JP3327359B2 - 電線吊り上げ工具 - Google Patents

電線吊り上げ工具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,絶縁アームを備えた
懸垂支持塔において主として緊線作業に用いる電線吊り
上げ工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な架空送電線路における懸
垂鉄塔の懸垂装置は図8の通りである。すなわち,同図
に示すように,懸垂装置1は,懸垂鉄塔の鋼製アーム2
(図はその一部材を示す)に連結されるヨーク3,所定
の電気性能を有する碍子連4,ライン側のヨーク5,電
線6を支持する懸垂クランプ7等からなっている。な
お,図示例の懸垂装置1はヨーク3,5にそれぞれアー
クホーン8,9およびシールドリング10,11を取り
付けている。
【0003】上記の懸垂装置1により電線6を架設する
場合に一般に行われる作業内容について説明すると,ま
ず,電線6の延線においては,図9に示すように懸垂装
置1と同等の長さの金車コード15により金車16を鋼
製アーム2から吊り下げる。この金車16の金車溝を電
線6が通過して延線が行われる。この場合,金車16
は,金車溝が懸垂クランプ7の電線6の位置と同じ高さ
位置となるように配置する。延線後,規定弛度となるま
で弛度調整を行う。次いで,金車コード15の近傍に鋼
製アーム2から懸垂装置1を吊り下げるとともに,同じ
く鋼製アーム2から例えばレバーブロック(チェーンブ
ロックと類似構造でレバー操作で巻き上げ,巻き下げを
行うもの)18等を用いて図10(イ),(ロ)に示す
ような電線吊り上げフック17を下ろし,金車16上の
電線6をこの電線吊り上げフック17に取り込んだ後,
この取り込んだ電線6を懸垂クランプ7に収容(移し替
え)し把持する。こうして緊線が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで,近年,架空
送電線路全体を極力小さくしたコンパクト送電線路の要
請が高まりつつあり,それを実現するものとして,絶縁
アームを用いた鉄塔が検討されている。この絶縁アーム
は,本発明の一実施例図である図6を参照して説明する
と,FRP等による絶縁材料の軸21a,22aの外周
に従来の磁器碍子と同様な傘形状をなすシリコンゴム等
の高分子碍子21b,22bを設けた部材21,22を
用いた構造であり,アームとしての機能と絶縁支持部材
としての機能(従来の磁器碍子と同じ機能)とを兼ね備
えている。なお,図示の絶縁アーム23は,水平材21
と斜め材22とを組み合わせた2本組み構造の絶縁アー
ムである。この場合,絶縁アーム23の先端に連結した
ヨーク24に懸垂クランプ26を直接取り付ける。ま
た,延線時に延線用の金車25もヨーク24に直接取り
付ける。
【0005】上記の絶縁アーム23を持つ懸垂鉄塔にお
いて,緊線時に延線用の金車25から懸垂クランプ26
への電線6の移し替えを行う場合,ヨーク24の直下に
おいて電線6を金車25の金車溝から10cm程度だけ
持ち上げる作業が必要であるが,この作業をレバーブロ
ック18等を用いる従来方法で行うことは困難である。
すなわち,従来の懸垂装置1であれば,鋼製アーム2か
ら懸垂クランプ7までの高さ距離が十分あり,したがっ
て鋼製アーム2と金車16との間にも十分な高さ距離が
あるので,レバーブロック18等の使用が可能であり,
上述のような電線6の移し替え作業は容易であるが,絶
縁アーム23を持つ懸垂鉄塔の場合,絶縁アーム23と
金車間の高さ距離がきわめて短くなるので,レバーブロ
ック等を用いる従来方法は採用できない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,絶縁アームを備えた懸垂支持物における例えば緊線
作業等の際に,延線用の金車から懸垂クランプへの電線
の移し替え作業等を容易にかつ安全に行うことができる
電線吊り上げ工具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は,懸垂クランプ連結用のヨークを先端に取
り付けた絶縁アームを備えた懸垂支持物において用いる
電線吊り上げ工具であって,,前記ヨークに固定される
工具固定部と,この工具固定部から電線長手方向の片側
に延びる支持腕と,この支持腕に上端を支持された伸縮
可能な伸縮駆動装置と,前記伸縮駆動装置の下端に取り
付けられた電線把持部とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は,懸垂クランプ連結用の
ヨークを先端に取り付けた絶縁アームを備えた懸垂支持
物において用いる電線吊り上げ工具であって,前記ヨー
クに固定される工具固定部と,この工具固定部に基端部
が回動可能に連結され電線長手方向の左右両側に下向き
傾斜でそれぞれ延びてハ字形をなす1対の支持腕と,ハ
字形をなす前記左右の支持腕を両者のなす角度が変化す
るように開閉駆動する支持腕開閉駆動装置と,前記支持
腕の先端に取り付けられた電線把持部とを備えたことを
特徴とする。
【0009】請求項3は,請求項1または2記載の架線
作業用の電線吊り上げ工具において,電線把持部として
延線用の金車を用いたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の電線吊り上げ工具を延線後の緊線作
業に用いる場合,伸縮駆動装置を伸長させた状態でその
下端の電線把持部を,延線用の金車の金車溝に通された
電線の直下に位置させ,次いで伸縮駆動装置を縮小させ
ると,電線把持部が電線を保持して上昇し,電線が金車
から外れる。次いで,金車をヨークから外し,懸垂クラ
ンプに電線を収容・把持した後,懸垂クランプをヨーク
に取り付ける。これにより金車から懸垂クランプへの電
線の移し替えが行われる。
【0011】請求項2の電線吊り上げ工具を同じく延線
後の緊線作業に用いる場合,ハ字形をなす両支持腕の角
度を狭くして下端を下げた状態でその下端の電線把持部
を,延線用の金車の金車溝に通された電線の直下に位置
させ,次いで支持腕開閉駆動装置により両支持腕の角度
を広げると,支持腕の下端の電線把持部が電線を保持し
て上昇し,電線が金車から外れる。次いで,金車をヨー
クから外し,懸垂クランプに電線を収容・把持した後,
懸垂クランプをヨークに取り付ける。これにより金車か
ら懸垂クランプへの電線の移し替えが行われる。この場
合,電線を金車の両側の電線把持部で保持するので,電
線を水平に保持した状態で移し替えを行うことができ
る。したがって,懸垂クランプとして耐振型懸垂クラン
プ等が使用されている場合に適切である。
【0012】
【実施例】以下,本発明の実施例を図1〜図7を参照し
て説明する。この実施例は,図6に示すような絶縁アー
ム23を備えた懸垂支持物(図示例は鉄塔ではなく鋼管
等によるポールである)28において使用する電線吊り
上げ工具である。この絶縁アーム23は,前述の通りF
RP等による絶縁材料の軸21a,22aの外周に従来
の磁器碍子と同様な傘形状をなすシリコンゴム等の高分
子碍子21b,22bを設けた部材21,22を用いた
構造であり,アームとしての機能と絶縁支持部材として
の機能(従来の磁器碍子と同じ機能)とを兼ね備えてい
る。前記水平材21および斜め材22は,それぞれ基端
側は連結金具21c,22cを介して懸垂支持物28に
連結され,先端側は連結金具21,322dを介してヨ
ーク24に連結されている。なお,図示の絶縁アーム2
3は,水平材21と斜め材22とを組み合わせた2本組
み構造の絶縁アームである。図6は架空送電線の架設作
業における延線済みの状態を示すもので,電線6はヨー
ク24に取り付けた延線用の金車25の金車溝を通され
ている。
【0013】図1は請求項1の発明の一実施例の電線吊
り上げ工具30の正面図である。この電線吊り上げ工具
30は,前記ヨーク24にボルトで固定される工具固定
部31と,この工具固定部31にボルトで固定され電線
長手方向の片側に延びる支持腕32と,この支持腕32
に上端を支持された伸縮可能な伸縮駆動装置33と,前
記伸縮駆動装置33の下端に取り付けられた電線把持部
34とを備えている。前記伸縮駆動装置33は,上下の
ロッド33aと中間部の駆動部33bとからなり,駆動
部33bにより一方のロッド33aまたは両方のロッド
33aを出没させて,全体を伸縮させる。この伸縮駆動
装置33は,例えばターンバックル機構あるいは油圧装
置等を採用することができる。ターンバックル機構であ
れば作業者が手で回して伸縮させる。図示の電線把持部
34はフック構造のもの(図10(ロ)のごとき構造)
であるが,図2に示す電線把持部34’のように,延線
用の金車と同じものを用いてもよい。
【0014】上記の電線吊り上げ工具30を用いて行う
緊線作業を説明する。図6のように延線用の金車25を
用いて延線作業を済ませた後,規定弛度となるまで弛度
調整を行う。その後,次のようにして金車25上の電線
6を懸垂クランプに移し替える。まず,電線吊り上げ工
具30の工具固定部31をヨーク24にボルトで固定す
る。次いで,伸縮駆動装置33を伸長させた状態でその
下端の電線把持部34を電線6の直下に位置させ,次い
で伸縮駆動装置33を縮小させると,図1に示すように
電線把持部34が電線6を保持して上昇する。上昇距離
は約10cm程度でよい。これにより,電線6が金車か
ら外れる。次いで,金車25をヨーク24から外し,懸
垂クランプ26に電線6を収容・把持した後,図7に示
すように懸垂クランプ26をヨーク24に取り付ける。
これにより金車25から懸垂クランプ26への電線6の
移し替えが行われ,緊線が終了する。
【0015】図3に請求項2の電線吊り上げ工具の一実
施例を示す。この電線吊り上げ工具40は,ヨーク24
に固定された工具固定部41と,この工具固定部41に
基端部が回動可能に連結され電線長手方向(図3で左右
方向)の左右両側に下向き傾斜でそれぞれ延びてハ字形
をなす1対の支持腕42と,ハ字形をなす前記左右の支
持腕42を両者のなす角度が変化するように開閉駆動す
る支持腕開閉駆動装置43と,前記支持腕42の先端に
取り付けられた電線把持部44とを備えている。前記支
持腕開閉駆動装置43は,左右のロッド43aと中間部
の駆動部43bとからなり,駆動部43bにより一方の
ロッド43aまたは両方のロッド43aを出没させて,
全体を伸縮させる。前記左右のロッド43aの先端は伝
達腕45を介して支持腕42の中央よりやや上寄り位置
に連結されている。この支持腕開閉駆動装置43は,例
えばターンバックル機構あるいは油圧装置等を採用する
ことができる。また,支持腕開閉駆動装置は,図示のよ
うな直線的な伸縮により両支持腕42の角度を変化させ
る機構に限らず,それ自身の角度が変化して両支持腕4
2の角度を変化させるものでもよい。また,図示の電線
把持部44は延線用の金車を用いている。
【0016】上記の電線吊り上げ工具40を用いて行う
緊線作業を説明する。まず,電線吊り上げ工具40の工
具固定部41をヨーク24にボルトで固定する。支持腕
開閉駆動装置43を伸長させハ字形をなす両支持腕42
の角度を狭くして下端を下げた状態でその下端の電線把
持部44を電線6の直下に位置させ,次いで支持腕開閉
駆動装置43により両支持腕42の角度を広げると,支
持腕42の下端の電線把持部44が電線6を保持して上
昇する。これにより,電線6が金車25から外れる。次
いで,金車25をヨーク24から外し,懸垂クランプ2
6に電線6を収容・把持した後,図7に示すようにこの
懸垂クランプ26をヨーク24に取り付ける。これによ
り金車25から懸垂クランプ26への電線の移し替えが
行われる。
【0017】この実施例では,電線6を金車26の両側
の電線把持部44で保持するので,電線6を水平に保持
した状態で移し替えを行うことができる。したがって,
図5に示すように,懸垂クランプとして耐振型懸垂クラ
ンプ(AGSクランプ)46が使用されている場合に適
切である。コンパクト送電線路では,垂直線間距離を可
能な限り縮小することが要求されるので,金具高さ寸法
の短い耐震型懸垂クランプ46が使用される場合があ
る。この耐振型懸垂クランプ46は,電線6の外周に巻
き付けたアーマーロッド47の中央部をクランプする
が,このアーマーロッド47の中央部がクロロプレンゴ
ム等のインサート48を介して膨らんで電線6に直接接
触せず,電線6を弾性的に把持する構造である。この耐
振型懸垂クランプ46を採用する場合の緊線作業では,
アーマーロッド47の長さ分を避けてかつ電線6を水平
に把持する必要があるが,上記の電線吊り上げ工具40
は,この要求に応えることができる。また,アーマーロ
ッド47の長さが異なる場合には,支持腕42の長さを
変更することで容易に対応できる。
【0018】なお,上記の説明では,電線吊り上げ工具
で電線6を持ち上げた状態で金車25をヨーク24から
外し,その後電線6を把持させた懸垂クランプ26をヨ
ーク24に取り付ける手順としたが,ヨーク24に専用
の金車取り付け部を設け,ヨーク24に金車25を取り
付けた状態のまま電線移し替え作業を行うことも可能で
ある。
【0019】また,本発明の電線吊り上げ工具は,上述
したように緊線作業に用いて好適であるが,これに限ら
ず,例えば懸垂クランプを交換する等の保守作業に用い
ることも考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明の電線吊り上げ工具によれば,当
該電線吊り上げ工具をヨークを利用して固定し,伸縮駆
動装置または支持腕開閉駆動装置の駆動により電線把持
部を昇降させて電線を昇降させることができるので,例
えば緊線作業における延線用の金車から懸垂クランプへ
の電線の移し替え作業等を容易かつ安全に行うことがで
きる。
【0021】請求項2によれば,電線を金車の両側でか
つ水平に把持することができるので,懸垂クランプとし
て耐振型懸垂クランプを採用する場合等にも容易に対応
することができる。
【0022】請求項3によれば,電線把持部として金車
を用いているので,電線把持部で電線を把持して昇降す
る際に,電線を長手方向に拘束することがなく,電線に
無用な張力が作用しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の電線吊り上げ工具の一実施例
を示す正面図である。
【図2】図1における電線把持部の他の実施例を示す図
である。
【図3】請求項2の発明の電線吊り上げ工具の一実施例
を示す正面図である。
【図4】図3の電線吊り上げ工具の動作の一態様を示す
図である。
【図5】懸垂クランプとして耐振型懸垂クランプを採用
した場合における,図3の電線吊り上げ工具の使用状態
を示す図である。
【図6】絶縁アームを備えた懸垂支持物における延線済
み状態を示す側面図であり,本発明の電線吊り上げ工具
を用いて緊線作業を始める前段階の図である。
【図7】緊線を行った後の状態を示す懸垂装置の要部側
面図である。
【図8】従来の懸垂装置の正面図である。
【図9】従来方法により緊線時に延線用の金車から懸垂
クランプへの電線の取り込みを行う要領を説明する図で
ある。
【図10】図9における電線吊り上げフックを示すもの
で,同図(イ)は正面図,同図(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
6 電線 23 絶縁アーム 24 ヨーク 25 延線用の金車 26 懸垂クランプ 30,40 電線吊り上げ工具 31,41 工具固定部 32,42 支持腕 33 伸縮駆動装置 34,44 電線把持部 43 支持腕開閉駆動装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−28496(JP,A) 特開 平2−303306(JP,A) 特開 平1−286709(JP,A) 特開 平4−67707(JP,A) 特開 平4−207(JP,A) 特開 昭47−32386(JP,A) 特開 平5−137222(JP,A) 特開 平1−248914(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸垂クランプ連結用のヨーク(24)を
    先端に取り付けた絶縁アーム(23)を備えた懸垂支持
    物(28)において用いる電線吊り上げ工具であって,
    前記ヨーク(24)に固定される工具固定部(31)
    と,この工具固定部(31)から電線長手方向の片側に
    延びる支持腕(32)と,この支持腕(32)に上端を
    支持された伸縮可能な伸縮駆動装置(33)と,前記伸
    縮駆動装置(33)の下端に取り付けられた電線把持部
    (34)とを備えたことを特徴とする電線吊り上げ工
    具。
  2. 【請求項2】 懸垂クランプ連結用のヨーク(24)を
    先端に取り付けた絶縁アーム(23)を備えた懸垂支持
    物(28)において用いる電線吊り上げ工具であって,
    前記ヨーク(24)に固定される工具固定部(41)
    と,この工具固定部(41)に基端部が回動可能に連結
    され電線長手方向の左右両側に下向き傾斜でそれぞれ延
    びてハ字形をなす1対の支持腕(42)と,ハ字形をな
    す前記左右の支持腕(42)を両者のなす角度が変化す
    るように開閉駆動する支持腕開閉駆動装置(43)と,
    前記支持腕(42)の先端に取り付けられた電線把持部
    (44)とを備えたことを特徴とする電線吊り上げ工
    具。
  3. 【請求項3】 前記電線把持部(44)として延線用の
    金車を用いたことを特徴とする請求項1または2記載の
    架線作業用の電線吊り上げ工具。
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