を通る垂直線よりも右側においてジャンパ線J
を支持することにより、ジャンパ線Jに一定の張力を付
与することができる。
右半分側は、図1と対称に構成されている。したがっ
て、左右両側の吊材10,10により、ジャンパ線Jに
対して一定の張力を付与することができる。
電線の張力を利用することなく吊材自身の自重で、すな
わち吊材10自身でジャンパ線に張力を発生させること
ができ、したがって、がいし装置の金具部材を小型化で
きるとともに、ジャンパ装置自体も小型化することがで
きる。
を示したが、2本以上のときは、ジャンパ線Jを支持す
る引留クランプ13は、その本数に合わせた個数が用い
られる。
は、吊材の上端部の接続状態を、送電線の張設方向に回
動自在で、かつ、その送電の張架方向と直交する方向に
非回動とし、その吊材の自重を、ジャンパ線に一定の張
力を付与できるようにしたので、送電線の張力を利用す
ることなく吊材自身でジャンパ線に張力を発生させるこ
とができる。したがって、吊材自身でジャンパ線の剛性
を増加させて、ジャンパ線の横振れを効果的に防止でき
るとともに、ジャンパ装置自体等を小型化することがで
きる。
パ装置の右半分を省略した概略構成図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 上端部が送電線を張架する耐張がいし装
置に接続されるとともに、下端部がジャンパ線を張設す
る吊材を有するテンションジャンパ装置であって、 前記吊材の上端部の接続状態は、前記送電線の張設方向
に回動自在で、かつ、その送電の張設方向と直交する方
向に非回動であり、その吊材の自重は、前記ジャンパ線
に一定の張力を付与できるものであることを特徴とする
テンションジャンパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201486A JPH1146429A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | テンションジャンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201486A JPH1146429A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | テンションジャンパ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006107913A Division JP2006191800A (ja) | 2006-04-10 | 2006-04-10 | テンションジャンパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146429A true JPH1146429A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16441866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9201486A Withdrawn JPH1146429A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | テンションジャンパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146429A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105743040A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-07-06 | 国家电网公司 | 一种导线垂直排列输电杆塔 |
CN105977662A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-09-28 | 国网山东省电力公司莱芜供电公司 | 带温控发热自动分流及报警装置的耐张线夹引流板 |
CN110544915A (zh) * | 2018-05-29 | 2019-12-06 | 中国电力工程顾问集团华北电力设计院有限公司 | 自调式直通型耐张金具 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9201486A patent/JPH1146429A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105743040A (zh) * | 2014-12-12 | 2016-07-06 | 国家电网公司 | 一种导线垂直排列输电杆塔 |
CN105977662A (zh) * | 2016-07-13 | 2016-09-28 | 国网山东省电力公司莱芜供电公司 | 带温控发热自动分流及报警装置的耐张线夹引流板 |
CN110544915A (zh) * | 2018-05-29 | 2019-12-06 | 中国电力工程顾问集团华北电力设计院有限公司 | 自调式直通型耐张金具 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060719 |