JP3798137B2 - 豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、豆腐製造ライン稼働中において、豆腐の取り出しで順次送られる豆腐の空型箱をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送る洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、豆腐の空型箱は、全体的に豆腐の製造が終了した後でまとめて洗浄していたが、これによると多数の型箱が必要となると共に、ラインへの型箱の搬入工程に際して多数の型箱のセットが必要となって手間がかかり、さらに豆腐製造から洗浄までに相当の時間を要することから迅速に終了できない問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、豆腐製造ライン稼働中に空型箱をその都度洗浄して循環再使用することで迅速且つ容易に豆腐製造を終了できる型箱の洗浄システムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本発明の請求項1は、空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱を先送りして凝固成型させる凝固工程と、型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送る循環移送工程を含む押し蓋の不要な豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却工程を順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄方法である。
【0005】
また請求項2は、空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程と、押し蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部位に送る循環移送工程を含む豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却工程とを順に設けると共に、その空型箱の洗浄ラインとは別のラインで豆腐を取り出した空型箱の押し蓋を前記充填工程部位に送るまでの間に、水又は温水のシャワーにより押し蓋に残着した豆腐屑を大まかに除去する押し蓋屑取り工程と、屑取りした押し蓋をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する押し蓋アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した押し蓋を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去するアルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した押し蓋を温水槽に浸漬する脱アルカリ工程と、水シャワーにより押し蓋に残着した洗浄温水を除去して冷却する押し蓋冷却工程とを順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱及び押し蓋をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄方法である。
なお、この場合、押し蓋を水平状態として押し蓋屑取り工程及びアルカリ液除去工程を施し、押し蓋を垂直状態に保持して押し蓋アルカリ洗浄工程及び脱アルカリ工程を施してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図示形態例を参照しながら説明する。まず図1乃至図3で示す木綿豆腐製造に用いる形態例は、豆腐製造ラインAと、空型箱の洗浄ラインBと、押し蓋の洗浄ラインCと、型箱のストックラインDとから成り、豆腐製造ラインAと空型箱の洗浄ラインBとを並列配置すると共に、豆腐製造ラインAの上に押し蓋の洗浄ラインC、空型箱の洗浄ラインBの上に型箱のストックラインDを配置した二列二段式の装置である。なお、使用する豆腐の型箱は、図4のように、上面が開口した型箱1と押し蓋2とから成り、型箱1と押し蓋2とに無数の微孔が透設してある。
【0007】
そして、豆腐製造ラインAの前側端部には、空型箱の洗浄ラインBの後端部に空型箱1を送る移送手段を連結すると共に、上段の押し蓋洗浄ラインCの後端部に押し蓋2を送る移送手段を連結している。また、豆腐製造ラインAの後側端部と空型箱の洗浄ラインBの前端部には洗浄された空型箱1を豆腐製造ラインAに送る移送手段を連結すると共に、豆腐製造ラインAの後側端部と押し蓋の洗浄ラインCの前端部には洗浄された押し蓋2を豆腐製造ラインAに送る移送手段を連結している。
【0008】
なお、豆腐製造ラインAには、空型箱内に凝固剤を添加した豆乳を注入する充填工程と、型箱1に押し蓋2を被着する押し蓋被着工程と、押し蓋2をプレスして凝固剤入り豆乳を凝固成型させる凝固工程と、型箱1から押し蓋2を外す押し蓋外し工程と、型箱1から凝固した豆腐を取り出す工程とを備えている。図1の豆腐製造ラインAには押し蓋2をシリンダ装置Pで昇降するロッドPaで押圧して凝固剤入り豆乳を凝固成型させる凝固工程を図示し、その他の工程は図示を省略している。
【0009】
本形態例で特徴あることは、空型箱の洗浄ラインBと押し蓋の洗浄ラインCとを設けて洗浄した空型箱1及び押し蓋2を豆腐製造ラインAに送って循環使用することである。空型箱の洗浄ラインBは、図2のように、移送手段により豆腐製造ラインAで押し蓋2を外して送られた空型箱1は、後端部に配置された水受け部30にてまずシャワー装置31による水又は温水の吹き付けにより空型箱1に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程が施される。
【0010】
ついで屑取りした空型箱1をアルカリ液槽32に送りアルカリ液中に浸漬して型箱1に付着した豆腐タンパク、特に微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄除去する型箱アルカリ洗浄工程を施し、アルカリ洗浄した空型箱1を水受け部33に送ってシャワー装置34による水又は温水の吹き付けで空型箱1に付着したアルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程を施す。
【0011】
ついで、空型箱1を温水槽35に送り約80゜Cの温水に15〜20分浸漬して空型箱1に付着したアルカリ液、特に微孔部に付着したアルカリを除去する脱アルカリ工程を施し、脱アルカリした空型箱1をさらに前端に配置した水受け部36に送りシャワー装置37による水の吹き付けにより空型箱1に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却工程を施す。
【0012】
そして、洗浄された空型箱1を移送手段により豆腐製造ラインAの後端に送って型箱1を循環使用するのである。なお、アルカリ液槽32と温水槽35への型箱1の浸漬及び取り出しは夫々の前後に配したシリンダ装置40,41を作動し型箱1を保持したロッドの昇降で行うのである。また、水受け部30、アルカリ液槽32、水受け部33、温水槽35及び水受け部36に夫々設けられたチエンコンベヤ装置4で型箱1が順次前に送られるのである。
【0013】
押し蓋の洗浄ラインCは、図1のように、移送手段により豆腐製造ラインAから移送された押し蓋2は、後端部に配置された水受け部50にてまずシャワー装置51による水又は温水の吹き付けにより押し蓋2に残着した豆腐屑を大まかに除去する押し蓋屑取り工程が施される。
【0014】
ついで屑取りした押し蓋2を起立装置60にて垂直に起立させてアルカリ液槽52に送りアルカリ液中に浸漬して押し蓋2に付着した豆腐タンパク、特に微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄除去する押し蓋アルカリ洗浄工程を施す。アルカリ洗浄した押し蓋2は平伏装置61によってアルカリ液槽52から出されて水受け部53に水平状態で送られ、シャワー装置54による水又は温水の吹き付けで押し蓋2に付着したアルカリ液を大まかに除去する押し蓋アルカリ液除去工程を施す。
【0015】
ついで押し蓋2を起立装置60にて垂直に起立させて温水槽55に送り、約80゜Cの温水に10〜15分浸漬して押し蓋2に付着したアルカリ液、特に微孔部に付着したアルカリを除去する脱アルカリ工程を施し、平伏装置61によって温水槽55から出されて水受け部56に水平状態で送られシャワー装置57による水の吹き付けにより押し蓋2に残着した洗浄温水を完全に除去して冷却する押し蓋冷却工程を施す。そして、洗浄された押し蓋2を移送手段により豆腐製造ラインAの後端に送り、豆乳を充填した型箱1に被着して循環使用するのである。
【0016】
なお、起立装置60の作用は、図示しないが、押し蓋2の両側端面の片側寄りに設けた係止孔に吊下アームを両側から引っ掛けて押し蓋2を吊り下げることで自重により押し蓋2が起立し、平伏装置61の作用は、起立している押し蓋2の係止孔に吊下アームを両側から引っ掛けて押し蓋2を吊り下げ、平伏装置61を前に移動して斜めガイドに接地させることで次第に水平状態となるのである。また、水受け部50、アルカリ液槽52、水受け部53、温水槽55及び水受け部56に夫々設けられたチエンコンベヤ装置7で押し蓋2が順次前に送られるのである。これらの各ラインでの各工程は間欠的に行われるのである。この際、起立した押し蓋2はガイドにより保持されて前送りされるのである。
【0017】
このように本形態例の木綿豆腐製造によると、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱1及び押し蓋2をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送り循環使用されるため、空型箱1及び押し蓋2の余分なストックの必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できるのである。また、特に押圧で目詰まりし易い押し蓋2を起立させた状態でアルカリ液槽52及び温水槽55で洗浄できることから限られたスペースで長い時間有効に浸漬洗浄できるのである。
【0018】
次ぎに、図5及び図6で示す絹ごし豆腐製造に用いる形態例を説明すると、は、豆腐製造ラインAの下段に空型箱の洗浄ラインEを配置したものであり、使用する豆腐の型箱は、図7のように、上面が開口した型箱1で無数の微孔が透設してある。
【0019】
そして、豆腐製造ラインAの前側端部には、空型箱の洗浄ラインEの後端部に空型箱1を送る移送手段を連結すると共に、豆腐製造ラインAの後側端部と空型箱の洗浄ラインEの前端部には洗浄された空型箱1を豆腐製造ラインAに送る移送手段を連結している。なお、豆腐製造ラインAには、空型箱内に凝固剤及び豆乳を注入する充填工程と、空型箱内の凝固剤及び豆乳を撹拌する撹拌工程と、凝固剤入り豆乳を凝固成型させる凝固工程と、型箱1から凝固した豆腐を取り出す工程とを備えている。
【0020】
本形態例で特徴あることは、空型箱の洗浄ラインEを設けて洗浄した空型箱1を豆腐製造ラインAに送って循環使用することである。空型箱の洗浄ラインEは、図6のように、移送手段により豆腐製造ラインAから豆腐を取り出して送られた空型箱1は、下段の後端部に配置された水受け部70にてまずシャワー装置71による水又は温水の吹き付けにより空型箱1に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程が施される。
【0021】
ついで屑取りした空型箱1をアルカリ液槽72に送りアルカリ液中に浸漬して型箱1に付着した豆腐タンパク、特に微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄除去する型箱アルカリ洗浄工程を施し、アルカリ洗浄した空型箱1を水受け部73に送ってシャワー装置74による水又は温水の吹き付けで空型箱1に付着したアルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程を施す。
【0022】
ついで、空型箱1を温水槽75に送り約80゜Cの温水に15〜20分浸漬して空型箱1に付着したアルカリ液、特に微孔部に付着したアルカリを除去する脱アルカリ工程を施し、脱アルカリした空型箱1をさらに前端に配置した水受け部76に送りシャワー装置77による水の吹き付けにより空型箱1に残着した洗浄温水を完全に除去して冷却する型箱冷却工程を施す。
【0023】
そして、洗浄された空型箱1を移送手段により豆腐製造ラインAの後端に送って型箱1を循環使用するのである。なお、アルカリ液槽72と温水槽75への型箱1の浸漬及び取り出しは夫々の前後に配したシリンダ装置80,81を作動し型箱1を保持したロッドの昇降で行うのである。また、水受け部70、アルカリ液槽72、水受け部73、温水槽75及び水受け部76に夫々設けられたチエンコンベヤ装置9で型箱1が順次前に送られるのである。これらの各ラインでの各工程は間欠的に行われるのである。
【0024】
このように本形態例の絹ごし豆腐製造によると、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱1をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送り循環使用されるため、空型箱1の余分なストックの必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できるのである。
【0025】
本形態例は夫々上記のような工程としたが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、豆腐の型箱としては押し蓋の有無や構成を問わず、押し蓋の不要な型箱の豆腐製造ラインにあっては、豆乳を注入する充填工程と、型箱を先送りして凝固成型させる凝固工程と、型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送る循環移送工程を含んでいればよい。また、押し蓋を要する豆腐製造ラインでは、空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程と、押し蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部位に送る循環移送工程を含んでいればよい。
【0026】
さらに、洗浄ラインにおける空型箱又は押し蓋の送り手段も適宜であり、洗浄ラインから豆腐製造ライン空型箱又は押し蓋の移送手段も任意である。なお、洗浄ラインにおける空型箱又は押し蓋のアルカリ液槽及び温水槽への浸漬及び取り出しの装置も限定されず、押し蓋の起立装置及び平伏装置の構成も問わない。また空型箱又は押し蓋のアルカリ液槽及び温水槽への浸漬時間やその液温も限定されない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の請求項1によると、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱をその都度洗浄殺菌して豆腐製造ラインに送り循環使用できるため空型箱の余分なストックの必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できるのである。また請求項2によると、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱及び押し蓋をその都度洗浄殺菌して豆腐製造ラインに送り循環使用されるため、空型箱及び押し蓋の余分なストックの必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できるのである。請求項3では、特に押圧脱水で目詰まりし易い押し蓋を起立させた状態でアルカリ液槽及び温水槽で洗浄できることから限られたスペースで長い時間有効に浸漬洗浄できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】木綿豆腐製造の形態例で豆腐製造ラインと押し蓋の洗浄ラインを示す一部切欠した概略的な要部縦断側面図である。
【図2】その空型箱の洗浄ラインと空型箱のストックラインを示す一部切欠した概略的な要部縦断側面図である。
【図3】その概略的な縦断正面図である。
【図4】押し蓋を有する木綿豆腐用の型箱の斜視図である。
【図5】絹ごし豆腐製造の形態例を示す一部切欠した概略的な要部縦断側面図である。
【図6】その概略的な拡大縦断正面図である。
【図7】その絹ごし豆腐用の型箱の斜視図である。
【符号の説明】
A 豆腐製造ライン
B,E 空型箱の洗浄ライン
C 押し蓋の洗浄ライン
1 型箱
2 押し蓋
30,33,36,50,53,56,70,73,76 水受け部
31,34,37,51,54,57,71,74,77 シャワー装置
32,52,72 アルカリ液槽
35,55,75 温水槽
4,7,9 コンベヤ装置
40,41,80,81 シリンダ装置
60 起立装置
61 平伏装置
Claims (3)
- 空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱を先送りして凝固成型させる凝固工程と、型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送る循環移送工程を含む押し蓋の不要な豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却工程を順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄方法。
- 空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程と、押し蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部位に送る循環移送工程を含む豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却工程とを順に設けると共に、その空型箱の洗浄ラインとは別のラインで豆腐を取り出した空型箱の押し蓋を前記充填工程部位に送るまでの間に、水又は温水のシャワーにより押し蓋に残着した豆腐屑を大まかに除去する押し蓋屑取り工程と、屑取りした押し蓋をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する押し蓋アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した押し蓋を水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに除去するアルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した押し蓋を温水槽に浸漬する脱アルカリ工程と、水シャワーにより押し蓋に残着した洗浄温水を除去して冷却する押し蓋冷却工程とを順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱及び押し蓋をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄方法。
- 押し蓋を水平状態として押し蓋屑取り工程及びアルカリ液除去工程を施し、押し蓋を垂直状態に保持して押し蓋アルカリ洗浄工程及び脱アルカリ工程を施すことを特徴とする請求項2記載の洗浄方法。
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