JP3176886B2 - 吊下金車およびこれを使用したケーブルの張替工法 - Google Patents

吊下金車およびこれを使用したケーブルの張替工法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊下金車およびこ
れを使用したケーブルの張替工法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一度配設した鉄道用の配電線あ
るいは一般の送電線等のケーブルは永久的なものではな
く、所定の使用期間を経過したものについては一般に新
しいものと交換する張替工事が必要となる。
【0003】したがってこのような張替工事において従
来から行われている配電線の場合の張替工法は、例えば
図5に示すように工事区間に立設されている各電柱2の
上部に設けられた腕金3にそれぞれ4面ローラ1を取り
付け、つぎに腕金3の下部の碍子4に設けられているケ
ーブルクランプ部5の把持部分から作業者が手作業によ
り既設電線6を外して4面ローラ1のローラ上に移設
し、既設電線6の終端に新設電線7の始端を繋ぎ、そし
て既設電線6の始端をパイロットロープ8に連結してパ
イロットロープ8を地上の巻上げ機10を巻上げ作動さ
せることにより既設電線6の終端側に同じく地上に設け
た電線ドラム9から新設電線7が各4面ローラ1上に延
設されることになる。
【0004】そしてこの新設電線7を4面ローラ1上か
ら碍子4のケーブルクランプ部5に作業者が手で持って
移動させ、電線弛度調整のためケーブルクランプ部5の
把持部分に仮止めした後、一度張り上げて緊線する。
【0005】この場合新設電線7が予め設定された弛度
にあればケーブルクランプ部5の把持部分のボルトを締
めて新設電線7を固定することにより完了するようにな
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の工法では、電線弛度調整のための仮止めと張り上げの
作業とは一度で済まない場合がある。例えば配電線路が
曲線をなす区間では図6に示すように碍子4が電線張力
により曲線内側に流れることにより、隣合う前記4面ロ
ーラ1,1間の距離11が隣合うケーブルクランプ部
5,5間の距離12よりも大きくなるため、図7に示す
ように4面ローラ1上にあるときの電線弛度と、ケーブ
ルクランプ部5に把持したときの電線弛度が大きく違っ
てしまう。
【0007】そのため一度仮止めした電線を再び4面ロ
ーラ1上に移設して電線を張ったり、または緩めたりし
てケーブルクランプ部5に再度移動して仮止めし、確認
する作業を幾度となく繰り返すことになる。
【0008】この場合電線移動は作業員の手作業により
なされるが、4面ローラ1と電線クランプ部5との距離
aが前述の理由により図7に示したようにどうしても大
きく離れてしまうため、移動に要する力は100kgf
以上にも及ぶことがあり、したがってその作業は重労働
であるばかりでなく電柱上での高所作業となるので危険
を伴う作業となる。
【0009】また電線を移動する際に誤って手から離れ
てしまった場合、落下した電線により併架物が損傷する
などのトラブルも発生する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題の対策として、曲線経路のケーブルであっても弛度
調整作業を容易にし、ケーブルを案内ローラ上からケー
ブルクランプ部へ移動する際、ケーブルを地面に落下さ
せることのない吊下金車およびこれを使用したケーブル
の張替工法を提供することを課題とするもので、その解
決手段としては弛度調整を容易とするために延線状態と
緊線状態のケーブル位置をできるだけ接近させてケーブ
ルの移動距離を小さくするようにしたことにある。
【0011】すなわち請求項1にかかる発明は、固定ア
ームと可動アームとを有し、該可動アームを前記固定ア
ームに対し開閉可能に連結するとともに前記固定アーム
の上部に、電柱の上部にあってケーブルを支持するケー
ブルクランプ部に連結するための連結部を設け、前記固
定アームと可動アームとの対向間に前記クランプ部を内
包する受入れ空間部を形成し、前記固定アームの下方部
にはケーブル案内ローラを軸着してなり、前記受入れ空
間部内において前記クランプ部とケーブル案内ローラと
の間でケーブルを相互に移動させ得るようにしたことを
特徴とする。
【0012】そして請求項2にかかる発明は、固定アー
ムと可動アームとを有し、該可動アームは該固定アーム
に対し開閉可能に連結するとともに前記固定アームの上
部に、所定間隔に立設された各電柱の上部にあってケー
ブルを支持するケーブルクランプ部に連結するための連
結部を設け、前記固定アームと可動アームとの対向間に
前記クランプ部を内包する受入れ空間部を形成し、前記
固定アームの下方部にはケーブル案内ローラを軸着して
なり、前記受入れ空間部内においてケーブルクランプ部
とケーブル案内ローラとの間でケーブルを相互に移動さ
せ得るようにした金車を用い、この金車の前記連結部を
前記クランプ部に取り付けたのち前記ケーブル案内ロー
ラ上に前記クランプ部から外した既設ケーブルを載せ換
え、既設ケーブルの終端に新設ケーブルの始端を繋ぎ、
既設ケーブルの始端に繋いだパイロットロープをウイン
チ等の巻取手段で巻取り、つぎに前記金車のケーブル案
内ローラ上の既設ケーブルを巻取ることで順次に新設ケ
ーブルをケーブル案内ローラ上に載せ換えたのち、ケー
ブル案内ローラ上からケーブルクランプ部へ移し換える
工法を特徴とする。
【0013】この場合、前記金車のケーブル案内ローラ
上に移設された新設ケーブルをケーブルクランプ部に移
す前に張り上げ、弛度調整を行うことが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0015】図示の実施形態は鉄道用の配電線を対象と
した場合を示すもので、図1は本発明にかかる吊下金車
を碍子のケーブルクランプ部に取り付けた状態を示す外
観側面図、図2は図1を拡大した詳細の正面図、図3は
図2の側面図、図4は本発明の吊下金車を使用した鉄道
配電線の張替工法を示す説明図である。なお図1〜図4
で説明する符号のうち、図5〜図7に示した符号と同じ
符号のものは従来部品である。
【0016】図1乃至図3に示すように、電柱2の上部
の腕金3には配電線を支持する碍子4があってその下部
にはフック状に形成されたケーブルクランプ部5が吊下
げられており、その先端部分は既設電線6または新設電
線7が把持される把持部分5aとなっている。
【0017】吊下金車20は、固定アーム21と、ケー
ブルクランプ部5の電線を間にして固定アーム21に対
向するよう設けられた可動アーム22とを有し、この可
動アーム22は固定アーム21に対し上下いずれの位置
で開閉可能に連結してもよいが、図3の実施形態におい
ては可動アーム22側の固定アーム21の下端にL字型
に形成されて立上がる固定アーム部21aの頂部に設け
られたヒンジ23を中心として下向きに開閉するように
構成されている。上記可動アーム22は、前記ケーブル
クランプ部5の電線把持部分5aを開けるのに障害とな
らないよう、外方へ膨らむ彎曲形状に形成されている。
なお固定アーム部21aは別体でなく固定アーム21の
下端からを延設した部分を屈曲させて一体に形成しても
よい。
【0018】前記固定アーム21の上部には、前記ケー
ブルクランプ部5に連結するための一対の円筒状の部材
からなる連結部24,24が固定アーム21に直角方向
に取付けられていて、この連結部24,24はケーブル
クランプ部5の上部を図2に示すように両側から挟持す
ることによりケーブルクランプ部5に吊下げ状態に連結
される。
【0019】これらにより前記固定アーム21と可動ア
ーム22との対向間にはケーブルクランプ部5を内包す
る受入れ空間部25が形成されている。
【0020】固定アーム21の下方部は前述のようにL
字型の固定アーム部21aとで所定間隔を保持して断面
がU字型をなす形状に形成され、この部分にケーブルク
ランプ部5よりも低位に位置するケーブル案内ローラ2
6が固定アーム21にネジ部27で固定されたローラ軸
28回りにブッシュ29、29を介して回転可能に軸着
されている。
【0021】したがって前記受入れ空間部25において
はケーブルクランプ部5とケーブル案内ローラ26との
間で電線を相互に移動させることが可能となる。
【0022】前記ケーブル案内ローラ26の材質は絶縁
性樹脂とされ、その形状は図3に示すように断面が外側
よりも中央が凹んだ鼓型に形成されており、したがって
ケーブル案内ローラ26に導かれる電線は当初中央より
も外側に移されても自然に中央に位置するように納まる
ことになる。
【0023】この場合、ケーブル案内ローラ26の縦方
向中心は前記ケーブルクランプ部5の電線把持部分5a
に把持される電線中心の真下に位置するのが好ましく、
また図1に示すケーブルクランプ部5の下端とケーブル
案内ローラ26の縦方向中心との距離bは必要最小限に
するのが好ましい。
【0024】なおケーブル案内ローラ26を複数個とし
て金車抱角が大きい場合に1個当たりの抱角を小さくす
る構造としてもよい。
【0025】また可動アーム22の上端部と対向する前
記連結部24,24には先端に設けられた溝(図示省
略)があって、この溝にはバネ30により押圧されたス
トッパ板32が取り付けられている。バネ30は押ボタ
ン31により押下げることができるようになっており、
押ボタン31をバネ30に抗して押下げるとストッパ板
32が移動して可動アーム22との係合が外れて可動ア
ーム22の固定が解除され、逆に溝にストッパ板32が
嵌まることにより可動アーム22が固定されることにな
る。
【0026】したがって可動アーム22の固定を解除す
ると、可動アーム22は図3においてヒンジ23を中心
として2点鎖線のように下向きに回動するためにケーブ
ルクランプ部5から吊下金車20を図3において右側に
移動させて取外すことができるようになる。
【0027】つぎに上記吊下金車20の作用を説明す
る。
【0028】吊下金車20の可動アーム22は外側に膨
らみを持つ形状となっているからケーブルクランプ部5
の把持部分5aに把持されている電線6を図3の矢印の
ように一旦持ち上げて可動アーム22の膨らみに沿わせ
て下降させ、ケーブル案内ローラ26上に移設すること
が可能となる。同様に矢印方向とは逆にケーブル案内ロ
ーラ26上の電線をケーブルクランプ部5の把持部分5
aに把持させることができる。
【0029】これらの移設はすべて作業者の手作業によ
って行われるが、可動アーム22が閉じられた状態であ
れば電線を掴んでいる作業者が誤って手を離したとして
も電線は矢印のように至近距離にあるケーブル案内ロー
ラ26上に落下するだけで済み、従来のように地面に落
下して損傷するような不具合は生じない。
【0030】また吊下金車20は着脱自在なので、使用
済みの場合は前述のように容易にケーブルクランプ部5
から取り外すことができる。
【0031】図4は本発明の吊下金車20を使用した鉄
道配電線の張替工法を示す説明図で、所定間隔に立設さ
れた各電柱2,2,…,2の上部の腕3の下部には碍子
4があってその下部にフック状のケーブルクランプ部5
が吊下げられている。そして工事区間の既設電線6を固
定している各碍子のケーブルクランプ部5にはそれぞれ
吊下金車20が取付けられ、このとき既設電線6はケー
ブルクランプ部5を含んで前記受入れ空間部25内に納
まっている。
【0032】そして図4に示した実施形態においては電
柱21 ,22 ,23 ,24 ,25 (分かり易くするため
に電柱本数を5本としてある。)間に設置された既設電
線6は作業者の手作業によりケーブルクランプ部5の把
持部分5aのボルトを緩めることにより開放され、つぎ
に解放された電線はケーブルクランプ部5からケーブル
案内ローラ26上に載せ換えられて図示の状態となる。
【0033】この状態から既設電線6を引き抜くには、
まず電柱25 側の既設電線6を始端として、これにパイ
ロットロープ8を繋ぎ、パイロットロープ8の端末をウ
インチ等巻取り手段10に繋ぎ、既設電線6の反対側
(電柱21 側)は終端として張り替えるべき新設電線7
の始端に繋ぐ。このとき新設電線7は延線時のバックテ
ンションを掛ける既設電線6の終端の電柱21 の腕金3
上に設けたブレーキ手段10aを通してドラム架台に設
置された電線ドラム9に巻付けられている。
【0034】つぎにブレーキ手段10aにバックテンシ
ョンを掛けながらウインチ等巻取り手段10によりパイ
ロットロープ8を巻き取り、引き続き既設電線6を巻き
取る。
【0035】このようにして既設電線6を全部巻き取っ
たのちは新設電線7が電線ドラム9から引き出されてケ
ーブル案内ローラ26上に延線され、既設電線6の終端
が工事区間を過ぎるまでに至ったところで新設電線7の
延線が完了する。
【0036】そして新設電線7の終端のブレーキ手段1
0aで新設電線7を保持した状態で巻取り手段10によ
り張り上げ、弛度調整のため緊線を行う。
【0037】弛度調整が完了したら既設電線6を外した
ときと逆の手順で新設電線7をケーブルクランプ部5の
把持部分5aに移動して把持用のボルトを締めて新設電
線7を固定する。そして各金車20を各ケーブルクラン
プ部5から取り外して撤去する。
【0038】なお本発明は鉄道用配電線の張り替えに最
も適するが、他の送電線等のケーブルの張り替えに適用
し得ることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したこ
とによりつぎのような効果が得られる。 1)請求項1によれば、電線等のケーブルをケーブルク
ランプ部から金車の案内ローラへ、または金車の案内ロ
ーラからケーブルクランプ部に移動させる際に、作業者
の負荷低減と工程の合理化を図ることができる。
【0040】特に移動させる際に手に持ったケーブルを
作業者が誤って手から離した場合においても、地上に落
下することによる損傷やこれによるトラブルを無くすこ
とができるので安全性を向上させることができる。
【0041】このためケーブル直下に饋電線や他の高圧
線がある場合などもこれらに接触する危険性がなく、安
全に工事を行うことができる。 2)請求項2によれば、従来夜間の停電時間に施工する
ことを余儀なくされていた工事についても活線状態での
工事が可能となり、危険な夜間工事を減少させることが
できる。
【0042】また金車を絶縁下である碍子のケーブルク
ランプ部に取付け、さらにケーブル案内ローラに絶縁性
樹脂を採用することにより例えば工事前日に既設電線が
活線状態のままで金車をケーブルクランプ部に取付けて
おくことや、活線のケーブルを金車のケーブル案内ロー
ラ上に載せておくことが可能であり、工事の工程に柔軟
性を持たせることができ、作業人員の削減にも寄与でき
ることになる。 3)請求項3によれば弛度調整作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる吊下金車を碍子のケーブルクラ
ンプ部に取り付けた状態を示す外観側面図。
【図2】図1を拡大して詳細を示す正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】本発明にかかる吊下金車を使用した鉄道配電線
の場合の張替工法を示す説明図。
【図5】従来の鉄道配電線の張替工法を示す説明図。
【図6】従来の鉄道配電線の張替工法の不具合を示す説
明図。
【図7】従来から行われている張替工法のケーブルクラ
ンプ部と4面ローラとの位置関係を示す外観側面図。
【符号の説明】
2 電柱 3 腕金 4 碍子 5 ケーブルクランプ部 5a 把持部分 6 新設電線 7 既設電線 8 パイロットロープ 9 電線ドラム 10 巻取り手段 10a ブレーキ手段 20 吊下金車 21 固定アーム 21a 固定アーム部 22 可動アーム 23 ヒンジ 24 連結部 25 受入れ空間部 26 ケーブル案内ローラ 28 ローラ軸 30 バネ 31 押しボタン 32 ストッパ板
フロントページの続き (72)発明者 中 坂 守 東京都台東区台東4丁目28番11号 日本 電設工業株式会社内 (72)発明者 佐 藤 光 行 東京都あきる野市雨間220番地6号 (72)発明者 小 野 進 東京都中央区勝どき2丁目3番3号 東 亜発動機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−69759(JP,A) 実開 昭53−43492(JP,U) 実開 昭57−165021(JP,U) 実開 昭58−92817(JP,U) 実開 平1−82613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定アームと可動アームとを有し、該可動
    アームを前記固定アームに対し開閉可能に連結するとと
    もに前記固定アームの上部に、電柱の上部にあってケー
    ブルを支持するケーブルクランプ部に連結するための連
    結部を設け、前記固定アームと可動アームとの対向間に
    前記クランプ部を内包する受入れ空間部を形成し、前記
    固定アームの下方部にはケーブル案内ローラを軸着して
    なり、前記受入れ空間部内において前記クランプ部とケ
    ーブル案内ローラとの間でケーブルを相互に移動させ得
    るようにしたことを特徴とする吊下金車。
  2. 【請求項2】固定アームと可動アームとを有し、該可動
    アームは該固定アームに対し開閉可能に連結するととも
    に前記固定アームの上部に、所定間隔に立設された各電
    柱の上部にあってケーブルを支持するケーブルクランプ
    部に連結するための連結部を設け、前記固定アームと可
    動アームとの対向間に前記クランプ部を内包する受入れ
    空間部を形成し、前記固定アームの下方部にはケーブル
    案内ローラを軸着してなり、前記受入れ空間部内におい
    て前記クランプ部とケーブル案内ローラとの間でケーブ
    ルを相互に移動させ得るようにした金車を用い、この金
    車の前記連結部を前記クランプ部に取り付けたのち、前
    記ケーブル案内ローラ上に前記クランプ部から外した既
    設ケーブルを載せ換え、既設ケーブルの終端に新設ケー
    ブルの始端を繋ぎ、既設ケーブルの始端に繋いだパイロ
    ットロープをウインチ等の巻取手段で巻取り、つぎに前
    記金車のケーブル案内ローラ上の既設ケーブルを巻取る
    ことで順次に新設ケーブルをケーブル案内ローラ上に載
    せ換えたのち、ケーブル案内ローラ上からケーブルクラ
    ンプ部へ移し換えることを特徴とするケーブルの張替工
    法。
  3. 【請求項3】前記金車のケーブル案内ローラ上に移設さ
    れた新設ケーブルをケーブルクランプ部に移す前に張り
    上げ、弛度調整を行う工程を含む請求項2記載のケーブ
    ルの張替工法。
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