JP2000059966A - 完全プレハブ架線工法において適用されるジャンパ装置 - Google Patents

完全プレハブ架線工法において適用されるジャンパ装置

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JP2000059966A
JP2000059966A JP10223402A JP22340298A JP2000059966A JP 2000059966 A JP2000059966 A JP 2000059966A JP 10223402 A JP10223402 A JP 10223402A JP 22340298 A JP22340298 A JP 22340298A JP 2000059966 A JP2000059966 A JP 2000059966A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全プレハブ架線工法におけるジャンパ線の
取り付けを容易にする。 【解決手段】 鉄塔両側の送電線耐張支持体3における
ライン側碍子連金具12からそれぞれ支持杆21を吊り
下げる。支持杆21でジャンパ線6の中間部を吊り下げ
て、ジャンパ線6を3つのサブジャンパ部6a、6b、
6cに分割する。中央サブジャンパ部6bの弛度Sbを
左右サブジャンパ部6a、6cの弛度Sa、Scより小
さくする。ライン側碍子連金具12に弛度調整金具やジ
ャンパ線把持金具が追加されジャンパ線6長が長くなっ
て、ジャンパ形状が極端に偏平化しても、ジャンパ深さ
hを深くせずに左右サブジャンパ部6a、6cの弛度S
a,Scを大きくとれるので、ジャンパ線6の両端のジ
ャンパソケット7を圧縮型引留クランプ2に取り込み、
嵌合させる作業は容易である。また、ジャンパ線把持金
具22の取り付け位置の調整でジャンパ形状を決定で
き、ジャンパ線6の長さは大まかなもので済むので、プ
レハブジャンパ化も容易に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、完全プレハブ架
線工法において適用されるジャンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】架線工事の省力化のために予め圧縮型引
留クランプを圧縮接続した状態で電線を各鉄塔において
金車を通過させる延線工法いわゆる完全プレハブ架線工
法が近年使用されている。この完全プレハブ架線工法
は、当該径間の電線支持点間隔を精密測量するととも
に、当該鉄塔腕金の耐張プレートの支持点間隔、耐張碍
子連長さおよび規定弛度等を考慮することにより、一延
線区間の電線実長を求めておき、電線製造時に所要電線
実長に合致する長さにプレハブ計尺の上、両端末に圧縮
型引留クランプを工場にて圧縮接続することにより製造
された完全プレハブ電線を使用し、これを延線し、圧縮
型引留クランプを所定の耐張碍子連に引留め連結するこ
とにより完全プレハブ架線が終了することになる。
【0003】延線後、規定弛度に合致するように緊線作
業(弛度調整作業)を実施の上、耐張鉄塔においては、
ジャンパ線の両端に圧縮接続されたジャンパソケットを
圧縮型引留クランプの電気接続部に嵌合しジャンパボル
トで締め付け接続することにより、送電線としての機能
が完成することになる。なお、完全プレハブ電線といっ
ても実際には、鉄塔のたわみ、金車通過伸びその他種々
の要因により発生する誤差を完全になくすことはできな
いので、一般的には±180mm程度の長さの調整が可
能な弛度調整金具13(図2参照)を碍子連金具に組み
込んで、誤差を吸収するようにしている。
【0004】また、完全プレハブ架線においては、一般
に、省力化を目的にカマレス工法が採用される。これ
は、延線後の仮上げおよび緊線作業において圧縮型引留
クランプを碍子連金具に連結するために、圧縮型引留ク
ランプの口元から径間側に2m(メートル)程度の位置
の電線にカムアロング(電線把持工具)を打ち込み、こ
れに張力を付加して取り込むことにより行われていたも
のを、工場にて圧縮型引留クランプを接続する際に一緒
に碍子連金具を構成するカマレス金具14(図2参照)
を連結しておき、仮上げ時にはこの金具に設けた連結穴
を使用して張力を付加することにより取り込むことを可
能とする工法である。
【0005】図4に完全プレハブ架線工法に適用される
従来のジャンパ装置8を示す。なお、8’は通常の工法
で使用されるジャンパ装置である。同図において、送電
線(架空送電線)1の端部に圧縮接続された圧縮型引留
クランプ2は、送電線耐張支持体3を介して鉄塔腕金の
耐張プレート4に耐張支持されている。ここで、送電線
耐張支持体3とは、アース側碍子連金具10と耐張碍子
連11とライン側碍子連金具12または12’(12は
完全プレハブ架線工法の場合のもの、12’は通常工法
の場合のもの)とからなる全体を指す。従来のジャンパ
装置は、図示の通り、単に、ジャンパ線6の両端のジャ
ンパソケット7をそれぞれ鉄塔両側の圧縮型引留クラン
プ2に接続するのみであり、ジャンパ線6は全体として
略円弧状にたるんだ状態で支持されている。
【0006】図2に完全プレハブ架線工法における碍子
連3および圧縮型引留クランプ2の部分の詳細を示す。
完全プレハブ架線工法に用いるライン側碍子連金具12
には、前述の通り、通常工法の碍子連金具に弛度調整金
具13およびカマレス金具14が追加されており、送電
線耐張支持体3の長さLが従来工法のものに比べて例え
ば500mm〜1000mm増大することになる。この
数字は弛度調整金具13の調整位置が±0のものであ
り、一般的な±180mm程度の調整幅の弛度調整金具
の場合で、これを最大に調整した場合には、さらに18
0mm上記長さLが長くなることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にジャンパ線は、
図3に示すように、標準絶縁間隔aの1.2倍をジャン
パ線標準絶縁間隔とし、ジャンパ線から鉄塔部材への離
隔として標準絶縁間隔aを保つ形状に規定されている。
これに対応して、耐張鉄塔における腕金垂直間隔は、経
済性を考慮して規定の最小限の大きさに設計される。例
えば66KV架空送電線の場合、ジャンパ深さhは、一
般にジャンパ標準絶縁間隔に対して100mm程度の裕
度で設計されており、ジャンパ深さの調整範囲は大きく
ないのが現状である。同図において、aは標準絶縁間
隔、bは異常時絶縁間隔、15は鉄塔塔体、16は鉄塔
腕金である。鉄塔腕金16の先端に耐張プレート4があ
る。
【0008】このような耐張鉄塔におけるジャンパ線
は、緊線作業を終了した後、圧縮型引留クランプ2から
ジャンパ線を模擬したロープ等を使用して規定のジャン
パ深さh(図4参照)を確保するジャンパ線長を計測
し、その計測長に従って当該ジャンパ線6を切断し、そ
の両端にジャンパソケット7を圧縮接続し、作業員がそ
のジャンパソケット7を圧縮型引留クランプ2の電気接
続部に取り込みながら嵌合させ、ジャンパボルト10で
締め付け接続する。
【0009】完全プレハブ架線工法では、前述の通り、
通常工法の碍子連金具に弛度調整金具13およびカマレ
ス金具14が追加されて、送電線耐張支持体3の長さL
が長くなっているので、ジャンパ形状(ジャンパ線6の
たるみ曲線形状)は、図4に破線で示されたジャンパ線
6のように圧縮型引留クランプ2の位置が径間側に大き
く移動した形状となるが、ジャンパ線6の調整長が小さ
いため図示のように極端に偏平形状となって、ジャンパ
線6を張るための張力が大となり、ジャンパソケット7
の圧縮型引留クランプ2への取り込みおよび嵌合が作業
員の人力では著しく困難になる。この場合ジャンパ深さ
hを大きくすることも考えられるが、これは直ちに腕金
垂直間隔の拡大(鉄塔高さの増大、つまり鉄塔の大型
化)となり、したがって、腕金垂直間隔の拡大は鉄塔の
コストアップのみならず、送電線路全体のコストアップ
につながるもので、得策ではない。また、弛度調整の必
要な個所は、鉄塔別、相別、線別等千差万別であるとと
もに、調整長さおよび方向も異なることから、事前の対
策が難しいという欠点がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、完全プレハブ架線工法において、ジャンパ線取り付
けを容易に行うことのできるジャンパ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、鉄塔腕金の耐張プレートの両側に、送電線の端部
をクランプした圧縮型引留クランプをそれぞれ、アース
側碍子連金具と耐張碍子連とライン側碍子連金具とから
なる送電線耐張支持体を介して引き留めるとともに、鉄
塔両側の送電線を電気的に接続するためのジャンパ線の
両端に圧縮接続したジャンパソケットをそれぞれ、鉄塔
両側の前記圧縮型引留クランプの電気接続部に接続して
なる、完全プレハブ架線工法において適用されるジャン
パ装置において、鉄塔両側の前記送電線耐張支持体にお
けるライン側碍子連金具からそれぞれ支持杆を吊り下
げ、この支持杆の下端の、耐張プレートを含むアース側
碍子連金具に対して標準絶縁間隔を確保できる位置に取
り付けたジャンパ線把持金具で前記ジャンパ線の中間部
分を把持して、当該ジャンパ線を3つのサブジャンパ部
に分割するとともに、中央サブジャンパ部の長さを当該
ジャンパ線全長の3分の1未満の長さ、左右サブジャン
パ部の長さをそれぞれ3分の1以上の長さとし、左右の
前記ジャンパ線把持金具を結ぶ線を基準とする中央サブ
ジャンパ部の弛度を、同じ基準による左右サブジャンパ
部の弛度より小さくしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1、図2に示した一実施例のジャンパ装置20を参照し
て説明する。図1において、送電線(架空送電線)1の
端部に圧縮接続された圧縮型引留クランプ2は、送電線
耐張支持体3を介して耐張プレート4に耐張支持され
る。ここで、送電線耐張支持体3とは、図2について前
述した通り、アース側碍子連金具10と耐張碍子連11
とライン側碍子連金具12とからなる全体を指す。
【0013】本発明のジャンパ装置20は、鉄塔両側の
前記送電線耐張支持体3におけるライン側碍子連金具1
2からそれぞれ支持杆21を吊り下げ、この支持杆21
の下端に取り付けたジャンパ線把持金具22で前記ジャ
ンパ線6の中間部分を把持して、当該ジャンパ線6を中
央部サブジャンパ部6bおよび左右サブジャンパ部6
a、6cの3つのサブジャンパ部に分割する。ここで、
前記ジャンパ線把持金具22の位置は、耐張プレート4
を含むアース側碍子連金具10に対して標準絶縁間隔a
(図3で説明した標準絶縁間隔a)を確保できる位置と
する。そして、中央サブジャンパ部6bの長さを当該ジ
ャンパ線6の全長の3分の1未満の長さ、左右サブジャ
ンパ部6a、6cの長さをそれぞれ3分の1以上の長さ
とし、左右の前記ジャンパ線把持金具21を結ぶ線Mを
基準とする中央サブジャンパ部6bの弛度Sbを、同じ
基準による左右サブジャンパ部6a、6cの弛度Sa、
Scより小さくする。図1において、Bは中央サブジャ
ンパ部6bのジャンパ線長、、Aは左側サブジャンパ部
6aのジャンパ線長、Cは右側サブジャンパ部6cのジ
ャンパ線長を示す。
【0014】上述の通り、中央サブジャンパ部6bのジ
ャンパ線長および弛度を左右サブジャンパ部6a、6c
のジャンパ線長および弛度より各々小さくしてあるが、
これは支持杆21の先端に取り付けられたジャンパ線把
持金具22により把持された中央部サブジャンパ部6b
に常に引張荷重を印加させて、ジャンパ形状を保つため
に必要不可欠なものである。また、必要に応じてジャン
パ線把持金具22に重錘を付加して、さらに形状安定を
図ることも可能である。
【0015】また、ジャンパ装置20全体が風圧荷重に
より横揺れすることがあるので、ライン側碍子連金具1
2から吊り下げた支持杆21のライン側碍子連金具12
との連結部は、詳細は略すが、線路方向および線路と直
角方向にヒンジ構造とするのが好ましい。同様に、ジャ
ンパ線6を把持するジャンパ線把持金具22について
は、支持杆21との連結は線路方向にヒンジ構造とし、
把持構造はジャンパ線6に対する歪み低減効果のあるボ
ルトレス型とするのが好ましい。
【0016】上記のジャンパ装置20では、ジャンパ深
さhは支持杆21の長さおよびジャンパ線把持金具22
の取り付け位置を変えることにより調整可能である。し
たがって、当該ジャンパ装置20が取り付けられる鉄塔
のカテナリ角および水平角、送電線耐張支持体3の構造
・寸法および所要ジャンパ深さhを基にして、大まかな
ジャンパ線長を求めておき、工場でその大まかなジャン
パ線長で切断したジャンパ線の両端にジャンパソケット
7を圧縮接続しておくいわゆるプレハブジャンパとする
ことも可能となる。この場合、この大まかなジャンパ線
長のジャンパ線6の両端にジャンパソケット7を圧縮接
続したプレハブジャンパ線を当該鉄塔に取り付けた後、
ジャンパ線把持金具22の取り付け位置を調整すること
によりジャンパ形状を決定する。この場合、支持杆21
を長さ可変の長さ調整型構造とすると、ジャンパ深さh
の調整幅を拡大できることから、プレハプジャンパとす
る上で一層有効である。
【0017】なお、使用材料については、支持杆21は
軟鋼または鋼撚り線により、ジャンパ線把持金具22は
アルミまたはアルミ合金鋳物により、ジャンパ線6は硬
アルミ撚り線、耐熱アルミ合金撚り線、鋼心アルミ撚り
線または鋼心耐熱アルミ合金撚り線などにより、ジャン
パソケット7はアルミ鋳物により製作することが好まし
い。
【0018】
【発明の効果】本発明では、鉄塔両側の送電線耐張支持
体におけるライン側碍子連金具からそれぞれ吊り下げた
支持杆によりジャンパ線の中間部を吊り下げて、ジャン
パ線を3つのサブジャンパ部に分割するとともに、中央
サブジャンパ部の弛度を左右サブジャンパ部の弛度より
小さくしていることから、ジャンパ線長が長くなってジ
ャンパ形状が極端に偏平化しても、ジャンパ深さhを深
くせずに左右サブジャンパ部の弛度を大きくとることが
でき、したがって、ジャンパ線の両端に圧縮接続したジ
ャンパソケットを圧縮型引留クランプに取り込み、嵌合
させる作業を容易に行うことができる。
【0019】また、ジャンパ線の中間部を支持杆を介し
てジャンパ線把持金具で支持する構成であるから、ジャ
ンパ線把持金具の取り付け位置の調整でジャンパ形状を
決定することが可能であり、したがって、ジャンパ線長
さは大まかなもので済み、予め工場でジャンパ線の両端
にジャンパソケットを圧縮接続しておくプレハブジャン
パ化も容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジャンパ装置の一実施例を示す模
式的な正面図である。
【図2】図1における送電線耐張支持体およびこれに連
なる圧縮型引留クランプの部分の詳細を示す正面図であ
る。
【図3】耐張鉄塔におけるジャンパ標準絶縁間隔ないし
ジャンパ深さについて説明するための図である。
【図4】従来のジャンパ装置を示す模式的な正面図であ
る。
【符号の説明】
1 送電線(架空送電線) 2 圧縮型引留クランプ 3 送電線耐張支持体 4 耐張プレート 6 ジャンパ線 6a、6c 左右サブジャンパ部 6b 中央サブジャンパ部 7 ジャンパソケット 10 アース側碍子連金具 11 ライン側碍子連金具 20 ジャンパ装置 21 支持杆 22 ジャンパ線把持金具 h ジャンパ深さ Sb 中央サブジャンパ部の弛度 Sa、Sc 左右サブジャンパ部の弛度
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月17日(1998.8.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】図2に完全プレハブ架線工法における送電
線耐張支持体3および圧縮型引留クランプ2の部分の詳
細を示す。完全プレハブ架線工法に用いるライン側碍子
連金具12には、前述の通り、通常工法の碍子連金具に
弛度調整金具13およびカマレス金具14が追加されて
おり、送電線耐張支持体3の長さLが従来工法のものに
比べて例えば500mm〜1000mm増大することに
なる。この数字は弛度調整金具13の調整位置が±0の
ものであり、一般的な±180mm程度の調整幅の弛度
調整金具の場合で、これを最大に調整した場合には、さ
らに180mm上記長さLが長くなることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジャンパ装置の一実施例を示す模
式的な正面図である。
【図2】図1における送電線耐張支持体およびこれに連
なる圧縮型引留クランプの部分の詳細を示す正面図であ
る。
【図3】耐張鉄塔におけるジャンパ標準絶縁間隔ないし
ジャンパ深さについて説明するための図である。
【図4】従来のジャンパ装置を示す模式的な正面図であ
る。
【符号の説明】 1 送電線(架空送電線) 2 圧縮型引留クランプ 3 送電線耐張支持体 4 耐張プレート 6 ジャンパ線 6a、6c 左右サブジャンパ部 6b 中央サブジャンパ部 7 ジャンパソケット 10 アース側碍子連金具11 耐張碍子連 12 ライン側碍子連金具 20 ジャンパ装置 21 支持杆 22 ジャンパ線把持金具 h ジャンパ深さ Sb 中央サブジャンパ部の弛度 Sa、Sc 左右サブジャンパ部の弛度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄塔腕金の耐張プレート(4)の両側
    に、送電線(3)の端部をクランプした圧縮型引留クラ
    ンプ(2)をそれぞれ、アース側碍子連金具(10)と
    耐張碍子連(11)とライン側碍子連金具(12)とか
    らなる送電線耐張支持体(3)を介して引き留めるとと
    もに、鉄塔両側の送電線(1)を電気的に接続するため
    のジャンパ線(6)の両端に圧縮接続したジャンパソケ
    ット(7)をそれぞれ、鉄塔両側の前記圧縮型引留クラ
    ンプ(2)の電気接続部に接続してなる、完全プレハブ
    架線工法において適用されるジャンパ装置において、 鉄塔両側の前記送電線耐張支持体(3)におけるライン
    側碍子連金具(12)からそれぞれ支持杆(21)を吊
    り下げ、この支持杆(21)の下端の、耐張プレート
    (4)を含むアース側碍子連金具(10)に対して標準
    絶縁間隔を確保できる位置に取り付けたジャンパ線把持
    金具(22)で前記ジャンパ線(6)の中間部分を把持
    して、当該ジャンパ線(6)を3つのサブジャンパ部
    (6a)、(6b)、(6c)に分割するとともに、中央
    サブジャンパ部(6b)の長さを当該ジャンパ線(6)
    全長の3分の1未満の長さ、左右サブジャンパ部(6
    a)、(6c)の長さをそれぞれ3分の1以上の長さと
    し、左右の前記ジャンパ線把持金具(22)を結ぶ線を
    基準とする中央サブジャンパ部(6b)の弛度を、同じ
    基準による左右サブジャンパ部(6a)、(6c)の弛
    度より小さくしたことを特徴とする、完全プレハブ架線
    工法において適用されるジャンパ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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