JPS647541Y2 - - Google Patents

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JPS647541Y2
JPS647541Y2 JP12530179U JP12530179U JPS647541Y2 JP S647541 Y2 JPS647541 Y2 JP S647541Y2 JP 12530179 U JP12530179 U JP 12530179U JP 12530179 U JP12530179 U JP 12530179U JP S647541 Y2 JPS647541 Y2 JP S647541Y2
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JP
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yoke
tension
conductor
horizontal
disconnection
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JP12530179U
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JPS5641926U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は4連耐張装置の改良に関する。
一般に4連耐張装置は、第1図〜第3図に示す
如く、鉄塔アーム(図示せず)の耐張装置取付金
具1に地側ヨーク2を上下・左右回転可能に取付
け、この地側ヨーク2の両端にそれぞれ2連碍子
連3を取付けた2連ヨーク4,5の一方の2連ヨ
ーク4を連結し、他方の2連ヨーク5は第1図に
示すものにおいては長方形ヨーク6に連結し、こ
のヨーク6の導体側両端にそれぞれ連結金具7を
介して複数導体連結用ヨーク8を取付けている。
この第1図に示すものは、長方形ヨーク6に二つ
の2連ヨーク5と二つのヨーク8をいずれも連結
位置を違えて連結しているから、断連時及び断線
時張力バランスが得られない。この第1図の長方
形ヨーク6に対し、第2図に示すものは、二つの
2連ヨーク5を連結する碍子側ヨーク9と、両端
にそれぞれ連結金具7を介して複数導体連結用ヨ
ーク8を回転可能に連結する導体側ヨーク10と
を、装置軸線上にとる直角クレビス11、直角ク
レビスリンク12で連結し、また、第3図に示す
ものは、二つの2連ヨーク5を連結する碍子側ヨ
ーク9と、両端にそれぞれ1枚リンク13、連結
金具7を介して複数導体連結用ヨーク8を回転可
能に連結する導体側ヨークたるバランスヨーク1
4を、装置軸線上にとるピン15で回転可能に連
結することにより、断連時や断線時の張力バラン
スを確保している。即ち、第2図および第3図に
示すものは、断線では健全導体の張力がバランス
するように、断線側のヨーク8は連結金具7との
連結軸の軸線を中心に、且つ導体側ヨーク10ま
たは14との連結点16を中心に、また導体側ヨ
ーク10または14は連結点17またはピン15
を中心にそれぞれ回転し、断連では、健全碍子連
の張力がバランスするように、断連側2連ヨーク
4,5は連結点18を中心に回転し、地側ヨーク
2は連結点19を中心に、碍子側ヨーク9は連結
点20またはピン15を中心にそれぞれ回転する
ものである。従つて、第2図及び第3図に示すも
のは断連時や断線時の張力バランスを得るために
導体側に二つの大形ヨークを一点支持するので、
第1図に示すものより装置長及びジヤンパ線が長
くなる欠点がある。
本考案は、前記の点に鑑み、鉄塔アームに回転
可能に連結された地側水平ヨークの両端にそれぞ
れ水平2連ヨークを回転可能に取付け、この水平
2連ヨークに2連碍子連を介して水平2連ヨーク
を取付けると共に、この水平2連ヨークに連結金
具を介して複数導体連結用ヨークを回転可能に取
付け、この相隣る複数導体連結用ヨークを、断連
時及び断線時に張力バランスが得られるように連
結に遊びをもたせた連結金具で連結することによ
り、断連時や断線時の張力バランスを図ると共
に、耐張装置の短縮化及び軽量化を企図したもの
である。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
第4図〜第7図において、鉄塔アーム(図示せ
ず)に取付けられた耐張装置取付金具21に地側
水平ヨーク22を左右・上下回転可能に設け、こ
のヨーク22の両端にそれぞれ直角クレビスリン
ク23、直角クレビス24を介して水平2連ヨー
ク25を取付け、この水平2連ヨーク25とこれ
に対向する他方の水平2連ヨーク26とで2連碍
子連27を連結し、他方の水平2連ヨーク26に
は、第7図に示す如く小垂直ヨーク28と大垂直
ヨーク29を2枚の横桁材30でます形形状に連
結してなる複数導体連結用ヨーク31を連結金具
32を介して上下・左右回転可能に取付け、各垂
直ヨーク28,29の上下両端にそれぞれ連結金
具を介して耐張クランプ33を取付け、この耐張
クランプ33により鉄塔間に張設すべき導体をク
ランプするものであり、又相隣る複数導体連結用
ヨーク31を連結金具34で連結する。この連結
金具34による連結では、断連時や断線時に張力
バランスが得られるように連結に遊びをもたせて
いる。
即ち、複数導体連結用ヨーク31の構成部分で
ある横桁材30は大垂直ヨーク29を貫通して突
起部43を突出させるか、あるいは大垂直ヨーク
29に突起部43を設け、両複数導体連結用ヨー
ク31の前記突起部43を連結板44と連結子4
5からなる連結用ヨーク34で連結するに当り、
例えば突起部43に連結金具34の連結子45を
挿通する孔を大きくすると共に、突起部43とこ
れに嵌める連結板44の二股部46との間に適度
の隙間をとるようにしている。
本案装置は前述の如く、両翼2連碍子連の地側
は地側水平ヨーク22により鉄塔アーム(図示せ
ず)に一点支持され、両翼2連碍子連の導体側に
連結する二つの複数導体連結用ヨーク31は連結
に遊びをもたせた連結金具34で連結されている
ので、碍子連機構部は地側水平ヨーク22と連結
金具34とで閉ループの一体形に構成せしめられ
ている。従つて、相隣る鉄塔に取付けた4連耐張
装置の耐張クランプ33で鉄塔間の導体をクラン
プして張設し、各鉄塔両側の4連耐張装置の耐張
クランプ33間をジヤンパ導体で連結して、鉄塔
間に順次導体(架空送電線)を架設した状態にお
いて、導体に横風圧が作用すればば、4連耐張装
置は一体となつて連結点35を支点に左右方向に
揺動し、又、支軸36を支点に上下動することに
なり、一方、耐張クランプ33にクランプされた
導体は、各複数導体連結用ヨーク31が図示の如
き4導体用では略正8角形配列に保持される。い
ま仮に、第7図において左側のヨーク31の内側
上段に位置する耐張クランプ33でクランプさた
導体41が断線したとすれば、左側のヨーク31
は連結金具32とヨーク31とを上下動可能に連
結する軸42を中心に下段の耐張クランプ33が
導体側へ若干突き出るように傾くと同時に、第5
図において連結点37を中心に反時計方向に回転
することにより左側のヨーク31の残存導体の張
力は実質的にバランスし、地側水平ヨーク22は
連結点35を中心に時計方向に回転することによ
り、両ヨーク31の導体張力はバランスする。こ
のようにバランスした状態では左右両ヨーク31
の軸線間隔は少し減少すると共に、右側のヨーク
31が左側のヨーク31より若干導体側へ出るた
め、連結金具34の連結板は時計方向に回転す
る。又、仮に第5図の一番右側の碍子連が断連し
たとすれば、断連側の水平2連ヨーク25は連結
点38を中心に反時計方向に、断連側の水平2連
ヨーク26は連結点37を中心に時計方向に断連
側の健全碍子連が連結点38,37を結ぶ直線上
にくるまで回転すると共に、これにより右側のヨ
ーク31に連結する導体の弛度が増すため地側水
平ヨーク22は連結点35を中心に反時計方向に
回転して左右両ヨーク31の導体張力をバランス
させる。このバランス状態においても、左右両ヨ
ーク31の軸線間は少し狭まり、又、右側のヨー
ク31は左側のヨーク31より少し導体側へ突き
出るため連結金具34の連結板は時計方向に回転
する。
即ち、本実施例の碍子連導体側は、水平2連ヨ
ーク26と複数導体連結用ヨーク31を連結金具
32を介して回転可能に連結し、相隣るヨーク3
1は断連時や断線時に張力バランスが得られるよ
うに連結に遊びをもたせた連結金具34で連結し
ているので、第2図及び第3図に示す従来装置の
導体側2連ヨーク5と連結金具7との間の連結金
具が不要となり、装置長はBの長さ分短縮でき
る。又、断連時や断線時に張力バランスが得られ
ない第1図に示すものと比較しても、装置長はB
の長さ分短縮することができる。
以上説明した如く本考案によれば、断連時や断
線時の張力バランスが得られ且つ装置長の短い軽
量の4連耐張装置を提供できる。又、装置の短縮
化に伴いジヤンパ導体も短縮できるから、送電鉄
塔の小型化、線下用地補償費の節減に役立つ等、
実施して効果の大きい考案である。
なお、前述の図面及び記載は、主に8導体4連
耐張装置であつたが、本考案はその他の多導体4
連耐張装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ従来の4
連耐張装置の概略構成図、第4図は本考案の一実
施例を示す概略的構成図、第5図は本考案の一実
施例を示す平面図、第6図は同一部分切欠き側面
図、第7図は第5図のA矢視図である。 21…耐張装置取付金具、22…地側水平ヨー
ク、25,26…水平2連ヨーク、27…2連碍
子連、28…小垂直ヨーク、29…大垂直ヨー
ク、30…横桁材、31…複数導体連結用ヨー
ク、32,34…連結金具、33…耐張クラン
プ、41…導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄塔アームに地側水平ヨーク22を回転可能に
    取付け、この地側水平ヨークの両端にそれぞれ水
    平2連ヨーク25を回転可能に連結して各水平2
    連ヨーク25に2連碍子連27を介して導体側水
    平2連ヨーク26を取付け、各導体側水平2連ヨ
    ーク26には連結金具32を介して複数導体連結
    用ヨーク31を回転可能に取付けると共に、この
    相隣る複数導体連結用ヨーク31,31を、断連
    時及び断線時に張力バランスが得られるように連
    結に遊びをもたせた連結金具34で連結するよう
    にしたことを特徴とする4連耐張装置。
JP12530179U 1979-09-10 1979-09-10 Expired JPS647541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12530179U JPS647541Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12530179U JPS647541Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5641926U JPS5641926U (ja) 1981-04-17
JPS647541Y2 true JPS647541Y2 (ja) 1989-02-28

Family

ID=29357190

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JP12530179U Expired JPS647541Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10

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JP (1) JPS647541Y2 (ja)

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JPS5641926U (ja) 1981-04-17

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