JPH0539647Y2 - - Google Patents

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JPH0539647Y2
JPH0539647Y2 JP554888U JP554888U JPH0539647Y2 JP H0539647 Y2 JPH0539647 Y2 JP H0539647Y2 JP 554888 U JP554888 U JP 554888U JP 554888 U JP554888 U JP 554888U JP H0539647 Y2 JPH0539647 Y2 JP H0539647Y2
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support plate
support
cable
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support plates
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ケーブル接続装置に係わり、特に、
複数の多心ケーブルと複数の単心ケーブルとの接
続部に用いて好適なケーブル接続装置に関するも
のである。
[従来の技術] 一般に、映像や音声等の信号(情報)の伝送を
行う場合、中央機器(主局側の機器)と端末機器
(加入者側の機器)との間に、ケーブルによる信
号伝送経路を形成している。
そして、前記信号伝送経路を形成する場合、中
央機器から端末機器の近くまでは複数の心線を1
本に束ねた多心ケーブル(すなわちき線ケーブ
ル)を用い、この多心ケーブルと端末機器とを単
心ケーブルや少数心ケーブル(すなわち配線ケー
ブル)によつて接続するようにし、これによつて
信号伝送経路の高密度化を図つている。
ところで、前述したき線ケーブルと配線ケーブ
ルとを接続する場合、その接続状態の切り替えや
保守点検等のための作業が容易であることが要望
されている。
そこで従来では、例えば第4図に示すようなケ
ーブル接続装置1が用いられている。
このケーブル接続装置1は、前記き線ケーブル
2の各心線と複数の配線ケーブル3とをコネクタ
4によつて接続するとともに、これらのコネクタ
4を矩形状の支持板5上に、各き線毎に並列的に
取り付け、さらに、これらの支持板5の複数を同
一面内に固定した構造としたものであり、前記各
コネクタ4を露出状態に保持して、き線ケーブル
2と各配線ケーブル3との間の接続部の取り扱い
を簡便なものとしている。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、前述した従来の技術における次のよ
うな問題点を解決せんとするものである。
すなわち、前述した従来の接続装置1において
は、コネクタ4を露出状態に保持するために、こ
れらのコネクタ4が取り付けられる支持板5の複
数を同一面内に固定した構造としているが、この
ような構造であると、接続すべきき線ケーブル2
や配線ケーブル3の本数が増加するにしたがい、
支持板5の数を増加させ、あるいは、支持板5を
大きくしなければならず、これに伴い、ケーブル
接続装置1の占有面積が増加してしまうといつた
問題点である。
そして、前述したケーブル接続装置1は、ケー
ブル敷設用のマンホールや室内といつた限られた
空間部内に設置されることが多いことから、前述
した問題点への対処が強く要望されている。
[課題を解決するための手段] 信号伝送経路の途中に設けられてケーブル間の
接続をなすケーブル接続装置であつて、前記ケー
ブル間の接続部の複数を並列状態で保持する複数
のステーと、これらのステーが取り付けられる支
持板と、この支持板の複数枚を所定間隔をおいて
揺動自在に支持する支持部材と、この支持部材と
前記各支持板との間に設けられ、これらの支持板
を少なくとも2箇所の揺動位置に固定する係止機
構とからなり、前記各ステーは、その一部が支持
板の面と直交する方向において重畳するように前
記支持板に対して傾斜して設けられるとともに、
前記各支持板は、通常時に揺動側の端部を下方に
して傾斜した状態に保持されていることを特徴と
する。
[作用] 本考案に係わるケーブル接続装置は、複数の支
持板を支持部材に揺動自在に取り付けるととも
に、これらの支持板を係止機構によつて支持部材
に対して傾斜させた状態に固定し、これによつ
て、各支持板を相互に重畳させた状態に保持し
て、これらの間隔を極力狭めるとともに、複数の
ケーブル間の接続部を支持するステーを支持板の
面と直交する方向において重畳させることによ
り、隣接する接続部間の間隔を狭めて、これらに
よつて占められる面積を極力狭め、また、係止機
構により、支持板を隣接する他の支持板から離間
した位置に固定し、重畳状態にある下方の支持板
上の接続部の確認を可能とするものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
に基づき説明する。
図中、符号10は本実施例に係わるケーブル接
続装置を示し、第2図に示すように、き線ケーブ
ル11と配線ケーブル12との間の接続をなすコ
ネクタ13の複数を並列状態で保持する複数のス
テー14と、これらのステー14が取り付けられ
る支持板15と、この支持板15の複数枚を所定
間隔をおいて揺動自在に支持する支持部材として
の支柱16と、この支柱16と前記各支持板15
との間に設けられ、これらの支持板15を少なく
とも2箇所の揺動位置に固定する係止機構17と
からなり、前記各ステー14は、その一部が支持
板15の面と直交する方向において重畳するよう
に、第1図に示すように、前記支持板15に対し
て傾斜して設けられるとともに、前記各支持板1
5は、第3図に示すように、通常時に揺動側の端
部を下方にして傾斜した状態に保持されるように
した概略構成となつている。
さらに詳述すれば、前記き線ケーブル11およ
び配線ケーブル12は、例えば光フアイバケーブ
ルであり、前者のき線ケーブル11には多数の心
線11aが一括して収納されており、各心線11
aは前記支持板15上において分離されて、前記
コネクタ13を介して前記配線ケーブル12の各
心線12aへ接続されている。
前記各ステー14は、前記コネクタ13の5本
を一つのブロツクとして保持するよになされてお
り、第1図に示すように、支持板15に所定角度
をもつて取り付けられ、かつ、この支持板15と
一つのステー14とで形成される狭角部内に、隣
接する他のステー14の固定部が位置するように
取り付けられて、前述のように、隣接するステー
14の一部が支持板15の面と直交する方向にお
いて重畳させられている。
前記支持板15は矩形状に形成されており、そ
の一方の長辺の両端部と前記各支柱16との間
に、前記係止機構17が設けられている。
この係止機構17は、前記支持板15を支柱1
6に対して揺動自在に連結するとともに、第3図
に示すような支柱16と直交した位置と傾斜した
位置との2箇所において係止する機能を有してお
り、その具体的な構造例としては、例えば、ラチ
エツト機構等が適用される。
しかしてこのように構成された本実施例のケー
ブル接続装置10は、複数のき線ケーブル11の
各心線11aと配線ケーブル12の各心線12a
とをそれぞれコネクタ13を介して接続するとと
もに、これらをステー14を介して各支持板15
上に取り付けることによつて両ケーブル11,1
2間の接続ならびにこれらの接続部の固定を行
い、また、各支持板15を下方へ向けて揺動させ
て係止機構17によりその位置に係止して、第3
図の下方において示すように収納状態となす。
このように、各支持板15を下降位置に揺動さ
せることにより、前記支持板15が、支柱16に
対して所定の角度でもつて傾斜させられた状態
で、かつ、互いに平行に重畳させられた状態で固
定される。
したがつて、各支持板15が重畳させられてい
る分、支持板15による占有面積が減少させられ
る。
しかも、ステー14が支持板15の上において
相互に重畳させられていることから、各ステー1
4間の間隔が狭められるとともに、その分、前記
支持板15の幅方向の寸法が狭められることとな
り、この点からも、支持板15による占有面積が
減少させられる。
一方、前述したような収納状態において、各支
持板15間に適宜の間隔が設けられていることか
ら、下方に位置する支持板15上のコネクタ13
の確認が行え、したがつて、収納状態においても
各接続部の状態の確認が可能である。
さらに、目的とするケーブル11,12の接続
部の切り替えや点検等を行う場合には、目的とす
る接続部が取り付けられた支持板15の上方に位
置する各支持板15を支柱16と直交する起立状
態まで揺動させることによつて、第3図の上方に
おいて示すように、目的とする支持板15が大き
く露出させらる。
ここで、前述したように起立状態まで揺動させ
られた各支持板15は、係止機構17の作用によ
りその揺動位置に固定される。
したがつて、目的とする接続部が取り付けられ
た支持板15に対する諸作業が簡便に行われる。
なお、前記実施例において示した各構成部材の
諸形状や寸法等は一例であつて、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
例えば、前記ケーブル接続装置10を加入者側
の機器の前段に設ける例について説明したが、主
局内でのケーブル間の接続部に用いても何等支障
はない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係わるケーブル
接続装置は、ケーブル間の接続部の複数を並列状
態で保持する複数のステーと、これらのステーが
取り付けられる支持板と、この支持板の複数枚を
所定間隔をおいて揺動自在に支持する支持部材
と、この支持部材と前記各支持板との間に設けら
れ、これらの支持板を少なくとも2箇所の揺動位
置に固定する係止機構とからなり、前記各ステー
は、その一部が支持板の面と直交する方向におい
て重畳するように前記支持板に対して傾斜して設
けられるとともに、前記各支持板は、通常時に揺
動側の端部を下方にして傾斜した状態に保持され
ていることを特徴とするもので、支持板を重畳状
態に保持することにより、その分支持板間の間隔
を狭めることができるとともに、接続部を支持す
るステーを重畳させて設けることにより、接続部
間の間隔を狭めて支持板の幅方向の寸法を狭め、
これによつて、支持板による占有面積を減少させ
て収納スペースを減少させることができ、かつ、
支持板を揺動させることにより、その下方に位置
する支持板に取り付けられている接続部を大きく
露出させて、その保守点検等の作業を簡便なもの
とすることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図ないし第3図は本考案の一実施
例を示すもので、第1図は要部の縦断面図、第2
図は要部の平面図、第3図は作用を説明するため
の側面図、第4図は一従来例を示す正面図であ
る。 11……き線ケーブル、12……配線ケーブ
ル、13……コネクタ(接続部)、14……ステ
ー、16……支柱(支持部材)、17……係止機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号伝送経路の途中に設けられてケーブル1
    1,12間の接続をなすケーブル接続装置10で
    あつて、前記ケーブル11,12間の接続部の複
    数を並列状態で保持する複数のステー14と、こ
    れらのステー14が取り付けられる支持板15
    と、この支持板15の複数枚を所定間隔をおいて
    揺動自在に支持する支持部材16と、この支持部
    材16と前記各支持板15との間に設けられ、こ
    れらの支持板15を少なくとも2箇所の揺動位置
    に固定する係止機構17とからなり、前記各ステ
    ー14は、その一部が支持板15の面と直交する
    方向において重畳するように前記支持板15に対
    して傾斜して設けられるとともに、前記各支持板
    15は、通常時に揺動側の端部を下方にして傾斜
    した状態に保持されていることを特徴とするケー
    ブル接続装置。
JP554888U 1988-01-20 1988-01-20 Expired - Lifetime JPH0539647Y2 (ja)

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JP554888U JPH0539647Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

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JPH01110478U JPH01110478U (ja) 1989-07-26
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