JPH11169122A - 豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄システム - Google Patents

豆腐成形稼働中における空型箱の洗浄システム

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JPH11169122A
JPH11169122A JP9361736A JP36173697A JPH11169122A JP H11169122 A JPH11169122 A JP H11169122A JP 9361736 A JP9361736 A JP 9361736A JP 36173697 A JP36173697 A JP 36173697A JP H11169122 A JPH11169122 A JP H11169122A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 豆腐製造ライン稼働中に空型箱をその都度
洗浄して循環使用して迅速且つ容易に豆腐製造を終了で
きる型箱の洗浄方法を提供する。 【解決手段】 豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り
出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部位に送る
までの間に、水又は温水のシャワーにより残着した豆腐
屑を大まかに除去する屑取り工程と、アルカリ液槽に浸
漬してアルカリ洗浄するアルカリ洗浄工程と、水又は温
水のシャワーによって付着したアルカリ液を大まかに除
去するアルカリ液除去工程と、温水槽に浸漬する型箱脱
アルカリ工程と、水シャワーにより残着した洗浄温水を
除去して冷却する冷却工程とを有する空型箱の洗浄ライ
ンと押し蓋の洗浄ラインとを別々に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐製造ライン稼
働中において、豆腐の取り出しで順次送られる豆腐の空
型箱をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送る洗浄方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、豆腐の空型箱は、全体的に豆腐の
製造が終了した後でまとめて洗浄していたが、これによ
ると多数の型箱が必要となると共に、ラインへの型箱の
搬入工程に際して多数の型箱のセットが必要となって手
間がかかり、さらに豆腐製造から洗浄までに相当の時間
を要することから迅速に終了できない問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、豆腐
製造ライン稼働中に空型箱をその都度洗浄して循環再使
用することで迅速且つ容易に豆腐製造を終了できる型箱
の洗浄システムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明の請求項
1は、空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型箱を先送
りして凝固成型させる凝固工程と、型箱から凝固した豆
腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱を前記充
填工程部位に送る循環移送工程を含む型箱に押し蓋の不
要な豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型箱
を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出し
た空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着し
た豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取り
した空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄する
型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を水
又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まかに
除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液を
大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱アル
カリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄温
水を除去して冷却する型箱冷却工程とを順に設けて成
り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱をその都
度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐
成形稼働中における空型箱の洗浄システムである。
【0005】また、空型箱に豆乳を注入する充填工程
と、型箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程
と、押し蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工
程と、豆腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充
填工程部位に送る循環移送工程を含む豆腐製造ラインに
おいて、豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に
送るまでの間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水
のシャワーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除
去する型箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ
液槽に浸漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程
と、アルカリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーに
よって付着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ
液除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型
箱を温水槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワ
ーにより空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する
型箱冷却工程とを順に設けると共に、その空型箱の洗浄
ラインとは別のラインで豆腐を取り出した空型箱の押し
蓋を前記充填工程部位に送るまでの間に、水又は温水の
シャワーにより押し蓋に残着した豆腐屑を大まかに除去
する押し蓋屑取り工程と、屑取りした押し蓋をアルカリ
液槽に浸漬してアルカリ洗浄する押し蓋アルカリ洗浄工
程と、アルカリ洗浄した押し蓋を水又は温水のシャワー
によって付着アルカリ液を大まかに除去するアルカリ液
除去工程と、付着アルカリ液を大まかに除去した押し蓋
を温水槽に浸漬する脱アルカリ工程と、水シャワーによ
り押し蓋に残着した洗浄温水を除去して冷却する押し蓋
冷却工程を順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送ら
れてくる空型箱及び押し蓋をその都度洗浄して豆腐製造
ラインに送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における
空型箱の洗浄システムである。なお、この場合、押し蓋
を水平状態として押し蓋屑取り工程及びアルカリ液除去
工程を施し、押し蓋を垂直状態に保持して押し蓋アルカ
リ洗浄工程及び脱アルカリ工程を施してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示形態例
を参照しながら説明する。まず図1乃至図3で示す木綿
豆腐製造に用いる形態例は、豆腐製造ラインAと、空型
箱の洗浄ラインBと、押し蓋の洗浄ラインCと、型箱の
ストックラインDとから成り、豆腐製造ラインAと空型
箱の洗浄ラインBとを並列配置すると共に、豆腐製造ラ
インAの上に押し蓋の洗浄ラインC、空型箱の洗浄ライ
ンBの上に型箱のストックラインDを配置した二列二段
式の装置である。なお、使用する豆腐の型箱は、図4の
ように、上面が開口した型箱1と押し蓋2とから成り、
型箱1と押し蓋2とに無数の微孔が透設してある。
【0007】そして、豆腐製造ラインAの前側端部に
は、空型箱の洗浄ラインBの後端部に空型箱1を送る移
送手段を連結すると共に、上段の押し蓋洗浄ラインCの
後端部に押し蓋2を送る移送手段を連結している。ま
た、豆腐製造ラインAの後側端部と空型箱の洗浄ライン
Bの前端部には洗浄された空型箱1を豆腐製造ラインA
に送る移送手段を連結すると共に、豆腐製造ラインAの
後側端部と押し蓋の洗浄ラインCの前端部には洗浄され
た押し蓋2を豆腐製造ラインAに送る移送手段を連結し
ている。
【0008】なお、豆腐製造ラインAには、空型箱内に
凝固剤を添加した豆乳を注入する充填工程と、型箱1に
押し蓋2を被着する押し蓋被着工程と、押し蓋2をプレ
スして凝固剤入り豆乳を凝固成型させる凝固工程と、型
箱1から押し蓋2を外す押し蓋外し工程と、型箱1から
凝固した豆腐を取り出す工程とを備えている。図1の豆
腐製造ラインAには押し蓋2をシリンダ装置Pで昇降す
るロッドPaで押圧して凝固剤入り豆乳を凝固成型させ
る凝固工程を図示し、その他の工程は図示を省略してい
る。
【0009】本形態例で特徴あることは、空型箱の洗浄
ラインBと押し蓋の洗浄ラインCとを設けて洗浄した空
型箱1及び押し蓋2を豆腐製造ラインAに送って循環使
用することである。空型箱の洗浄ラインBは、図2のよ
うに、移送手段により豆腐製造ラインAで押し蓋2を外
して送られた空型箱1は、後端部に配置された水受け部
30にてまずシャワー装置31による水又は温水の吹き
付けにより空型箱1に残着した豆腐屑を大まかに除去す
る型箱屑取り工程が施される。
【0010】ついで屑取りした空型箱1をアルカリ液槽
32に送りアルカリ液中に浸漬して型箱1に付着した豆
腐タンパク、特に微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄
除去する型箱アルカリ洗浄工程を施し、アルカリ洗浄し
た空型箱1を水受け部33に送ってシャワー装置34に
よる水又は温水の吹き付けで空型箱1に付着したアルカ
リ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程を施
す。
【0011】ついで、空型箱1を温水槽35に送り約8
0゜Cの温水に15〜20分浸漬して空型箱1に付着し
たアルカリ液、特に微孔部に付着したアルカリを除去す
る脱アルカリ工程を施し、脱アルカリした空型箱1をさ
らに前端に配置した水受け部36に送りシャワー装置3
7による水の吹き付けにより空型箱1に残着した洗浄温
水を除去して冷却する型箱冷却工程を施す。
【0012】そして、洗浄された空型箱1を移送手段に
より豆腐製造ラインAの後端に送って型箱1を循環使用
するのである。なお、アルカリ液槽32と温水槽35へ
の型箱1の浸漬及び取り出しは夫々の前後に配したシリ
ンダ装置40,41を作動し型箱1を保持したロッドの
昇降で行うのである。また、水受け部30、アルカリ液
槽32、水受け部33、温水槽35及び水受け部36に
夫々設けられたチエンコンベヤ装置4で型箱1が順次前
に送られるのである。
【0013】押し蓋の洗浄ラインCは、図1のように、
移送手段により豆腐製造ラインAから移送された押し蓋
2は、後端部に配置された水受け部50にてまずシャワ
ー装置51による水又は温水の吹き付けにより押し蓋2
に残着した豆腐屑を大まかに除去する押し蓋屑取り工程
が施される。
【0014】ついで屑取りした押し蓋2を起立装置60
にて垂直に起立させてアルカリ液槽52に送りアルカリ
液中に浸漬して押し蓋2に付着した豆腐タンパク、特に
微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄除去する押し蓋ア
ルカリ洗浄工程を施す。アルカリ洗浄した押し蓋2は平
伏装置61によってアルカリ液槽52から出されて水受
け部53に水平状態で送られ、シャワー装置54による
水又は温水の吹き付けで押し蓋2に付着したアルカリ液
を大まかに除去する押し蓋アルカリ液除去工程を施す。
【0015】ついで押し蓋2を起立装置60にて垂直に
起立させて温水槽55に送り、約80゜Cの温水に10
〜15分浸漬して押し蓋2に付着したアルカリ液、特に
微孔部に付着したアルカリを除去する脱アルカリ工程を
施し、平伏装置61によって温水槽55から出されて水
受け部56に水平状態で送られシャワー装置57による
水の吹き付けにより押し蓋2に残着した洗浄温水を完全
に除去して冷却する押し蓋冷却工程を施す。そして、洗
浄された押し蓋2を移送手段により豆腐製造ラインAの
後端に送り、豆乳を充填した型箱1に被着して循環使用
するのである。
【0016】なお、起立装置60の作用は、図示しない
が、押し蓋2の両側端面の片側寄りに設けた係止孔に吊
下アームを両側から引っ掛けて押し蓋2を吊り下げるこ
とで自重により押し蓋2が起立し、平伏装置61の作用
は、起立している押し蓋2の係止孔に吊下アームを両側
から引っ掛けて押し蓋2を吊り下げ、平伏装置61を前
に移動して斜めガイドに接地させることで次第に水平状
態となるのである。また、水受け部50、アルカリ液槽
52、水受け部53、温水槽55及び水受け部56に夫
々設けられたチエンコンベヤ装置7で押し蓋2が順次前
に送られるのである。これらの各ラインでの各工程は間
欠的に行われるのである。この際、起立した押し蓋2は
ガイドにより保持されて前送りされるのである。
【0017】このように本形態例の木綿豆腐製造による
と、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱1及び押
し蓋2をその都度洗浄して豆腐製造ラインに送り循環使
用されるため、空型箱1及び押し蓋2の余分なストック
の必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できるのである。
また、特に押圧で目詰まりし易い押し蓋2を起立させた
状態でアルカリ液槽52及び温水槽55で洗浄できるこ
とから限られたスペースで長い時間有効に浸漬洗浄でき
るのである。
【0018】次ぎに、図5及び図6で示す絹ごし豆腐製
造に用いる形態例を説明すると、は、豆腐製造ラインA
の下段に空型箱の洗浄ラインEを配置したものであり、
使用する豆腐の型箱は、図7のように、上面が開口した
型箱1で無数の微孔が透設してある。
【0019】そして、豆腐製造ラインAの前側端部に
は、空型箱の洗浄ラインEの後端部に空型箱1を送る移
送手段を連結すると共に、豆腐製造ラインAの後側端部
と空型箱の洗浄ラインEの前端部には洗浄された空型箱
1を豆腐製造ラインAに送る移送手段を連結している。
なお、豆腐製造ラインAには、空型箱内に凝固剤及び豆
乳を注入する充填工程と、空型箱内の凝固剤及び豆乳を
撹拌する撹拌工程と、凝固剤入り豆乳を凝固成型させる
凝固工程と、型箱1から凝固した豆腐を取り出す工程と
を備えている。
【0020】本形態例で特徴あることは、空型箱の洗浄
ラインEを設けて洗浄した空型箱1を豆腐製造ラインA
に送って循環使用することである。空型箱の洗浄ライン
Eは、図6のように、移送手段により豆腐製造ラインA
から豆腐を取り出して送られた空型箱1は、下段の後端
部に配置された水受け部70にてまずシャワー装置71
による水又は温水の吹き付けにより空型箱1に残着した
豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程が施される。
【0021】ついで屑取りした空型箱1をアルカリ液槽
72に送りアルカリ液中に浸漬して型箱1に付着した豆
腐タンパク、特に微孔部に付着した豆腐タンパクを洗浄
除去する型箱アルカリ洗浄工程を施し、アルカリ洗浄し
た空型箱1を水受け部73に送ってシャワー装置74に
よる水又は温水の吹き付けで空型箱1に付着したアルカ
リ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工程を施
す。
【0022】ついで、空型箱1を温水槽75に送り約8
0゜Cの温水に15〜20分浸漬して空型箱1に付着し
たアルカリ液、特に微孔部に付着したアルカリを除去す
る脱アルカリ工程を施し、脱アルカリした空型箱1をさ
らに前端に配置した水受け部76に送りシャワー装置7
7による水の吹き付けにより空型箱1に残着した洗浄温
水を完全に除去して冷却する型箱冷却工程を施す。
【0023】そして、洗浄された空型箱1を移送手段に
より豆腐製造ラインAの後端に送って型箱1を循環使用
するのである。なお、アルカリ液槽72と温水槽75へ
の型箱1の浸漬及び取り出しは夫々の前後に配したシリ
ンダ装置80,81を作動し型箱1を保持したロッドの
昇降で行うのである。また、水受け部70、アルカリ液
槽72、水受け部73、温水槽75及び水受け部76に
夫々設けられたチエンコンベヤ装置9で型箱1が順次前
に送られるのである。これらの各ラインでの各工程は間
欠的に行われるのである。
【0024】このように本形態例の絹ごし豆腐製造によ
ると、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱1をそ
の都度洗浄して豆腐製造ラインに送り循環使用されるた
め、空型箱1の余分なストックの必要がなく、迅速に豆
腐製造を終了できるのである。
【0025】本形態例は夫々上記のような工程とした
が、本発明においてはこれに限定されない。例えば、豆
腐の型箱としては押し蓋の有無や構成を問わず、押し蓋
の不要な型箱の豆腐製造ラインにあっては、豆乳を注入
する充填工程と、型箱を先送りして凝固成型させる凝固
工程と、型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆腐
を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送る循環移送
工程を含んでいればよい。また、押し蓋を要する豆腐製
造ラインでは、空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型
箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程と、押し
蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆
腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部
位に送る循環移送工程を含んでいればよい。
【0026】さらに、洗浄ラインにおける空型箱又は押
し蓋の送り手段も適宜であり、洗浄ラインから豆腐製造
ライン空型箱又は押し蓋の移送手段も任意である。な
お、洗浄ラインにおける空型箱又は押し蓋のアルカリ液
槽及び温水槽への浸漬及び取り出しの装置も限定され
ず、押し蓋の起立装置及び平伏装置の構成も問わない。
また空型箱又は押し蓋のアルカリ液槽及び温水槽への浸
漬時間やその液温も限定されない。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、豆腐の取り
出しで順次送られてくる空型箱をその都度洗浄殺菌して
豆腐製造ラインに送り循環使用できるため空型箱の余分
なストックの必要がなく、迅速に豆腐製造を終了できる
のである。また請求項2によると、豆腐の取り出しで順
次送られてくる空型箱及び押し蓋をその都度洗浄殺菌し
て豆腐製造ラインに送り循環使用されるため、空型箱及
び押し蓋の余分なストックの必要がなく、迅速に豆腐製
造を終了できるのである。請求項3では、特に押圧脱水
で目詰まりし易い押し蓋を起立させた状態でアルカリ液
槽及び温水槽で洗浄できることから限られたスペースで
長い時間有効に浸漬洗浄できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】木綿豆腐製造の形態例で豆腐製造ラインと押し
蓋の洗浄ラインを示す一部切欠した概略的な要部縦断側
面図である。
【図2】その空型箱の洗浄ラインと空型箱のストックラ
インを示す一部切欠した概略的な要部縦断側面図であ
る。
【図3】その概略的な縦断正面図である。
【図4】押し蓋を有する木綿豆腐用の型箱の斜視図であ
る。
【図5】絹ごし豆腐製造の形態例を示す一部切欠した概
略的な要部縦断側面図である。
【図6】その概略的な拡大縦断正面図である。
【図7】その絹ごし豆腐用の型箱の斜視図である。
【符号の説明】
A 豆腐製造ライン B,E 空型箱の洗浄ライン C 押し蓋の洗浄ライン 1 型箱 2 押し蓋 30,33,36,50,53,56,70,73,7
6 水受け部 31,34,37,51,54,57,71,74,7
7 シャワー装置 32,52,72 アルカリ液槽 35,55,75 温水槽 4,7,9 コンベヤ装置 40,41,80,81 シリンダ装置 60 起立装置 61 平伏装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型
    箱を先送りして凝固成型させる凝固工程と、型箱から凝
    固した豆腐を取り出す工程と、豆腐を取り出した空型箱
    を前記充填工程部位に送る循環移送工程を含む押し蓋の
    不要な豆腐製造ラインにおいて、豆腐を取り出した空型
    箱を前記充填工程部位に送るまでの間に、豆腐を取り出
    した空型箱を水又は温水のシャワーにより空型箱に残着
    した豆腐屑を大まかに除去する型箱屑取り工程と、屑取
    りした空型箱をアルカリ液槽に浸漬してアルカリ洗浄す
    る型箱アルカリ洗浄工程と、アルカリ洗浄した空型箱を
    水又は温水のシャワーによって付着アルカリ液を大まか
    に除去する型箱アルカリ液除去工程と、付着アルカリ液
    を大まかに除去した空型箱を温水槽に浸漬する型箱脱ア
    ルカリ工程と、水シャワーにより空型箱に残着した洗浄
    温水を除去して冷却する型箱冷却工程を順に設けて成
    り、豆腐の取り出しで順次送られてくる空型箱をその都
    度洗浄して豆腐製造ラインに送ることを特徴とする豆腐
    成形稼働中における空型箱の洗浄システム。
  2. 【請求項2】 空型箱に豆乳を注入する充填工程と、型
    箱に押し蓋を被着して凝固成型させる凝固工程と、押し
    蓋を除いた型箱から凝固した豆腐を取り出す工程と、豆
    腐を取り出した空型箱及び押し蓋を夫々前記充填工程部
    位に送る循環移送工程を含む豆腐製造ラインにおいて、
    豆腐を取り出した空型箱を前記充填工程部位に送るまで
    の間に、豆腐を取り出した空型箱を水又は温水のシャワ
    ーにより空型箱に残着した豆腐屑を大まかに除去する型
    箱屑取り工程と、屑取りした空型箱をアルカリ液槽に浸
    漬してアルカリ洗浄する型箱アルカリ洗浄工程と、アル
    カリ洗浄した空型箱を水又は温水のシャワーによって付
    着アルカリ液を大まかに除去する型箱アルカリ液除去工
    程と、付着アルカリ液を大まかに除去した空型箱を温水
    槽に浸漬する型箱脱アルカリ工程と、水シャワーにより
    空型箱に残着した洗浄温水を除去して冷却する型箱冷却
    工程とを順に設けると共に、その空型箱の洗浄ラインと
    は別のラインで豆腐を取り出した空型箱の押し蓋を前記
    充填工程部位に送るまでの間に、水又は温水のシャワー
    により押し蓋に残着した豆腐屑を大まかに除去する押し
    蓋屑取り工程と、屑取りした押し蓋をアルカリ液槽に浸
    漬してアルカリ洗浄する押し蓋アルカリ洗浄工程と、ア
    ルカリ洗浄した押し蓋を水又は温水のシャワーによって
    付着アルカリ液を大まかに除去するアルカリ液除去工程
    と、付着アルカリ液を大まかに除去した押し蓋を温水槽
    に浸漬する脱アルカリ工程と、水シャワーにより押し蓋
    に残着した洗浄温水を除去して冷却する押し蓋冷却工程
    とを順に設けて成り、豆腐の取り出しで順次送られてく
    る空型箱及び押し蓋をその都度洗浄して豆腐製造ライン
    に送ることを特徴とする豆腐成形稼働中における空型箱
    の洗浄システム。
  3. 【請求項3】 押し蓋を水平状態として押し蓋屑取り工
    程及びアルカリ液除去工程を施し、押し蓋を垂直状態に
    保持して押し蓋アルカリ洗浄工程及び脱アルカリ工程を
    施す請求項2の洗浄システム。
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