JP2594850Y2 - 昇降用網戸の位置保持装置 - Google Patents

昇降用網戸の位置保持装置

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JP2594850Y2
JP2594850Y2 JP1992032719U JP3271992U JP2594850Y2 JP 2594850 Y2 JP2594850 Y2 JP 2594850Y2 JP 1992032719 U JP1992032719 U JP 1992032719U JP 3271992 U JP3271992 U JP 3271992U JP 2594850 Y2 JP2594850 Y2 JP 2594850Y2
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元 久恒
清勝 正治
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は昇降用網戸の位置保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降用網戸の多くは実公平1−3
9349号公報に示されているように、堅框に台形をし
た金具の一端を固定し、金具の変形により昇降位置を保
持するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記の従来の装置にあ
っては、昇降位置の保持は可能であるが、前後のガタに
対しては対処することができず、その為には別体の金具
を必要としていた。そこで、本考案においては一つの部
昇降位置の保持及び前後のガタを防止することがで
きる昇降用網戸の位置保持装置を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は網戸枠の両竪方
向に設けらた案内溝の溝幅よりも狭く形成した固定具の
本体の一端に、前記案内溝の溝幅よりも大きな径で形成
した円弧状の位置固定片を設け、前記位置固定片の反対
側の両側壁に円弧状の側面擦れ止部を突設し、更に前記
側面擦れ止部を設けた位置の網戸枠側の上面に円弧状の
上面擦れ止部を設けることにより上記課題を解決せんと
するものである。
【0005】又、固定具の位置固定片の反対側に網戸枠
の上下枠に夫々当接する戸当り片を突設し昇降用網戸
の位置保持装置を構成した。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】本考案は前記のように構成したもので、可動網
戸の両堅框の夫々上下に固定した固定具に設けた円弧状
の位置固定片の径が網戸枠の案内溝の溝幅よりも広く形
成されているので、その摩擦力により可動網戸を任意
位置保持し、側面擦れ止部と上面擦れ止部とで夫々案
内溝内におけるガタを防止するようになっている。
又、上昇位置及び下降位置においては戸当り片を夫々網
戸枠の上下枠に当接させることにより騒音及び衝撃に
よる破損を防止する。
【0010】更に、可動網戸を上昇させた際に、止片を
網戸落下防止用突起に係合させて落下を確実に防止す
る。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。固定具1は図3に示すように全体を合成樹脂で一体
成形するもので、本体2は可動網戸3を案内する網戸枠
4のリップ付チャンネル型をした竪方向に設けた案内溝
5の溝幅よりも大きく形成し、、本体2の下面に可動網
戸3を構成する竪框6の外側に設けた取付溝7に嵌入す
る幅の狭い取付部8を設けている。本体2は取付部8の
上面に位置した個所に溝部9を設け、両側の本体構成材
10、10の上面に左右方向への擦れを防止する夫々円
弧状に突設した上面擦れ止部11、11を設け、上面擦
れ止部11、11が位置した個所の側面に前後方向への
擦れを防止する円弧状に突出した側面擦れ止部12、1
2を設けている。そして、本体構成材10、10の一端
に外径が前記案内溝5の内径よりも大きく形成した肉厚
の薄い円弧状の位置固定片13を形成し、その中央上面
に位置固定片13が撓みやすいように切欠部14を設け
ている。
【0012】又、前記溝部9の位置固定片13側に上面
側を突起させた薄い円弧状の止片15を設けている。
又、取付部8の反止片15側に肉厚を薄くした戸当り片
16を設けて、網戸枠4の上枠17(又は下枠(図示省
略))に当接するようになっている。そして、前記溝部
9の止片15側に固定用孔18を設け、この固定用孔1
8にビス19を通し、竪框6の取付溝7の上端と下端に
夫々戸当り片16が位置するように、両側竪框6に計4
個を固定している。
【0013】一方、網戸枠4の案内溝5には可動網戸3
の落下を防止する網戸落下防止用突起20を案内溝5の
上面に突出させて前記固定具1の止片15と係合させる
ようになっている。尚、図2中21は固定網戸である。
【0014】本実施例は前記のように構成したもので、
可動網戸3の両側の竪框6の上下に夫々戸当り片16が
外側に位置するように各固定具1を固定する。そして、
各固定具1のリング状の位置固定片13が網戸枠4の案
内溝5の側壁に接触する摩擦力で可動網戸3の位置が保
持できるようになっている。固定網戸21は常時上側に
位置し、可動網戸3が下側に位置した時に、戸当り片1
6が下枠に当接して金属音を発生させることなく静かに
閉じるようになっている。又、可動網戸3を上側に移動
させて途中で停止させる際には、固定金具1の位置固定
片13と案内溝5との摩擦力により所望位置で停止す
る。
【0015】更に、開放する際には可動網戸3を上端ま
で上昇させると上側の固定具1の戸当り片16が上枠1
7に当接して停止する。その際、止片15が網戸落下防
止用突起20に係合し、可動網戸3を落下させないよう
に確実に保持している。
【0016】尚、固定具1の上面に突設した上面擦れ止
部11、11は案内溝5の底壁と可動網戸3の竪框6と
の位置関係における擦れを防止し、側面擦れ止部12、
12は案内溝5の両側壁と固定具1との擦れを防止する
作用を行うようになっている。又、網戸落下防止用突起
20はパンチングで形成してもよいし、ピンを取付けて
形成してもよいものである。
【0017】
【考案の効果】本考案は前記のような構成、作用を有す
るから位置固定片により可動網戸の昇降位置を確実に保
持することができる。又、上面擦れ止部と側面擦れ止部
とにより位置固定片が摩耗した際にもガタが生じないよ
うなっており、網戸枠と可動網戸との間に大きな遊びが
なく、更に可動網戸の開閉をスムーズに行うことができ
る。 、戸当り片により金属同志の衝突による騒音を防
止することができると共に、網戸枠及び可動網戸の破損
防止することができる。
【0018】又、網戸枠に設けた網戸落下防止用突起と
止片との係合により上昇位置を確実に保持し、その落下
を防止できるようになっている。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る昇降用網戸の位置保持装置の一実
施例の要部のみを示す縦断面図。
【図2】その横断平面図。
【図3】固定具のみの正面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図3の背面図。
【符号の説明】
1 固定具 2 本体 3 可動網戸 4 網戸枠 5 案内溝 6 竪框 7 取付溝 8 取付部 9 溝部 10 本体構成材 11 上面擦れ止部 12 側面擦れ止部 13 位置固定片 14 切欠部 15 止片 16 戸当り片 17 上枠 18 固定用孔 19 ビス 20 網戸落下防止用突起 21 固定網戸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/52 E05C 17/64 E05D 15/16

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網戸枠の両竪方向に設けた案内溝の
    溝幅よりも狭く形成した固定具の本体の一端に、前記案
    内溝の溝幅よりも大きな径で形成した円弧状の位置固定
    片を設け、前記位置固定片の反対側の両側壁に円弧状の
    側面擦れ止部を突設し、更に前記側面擦れ止部を設けた
    位置の網戸枠側の上面に円弧状の上面擦れ止部を設けた
    ことを特徴とする昇降用網戸の位置保持装置。
  2. 【請求項2】 固定具の位置固定片の反対側に網戸枠の
    上下枠に夫々当接する戸当り片を突設したことを特徴と
    する請求項1記載の昇降用網戸の位置保持装置。
  3. 【請求項3】 固定具の位置固定片の内側に円弧状の止
    片を設け、網戸枠の案内溝の上部に止片に係合する網戸
    落下防止用突起を設けたことを特徴とする請求項1記
    の昇降用網戸の位置保持装置。
JP1992032719U 1992-04-20 1992-04-20 昇降用網戸の位置保持装置 Expired - Fee Related JP2594850Y2 (ja)

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JPH0584797U JPH0584797U (ja) 1993-11-16
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