JPS594506Y2 - 8導体用4連耐張装置 - Google Patents

8導体用4連耐張装置

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Publication number
JPS594506Y2
JPS594506Y2 JP1978180270U JP18027078U JPS594506Y2 JP S594506 Y2 JPS594506 Y2 JP S594506Y2 JP 1978180270 U JP1978180270 U JP 1978180270U JP 18027078 U JP18027078 U JP 18027078U JP S594506 Y2 JPS594506 Y2 JP S594506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
conductor
conductor retaining
yokes
yoke
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978180270U
Other languages
English (en)
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JPS5596523U (ja
Inventor
剛崇 斯波
博道 森
悠二 中川
Original Assignee
大同電機工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大同電機工業株式会社 filed Critical 大同電機工業株式会社
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Publication of JPS5596523U publication Critical patent/JPS5596523U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分割方式となる耐張ヨークを用いる8導体用4
連耐張装置に関するものである。
近来、電力需要の伸びに対処すべく大容量送電(UHV
送電)の全開が積極的に進められている。
しかし、この大容量送電に当っては、従来前例のない電
線の太線化(TAC8R810mm2.1520 mm
2)、多導体化(8導、10導、12導)を採らねばな
らず、いきおい架線金具も大型化されるに至っている。
例えば、8導体の多導体を引留める耐張装置のヨークを
、旧来の固定ヨーク方式を採ればいたずらに外形のみが
大型化されることは勿論のこと、重量も極めて嵩むため
、従来の架線工法では対処しえないものとなって来るも
のである。
本考案は上記実情に鑑み、軽量でコンパクトな8導体ヨ
ークが提供しえれば、製作、架線作業等における当業者
に与える便益大なる点に着目し、本考案を完成したもの
である。
即ち、本考案は正方形配列となる4連碍子連における8
導体耐張装置で、導体2条と碍子連1連を一組とするも
のを4個方形配列とする分割型耐張ヨークを使用した軽
量タイプの8導体用4連耐張装置としたものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
1は碍子連用取付孔2を中央に配す垂直ヨーク部1bの
上下端に、導体用取付孔3を配す導体引留部1aを対称
位置側へ夫々水平折曲すると共に、前記片方の導体引留
部1aの先端に直角折りする連結用鉤折片1Cを形成し
た階段折状の復啓ヨークで、該復啓ヨーク1を4個設け
、これを四方へ正方形配置すると共に、このうち夫々上
下位置に配置した2個の復啓ヨーク1,1の対向する鉤
折片1c、1c端に、連結ピン5をもって平行うレビス
形の連結リンク4を連結し、更に上下に分けた左右位置
にあって復啓ヨーク1,1の対向せる導体引留部1a、
la端を連結ピン5をもって連結リンク4を連結し、全
体として複環ヨーク1,1.1.1を正方形配列となる
環状ヨーク体6を構成する。
このようにして、全体として環状ヨーク体6を形威し、
各複環ヨーク1の碍子連用取付孔2部に正方形配列の碍
子連7を連結し、各導体引留部1aに全体として環状配
列(正八角形)の導体8をクランプする耐張クランプ9
端に連結した直角クレビス10を連結し、8導体用4連
耐張装置を構成するものである。
この場合、鉄塔アーム部13側に位置する正方形配列の
碍子連7群は、第1図、第2図に示す如く該鉄塔アーム
部13に水平状2点支持とした各取付金具11に取付け
た縦使用の2枚の2連ヨーク12の両端に配すが、第3
図、第4図に示すように垂直2点支持に連結した横使用
の2段となる2連ヨーク12に配すものである。
いまこの作用を説明すると、先ずこの環状ヨーク体6は
分割型耐張ヨーク方式を採ってなるため、緊線作業に際
し、例えば上半分2枚の複環ヨーク1のみを連結リンク
4をもって連結し、これに上2条、中上2条となる上部
4条のみを緊線することが可能となり(これは、第3図
、第4図のような垂直2点支持のとき)、この後、下半
分の2枚の複環ヨーク1を張上げ、これに下部4条を緊
線し、この後上半分と下半分を連結リンク4をもって連
結し環状ヨーク体6とするものである。
又この第2実施例となる第3図、第4図にあっては、同
一垂線上に1点支持となっているため、水平角使用個所
においても連帳の調整する必要がない。
この様に、現場にて組立てられ張上った環状ヨーク体6
の各導体引留部1aに、導体8の耐張クランプ9の基端
部に有する直角クレビス10を連結し引留めるものであ
る。
この場合、該導体引留部1aは水平状に配され、これに
導体8側がクレビス嵌合となっているため、横振れ特性
がよく、即ち、常時かかる風圧荷重による対処しえるも
のである。
尚、この場合の複環ヨーク1は、両端の導体用取付孔3
,3が中央の碍子連用取付孔2に対し対称位置に配して
なる所謂2連ヨークを呈するため、バランスを保つこと
は勿論である。
上述の様に本考案は8導体用4連耐張装置を、碍子連を
引留める垂直ヨーク部とこの上下端に導体引留部を水平
折曲してなる複環ヨークを4個正方形配列に位置せしめ
、各複環ヨークをスペーサー状連結リンクにて連結し全
体として環状ヨーク体とし、即ち分割型耐張ヨーク使用
としたことにより運搬はもとより、鉄塔への張上げ作業
も容易トナルタメ、UHv級送電(AC8R1160°
×8)ノ如き大型架線にあっても、その取扱いが簡単と
なる。
しかも導体の引留部は水平引留めとなるため常時かかる
横振れ特性もよく、又碍子連は正方形配列とする4連耐
張とするため、冠雪はのりにくい(水平配達の4連に比
して)。
従って豪雪地帯と通過するルートに適するものである。
尚、山間部等にあって吹上げ風圧となる縦振れ荷重を常
時受ける個所では、複環ヨークの垂直ヨーク部を水平に
導体引留部を垂直とする横使用としえることも出来るこ
とは勿論である。
更に本考案の複環ヨークは全体として階段折状に折曲し
てなるだけのため、切断、プレス等の極めて簡略した製
作工程で出来る等の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は使用状態
の平面図、第2図は同側面図、第3図は他の実施例の使
用状態の平面図、第4図は同側面図、第5図は環状ヨー
ク体部の斜面図である。 1・・・・・・複環ヨーク、1a・・・・・・同導体引
留部、1b・・・・・・同垂直ヨーク部、2・・・・・
・碍子連用取付孔、3・・・・・・導体用取付孔、4・
・・・・・連結リンク、6・・・・・・環状ヨーク体、
7・・・・・・碍子連、8・・・・・・導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導体引留部を上下端の対称位置に水平折曲し中央垂直ヨ
    ーク部を碍子連取付部とした階段折状の復啓ヨークを4
    個、該復啓ヨークをその碍子連取付点が正方形配列とな
    るよう四方に配置すると共に、この上下位置にあって左
    右の復啓ヨークの各上2条用導体引留部端と各下2条用
    導体引留部端を夫々スペーサー状連結リンクをもって連
    結し、左右位置にあって上下に対向する中上2条用導体
    引留部端に形成の鉤折片と中下2条用導体引留部端に形
    成の鉤折片とを夫々スペーサー状連結リンクをもって連
    結し、全体として環状ヨーク体を構成し、この各復啓ヨ
    ークの導体引留部に8導体を引留め、各復啓ヨークの碍
    子連取付部に正方形配列となる4連碍子連を直接取付け
    てなる8導体用4連耐張装置。
JP1978180270U 1978-12-26 1978-12-26 8導体用4連耐張装置 Expired JPS594506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978180270U JPS594506Y2 (ja) 1978-12-26 1978-12-26 8導体用4連耐張装置

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JP1978180270U JPS594506Y2 (ja) 1978-12-26 1978-12-26 8導体用4連耐張装置

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Publication Number Publication Date
JPS5596523U JPS5596523U (ja) 1980-07-04
JPS594506Y2 true JPS594506Y2 (ja) 1984-02-09

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ID=29191943

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JP1978180270U Expired JPS594506Y2 (ja) 1978-12-26 1978-12-26 8導体用4連耐張装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025497U (ja) * 1973-06-30 1975-03-24
JPS5350490A (en) * 1976-10-18 1978-05-08 Asahi Malleable Iron Co Ltd Strainninsulator device for 8 conductors

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374700U (ja) * 1976-11-26 1978-06-22

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025497U (ja) * 1973-06-30 1975-03-24
JPS5350490A (en) * 1976-10-18 1978-05-08 Asahi Malleable Iron Co Ltd Strainninsulator device for 8 conductors

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5596523U (ja) 1980-07-04

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