JP2594652B2 - 半導体記憶回路 - Google Patents
半導体記憶回路Info
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- JP2594652B2 JP2594652B2 JP1281062A JP28106289A JP2594652B2 JP 2594652 B2 JP2594652 B2 JP 2594652B2 JP 1281062 A JP1281062 A JP 1281062A JP 28106289 A JP28106289 A JP 28106289A JP 2594652 B2 JP2594652 B2 JP 2594652B2
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- transistor
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体記憶回路に関し、特にシリアルアクセ
ス可能なシリアルポートを有する半導体記憶回路に関す
る。
ス可能なシリアルポートを有する半導体記憶回路に関す
る。
近年、半導体集積回路の製造技術の向上により、各種
メモリの高集積化が進められている。特に、汎用1メガ
ビット・ダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(以
下1M DRAMと記す)では、回路構成の最適化が進み、チ
ップサイズ46mm2を実現し、安価で入手できるようにな
った。
メモリの高集積化が進められている。特に、汎用1メガ
ビット・ダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(以
下1M DRAMと記す)では、回路構成の最適化が進み、チ
ップサイズ46mm2を実現し、安価で入手できるようにな
った。
このため、汎用1M DRAMの使用範囲が広がり、計算機
の記憶装置以外にも各種端末装置のCRTディスプレイな
どに使用され、装置の機能向上が計られている。このよ
うなディスプレイ用の画像用メモリは、汎用1M DRAMに
シリアルアクセス等の機能が付加され、それに伴う素子
数の増加で、チップサイズは92mm2にもおよぶ。
の記憶装置以外にも各種端末装置のCRTディスプレイな
どに使用され、装置の機能向上が計られている。このよ
うなディスプレイ用の画像用メモリは、汎用1M DRAMに
シリアルアクセス等の機能が付加され、それに伴う素子
数の増加で、チップサイズは92mm2にもおよぶ。
従来、第2図に示すように、シリアルポートのデータ
レジスタドライバは、ディジット線のシリアルデータ
をシリアルバッファ1で増幅し、選択信号φ1が電源電
位レベル(以下Highと記す)の時、増幅したシリアルデ
ータを、N型データトランスファトランジスタQ1を介し
て、シリアルデータバスBへ供給する第1のデータレジ
スタドライバと、第3図に示すようにディジット線と
シリアルバッファ1との間に選択信号φ1で制御される
N型データトランスファトランジスタQ4を付加し、選択
信号φ1が“High"の時ディジット線のシリアルデー
タをシリアルバッファ1の入力ゲートへ伝え、選択信号
φ1が接地電位レベル(以下Lowと記す)の時、シリア
ルバッファ1のフローティングゲートを防止するため
に、選択信号φ1で制御されるP型トランジスタQ5とシ
リアルデータ反転用バッファ2を付加し、シリアルバッ
ファ1と合わせてフリップフロップを形成する第2のデ
ータレジスタドライバがある。
レジスタドライバは、ディジット線のシリアルデータ
をシリアルバッファ1で増幅し、選択信号φ1が電源電
位レベル(以下Highと記す)の時、増幅したシリアルデ
ータを、N型データトランスファトランジスタQ1を介し
て、シリアルデータバスBへ供給する第1のデータレジ
スタドライバと、第3図に示すようにディジット線と
シリアルバッファ1との間に選択信号φ1で制御される
N型データトランスファトランジスタQ4を付加し、選択
信号φ1が“High"の時ディジット線のシリアルデー
タをシリアルバッファ1の入力ゲートへ伝え、選択信号
φ1が接地電位レベル(以下Lowと記す)の時、シリア
ルバッファ1のフローティングゲートを防止するため
に、選択信号φ1で制御されるP型トランジスタQ5とシ
リアルデータ反転用バッファ2を付加し、シリアルバッ
ファ1と合わせてフリップフロップを形成する第2のデ
ータレジスタドライバがある。
第1のデータレジスタドライバは、ディジット線の
配線抵抗が2〜3KΩのため、シリアルバッファ1の入力
ゲート信号であるシリアルデータの立上りまたは立下り
時間が遅く、シリアルバッファ1の反転時にON−ON電源
電流が流れる。このON−ON電源電流は、データレジスタ
ドライバ1台当り約1mAで、専用1M DRAMでは2048台のデ
ータレジスタドライバが一斉に反転するため、合計約2A
のON−ON電源電流が流れる。その点第2のデータレジス
タドライバは、ディジット線とシリアルバッファ1間
に選択信号φ1で制御されるN型データトランスファト
ランジスタQ4を付加しているので、選択信号φ1が活性
化したデータレジスタドライバ2のシリアルバッファ1
のみが反転するので、ON−ON電源電流は約16mAで済む。
配線抵抗が2〜3KΩのため、シリアルバッファ1の入力
ゲート信号であるシリアルデータの立上りまたは立下り
時間が遅く、シリアルバッファ1の反転時にON−ON電源
電流が流れる。このON−ON電源電流は、データレジスタ
ドライバ1台当り約1mAで、専用1M DRAMでは2048台のデ
ータレジスタドライバが一斉に反転するため、合計約2A
のON−ON電源電流が流れる。その点第2のデータレジス
タドライバは、ディジット線とシリアルバッファ1間
に選択信号φ1で制御されるN型データトランスファト
ランジスタQ4を付加しているので、選択信号φ1が活性
化したデータレジスタドライバ2のシリアルバッファ1
のみが反転するので、ON−ON電源電流は約16mAで済む。
また、第1,第2のデータレジスタドライバの構成素子
数および構成面積は、第1のデータレジスタドライバが
素子数3(個/台)で、構成面積は3.3(mm2/2048台)
であり、第2のデータレジスタドライバは素子数7(個
/台)で、構成面積は6.4(mm2/2048台)である。
数および構成面積は、第1のデータレジスタドライバが
素子数3(個/台)で、構成面積は3.3(mm2/2048台)
であり、第2のデータレジスタドライバは素子数7(個
/台)で、構成面積は6.4(mm2/2048台)である。
前述した従来の第1,第2のデータレジスタドライバ
は、構成面積約3.3(mm2/2048台)でシリアルバッファ
反転時に流れるON−ON電源電流を約16mAに抑える回路構
成が得られていない欠点がある。
は、構成面積約3.3(mm2/2048台)でシリアルバッファ
反転時に流れるON−ON電源電流を約16mAに抑える回路構
成が得られていない欠点がある。
本発明の目的は、前記欠点が解決され、シリアルバッ
ファ反転時に流れるON−ON電源電流を低く抑えるように
した半導体記憶回路を提供することにある。
ファ反転時に流れるON−ON電源電流を低く抑えるように
した半導体記憶回路を提供することにある。
本発明の構成は、シリアルアクセス可能なシリアルポ
ートを有する半導体記憶回路において、互いに直列接続
した第1および第2のトランジスタからなるデータレジ
スタドライバ回路と、シリアルデータバスを電源電位に
プリチャージする第3のトランジスタを設け、前記デー
タレジスタドライバ回路は、低電位とシリアルデータバ
スとの間の接続を制御し、前記第1のトランジスタの入
力ゲートはディジット線に接続され、前記第2のトラン
ジスタの入力ゲートは選択信号線に接続され、前記第3
のトランジスタの入力ゲートはプリチャージ制御信号線
に接続されていることを特徴とする。
ートを有する半導体記憶回路において、互いに直列接続
した第1および第2のトランジスタからなるデータレジ
スタドライバ回路と、シリアルデータバスを電源電位に
プリチャージする第3のトランジスタを設け、前記デー
タレジスタドライバ回路は、低電位とシリアルデータバ
スとの間の接続を制御し、前記第1のトランジスタの入
力ゲートはディジット線に接続され、前記第2のトラン
ジスタの入力ゲートは選択信号線に接続され、前記第3
のトランジスタの入力ゲートはプリチャージ制御信号線
に接続されていることを特徴とする。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の半導体記憶回路を示す回路
図である。第1図において、本実施例の半導体記憶回路
は、シリアルデータをシリアルデータバスBに供給する
N型データトランスファトランジスタQ1と、ディジット
線のシリアルデータによる制御で“Low"をN型データ
トランスファトランジスタQ1のソースへ供給するN型ト
ランズスタQ2とを直列接続してデータレジスタドライバ
回路を構成し、そのデータレジスタドライバ回路で接地
電位とシリアルデータバスB間を接続する。N型トラン
ジスタQ2のゲート入力はディジット線に接続され、N
型データトランスファトランジスタQ1のゲート入力は選
択信号φ1に接続される。シリアルデータバスBを“Hi
gh"にプリチャージするP型プリチャージトランジスタQ
3は、電源電位とシリアルデータバス間に接続され、そ
のゲート入力はプリチャージ制御信号φ2に接続する。
第1図は本発明の一実施例の半導体記憶回路を示す回路
図である。第1図において、本実施例の半導体記憶回路
は、シリアルデータをシリアルデータバスBに供給する
N型データトランスファトランジスタQ1と、ディジット
線のシリアルデータによる制御で“Low"をN型データ
トランスファトランジスタQ1のソースへ供給するN型ト
ランズスタQ2とを直列接続してデータレジスタドライバ
回路を構成し、そのデータレジスタドライバ回路で接地
電位とシリアルデータバスB間を接続する。N型トラン
ジスタQ2のゲート入力はディジット線に接続され、N
型データトランスファトランジスタQ1のゲート入力は選
択信号φ1に接続される。シリアルデータバスBを“Hi
gh"にプリチャージするP型プリチャージトランジスタQ
3は、電源電位とシリアルデータバス間に接続され、そ
のゲート入力はプリチャージ制御信号φ2に接続する。
次に本発明の読み出し動作をディジット線が“Hig
h"の場合について、第1図を参照して説明する。最初に
ディジット線が“High"となり、N型トランズシタQ2
がONすることにより、N型データトランスファトランジ
スタQ1のソースへ“Low"が供給される。この時、プリチ
ャージ制御信号φ2は“Low"であり、P型プリチャージ
トランジスタQ3がONすることにより、シリアルデータバ
スBが“High"にプリチャージされる。その後、プリチ
ャージ制御信号φ2を“High"とし、P型プリチャージ
トランジスタQ3をOFFにする。以上のプリチャージ動作
の後、選択信号φ1を“High"とし、N型データトラン
スファトランジスタQ1をONにしてシリアルデータバスB
の電荷を引き抜き、シリアルデータバスを“Low"にす
る。
h"の場合について、第1図を参照して説明する。最初に
ディジット線が“High"となり、N型トランズシタQ2
がONすることにより、N型データトランスファトランジ
スタQ1のソースへ“Low"が供給される。この時、プリチ
ャージ制御信号φ2は“Low"であり、P型プリチャージ
トランジスタQ3がONすることにより、シリアルデータバ
スBが“High"にプリチャージされる。その後、プリチ
ャージ制御信号φ2を“High"とし、P型プリチャージ
トランジスタQ3をOFFにする。以上のプリチャージ動作
の後、選択信号φ1を“High"とし、N型データトラン
スファトランジスタQ1をONにしてシリアルデータバスB
の電荷を引き抜き、シリアルデータバスを“Low"にす
る。
また、ディジット線が“Low"の場合は、N型トラン
ジスタQ2がOFFとなり、N型データトランスファトラン
ジスタQ1がONしても、シリアルデータバスBに充電され
た電荷は引き抜かれず、シリアルデータバスBは“Hig
h"となる。
ジスタQ2がOFFとなり、N型データトランスファトラン
ジスタQ1がONしても、シリアルデータバスBに充電され
た電荷は引き抜かれず、シリアルデータバスBは“Hig
h"となる。
以上、本実施例のデータレジスタドライバ回路は、構
成面積3.0(mm2/2048台)でシリアルバッファ反転時に
流れるON−ON電源電流を16mAに抑えられる回路構成を有
している。
成面積3.0(mm2/2048台)でシリアルバッファ反転時に
流れるON−ON電源電流を16mAに抑えられる回路構成を有
している。
以上説明したように、本発明は、3個のトランジスタ
による回路構成であり、その構成面積は3.0(mm2/2048
台)で済み、また選択信号で選択されたデータレジスタ
ドライバのみが活性化するので、ON−ON電源電流は約16
mAに抑えられ、コスト削減および特性向上ができる効果
がある。
による回路構成であり、その構成面積は3.0(mm2/2048
台)で済み、また選択信号で選択されたデータレジスタ
ドライバのみが活性化するので、ON−ON電源電流は約16
mAに抑えられ、コスト削減および特性向上ができる効果
がある。
第1図は本発明の一実施例の半導体記憶回路を示す回路
図、第2図および第3図はいずれも従来のデータレジス
タドライバ1台分の回路図である。 Q1……N型データトランスファトランジスタ、Q2……N
型トランジスタ、Q3……P型プリチャージトランジス
タ、Q4……N型データトランスファトランジスタ、Q5…
…P型トランジスタ、1……シリアルバッファ、2……
シリアルデータ反転用バッファ、B……シリアルデータ
バス。
図、第2図および第3図はいずれも従来のデータレジス
タドライバ1台分の回路図である。 Q1……N型データトランスファトランジスタ、Q2……N
型トランジスタ、Q3……P型プリチャージトランジス
タ、Q4……N型データトランスファトランジスタ、Q5…
…P型トランジスタ、1……シリアルバッファ、2……
シリアルデータ反転用バッファ、B……シリアルデータ
バス。
Claims (1)
- 【請求項1】シリアルアクセス可能なシリアルポートを
有する半導体記憶回路において、互いに直列接続した第
1および第2のトランジスタからなるデータレジスタド
ライバ回路と、シリアルデータバスを電源電位にプリチ
ャージする第3のトランジスタを設け、前記データレジ
スタドライバ回路は、低電位とシリアルデータバスとの
間の接続を制御し、前記第1のトランジスタの入力ゲー
トはディジット線に接続され、前記第2のトランジスタ
の入力ゲートは選択信号線に接続され、前記第3のトラ
ンジスタの入力ゲートはプリチャージ制御信号線に接続
されていることを特徴とする半導体記憶回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281062A JP2594652B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 半導体記憶回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281062A JP2594652B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 半導体記憶回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142780A JPH03142780A (ja) | 1991-06-18 |
JP2594652B2 true JP2594652B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17633782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1281062A Expired - Fee Related JP2594652B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 半導体記憶回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594652B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134987A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-23 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | デイジツト線情報伝達回路 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1281062A patent/JP2594652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03142780A (ja) | 1991-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |