JP2593655B2 - トラクタの耕耘装置 - Google Patents

トラクタの耕耘装置

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JP2593655B2
JP2593655B2 JP62095982A JP9598287A JP2593655B2 JP 2593655 B2 JP2593655 B2 JP 2593655B2 JP 62095982 A JP62095982 A JP 62095982A JP 9598287 A JP9598287 A JP 9598287A JP 2593655 B2 JP2593655 B2 JP 2593655B2
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claw
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高史 丸山
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はトラクタ後方にリンク機構を介してロータリ
耕耘作業機を装設するトラクタの耕耘装置に関する。
「従来の技術」 従来、ロータリカバーの前後回動調節を行うカバー調
節部材を設けると共に、ロータリ爪の対地高さを検出す
るセンサ(デプスコントロールセンサ)を設ける技術が
ある。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、ロータリカバーに前記センサを設け
るから、ロータリ爪の耕深調節とロータリカバーの回動
調節の両者を複合して行うことになり、センサの検出値
に応じて夫々の制御の基準値を補正する必要があり、制
御の簡略化を容易に行い得ない不具合がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、ロータリ爪対地高さを検出するセ
ンサをロータリカバーとは別位置に設け、該センサの検
出結果に基づきロータリ爪の耕深調節を行う耕深調節部
材を設けると共に、前記センサの検出結果に基づきロー
タリカバーの前後回動調節を行うカバー調節部材を設
け、前記センサによって耕深調節部材とカバー調節部材
を作動させるように構成したことを特徴とする。
「作 用」 従って、ロータリ爪の耕耘調節制御と、ロータリカバ
ーの回動調節制御を、同一のセンサ値に応じて基準値を
補正することなく行い得、従来よりも単純な制御でロー
タリ爪の耕深調節とロータリカバーの回動調節を行えて
制御の信頼性向上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。三
点リンク機構(14)を形成するトップリンク(15)及び
ロアリンク(16)を介してトラクタの後側にサイドドラ
イブ型のロータリ耕耘作業機(17)を昇降自在に装設す
るもので、(18)は中央に入力ギヤケース(19)を設け
左右にロータリケース及び軸受板(21)を一体連設する
メインビーム、(22)は前記入力ギヤケース(19)上側
に固設しトップリンク(15)を連結するトップリンクブ
ラケット、(23)は前記メインビーム(18)に固設しロ
アリンク(16)を連結するロアリンクブラケット、(2
4)は前記ロアリンクブラケット(23)に前端側を連結
させデプスアジャストハンドル(25)により後端側を昇
降自在に指示するデプスアジャストフレーム、(26)は
前記ロータリケース(20)と軸受板(21)の間に軸支す
る耕耘ロータリ爪、(27)は前記ロータリ爪(26)上側
を覆うロータリカバー、(28)は前記ロータリカバー
(27)の後部左右側に設けるサイドカバー、(29)は昇
降案内ロッド(31)により後端側を昇降自在に支持する
リヤカバーであり、ポテンショメータ型の耕深センサで
あるリヤカバーセンサ(32)を前記リヤカバー(29)に
リンク(33)などを介して連動連結させ、前記リヤカバ
ー(29)の昇降により前記ロータリ爪(26)の耕耘深さ
変化をリヤカバーセンサ(32)によって検出するように
構成している。
さらに前記ロータリ爪(26)と同一軸芯上にカバー回
動支点軸(34)を設け、その支点軸(34)に前記ロータ
リカバー(27)の左右側下端を連結支持させ、前記ロー
タリケース(20)と軸受板(21)の間で前記支点軸(3
4)を中心にロータリカバー(27)を前後方向に回転自
在に取付ける。
また前記トップリンクブラケット(22)に受台(35)
を固設し、その受台(35)に支軸(36)を介して揺動自
在に筒状支持体(37)を取付け、前記ロータリカバー
(27)を回動調節するカバー調節部材であるカバー移動
モータ(38)を備え、該モータ(38)を電動モータによ
り構成し、前記支持体(37)上端にそのモータ(38)を
固設すると共に、前記モータ(38)により進退させるピ
ストン(39)を前記支持体(37)に摺動自在に設け、前
記ロータリカバー(27)前端のブラケット(40)に軸
(41)を介して前記ピストン(39)先端を連結させ、前
記モータ(38)の動力によりピストン(39)を進退さ
せ、浅耕時にロータリカバー(27)を後方に、また深耕
時にロータリカバー(27)を前方に夫々回転させ、ロー
タリカバー(27)の位置調節を行うように構成してい
る。
さらに第2図に示す如く、前記リフトアーム(10)を
駆動する油圧リフト(9)の油圧シリンダ(42)により
耕深調節部材を構成し、前記シリンダ(42)に油圧切換
弁(43)を介して油圧ポンプ(44)を接続させ、前記切
換弁(43)のソレノイド(45)(46)を耕深回路(47)
に出力接続させると共に、前記リヤカバーセンサ(32)
と、耕深基準値を手動で初期設定する耕深設定器(48)
とを、前記耕深回路(47)に夫々入力接続させるもの
で、前記リヤカバーセンサ(32)出力に基づいて前記シ
リンダ(42)を作動制御し、前記作業機(17)を昇降さ
せて耕耘深さを略一定に保つように構成している。
また前記モータ(38)の出力軸(50)にネジ(51)を
介して前記ピストン(39)を螺着連結させ、前記モータ
(38)をカバー移動回路(52)に出力接続させると共
に、前記リヤカバーセンサ(32)と、前記ロータリカバ
ー(27)の位置を初期設定する位置設定器(53)と、前
記ロータリカバー(27)の位置を検出する位置検出器
(54)とを、前記カバー移動回路(52)に夫々入力接続
させるもので、前記リヤカバーセンサ(32)及び位置検
出器(54)出力に基づいて前記モータ(38)を自動的に
作動制御し、前記シリンダ(42)の耕深変更動作と連動
してピストン(39)を進退させてロータリカバー(27)
を前後方向に回転変位させるように構成している。
そして、第1図のようにロータリ耕耘作業機(17)を
接地位置に下降させて耕耘作業を行う場合、リヤカバー
(29)の昇降動作によりリヤカバーセンサ(32)出力に
基づいて油圧リフト(9)のシリンダ(42)を作動さ
せ、作業機(17)を自動的に昇降させてロータリ爪(2
6)の耕耘深さを略一定に保つと共に、前記センサ(3
2)出力により耕深を検出してカバー移動モータ(38)
を自動的に作動させ、浅耕時にロータリカバー(27)を
後方側に回転させる一方、深耕時にロータリカバー(2
7)を前方側に回転させ、前記リヤカバーセンサ(32)
の出力を一定に保つように前記モータ(38)によりロー
タリカバー(27)の位置調節を行うものである。
さらに、デプスアジャストフレーム(24)に固設する
支持フレーム(55)を横架させ、その支持フレーム(5
5)に支軸(56)を介してリヤカバー(29)前端を回転
自在に連結させると共に、前記支持フレーム(55)に昇
降案内ロッド(31)を介してリヤカバー(29)後端側を
昇降自在に支持させ、ロータリカバー(27)に対し後方
に独立してリヤカバー(29)を設け、ロータリカバー
(27)後側にゴムカバー(57)を取付けて泥土の飛散を
防止しているもので、前記リヤカバー(29)にリンク
(33)などを介して耕深センサであるリヤカバーセンサ
(32)を連動連結させ、支軸(56)を中心とするリヤカ
バー(29)の昇降によりロータリ爪(26)の耕深変化を
リヤカバーセンサ(32)によって検出するように構成し
ている。
上記から明らかなように、ロータリ爪(26)対地高さ
を検出するセンサであるリヤカバーセンサ(32)をロー
タリカバー(27)とは別位置に設け、該センサ(32)の
検出結果に基づきロータリ爪(26)の耕深調節を行う耕
深調節部材である油圧シリンダ(42)を設けると共に、
前記センサ(32)の検出結果に基づきロータリカバー
(27)の前後回動調節を行うカバー調節部材であるカバ
ー移動モータ(38)を設け、前記センサ(32)によって
油圧シリンダ(42)とカバー移動モータ(38)を夫々各
別に作動させるように構成している。
さらに第3図及び第4図は他の実施例を示すもので、
ロータリ耕耘作業機(17)本機を構成する軸受板(21)
に支持フレーム(58)を一体連設し、未耕地上方に延設
する前記支持フレーム(58)先端に耕深センサである超
音波センサ(59)を設け、未耕地表に対する作業機(1
7)支持高さに基づいてロータリ爪(26)の耕耘深さを
前記超音波センサ(59)によって検出させる。そして第
4図の如く、上記実施例のリヤカバーセンサ(32)に代
え、前記超音波センサ(59)を耕深回路(7)に入力接
続させ、前記超音波センサ(59)と耕深設定器(48)の
出力に基づいて油圧シリンダ(42)を作動させ、作業機
(17)を昇降させてロータリ爪(26)の耕深調節を自動
的に行うと共に、前記超音波センサ(59)出力により耕
深変化を検出してカバー移動モータ(38)を作動制御
し、ロータリカバー(27)の位置調節を自動的に行うも
のである。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、ロータリ爪
(26)対地高さを検出するセンサ(32)(59)をロータ
リカバー(27)とは別位置に設け、該センサ(32)(5
9)の検出結果に基づきロータリ爪(26)の耕深調節を
行う耕深調節部材(42)を設けると共に、前記センサ
(32)(59)の検出結果に基づきロータリカバー(27)
の前後回動調節を行うカバー調節部材(38)を設け、前
記センサ(2)(59)によって耕深調節部材(42)とカ
バー調節部材(38)を作動させるように構成したもの
で、ロータリ爪(26)の耕深調節制御と、ロータリカバ
ー(27)の回動調節制御を、同一のセンサ値に応じて基
準値を補正することなく行うことができ、従来よりも単
純な制御でロータリ爪(26)の耕深調節とロータリカバ
ー(27)の回動調節を行えて制御の信頼性向上などを容
易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は同制
御回路図、第3図は他の実施例を示す側面図、第4図は
同制御回路図である。 (17)……ロータリ耕耘作業機 (27)……ロータリカバー (32)……リヤカバーセンサ(耕深センサ) (38)……カバー移動モータ(カバー調節部材) (42)……油圧シリンダ(耕深調節部材) (59)……超音波センサ(耕深センサ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリ爪(26)対地高さを検出するセン
    サ(32)(59)をロータリカバー(27)とは別位置に設
    け、該センサ(32)(59)の検出結果に基づきロータリ
    爪(26)の耕深調節を行う耕深調節部材(42)を設ける
    と共に、前記センサ(32)(59)の検出結果に基づきロ
    ータリカバー(27)の前後回動調節を行うカバー調節部
    材(38)を設け、前記センサ(32)(59)によって耕深
    調節部材(42)とカバー調節部材(38)を作動させるよ
    うに構成したことを特徴とするトラクタの耕耘装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728571B2 (ja) * 1987-09-29 1995-04-05 井関農機株式会社 対地作業機のデプス制御装置
JPH0799964B2 (ja) * 1994-07-08 1995-11-01 井関農機株式会社 ロ−タリ耕耘装置

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