JP2918852B2 - 豆腐の凝固・成型・パックシステム - Google Patents
豆腐の凝固・成型・パックシステムInfo
- Publication number
- JP2918852B2 JP2918852B2 JP8255734A JP25573496A JP2918852B2 JP 2918852 B2 JP2918852 B2 JP 2918852B2 JP 8255734 A JP8255734 A JP 8255734A JP 25573496 A JP25573496 A JP 25573496A JP 2918852 B2 JP2918852 B2 JP 2918852B2
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- Japan
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- tofu
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- conveyor
- hot water
- mold
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人手を要すること
なく絹ごし豆腐や木綿豆腐を製造できる豆腐の凝固・成
型・パックシステムに関するものである。
なく絹ごし豆腐や木綿豆腐を製造できる豆腐の凝固・成
型・パックシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】絹ごし豆腐や木綿豆腐を製造するには、
従来一般に型箱というものが用いられてきた。この型箱
は例えば豆腐3丁分の幅、豆腐10丁分の長さで、計3
0丁分のサイズになるようなものである。なお地方によ
って豆腐のサイズが違うので、型箱のサイズはまちまち
であった。
従来一般に型箱というものが用いられてきた。この型箱
は例えば豆腐3丁分の幅、豆腐10丁分の長さで、計3
0丁分のサイズになるようなものである。なお地方によ
って豆腐のサイズが違うので、型箱のサイズはまちまち
であった。
【0003】ところが、このような従来の型箱を用いた
システムでは、凝固した豆腐を水槽内で反転させて型箱
から取り出す際に、必ず人が手を添えて補助しないと型
箱から取り出すことができない。このため豆腐の製造に
は人手を必要とし、多数の豆腐を製造するためには、深
夜から作業を始めなければならないという問題があっ
た。また、人が水槽内に手を入れる必要があるため、水
槽の水温を微生物の高温滅菌が可能な程には高温にする
ことができないという問題もあった。このほか従来の方
法では、型箱から取り出された豆腐を水槽内において縦
横両方向に切断しなければならないため、豆腐の角の部
分等が欠けて切断片が水中に分散し、水槽内の水を汚す
おそれもあった。
システムでは、凝固した豆腐を水槽内で反転させて型箱
から取り出す際に、必ず人が手を添えて補助しないと型
箱から取り出すことができない。このため豆腐の製造に
は人手を必要とし、多数の豆腐を製造するためには、深
夜から作業を始めなければならないという問題があっ
た。また、人が水槽内に手を入れる必要があるため、水
槽の水温を微生物の高温滅菌が可能な程には高温にする
ことができないという問題もあった。このほか従来の方
法では、型箱から取り出された豆腐を水槽内において縦
横両方向に切断しなければならないため、豆腐の角の部
分等が欠けて切断片が水中に分散し、水槽内の水を汚す
おそれもあった。
【0004】さらに、今までの豆腐製造工程はすべて型
箱単位で考えられて来たので、凝固、成型プレス、パッ
ク詰めの3工程に分けられて来た。しかしこのような3
工程分の設備をそれぞれ設けることは、広いスペースと
高い設備費用を要するという問題もあった。
箱単位で考えられて来たので、凝固、成型プレス、パッ
ク詰めの3工程に分けられて来た。しかしこのような3
工程分の設備をそれぞれ設けることは、広いスペースと
高い設備費用を要するという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、絹ごし豆腐や木綿豆腐を全く人手
を必要とせずに衛生的に製造することができる、経済性
に優れた豆腐の凝固・成型・パックシステムを提供する
ことを目的としてなされたものである。
の問題点を解決して、絹ごし豆腐や木綿豆腐を全く人手
を必要とせずに衛生的に製造することができる、経済性
に優れた豆腐の凝固・成型・パックシステムを提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明は、複数の豆腐を1列に並べた
サイズの型箱を多数用意し、各型箱に豆乳と凝固剤を順
次注入して凝固させ熟成し、この型箱を自動移送反転機
により高温の湯の中に順次浸漬して反転させて豆腐を取
り出し、これを湯の中で1方向に切断してパック詰めす
ることを特徴とするものである。また第2の発明は、複
数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱を多数用意し、各
型箱に豆乳と凝固剤を順次注入して凝固させ熟成し、凝
固した中身を前記と同じサイズの型箱に供給して成型プ
レスし、この型箱を自動移送反転機により高温の湯の中
に順次浸漬して反転させて豆腐を取り出し、これを湯の
中で1方向に切断してパック詰めすることを特徴とする
ものである。
めになされた第1の発明は、複数の豆腐を1列に並べた
サイズの型箱を多数用意し、各型箱に豆乳と凝固剤を順
次注入して凝固させ熟成し、この型箱を自動移送反転機
により高温の湯の中に順次浸漬して反転させて豆腐を取
り出し、これを湯の中で1方向に切断してパック詰めす
ることを特徴とするものである。また第2の発明は、複
数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱を多数用意し、各
型箱に豆乳と凝固剤を順次注入して凝固させ熟成し、凝
固した中身を前記と同じサイズの型箱に供給して成型プ
レスし、この型箱を自動移送反転機により高温の湯の中
に順次浸漬して反転させて豆腐を取り出し、これを湯の
中で1方向に切断してパック詰めすることを特徴とする
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1〜図3は、絹ごし豆腐の製造に用いられ
る第1の発明の豆腐の凝固・成型・パックシステムを示
す図である。図1、図2において、1は水平に設置され
たコンベヤ、2はこのコンベヤ1の端部に設置された水
槽である。コンベヤ1上には多数の型箱3が配置され、
コンベヤ1の左端から水槽2の方向にゆっくりと移送、
熟成されている。水槽2内の水温は、大腸菌等を高温滅
菌できる60℃以上の高温としておく。
態を示す。図1〜図3は、絹ごし豆腐の製造に用いられ
る第1の発明の豆腐の凝固・成型・パックシステムを示
す図である。図1、図2において、1は水平に設置され
たコンベヤ、2はこのコンベヤ1の端部に設置された水
槽である。コンベヤ1上には多数の型箱3が配置され、
コンベヤ1の左端から水槽2の方向にゆっくりと移送、
熟成されている。水槽2内の水温は、大腸菌等を高温滅
菌できる60℃以上の高温としておく。
【0008】本発明のシステムで用いられる型箱3は、
複数の豆腐を1列に並べたサイズのものであり、この例
では型箱3の幅は豆腐1丁の長さに等しく、型箱3の長
さは豆腐1丁の幅の10倍となっている。従ってこの例
では一つの型箱3で豆腐10丁を成型できるが、型箱3
の長さは適宜に設定することができる。
複数の豆腐を1列に並べたサイズのものであり、この例
では型箱3の幅は豆腐1丁の長さに等しく、型箱3の長
さは豆腐1丁の幅の10倍となっている。従ってこの例
では一つの型箱3で豆腐10丁を成型できるが、型箱3
の長さは適宜に設定することができる。
【0009】図1に示すようにコンベヤ1の左端には豆
乳と凝固剤の注入器5が設けられており、上記した型箱
3の内部に豆乳と凝固剤とを順次注入する。型箱3がコ
ンベヤ1上を豆腐原料供給位置から水槽2の上方位置ま
でゆっくりと移送される間に、注入された豆乳は型箱3
の内部で凝固して10丁分のサイズの絹ごし豆腐とな
る。
乳と凝固剤の注入器5が設けられており、上記した型箱
3の内部に豆乳と凝固剤とを順次注入する。型箱3がコ
ンベヤ1上を豆腐原料供給位置から水槽2の上方位置ま
でゆっくりと移送される間に、注入された豆乳は型箱3
の内部で凝固して10丁分のサイズの絹ごし豆腐とな
る。
【0010】コンベヤ1の末端には、型箱3をチャック
し水槽2の中に浸漬して反転させる自動移送反転機6が
設けられている。この自動移送反転機6は例えば図3の
ように、レール7上を水平移動できる台車8に昇降シリ
ンダ9を設け、そのピストンロッド10の下端の門型ア
ーム11の両端にチャック12を取り付けたものであ
る。チャック12は進退動と180°の回転が可能なも
ので、図3のように型箱3の両端をチャックすることが
できる。この自動移送反転機6はコンベヤ1の末端まで
移送されてきた型箱3をチャックし、チャック12を1
80°回転させることによって型箱3を下向きに反転さ
せる。
し水槽2の中に浸漬して反転させる自動移送反転機6が
設けられている。この自動移送反転機6は例えば図3の
ように、レール7上を水平移動できる台車8に昇降シリ
ンダ9を設け、そのピストンロッド10の下端の門型ア
ーム11の両端にチャック12を取り付けたものであ
る。チャック12は進退動と180°の回転が可能なも
ので、図3のように型箱3の両端をチャックすることが
できる。この自動移送反転機6はコンベヤ1の末端まで
移送されてきた型箱3をチャックし、チャック12を1
80°回転させることによって型箱3を下向きに反転さ
せる。
【0011】この結果、型箱3の内部で凝固した10丁
分のサイズの絹ごし豆腐は、図1のように水槽2内の支
持板13上に取り出される。本発明のシステムで用いら
れる型箱3は複数の豆腐を1列に並べたサイズであるた
め、従来のように人が手を添えて補助しなくても、形が
崩れるおそれはない。このように本発明のシステムでは
人が手を入れる必要がないため、水槽2の水温を60℃
でも80℃の高温にでもすることができ、O−157等
の病原性大腸菌に汚染されるおそれのない絹ごし豆腐を
製造することができる。
分のサイズの絹ごし豆腐は、図1のように水槽2内の支
持板13上に取り出される。本発明のシステムで用いら
れる型箱3は複数の豆腐を1列に並べたサイズであるた
め、従来のように人が手を添えて補助しなくても、形が
崩れるおそれはない。このように本発明のシステムでは
人が手を入れる必要がないため、水槽2の水温を60℃
でも80℃の高温にでもすることができ、O−157等
の病原性大腸菌に汚染されるおそれのない絹ごし豆腐を
製造することができる。
【0012】図2に示すように、水槽2内にはガイド板
14と11枚の刃15とを備えた切断機が設けられてい
る。支持板13上に取り出された10丁分のサイズの絹
ごし豆腐は、図示しないプッシャーにより押されてガイ
ド板14を介して刃15を通過する。この結果、10丁
分のサイズの絹ごし豆腐は1丁分のサイズに切断され
る。このように、本発明によれば型箱3から取り出され
た豆腐を1方向にのみ切断すればよいため、従来のよう
に縦横の切断を行っていた場合に比較して角が欠けにく
く、切断片による湯の汚染を防止できる。
14と11枚の刃15とを備えた切断機が設けられてい
る。支持板13上に取り出された10丁分のサイズの絹
ごし豆腐は、図示しないプッシャーにより押されてガイ
ド板14を介して刃15を通過する。この結果、10丁
分のサイズの絹ごし豆腐は1丁分のサイズに切断され
る。このように、本発明によれば型箱3から取り出され
た豆腐を1方向にのみ切断すればよいため、従来のよう
に縦横の切断を行っていた場合に比較して角が欠けにく
く、切断片による湯の汚染を防止できる。
【0013】切断機の後方位置にはパック詰め機が設け
られている。このパック詰め機自体は本出願人の特許第
2506547号公報に記載された公知のものであり、
空のパック16を湯の中に浸漬して1丁分のサイズに切
断された豆腐を受け取り、水槽2から垂直上方に持ち上
げる機能を持つ。このパック詰め機はピッチ可変機構を
備えており、刃15から出た豆腐を受け取るときにはパ
ック16どうしを密着させ、その後はパック16間のピ
ッチを拡大する。しかしこのピッチ可変機構も業界にお
いて周知であり、またこのパック詰め機自体は本発明の
要部ではないため、詳細な説明は省略する。
られている。このパック詰め機自体は本出願人の特許第
2506547号公報に記載された公知のものであり、
空のパック16を湯の中に浸漬して1丁分のサイズに切
断された豆腐を受け取り、水槽2から垂直上方に持ち上
げる機能を持つ。このパック詰め機はピッチ可変機構を
備えており、刃15から出た豆腐を受け取るときにはパ
ック16どうしを密着させ、その後はパック16間のピ
ッチを拡大する。しかしこのピッチ可変機構も業界にお
いて周知であり、またこのパック詰め機自体は本発明の
要部ではないため、詳細な説明は省略する。
【0014】前記のように水槽2内で中身が取り出され
た空の型箱3は、自動移送反転機6により水槽2から取
り出され、コンベヤ1の下部に設けられた返送用コンベ
ヤ17に置かれる。空の型箱3は返送用コンベヤ17に
よりコンベヤ1の左端に戻され、以下同様のサイクルが
繰り返される。返送用コンベヤ17の途中には、空の型
箱3の内部に下面から殺菌用の湯またはスチームを吹き
つけるノズル18や、上面から水または湯で洗浄する設
備等が設置されており、型箱3を殺菌・洗浄するように
なっている。
た空の型箱3は、自動移送反転機6により水槽2から取
り出され、コンベヤ1の下部に設けられた返送用コンベ
ヤ17に置かれる。空の型箱3は返送用コンベヤ17に
よりコンベヤ1の左端に戻され、以下同様のサイクルが
繰り返される。返送用コンベヤ17の途中には、空の型
箱3の内部に下面から殺菌用の湯またはスチームを吹き
つけるノズル18や、上面から水または湯で洗浄する設
備等が設置されており、型箱3を殺菌・洗浄するように
なっている。
【0015】以上に説明したように、本発明によれば全
く人手を要することなく豆腐の凝固・成型・パック詰め
ができるので、人手なしで深夜作業を行うことができ
る。また本発明によれば、水槽2の温度を60℃以上の
高温とすることができる。このためO−157等の病原
性大腸菌に汚染されるおそれのない絹ごし豆腐を製造す
ることができる。さらに本発明では複数の豆腐を1列に
並べたサイズの型箱3を使用したので、型箱3から取り
出された豆腐を湯の中で1方向にのみ切断すればよい。
このため切断片による湯の汚染を防止でき、より安全性
にすぐれた豆腐を得ることができる。さらに本発明によ
れば、凝固、成型プレス、パック詰めの3工程を単一の
装置で行えるので、スペースと設備費用を削減すること
もできる。
く人手を要することなく豆腐の凝固・成型・パック詰め
ができるので、人手なしで深夜作業を行うことができ
る。また本発明によれば、水槽2の温度を60℃以上の
高温とすることができる。このためO−157等の病原
性大腸菌に汚染されるおそれのない絹ごし豆腐を製造す
ることができる。さらに本発明では複数の豆腐を1列に
並べたサイズの型箱3を使用したので、型箱3から取り
出された豆腐を湯の中で1方向にのみ切断すればよい。
このため切断片による湯の汚染を防止でき、より安全性
にすぐれた豆腐を得ることができる。さらに本発明によ
れば、凝固、成型プレス、パック詰めの3工程を単一の
装置で行えるので、スペースと設備費用を削減すること
もできる。
【0016】図4は、木綿豆腐の製造に用いられる第2
の発明のシステムを示す図である。このシステムにおい
ては、コンベヤと返送用コンベヤとが上下2段に設けら
れている。上段のコンベヤ21と返送用コンベヤ22と
は豆乳と凝固剤を予め凝固、熟成させるためのもので、
前記したと同様の型箱3が配置されている。これらの型
箱3に、上段のコンベヤ21の右端で注入器5から豆乳
と凝固剤とを順次注入し、凝固・熟成させる。
の発明のシステムを示す図である。このシステムにおい
ては、コンベヤと返送用コンベヤとが上下2段に設けら
れている。上段のコンベヤ21と返送用コンベヤ22と
は豆乳と凝固剤を予め凝固、熟成させるためのもので、
前記したと同様の型箱3が配置されている。これらの型
箱3に、上段のコンベヤ21の右端で注入器5から豆乳
と凝固剤とを順次注入し、凝固・熟成させる。
【0017】上段のコンベヤ21の左端で型箱3は反転
され、中身はホッパ23により下段のコンベヤ24の型
箱3に投入される。この下段のコンベヤ24上の型箱3
も複数の豆腐を1列に並べたサイズのものであるが、木
綿豆腐を製造するためにパンチングメタルの内側に布を
張った構造としておく。下段のコンベヤ24の上方には
型箱3内の豆腐を成型プレスするプレス装置25が設け
られている。この例では低圧、中圧、高圧の3段階のプ
レス装置25が設けられており、上段のコンベヤ21上
で予め凝固された豆腐を更に成型プレスしつつ脱水して
木綿豆腐を製造する。空の型箱3はスチームを吹きつけ
るノズル18等で殺菌・洗浄され下段の返送用コンベヤ
26でホッパ23のある豆腐原料供給位置まで返送され
る。
され、中身はホッパ23により下段のコンベヤ24の型
箱3に投入される。この下段のコンベヤ24上の型箱3
も複数の豆腐を1列に並べたサイズのものであるが、木
綿豆腐を製造するためにパンチングメタルの内側に布を
張った構造としておく。下段のコンベヤ24の上方には
型箱3内の豆腐を成型プレスするプレス装置25が設け
られている。この例では低圧、中圧、高圧の3段階のプ
レス装置25が設けられており、上段のコンベヤ21上
で予め凝固された豆腐を更に成型プレスしつつ脱水して
木綿豆腐を製造する。空の型箱3はスチームを吹きつけ
るノズル18等で殺菌・洗浄され下段の返送用コンベヤ
26でホッパ23のある豆腐原料供給位置まで返送され
る。
【0018】この木綿豆腐は前記したと同様に、複数の
豆腐を1列に並べたサイズのものである。これを前記し
たと同様に自動移送反転機6により高温の水槽2の中に
浸漬して反転させ、切断とパック詰めを行う。この図5
に示された方法によれば、O−157等の病原性大腸菌
に汚染されるおそれのない安全性にすぐれた木綿豆腐を
製造することができる。
豆腐を1列に並べたサイズのものである。これを前記し
たと同様に自動移送反転機6により高温の水槽2の中に
浸漬して反転させ、切断とパック詰めを行う。この図5
に示された方法によれば、O−157等の病原性大腸菌
に汚染されるおそれのない安全性にすぐれた木綿豆腐を
製造することができる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のシステ
ムによれば複数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱と高
温の水槽とを組み合わせたことにより、安全性にすぐれ
た絹ごし豆腐や木綿豆腐をほとんど人手を要することな
く、しかも経済的に製造することができる利点がある。
ムによれば複数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱と高
温の水槽とを組み合わせたことにより、安全性にすぐれ
た絹ごし豆腐や木綿豆腐をほとんど人手を要することな
く、しかも経済的に製造することができる利点がある。
【図1】第1の発明のシステムを示す断面図である。
【図2】図1の概略的な平面図である。
【図3】自動移送反転機の正面図である。
【図4】第2の発明のシステムを示す断面図である。
1 コンベヤ 2 高温の水槽 3 型箱 5 供給器 6 自動移送反転機 7 レール 8 台車 9 昇降シリンダ 10 ピストンロッド 11 門型アーム 12 チャック 13 支持板 14 ガイド板 15 刃 16 パック 17 返送用コンベヤ 18 ノズル 19 上段のコンベヤ 22 上段の返送用コンベヤ 23 ホッパ 24 下段のコンベヤ 25 プレス装置 26 下段の返送用コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−275661(JP,A) 特開 平3−91453(JP,A) 特開 平5−91848(JP,A) 特開 昭61−166376(JP,A) 特開 平2−295454(JP,A) 特開 平4−330259(JP,A) 特開 平4−158756(JP,A) 実開 昭39−32753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/20
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱
を多数用意し、各型箱に豆乳と凝固剤を順次注入して凝
固させ熟成し、この型箱を自動移送反転機により高温の
湯の中に順次浸漬して反転させて豆腐を取り出し、これ
を湯の中で1方向に切断してパック詰めすることを特徴
とする豆腐の凝固・成型・パックシステム。 - 【請求項2】 複数の豆腐を1列に並べたサイズの型箱
を多数用意し、各型箱に豆乳と凝固剤を順次注入して凝
固させ熟成し、凝固した中身を前記と同じサイズの型箱
に供給して成型プレスし、この型箱を自動移送反転機に
より高温の湯の中に順次浸漬して反転させて豆腐を取り
出し、これを湯の中で1方向に切断してパック詰めする
ことを特徴とする豆腐の凝固・成型・パックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255734A JP2918852B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 豆腐の凝固・成型・パックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255734A JP2918852B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 豆腐の凝固・成型・パックシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099039A JPH1099039A (ja) | 1998-04-21 |
JP2918852B2 true JP2918852B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=17282897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8255734A Expired - Lifetime JP2918852B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 豆腐の凝固・成型・パックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918852B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113907270B (zh) * | 2021-10-15 | 2024-02-23 | 邹忱 | 一种全自动盒装豆腐机及工艺 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8255734A patent/JP2918852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1099039A (ja) | 1998-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |