JP2593543Y2 - 豆腐製造機 - Google Patents

豆腐製造機

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JP2593543Y2
JP2593543Y2 JP1992077684U JP7768492U JP2593543Y2 JP 2593543 Y2 JP2593543 Y2 JP 2593543Y2 JP 1992077684 U JP1992077684 U JP 1992077684U JP 7768492 U JP7768492 U JP 7768492U JP 2593543 Y2 JP2593543 Y2 JP 2593543Y2
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tofu
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道雄 植田
敬仁 近藤
宏明 馬詰
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23JPROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J3/00Working-up of proteins for foodstuffs
    • A23J3/14Vegetable proteins
    • A23J3/16Vegetable proteins from soybean
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L11/00Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
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    • A23L11/45Soy bean curds, e.g. tofu

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  • Biochemistry (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、豆腐製造機、とくに
容器入り絹ごし豆腐を大量生産する機械に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の豆腐製造機としては、凝固バケ
ットを有するコンベヤと、凝固バケットに豆乳および凝
固剤の混合液を充填する充填装置と、混合液が凝固させ
られて豆腐となるように混合液を加熱する加熱装置と、
凝固バケットから豆腐を取出す取出装置とを備えている
ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記豆腐製造機では、
凝固バケットから豆腐を取出す際、バケットに豆腐が付
着しているため、豆腐が欠けたり、割れたりして、スム
ースに取出すことが困難であった。
【0004】この考案の目的は、凝固バケットから豆腐
を取出す際、豆腐が欠けたり、割れたりすることなく、
豆腐をスムースに取出すことのできる豆腐製造機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による豆腐製造
機は、凝固バケットを有するコンベヤと、凝固バケット
に豆乳および凝固剤の混合液を充填する充填装置と、混
合液が凝固させられて豆腐となるように混合液を加熱す
る加熱装置と、凝固バケットから豆腐を取出す取出装置
とを備えている豆腐製造機において、充填装置より上流
に、凝固バケットを充填時の混合液の温度以上に予熱す
る予熱装置が配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】この考案による豆腐製造機では、充填装置より
上流に、凝固バケットを充填時の混合液の温度以上に予
熱する予熱装置が配置されているから、予熱された凝固
バケットに豆乳と凝固剤の混合液が充填されると、混合
液のバケットと接触されられた部分が急速に凝固させら
れて離水が生じ、バケットと豆腐の間に水の膜ができ
る。
【0007】
【実施例】この考案の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。以下の説明において、前後とは、図1を基準
として、図1の右側を前、これと反対側を後といい、左
右とは、前に向かってその左右の側を左右という。
【0008】絹ごし豆腐製造機は、図1に示すように、
頂壁前端部に上方張出チャンバ11を有しかつ頂壁後端寄
りの部分に上向き連通口12を有する下部チャンバ13と、
上向き連通口12に接続された下向き連通口14を底壁に有
する上部チャンバ15と、両連通口12,14を介して下部チ
ャンバ13および上部チャンバ15にわたって配されている
バケットコンベヤ16とを備えている。
【0009】下部チャンバ13および上部チャンバ15は、
いずれも密閉状のものである。下部チャンバ13内には、
これを陽圧に保つように無菌エアーが供給されている。
上部チャンバ15内には、これを95℃程度の高温に保つ
ようにスチームが供給されている。張出チャンバ11の頂
壁には、容器入口17が設けられている。下部チャンバ13
の底壁前端部には容器出口18が設けられている。
【0010】図1に加えて図2を参照すると、バケット
コンベヤ16は、下部チャンバ13および上部チャンバ15内
を循環する左右一対のエンドレスチェーン21と、チェー
ン21に所定間隔で渡し止められた多数のホルダ22と、ホ
ルダ22に複数個ずつ取付けられているバケット23と、バ
ケット23の下面を被覆している結露水受け24とを備えて
いる。
【0011】チェーン21が、下部チャンバ13内前部に配
置された間欠的駆動スプロケット31および両チャンバ1
3,15内所要か所に配置されている複数の従動スプロケ
ット32に巻き掛けられて、バケット23が、下部チャンバ
13内を概ね前向きにのびた上側経路33、上側経路33の下
方を後向きにのびた下側経路34、上側経路33と下側経路
34の前端同しを連絡した反転経路35および上側経路33の
途中から上向きに進路を変えられて上部チャンバ15内に
導入され、上部チャンバ15内を前後に蛇行しながら上向
きにのび、その後下向きに導かれて上側経路33に復帰さ
せられた蛇行経路36にそって移動する。
【0012】下部チャンバ13頂壁後端部に充填装置41が
配置されている。充填装置41は、上側経路33後端近くに
位置しかつ下部チャンバ13の頂壁後端部を貫通した充填
ノズル42を有している。充填装置41よりやや後方にバケ
ット予熱装置43が配置されている。バケット予熱装置
は、充填ノズル42のすぐ後方において上側経路33に下側
から臨まされたスチームノズル44を有している。
【0013】張出チャンバ11内には、上側経路33前端に
位置するように被覆装置45が配置されている。被覆装置
45は、容器入口17の縁部に配置され多数の上向き容器C
が積重ね状態に収容されているマガジン46と、マガジン
46とその直下の上側経路33の間に配置されていてる昇降
自在かつ180度ずつ反転自在なバキューカップ47とを
備えている。被覆装置45のやや後方に剥離装置48が配置
されている。
【0014】下側経路34の前端に取出装置49が、そのや
や後方に洗浄装置51がそれぞれ配置されている。洗浄装
置51は、下側経路34を下方より臨む上向きの洗浄液噴射
ノズル52を有している。洗浄液は、例えば無菌水であ
る。また、取出装置49のすぐ前を通って左右方向にのび
るように容器排出コンベヤ53が配置されている。
【0015】ホルダ22は、左右方向にのびた水平帯状ホ
ルダプレート61と、これの両縁に設けられた先細りテー
パ状スカート62とよりなる。図4を参照すると、ホルダ
プレート61の両端部には、チェーン21に取付けられた水
平ピン64を支持した軸受65がそれぞれ設けられている。
ホルダプレート61には、バケット23をそれぞれ1つずつ
貫通状にはめ込んだ複数のバケット保持孔66がホルダプ
レート長さ方向に間隔をおいて設けられている。スカー
ト62の両端部および中央部には帯板状補強材67が渡し止
められている。
【0016】バケット23は、プラスチックで平面視方形
の箱形に成形されたもので、豆腐一丁分(平均的に40
0cc程度)に相当する量の豆腐を余裕をもって収容しう
る容積を有している。なお、バケット23をプラスチック
で形成しているのは、製造費を安価にするためである
が、伝熱性および耐久性を優先するならば、バケット23
をステンレスで形成してもよい。
【0017】結露水受け24は、ホルダ22のスカート62の
間に入り込まされた横断面逆V字状底壁71と、底壁71の
両縁より立上りスカート62外面と所定の角度をもって向
き合わされた両側壁72とよりなる。底壁71の両端部に
は、スカート両端補強材67に掛止められた斜め上向き突
出状掛止部73がそれぞれ設けられている。また、底壁71
の中央部には、スカート両端補強材67を入り込ませたス
リット74が設けられるとともに、スリット74の縁部に同
補強材67に受止められた折曲部75が設けられている(図
5参照)。そして、底壁71の一端から他端にかけて、複
数の排水口76がバケット23とバケット23の丁度中間下方
に位置するように設けられている。
【0018】図6に詳しく示すように、排水口76の両端
は、底壁71の両縁部には達しておらず、側壁72上端より
やや低いレベルとなっている。その結果、底壁71の両縁
部と両側壁72によって横断面V字状の排水溝77が結露水
受け24に形成されている。
【0019】ホルダ22およびバケット23の表面で結露し
て落下しようとする結露水は、結露水受け24で受けられ
る。受けられた結露水は、排水溝77に集められ、排水溝
77内をその両端まで流れてそこから落下する。排水溝77
がオーバーフローしそうな場合、オーバーフローしよう
とする結露水は排水口76から排水落下する。排水口76か
ら落下した結露水は、その下方を移動するホルダ22のバ
ケット23とバケット23の間に落下するため、バケット23
内には入り込む恐れはない。
【0020】剥離装置48は、図7〜図10に示すよう
に、昇降体81と、各バケット列に対応するように配され
たバケット列と同数の剥離部材82とを備えている。
【0021】昇降体81は、垂直昇降ロッド83と、昇降ロ
ッド83の下端に取付けられかつ全バケット列の上方を横
切るように配されている水平吊り板84と、吊り板84の下
方に各バケット列に対応して配されているバケット列と
同数の取付板85と、各取付板85毎に一対ずつに配され上
端が吊り板84に固定され、下端が取付板85に摺動自在に
貫通させられている複数対の垂直ガイドロッド86と、ガ
イドロッド86の下方突出端に固定されているストッパ87
と、ガイドロッド86の高さの中程に固定されているばね
押え88と、ばね押え88と取付板85の間に介在されガイド
ロッド86にはめられている圧縮コイルばね89とよりな
る。
【0022】図1を参照すると、昇降ロッド83の上端は
ロッド91を介してレバー92の一端に連結されている。レ
バー92の他端には昇降体作動用2段ストローク流体圧シ
リンダ93のピストンロッドが連結されている。
【0023】取付板85上面には一対の垂直支持棒94が設
けられるとともに、両支持棒94に水平支持板95が渡し止
められ、これに、剥離部材作動用流体圧シリンダ96が下
向きに取付けられている。この流体圧シリンダ96のピス
トンロッドには剥離部材押圧片97が取付けられている。
押圧片97は、水平円板状のもので、外周面にばね挿入溝
97aを有している。取付板85の外周には、90度ずつの
間隔をおいて4方向に突出した軸受部98が設けられてい
る。軸受部98には水平軸受孔99が貫通状に設けられてい
る。
【0024】剥離部材82は、4つの軸受部98にそれぞれ
ブラケット101 を介して取付けられた4つの分割片102
よりなる。ブラケット101 は、門形状上部材111 と、こ
れと一体化された水平断面5角形のブロック状下部材11
2 とよりなる。上部材111 の両側壁にはピン孔113 が同
心状にあけられている。下部材112 は、外向き直交2面
よりなる取付面114 を有している。取付面114 の2面に
はねじ孔115 が1つずつあけられている。4つの分割片
102 はいずれも水平断面L字状の板材よりなる。各分割
片102 の上端部の角の部分には、2つの長孔116 が設け
られている。軸受孔99に2つのピン孔113 を一致させる
ように軸受部98に上部材111 がまたがらされ、軸受孔99
および2つのピン孔113 に支持ピン117 が挿入され、こ
れにより、軸受部98にブラケット101 が揺動自在に取付
けられている。下部材取付面114のねじ孔115 に分割片1
02 の長孔116 が一致するように下部材112 に分割片102
が当てられ、ボルト118 が長孔116 を通してねじ孔115
にねじ込まれることにより、ブラケット101 に分割片10
2 が取付けられている。この状態で隣り合う分割片102
と分割片102 の間には、分割片102 の揺動を許す隙間が
生じている。4つの分割片102 が垂直姿勢となったと
き、隙間の部分を除いて4つの分割片102 の外面がバケ
ット23の内面と合致するようになされている。
【0025】上部材111 の頂面には板ばね119 が、その
先端部をばね挿入溝97aに挿入させるように取付けられ
ている。一方、L字状ストッパ121 の水平部が上部材11
1 の内側に通されかつその垂直部を上部材111 の頂部と
相対させた状態でストッパ121 が軸受部98に取付けられ
ている。ストッパ121 の垂直部の上端には隙間調整ねじ
122 が貫通させられている。
【0026】昇降体作動用2段ストローク流体圧シリン
ダ93を作動させると、レバー92を介して昇降体81は2段
階のストロークで昇降させられ、昇降体81とともに剥離
部材82が昇降させられる。
【0027】剥離部材作動用流体圧シリンダ96のピスト
ンロッドを突出させると、剥離部材押圧片97が板ばね11
9 の先端を押しさげる。そうすると、支持ピン117 を中
心として4つの分割片102 がそれぞれの下端部を離隔さ
せるように揺動させられ、剥離部材82が開かれた状態と
なる。この開かれた状態から同シリンダ96のピストンロ
ッドを退入させると、4つの分割片102 がそれぞれの下
端部を接近させるように揺動させられ、剥離部材82が閉
じられた状態となる。この閉じる際の分割片102 の位置
はブラケット101 が調整ねじ122 に当接することによ
り、規制される。
【0028】図12および図13に、下部チャンバ13の
容器出口18およびバケットコンベヤ16の駆動スプロケッ
ト31周辺の詳細が示されている。
【0029】左右の駆動スプロケット31を取付けた駆動
軸141 には、左右の垂直円板状ホルダガイド142 が固定
されている。ホルダガイド142 の外周縁は、反転経路35
を移動するホルダ22に取付けられた結露水受け24に設け
られたスリット(図示しない)を通じて結露水受け24の
内に入り込み、ホルダガイド142 の外周面がホルダ22の
スカート62の先端に当接させられている。一方、反転経
路35にそって横断面円弧状容器ガイド144 が配置されて
いる。反転経路35にそって移動させられるバケット23に
被せられた容器Cの底に容器ガイド144 の内面が当接さ
せられている。また、ホルダガイド142 から洗浄装置51
のところまでガイドレール145 がのびている。
【0030】取出装置49は、容器受け151 と、先端部に
容器受け151 が取付けられかつ容器受け151 が容器出口
18を通じて下部チュンバ13内に出没しうるように上下揺
動自在に配置されている搬送アーム152 と、搬送アーム
152 にブラケット153 を介してピストンロッドが連結さ
れているアーム作動用流体圧シリンダ154 とを備えてい
る。
【0031】容器受け151 は、容器出口18の蓋を兼ねる
ものであって、容器出口18に緩く挿通される形状に形成
された容器受け本体161 と、これの下端から側方に張出
したシールフランジ162 とよりなる。
【0032】チャンバ内洗浄時等に、搬送アーム152 を
その揺動範囲の上限に位置させて容器受け151 のシール
フランジ162 を容器出口18縁部に取付けられたパッキン
131に押圧させておくことにより、容器出口18のシール
が果たされる。
【0033】搬送アーム152 がその揺動範囲の下限に位
置するときの容器受け151 と容器排出コンベヤ53とは渡
し板171 で連絡されている。
【0034】つぎに、豆腐製造手順を説明する。
【0035】バケット23に豆乳と凝固剤を充填する前
に、バケット23は予熱装置43に搬入される。そうする
と、スチームノズル44からバケット23にスチームが噴射
され、バケット23が加熱される。これにより、バケット
23は、豆乳および凝固剤の混合液の充填温度以上、好ま
しくは充填温度よりも15〜25℃高い温度に予熱され
る。このようにしてバケット23を予熱しておくことによ
り、バケット23に混合液を充填した際、混合液のバケッ
ト23と接する部分が急速に凝固させられて、凝固部分か
ら生じた離水によりバケット23と豆腐の間に水の膜がで
きるため、バケット23から豆腐を取出す際、バケット23
から豆腐が容易に剥離する。また、バケット23の予熱温
度が、上記範囲より低いと、離水が少なく異その効果が
不十分であり、同範囲より高いと離水が多すぎて商品価
値がなくなる。
【0036】予熱されたバケット23が充填ノズル42の下
方に至ると、ノズル42より、1つずつのバケット23に、
上記豆腐一丁分に相当する量の豆乳と凝固剤の混合液が
充填される。凝固剤は、塩化マグネシウム(にがり)で
ある。混合液は、豆乳と凝固剤を凝固温度以下、例えば
25℃まで冷却し、充填の直前に混合したものである。
【0037】混合液を充填したバケット23は、下部チャ
ンバ13から上向きに移動して上部チャンバ15に導入さ
れ、上部チャンバ15内を蛇行状に移動し、最終的に下向
きに移動して再び下部チャンバ13内に導入される。この
間、バケット23は上を向いたままである。バケット23が
上部チャンバ15内を移動する時間は、40分程度であ
り、この間に、バケット23内の混合液が凝固して豆腐と
なる。
【0038】バケット23内で凝固させられた豆腐は、つ
ぎに、図11を参照して説明する剥離動作によって剥離
される。まず、昇降体81のストロークの上限において剥
離部材82を閉じた状態にしておく(図11a)。そし
て、昇降体81の1段目のストロークにより、剥離部材82
の下端のみがバケット23内に入り込むように剥離部材82
を下降させて停止させる(図11b)。つぎに、剥離部
材82を開く(図11c)。そうすると、剥離部材82の4
つの分割片102 の下端がバケット23の内面に当接させら
れかつ板ばね119 によって押圧される。この状態で昇降
体81に2段目のストロークを行わせ、剥離部材82の下端
がバケット23の底に達するように剥離部材82を下降させ
る(図11d)。その結果、バケット23内面と豆腐外面
の間に剥離部材82が差し込まれ、バケット23から豆腐が
剥離される。その後、剥離部材82は開いたままで昇降体
81を2段の上昇ストロークを連続して行わせる(図11
e)。昇降体81が上限に復帰させられると、剥離部材82
を閉じる。
【0039】ついで、豆腐を剥離させられたバケット23
が被覆装置45の下方に至ると、バキュームカップ47がマ
ガジン46から上向きの容器Cを吸着し、下降反転して下
向きとなった上下逆様の容器Cをバケット23に被せる。
【0040】ここまでは、バケット23は上を向いたまま
であるが、その後、バケット23が反転経路35にそって移
動する間は、ホルダガイド142 によってホルダ22の自転
が阻止され、容器ガイド144 によって容器Cの自転およ
び落下が阻止される。この間にバケット23は容器Cを被
せせたままで反転させられ下向きとなり、一方、容器C
は正立させられて、バケット23内を豆腐が移動して容器
Cの底で受けられる。
【0041】バケット23とともに豆腐を入れた容器Cが
容器出口18の上方に至ると、容器受け151 が容器Cの底
を受けて下降し、これにより、バケット23から容器Cが
離隔されて容器Cに豆腐が移替られ、豆腐を入れた容器
Cが容器出口18を通じて下部チャンバ13の外に導出され
て容器排出コンベヤ53に渡される。
【0042】容器Cを離隔したバケット23は、その後、
ノズル52から洗浄液を噴射されて洗浄され、洗浄後のバ
ケット23がホルダガイド145 から外れると、バケット23
が自転して再び上向きとなる。これにより、1サイクル
の製造過程が完了する。
【0043】
【考案の効果】この考案によれば、予熱された凝固バケ
ットに豆乳と凝固剤の混合液が充填されると、混合液の
バケットと接触されられた部分が急速に凝固させられて
離水が生じ、バケットと豆腐の間に水の膜ができるか
ら、バケットに豆腐が付着することが防止でき、バケッ
トから豆腐をスムースに取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による豆腐製造機全体の垂直縦断面図
である。
【図2】同豆腐製造機のコンベヤの破砕断面を含む分解
斜視図である。
【図3】同コンベヤの平面図である。
【図4】図3のIVーIVにそう断面図である。
【図5】図3のVーV線にそう断面図である。
【図6】図3のVIーVI線にそう断面図である。
【図7】同豆腐製造機の剥離装置の破砕断面を含む分解
斜視図である。
【図8】同薄利装置の破砕断面を含む側面図である。
【図9】図8のIXーIX線にそう断面図である。
【図10】図9のXーX線にそう断面図である。
【図11】剥離動作説明図である。
【図12】同豆腐製造機の下部チャンバの容器出口およ
びコンベヤの駆動スプロケット周辺部の垂直縦断面図で
ある。
【図13】図12のXIIIーXIII線にそう断面図である。
【符号の説明】
15 加熱チャンバ 16 コンベヤ 23 バケット 41 充填装置 43 予熱装置 49 取出装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝固バケット23を有するコンベヤ16と、 凝固バケット23に豆乳および凝固剤の混合液を充填する
    充填装置41と、 混合液が凝固させられて豆腐となるように混合液を加熱
    する加熱手段と、 凝固バケット23から豆腐を取出す取出装置49と、 を備えている豆腐製造機において、 充填装置41より上流に、凝固バケット23を充填時の混合
    液の温度以上に予熱する予熱装置43が配置されているこ
    とを特徴とする豆腐製造機。
JP1992077684U 1992-11-11 1992-11-11 豆腐製造機 Expired - Fee Related JP2593543Y2 (ja)

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