JPS58353Y2 - 2導体用2連耐張装置 - Google Patents

2導体用2連耐張装置

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JPS58353Y2
JPS58353Y2 JP11983578U JP11983578U JPS58353Y2 JP S58353 Y2 JPS58353 Y2 JP S58353Y2 JP 11983578 U JP11983578 U JP 11983578U JP 11983578 U JP11983578 U JP 11983578U JP S58353 Y2 JPS58353 Y2 JP S58353Y2
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JP
Japan
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horizontal yoke
link
yoke members
connecting link
conductors
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Expired
Application number
JP11983578U
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JPS5537527U (ja
Inventor
広 関
斯波剛崇
Original Assignee
大同電機工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は1点支持の1連碍子連を複連とする2連体用2
連耐張装置に係わり、緊線作業の簡略化及び横振れ特性
の向上を狙ったものである。
従来、一般に用いられている2本の導体(送電線)を架
線する2連耐張装置としては、2連の固定ヨークを用い
導体を引留めるものである。
このため緊線作業にあっては、該固定ヨーク自体にロッ
クピンを施すことなくセミ金車を組み、2条のワイヤー
を並行して巻き上げ、導体2条が正規弛度になった時点
で緊線用カムアロングを打ち、扇形一枚リンク孔にター
ンバックルで仮止めする公知の緊線作業(図示せず)を
行なうものである。
しかし乍ら、今日の様に大容量送電に供すべき大径電線
(例えば、1160m4TAC8R)及び大径間をもつ
2連耐張装置にあっては、旧来の2点支持の如き横振れ
のアンバランスを招かない、1点支持の1連となる複連
使用の2連耐張装置が用いられるに至って来た。
この場合、各ヨーク部材は独立使用となるため、緊線作
業における金車の取付けに当っては、少なくともこの並
設となる両ヨーク部材を差渡し連結する連結リング部に
は複数本のロックビンを配し、一時的に固定ヨークタイ
プとせねばならず、その取扱いが面倒であり、且該連結
リンク部にも必要以上の孔(ロック孔)を穿てはそれだ
け強度的にも弱くなるものであった。
本考案は上記欠陥を改善せしめたものであり、以下その
構成を実施例の図面について説明すれば次の通りである
1.1は基端を鉄塔2へ夫々1点支持3,3をもって配
す耐張碍子連で、該耐張碍子連1,1の先端に水平ヨー
ク部材4,4の基端を連結し、この連結点を通る張力線
上となる他端に導体5,5を握持する耐張クランプ6.
6を夫々引留め連結するものである。
7は並設となる水平ヨーク部材4.4の各中央側部に連
結ボルト8,8をもって夫々1点枢着とする一対の連結
リンクで、該連結リンク7の側部に、この側面7aに当
接するロック用添えリンク9を着脱自在に配するもので
ある。
即ち、該添えリンク9は両端に並設の水平ヨーク部材4
,4に差込むクレビス部9′を有し、該クレビス部9′
の側面93′が連結リンク7の側面7aに当接するとと
もに、該添えリンク9の中央に穿った孔10と連結リン
ク7の側部に突設した膨出部7′に穿った孔11と合致
せしめ、締付ボルト12を挿通するものである。
13〜13は添えリンク9のクレビス部9′に貫通する
取付ボルトで、この2本の取付ポルN3,13にて規制
される添えリンク9と2本の連結ボルト8,8にて規制
される連結リンク7の側面接触にて、該添えリンク9と
連結リンク7は不動となり、所謂ロックされ、これに対
応する左右の水平ヨーク部材4,4が一種の固定ヨーク
14を構成するものとなる。
いまこの作用を説明すると、先ず導体(電線)の緊線に
際し、基端を鉄塔2部へ1点支持した耐張碍子連1,1
端の水平ヨーク部材4,4の連結リンク7に隣接してロ
ック用添えリンク9を取付ポル1−13,13をもって
配せば、該連結リンク7はロック状態となり、水平ヨー
ク部材4,4部全体が固定ヨーク14となるものである
ここにおいて、各水平ヨーク部材4,4の導体側縁部に
穿った工事用孔15.15に巻き上げ用セミ金車16.
16をセットしく第5図参照)、延線してきた2条の導
体5,5にカムアロング17.17を配し、該カムアロ
ング17.17部に前記セミ金車16を組み、次にワイ
ヤー18゜18を巻き上げて導体5,5が正規弛度にな
った時点で緊線用カムアロング19.19を打ち、ター
ンバックル20.20で仮止めすると云う公知の工法に
て本緊線を行ないクランプするものである。
この緊線完了に伴う使用状態としては、連結リンク7部
に隣接したロック用となる添えリンク9を外ずせば、該
連結リンク7は夫々水平ヨーク部材4,4に対し1点枢
着となっているため、該水平ヨーク部材4,4の回動は
自在となり、一種のバランスヨーク21を構成するもの
である。
従って、各水平ヨーク部材4を介し一線上に配される耐
張碍子連1と導体5は、実質的には独立した1点支持の
1連耐張碍子装置を採るため、極めて横振れ特性が良い
ことは勿論のこと、ギヤロッピング等の現象も招きに<
<、且連長差にも対処しれるものとなる。
又、1連が断連しても並設の水平ヨーク部材4,4は連
結リンク7にて連結してなるため、導体5が地上へ落下
する最悪の事態を防げるものである。
上述の様に本考案は中間に水平ヨーク部材を介在する1
点支持1連耐張装置を2組配し2導体とするとともに、
この各水平ヨーク部材を連結する連結リング部に隣接し
てロック用添えリンクを着脱自在に配す如くしたことに
より、緊線作業にあっては添えリンクを取付は並設の水
平ヨーク部材を簡単に固定ヨークタイプとしえ、緊線用
工具の使用を確実とする。
又架線使用に際しては該添えリンクを外すすだけで簡単
に各水ヨーク部材は回動自在となる。
しかも導体の作用線が夫々1点支持部と一線上となるた
め、横振れ特性、ギヤロッピング特性等が同上するもの
となる。
勿論連結リンクの枢着部には単一の孔しか穿たないです
むため、強度的にも耐え、長期使用型タイプに適す等の
実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は使用状態
の平面図、第2図は水平ヨーク部の平面図、第3図は同
要部を示す正面図、第4図は連結リンク及び添えリンク
部の斜面図、第5図は緊線状態の説明図である。 1・・・・・・耐張碍子連、3・・・・・・1点支持、
4・・・・・・水平ヨーク部材、5・・・・・・導体、
6・・・・・・耐張クランプ、7・・・・・・連結リン
ク、8・・・・・・連結ボルト、9・・・・・・ロック
用添えリンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々独立支持する2連の耐張碍子連1,1の先端に水平
    ヨーク部材4,4の基端を連結し、該水平ヨーク部材4
    ,4の先端に導体5,5を引留め全体として2連体耐張
    とすると共に、この並設せる水平ヨーク部材4,4の対
    向側部に、中央に固定用の膨出部7′を有する連結リン
    ク7の両端を連結ボルト8,8をもって1点枢着の連結
    とし、該連結リンク7の片側に平行して両端を前記水平
    ヨーク部材4,4に取付ポルl−13,13で着脱自在
    とするロック用添えリンク9を、互いの側面7a、9a
    ’が接触するように配し、且つ前記連結リンク7の膨出
    部7′とこれに重なる添えリンク9の中央に締付ボルト
    12を挿通ずる2連体用2連耐張装置。
JP11983578U 1978-08-31 1978-08-31 2導体用2連耐張装置 Expired JPS58353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11983578U JPS58353Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 2導体用2連耐張装置

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JP11983578U JPS58353Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 2導体用2連耐張装置

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Publication Number Publication Date
JPS5537527U JPS5537527U (ja) 1980-03-11
JPS58353Y2 true JPS58353Y2 (ja) 1983-01-06

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ID=29075470

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JP11983578U Expired JPS58353Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 2導体用2連耐張装置

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JPS5537527U (ja) 1980-03-11

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