JPS5812521Y2 - 4 ドウタイタイチヨウソウチ - Google Patents
4 ドウタイタイチヨウソウチInfo
- Publication number
- JPS5812521Y2 JPS5812521Y2 JP1973013754U JP1375473U JPS5812521Y2 JP S5812521 Y2 JPS5812521 Y2 JP S5812521Y2 JP 1973013754 U JP1973013754 U JP 1973013754U JP 1375473 U JP1375473 U JP 1375473U JP S5812521 Y2 JPS5812521 Y2 JP S5812521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- yoke
- tensioning
- channel
- connecting members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は4導体耐張装置の緊線作業を簡易、迅速に施行
できる緊線用ロック工具を提供せんとするものである。
できる緊線用ロック工具を提供せんとするものである。
従来の4導体耐張装置は、第5図および第6図に示す如
く、がい子1,1を連結する2連ヨーク21に直角クレ
ビス22を介して垂直ヨーク23を連結し、その上下両
端にそれぞれ直角クレビス24を介して水平ヨーク25
を取付け、この上下両水平ヨーク25.25の両端にそ
れぞれ直角クレビス等の連結金具を介して導体耐張クラ
ンプ26を取付ける構成で、緊線作業に際しては、2連
ヨーク21と上方の水平ヨーク25を固定金具でロック
して導体を取付けていたから、水平ヨーク25ががい子
軸線に対して傾き正確な導体弛度を決定できない難点が
あり、また水平ヨーク25と導体耐張クランプ26との
間に連結子27に対し孔28位置をずらした調節板29
を介装するものでは、予め目見当で導体を張設し、これ
により生じた弛度の不揃い、導体張力の不均衡を取付孔
28の孔を変えることで補正していたから、導体を取付
けた後の調整作業が煩雑となり、しかも調節長さが段階
的ゆえ適切な導体張設が得られない欠点があった。
く、がい子1,1を連結する2連ヨーク21に直角クレ
ビス22を介して垂直ヨーク23を連結し、その上下両
端にそれぞれ直角クレビス24を介して水平ヨーク25
を取付け、この上下両水平ヨーク25.25の両端にそ
れぞれ直角クレビス等の連結金具を介して導体耐張クラ
ンプ26を取付ける構成で、緊線作業に際しては、2連
ヨーク21と上方の水平ヨーク25を固定金具でロック
して導体を取付けていたから、水平ヨーク25ががい子
軸線に対して傾き正確な導体弛度を決定できない難点が
あり、また水平ヨーク25と導体耐張クランプ26との
間に連結子27に対し孔28位置をずらした調節板29
を介装するものでは、予め目見当で導体を張設し、これ
により生じた弛度の不揃い、導体張力の不均衡を取付孔
28の孔を変えることで補正していたから、導体を取付
けた後の調整作業が煩雑となり、しかも調節長さが段階
的ゆえ適切な導体張設が得られない欠点があった。
本考案は上記するような欠点を改善したものであって、
その構成を第1図〜第4図によって説明する。
その構成を第1図〜第4図によって説明する。
1は一端を鉄塔アームに連結するがい子、2は一端両側
を直角クレビス3、ソケットクレビス4を介して上記が
い子1に連結する2連ヨークで、その他端中央部に広巾
厚肉の直角クレビス5を連結子18で左右回動自在に連
結する。
を直角クレビス3、ソケットクレビス4を介して上記が
い子1に連結する2連ヨークで、その他端中央部に広巾
厚肉の直角クレビス5を連結子18で左右回動自在に連
結する。
6は一対の垂直連結部材7,7と一対の水平連結部材8
,8′とで枠状に構成して水平連結部材8.8’または
垂直連結部材7,7にチャンネル9を取付けるための孔
10・・・・・・を穿設した方形ヨークで、その孔部1
1に直角クレビス5の他端を嵌挿して連結子12で上下
回動自在に連結し、水平部材8,8′の各両端にはそれ
ぞれ直角クレビス13、一枚リンク14を介して導体耐
張クランプ15を連結する。
,8′とで枠状に構成して水平連結部材8.8’または
垂直連結部材7,7にチャンネル9を取付けるための孔
10・・・・・・を穿設した方形ヨークで、その孔部1
1に直角クレビス5の他端を嵌挿して連結子12で上下
回動自在に連結し、水平部材8,8′の各両端にはそれ
ぞれ直角クレビス13、一枚リンク14を介して導体耐
張クランプ15を連結する。
本考案に係る緊線用ロック工具は、前記するような構成
の4導体耐張装置における方形ヨークの対向する一対の
水平連結部材または垂直連結部材の導体側中央個所に基
部を着脱可能に取付けるチャンネルと、このチャンネル
の自由端と鉄塔側とを連結する長さ調節器付き金属製線
条からなり、この長さ調節器付き金属製線条は、がい子
連軸線に対する方形ヨークの緊線時の姿勢が正規張設時
と同じになるように調節している。
の4導体耐張装置における方形ヨークの対向する一対の
水平連結部材または垂直連結部材の導体側中央個所に基
部を着脱可能に取付けるチャンネルと、このチャンネル
の自由端と鉄塔側とを連結する長さ調節器付き金属製線
条からなり、この長さ調節器付き金属製線条は、がい子
連軸線に対する方形ヨークの緊線時の姿勢が正規張設時
と同じになるように調節している。
本考案は、緊線作業の際、予め地上において方形ヨーク
6の一方の対向する連結部材の導体側端縁中央個所にチ
ャンネル9の基部を、孔10を利用して取付金具16.
16により固着すると共に(第3図または第4図参照)
、チャンネル9の自由端と鉄塔アーム(図示せず)の導
体耐張装置取付個所とを金属製線条17で連結して、鉄
塔アームに吊止した導体耐張装置の方形ヨーク6と導体
を把持するカムアロングとをワイヤの如きものでたぐり
寄せ導体耐張装置を正規張設時の位置まで引上げた後、
金属製線条17の長さ調節器(図示せず)を調節して、
水平連結部材8,8′をがい子1軸線と平行にセットし
、がい子連軸線に対する方形ヨーク6の緊線時の姿勢を
正規張設時と同じにとる。
6の一方の対向する連結部材の導体側端縁中央個所にチ
ャンネル9の基部を、孔10を利用して取付金具16.
16により固着すると共に(第3図または第4図参照)
、チャンネル9の自由端と鉄塔アーム(図示せず)の導
体耐張装置取付個所とを金属製線条17で連結して、鉄
塔アームに吊止した導体耐張装置の方形ヨーク6と導体
を把持するカムアロングとをワイヤの如きものでたぐり
寄せ導体耐張装置を正規張設時の位置まで引上げた後、
金属製線条17の長さ調節器(図示せず)を調節して、
水平連結部材8,8′をがい子1軸線と平行にセットし
、がい子連軸線に対する方形ヨーク6の緊線時の姿勢を
正規張設時と同じにとる。
ついで、これに導体を取付けるのであるが、その際、チ
ャンネル9を縦に取付けた第3図に示すものでは、まず
引寄せられた上線21条のみの緊線時(このとき下線2
条は板上げ状態)には4導体緊線後に比べがい子連の傾
き角度が大きくなって導体支持点位置が変化するが、こ
の支持点位置変化量は、方形ヨーク6が前述の如く正規
張設時の状態に維持せしめられているので、予め計算す
ることができ、またこの導体支持点位置変化量による上
線弛度の補正量も簡単に計算で求められる。
ャンネル9を縦に取付けた第3図に示すものでは、まず
引寄せられた上線21条のみの緊線時(このとき下線2
条は板上げ状態)には4導体緊線後に比べがい子連の傾
き角度が大きくなって導体支持点位置が変化するが、こ
の支持点位置変化量は、方形ヨーク6が前述の如く正規
張設時の状態に維持せしめられているので、予め計算す
ることができ、またこの導体支持点位置変化量による上
線弛度の補正量も簡単に計算で求められる。
よって上線弛度を補正して緊線すれば、下線の緊線を待
たずに、直ちに上線をクランプインすることができる。
たずに、直ちに上線をクランプインすることができる。
即ち、チャンネル9および長さ調節器付き金属製線条1
7を用いて方形ヨーク6を正規張設時の状態に維持せし
めることにより、弛度補正量の算出が容易となり、上線
2条緊線後下線の緊線を待たずに直ちにクランプインす
ることができるもので、4線緊線後の弛度調整作業は不
要となる。
7を用いて方形ヨーク6を正規張設時の状態に維持せし
めることにより、弛度補正量の算出が容易となり、上線
2条緊線後下線の緊線を待たずに直ちにクランプインす
ることができるもので、4線緊線後の弛度調整作業は不
要となる。
またチャンネル9を水平に取付けた第4図に示すもので
は、まずチャンネル9突出側の上下2条の所定位置にチ
ャンネル9突出側の導体耐張クランプ15.15を同時
に取付けて、金属製線条17に導体張力に比例した反力
を生せしめ、連結子12または18を軸とする方形ヨー
ク6の回動を阻止する。
は、まずチャンネル9突出側の上下2条の所定位置にチ
ャンネル9突出側の導体耐張クランプ15.15を同時
に取付けて、金属製線条17に導体張力に比例した反力
を生せしめ、連結子12または18を軸とする方形ヨー
ク6の回動を阻止する。
ついで他方の上下2条の所定位置に他方の導体耐張クラ
ンプ15.15を取付けると、金属製線条17に生じて
いた反力は消滅し、方形ヨーク6は4導体の張力で均衡
し正規張設時の適正位置をとる。
ンプ15.15を取付けると、金属製線条17に生じて
いた反力は消滅し、方形ヨーク6は4導体の張力で均衡
し正規張設時の適正位置をとる。
導体の取付けが終ると、導体張設位置より金属製線条1
7およびチャンネル9を取外すことによって緊線作業は
完了する。
7およびチャンネル9を取外すことによって緊線作業は
完了する。
以上の説明より明らかな如く本考案は、緊線作業の際方
形ヨークを構成する4枚の連結部材のうち一方の対向す
る一対の連結部材の各導体側中央個所に基部を取付けた
チャンネルとこのチャンネルの自由端と鉄塔側とを連結
する長さ調節器付き金属製線条とで方形ヨークを正規張
設時の状態に維持せしめるので、先の導体2条を残り2
条の緊線を待たずして直ちにクランプインすることがで
きる。
形ヨークを構成する4枚の連結部材のうち一方の対向す
る一対の連結部材の各導体側中央個所に基部を取付けた
チャンネルとこのチャンネルの自由端と鉄塔側とを連結
する長さ調節器付き金属製線条とで方形ヨークを正規張
設時の状態に維持せしめるので、先の導体2条を残り2
条の緊線を待たずして直ちにクランプインすることがで
きる。
従って、4線緊線後の高所不安定作業となる弛度調整作
業は不要となり、緊線作業が簡易、迅速に施行できて非
常に優れた作業性を得ることができると共に、省力化を
図り得る等の効果を有する。
業は不要となり、緊線作業が簡易、迅速に施行できて非
常に優れた作業性を得ることができると共に、省力化を
図り得る等の効果を有する。
第1図〜第4図は本考案の実施態様を示すものであって
、第1図は4導体耐張装置の一部切欠き平面図、第2図
は同一部切欠き側面図、第3図および第4図はそれぞれ
緊線作業時の導体取付方法説明図、第5図は従来の4導
体耐張装置の一部切欠き平面図、第6図は同一部切欠き
側面図である。 1・・・・・・がい子、2・・・・・・2連ヨーク、5
・・・・・・直角クレビス、6・・・・・・方形ヨーク
、7・・・・・・垂直連結部材、8゜8′・・・・・・
水平連結部材、9・・・・・・チャンネル、10・・・
・・・チャンネル取付用の孔、15・・・・・・導体耐
張クランプ、17・・・・・・長さ調節器付き金属製線
条。
、第1図は4導体耐張装置の一部切欠き平面図、第2図
は同一部切欠き側面図、第3図および第4図はそれぞれ
緊線作業時の導体取付方法説明図、第5図は従来の4導
体耐張装置の一部切欠き平面図、第6図は同一部切欠き
側面図である。 1・・・・・・がい子、2・・・・・・2連ヨーク、5
・・・・・・直角クレビス、6・・・・・・方形ヨーク
、7・・・・・・垂直連結部材、8゜8′・・・・・・
水平連結部材、9・・・・・・チャンネル、10・・・
・・・チャンネル取付用の孔、15・・・・・・導体耐
張クランプ、17・・・・・・長さ調節器付き金属製線
条。
Claims (1)
- 複数のがい子連を連結するヨークと4本の導体耐張クラ
ンプを連結する方形ヨークとを直角クレビスで回動自在
に連結するようにした4導体耐張装置の緊線用ロック工
具において、方形ヨークを構成する4枚の連結部材のう
ち一方の対向する一対の連結部材の各導体側中央個所に
基部を着脱可能に取付けるチャンネルと、このチャンネ
ルの自由端と鉄塔側とを連結する長さ調節器付き金属製
線条からなり、この長さ調節器付き金属製線条は、がい
子連軸線に対する方形ヨークの緊線時の姿勢が正規張設
時と同じになるようにしたことを特徴とする4導体耐張
装置の緊線用ロック工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973013754U JPS5812521Y2 (ja) | 1973-01-30 | 1973-01-30 | 4 ドウタイタイチヨウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973013754U JPS5812521Y2 (ja) | 1973-01-30 | 1973-01-30 | 4 ドウタイタイチヨウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS49119800U JPS49119800U (ja) | 1974-10-14 |
JPS5812521Y2 true JPS5812521Y2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=28091249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973013754U Expired JPS5812521Y2 (ja) | 1973-01-30 | 1973-01-30 | 4 ドウタイタイチヨウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812521Y2 (ja) |
-
1973
- 1973-01-30 JP JP1973013754U patent/JPS5812521Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS49119800U (ja) | 1974-10-14 |
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