JP2607079B2 - トラクタの耕耘装置 - Google Patents

トラクタの耕耘装置

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JP2607079B2 JP62089148A JP8914887A JP2607079B2 JP 2607079 B2 JP2607079 B2 JP 2607079B2 JP 62089148 A JP62089148 A JP 62089148A JP 8914887 A JP8914887 A JP 8914887A JP 2607079 B2 JP2607079 B2 JP 2607079B2
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高史 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はトラクタ後方にリンク機構を介してロータリ
耕耘作業機を装設するトラクタの耕耘装置に関する。
「従来の技術」 従来、特公昭53−27165号公報に示す如く、ロータリ
耕耘作業機のロータリカバーを回動自在に設ける技術が
あった。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、前記作業機の上動と連動してロータ
リカバーを後方に移動させていたから、作業機を持上げ
たときにも耕耘ロータリ爪の後方側をロータリカバーで
覆うことができたが、接地作業標準位置でロータリカバ
ーが最も前方に移動し、その標準位置よりも高くても、
また低くてもロータリカバーが後方に移動することにな
る。
そこで、耕耘作業位置でロータリカバーを前後に移動
させるように、ローラとガイドによってロータリカバー
を取付ける技術があるか、ローラとガイドの隙間を小さ
くしてロータリカバーの防振及び支持強度向上を図る
と、ガイド内に侵入した土がローラに噛込んでロータリ
カバーの回動調節が行えなくなり易い不具合がある。
また、実開昭60−177708号公報に示す如く、ロータリ
爪と略同一軸芯上にロータリカバーを設け、前記したロ
ーラとガイドによってロータリカバーを取付けたときの
不具合をなくす技術もあるが、手動操作で回転させるハ
ンドルをロータリカバー上側に取付け、ハンドルを手動
操作してロータリカバーを前後に移動させるから、トラ
クタ上の作業者によって作業中にハンドルを容易に操作
し得ず、ロータリカバーを前後に移動させるときは耕耘
作業を中断させてハンドル操作を行う必要があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、ロータリ爪上側のロータリカバー
を前後に回動調整するトラクタの耕耘装置において、前
記ロータリカバーをロータリ爪軸回りに回動自在に取付
けるカバー回動支持部材をロータリ爪と略同一軸芯上に
配設させると共に、ロータリカバーを回動調節する電動
シリンダを設けたことを特徴とする。
「作 用」 従って、例えばローラ及びガイドによる支持構造を不
要にし、ロータリカバーを強固に保持し得、また前記ガ
イド内の土が侵入して動作不良になる不具合をなくし
得、ロータリカバーの回動調節によってロータリカバー
を適正姿勢に支持してロータリカバーの損傷防止などを
容易に行い得ると共に、耕耘作業を中断することなく、
電動シリンダを作動させてロータリカバーを前後に移動
させ得、ロータリカバーの回動調節操作性の向上などを
容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部の側面図、第2図は全体の側面図、第3図は
平面説明図であり、図中(1)はトラクタを示すもの
で、(2)はエンジン、(3)はクラッチケース、
(4)はミッションケース、(5)は前輪、(6)は後
車軸、(7)は後輪、(8)はPTO軸、(9)はリフト
アーム(10)及びポジションコントロールレバー(11)
を備えた油圧リフト、(12)は運転席、(13)は操向ハ
ンドルである。
また三点リンク機構(14)を構成するトップリンク
(15)及びロアリンク(16)を介して前記トラクタ
(1)の後側にサイドドライブ型のロータリ耕耘作業機
(17)を昇降自在に装設するもので、(18)は中央に入
力ギヤケース(19)を設け左右にロータリケース(20)
及び軸受板(21)を一体連設するメインビーム、(22)
は前記入力ギヤケース(19)上側に固設しトップリンク
(15)を連結するトップリンクブラケット、(23)は前
記メインビーム(18)に固設しロアリンク(16)を連結
するロアリンクブラケット、(24)は前記ロアリンクブ
ラケット(23)に前端側を連結させデプスアジャストハ
ンドル(25)により後端側を昇降自在に支持するデプス
アジャストフレーム、(26)は前記ロータリケース(2
0)と軸受板(21)の間に軸支する耕耘ロータリ爪、(2
7)は前記ロータリ爪(26)上側を覆うロータリカバ
ー、(28)は前記ロータリカバー(27)の後部左右側に
設けるサイドカバー、(29)は前記ロータリカバー(2
7)後側に支軸(30)を介して前端側を連結させ昇降案
内ロッド(31)により後端側を昇降自在に支持するリヤ
カバーであり、ポテンショメータ型の耕深センサ(32)
を前記リヤカバー(29)にリンク(39)などを介して連
動連結させ、前記リヤカバー(29)の昇降により前記ロ
ータリ爪(26)の耕耘深さ変化を耕深センサ(32)によ
って検出するように構成している。
さらに前記ロータリ爪(26)と同一軸芯上にカバー回
動支点軸(34)を設け、その支点軸(34)に前記ロータ
リカバー(27)の左右側下端を連結支持させ、前記ロー
タリケース(20)と軸受板(21)の間で前記支点軸(3
4)を中心にロータリカバー(27)を前後方向に回転自
在に取付ける。
また前記トップリンクブラケット(22)に受台(35)
を固設し、その受台(35)に支軸(36)を介して揺動自
在に筒状支持体(37)を取付け、前記ロータリカバー
(27)を回動調節するカバー移動モータ(38)を備え、
該モータ(38)を電動モータにより構成し、前記支持体
(37)上端にそのモータ(38)を固設すると共に、前記
モータ(38)により進退させるピストン(39)を前記支
持体(37)に摺動自在に設け、前記ロータリカバー(2
7)前端のブラケット(40)に軸(41)を介して前記ピ
ストン(39)先端を連結させ、前記モータ(38)の動力
によりピストン(39)を進退させ、浅耕時にロータリカ
バー(27)を後方に、また深耕時にロータリカバー(2
7)を前方に夫々回転させ、ロータリカバー(27)の位
置調節を行うように構成するもので、前記支持体(37)
及びカバー移動モータ(38)及びピストン(39)によっ
て電動シリンダ(A)を形成している。
さらに第4図に示す如く、前記リフトアーム(10)を
駆動する油圧リフト(9)の油圧シリンダ(42)に油圧
切換弁(43)を介して油圧ポンプ(44)を接続させ、前
記切換弁(43)のソレノイド(45)(46)を耕深回路
(47)に出力接続させると共に、前記耕深センサ(32)
と、耕深基準値を手動で初期設定する耕深設定器(48)
と、前記ピストン(39)の進退によるロータリカバー
(27)の位置変化に基づいて前記耕深基準値を自動的に
修正する基準補正器(49)とを、前記耕深回路(47)に
夫々入力接続させるもので、前記耕深センサ(32)出力
に基づいて前記シリンダ(42)を作動制御し、前記作業
機(17)を昇降させて耕耘深さを略一定に保つように構
成している。
また前記モータ(38)の出力軸(50)にネジ(51)を
介して前記ピストン(39)を螺着連結させ、前記モータ
(38)をカバー移動回路(52)に出力接続させると共
に、前記耕深センサ(32)と、前記ロータリカバー(2
7)の位置を初期設定する位置設定器(53)と、前記ロ
ータリカバー(27)の位置を検出する位置検出器(54)
とを、前記カバー移動回路(52)に夫々入力接続させる
もので、前記耕深センサ(32)及び位置検出器(54)出
力に基づいて前記モータ(38)を自動的に作動制御し、
ピストン(39)を進退させてロータリカバー(27)を前
後方向に回転変位させるように構成している。
上記から明らかなように、ロータリ爪(26)上側のロ
ータリカバー(27)を前後に回動調整するトラクタの耕
耘装置において、前記ロータリカバー(27)をロータリ
爪(26)軸回りに回転自在に取付けるカバー回動支持部
材であるカバー回動支点軸(34)をロータリ爪(26)と
略同一軸芯上に配設させると共に、ロータリカバー(2
7)を回動調節する電動シリンダ(A)を設けている。
本実施例は上記の如く構成しており、第2図のように
ロータリ耕耘作業機(17)を接地位置に下降させて耕耘
作業を行う場合、リヤカバー(29)の昇降動作により耕
深センサ(32)出力に基づいて油圧リフト(9)のシリ
ンダ(42)を作動させ、作業機(17)を自動的に昇降さ
せてロータリ爪(26)の耕耘深さを略一定に保つと共
に、前記センサ(32)出力により耕深を検出してカバー
移動モータ(38)を自動的に作動させ、浅耕的にロータ
リカバー(27)を後方側に回転させる一方、深耕時にロ
ータリカバー(27)を前方側に回転させ、前記モータ
(38)によりロータリカバー(27)の位置調節を行うも
のである。
なお、上記実施例では、耕深センサ(32)出力により
耕深を検出してカバー移動モータ(38)を制御していた
が、前記センサ(32)に代えて耕深設定器(48)をカバ
ー移動回路(52)に接続させ、その設定器(48)出力に
より前記モータ(38)を作動させ、耕深変化に対応させ
てロータリカバー(27)を適正位置に支持することも容
易に行える。
さらに第5図は他の実施例を示すもので、ロータリカ
バー(27)を回動調節するカバー調節部材である電動シ
リンダ(55)を備え、前記シリンダ(55)をロータリカ
バー(27)前端にブラケット(40)及び軸(41)を介し
て連結させると共に、前記シリンダ(55)のピストン
(56)をトップリンクブラケット(22)の受台(35)に
支軸(57)を介して連結させる。そして前記シリンダ
(55)の駆動制御によりピストン(56)を進退させてロ
ータリカバー(27)を前後方向に回転させるものであ
る。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなような本発明は、ロータリ爪
(26)上側のロータリカバー(27)を前後に回動調整す
るトラクタの耕耘装置において、前記ロータリカバー
(27)をロータリ爪(26)軸回りに回転自在に取付ける
カバー回動支持部材(34)をロータリ爪(26)と略同一
軸芯上に配設させると共に、ロータリカバー(27)を回
動調節する電動シリンダ(A)(55)を設けたもので、
例えばローラ及びガイドによる支持構造を不要にし、ロ
ータリカバー(27)を強固に保持でき、また前記ガイド
内に土が侵入して動作不良になる不具合をなくすことが
でき、ロータリカバー(27)の回動調節によってロータ
リカバー(27)を適正姿勢に支持してロータリカバー
(27)の損傷防止などを容易に行うことができると共
に、耕耘作業を中断することなく、電動シリンダ(A)
(55)を作動させてロータリカバー(27)を前後に移動
させることができ、ロータリカバー(27)の回動調節操
作性の向上などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の側面図、第2図
は全体の側面図、第3図は平面図、第4図は制御回路
図、第5図は他の実施例を示す側面図である。 (26)……ロータリ爪 (27)……ロータリカバー (34)……カバー回動支点軸(カバー回動支持部材) (A)(55)……電動シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリ爪(26)上側のロータリカバー
    (27)を前後に回動調整するトラクタの耕耘装置におい
    て、前記ロータリカバー(27)をロータリ爪(26)軸回
    りに回転自在に取付けるカバー回動支持部材(34)をロ
    ータリ爪(26)と略同一軸芯上に配設させると共に、ロ
    ータリカバー(27)を回動調節する電動シリンダ(A)
    (55)を設けたことを特徴とするトラクタの耕耘装置。
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JPS60177708U (ja) * 1984-05-08 1985-11-26 セイレイ工業株式会社 トラクタのロ−タリ部におけるロ−タリカバ−構造
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