JP2591766Y2 - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JP2591766Y2
JP2591766Y2 JP1993021226U JP2122693U JP2591766Y2 JP 2591766 Y2 JP2591766 Y2 JP 2591766Y2 JP 1993021226 U JP1993021226 U JP 1993021226U JP 2122693 U JP2122693 U JP 2122693U JP 2591766 Y2 JP2591766 Y2 JP 2591766Y2
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JP
Japan
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solder
circuit board
printed circuit
soldering
solder land
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千彰 小森
隆 薄葉
健二 佐々木
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アイワ株式会社
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリント基板に設け
られるハンダランドの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のプリント基板に設けられ
るハンダランドの形状の一例を示す図である。同図にお
いて1はプリント基板、2はプリント基板1上に設けら
れたハンダランド、3は部品用孔をそれぞれ示してい
る。40は前記ハンダランド2に設けられたスリットで
あり、ハンダランド2の端面20aから部品用孔3との
間に設けられている。
【0003】電子部品をプリント基板に半田付けするに
は、一般にはディップ方式で半田付けされる。このディ
ップ方式は周知のように、プリント基板の片面もしくは
両面に複数の表面実装部品を装着し、この状態でプリン
ト基板を略水平に搬送してその片面を熔融半田槽の表面
に漬けることにより、表面実装部品のリード端子をプリ
ント基板の導電パターンに半田付けするものである。
【0004】ところが、電解コンデンサー等のように耐
熱性に問題がある電子部品は、上記デイツプ方式で半田
付けを行った後に、図2のA−A断面を図3で示すよう
に後工程で図中右手側より電子部品のリード端子を部品
用孔3に貫通させリード端子をハンダランド2に手半田
付けしている。
【0005】上記ハンダランド2のスリット40は、そ
のために設けられている。すなわち、ディップ方式で半
田付けされるとき、部品用孔3を塞ぐ程に、ハンダラン
ド2に半田が付いてしまうと、後工程での手半田付けが
困難となるので、上記スリット20を設けることにより
部品用孔3の孔塞ぎを防止している。この従来例におい
ては、ハンダランド2の直径が1.6ミリメートルおよ
び部品用孔の直径が0.9ミリメートルのとき、スリッ
ト40の幅は0.5ミリメートルに選定されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】スリット40は上述し
たようにデイツプ方式で半田付けを行った後に後工程で
の手半田付けの部品用孔3の孔塞ぎを防止する目的で設
けてあるが、半田デイツプ時に半田がスリット40の部
分に付かないということは、後工程の手半田付けにおい
ても、スリット40のために手半田付けが困難であり、
かつ、接合信頼性が低下するということを意味してい
る。
【0007】そこでこの考案は、上述したような課題を
解決したものであって、半田ディップ時には半田が付き
にくく、後工程の手半田付けでは半田付けが容易で接合
信頼性の高いスリット付きハンダランドを有するプリン
ト基板を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに本考案においては、ハンダランドが配された部分に
部品用孔が設けられ、前記ハンダランドの端面と前記部
品用孔との間にスリットが設けられているプリント基板
において、前記スリットは中央部が狭幅に、かつ中央部
からハンダランドの端面および部品用孔にかけて次第に
広幅に形成したことを特徴とすることを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】図1に示すプリント基板1では、ハンダランド
2のスリット4は中央部が狭幅に、かつ中央部からハン
ダランドの端面2aおよび部品用孔3にかけて次第に広
幅に形成されているので、半田ディップ時には半田が付
きにくく、後工程の手半田付けでは半田付けが容易とな
る。
【0010】
【実施例】続いて、図1を参照しながら、この考案の一
実施例について説明する。なお、上述と同一の部分には
同一の符号を付けて詳細な説明は省略した。
【0011】図1は本考案の一実施例のプリント基板を
示し、このプリント基板1にはプリント基板1上に設け
られたハンダランド2、および部品用孔3がそれぞれ設
けられている。4は前記ハンダランド2に設けられたス
リットであり、ハンダランド2の端面2aから部品用孔
3との間に設けられている。その形状は中央部が狭幅
に、かつ中央部からハンダランドの端面2aおよび部品
用孔3にかけて次第に広幅に形成されている。この本例
においては、ハンダランド2の直径が1.6ミリメート
ルおよび部品用孔の直径が0.9ミリメートルのとき、
スリット4の狭幅は0.1ミリメートル〜0.2ミリメ
ートルに選定されている。
【0012】かかる本考案のプリント基板1において、
デイツプ方式で半田付けを行った後の部品用孔3の孔塞
ぎ防止効果は非常に良好であった。また、その後の工
程、すなわち、電子部品のリード端子を部品用孔3に貫
通させリード端子をハンダランド2に手半田付けする工
程においても、上記スリット4の狭幅部分から半田付け
され次第に広幅部分への半田付けがなされるので、後工
程での半田付け作業も容易に行うことが出来た。したが
って、接合信頼性も確保することが出来る。
【0013】
【考案の効果】以上のように、この考案におけるハンダ
ランド2のスリット4は中央部が狭幅に、かつ中央部か
らハンダランドの端面および部品用孔にかけて次第に広
幅に形成されているので、デイツプ方式で半田付けによ
ってスリット4は半田付けされない。したがって、部品
用孔も塞がれない。次の手半田工程においてスリット4
の狭幅部分から半田付けがなされ次第に広幅部分への半
田付けがなされるので、後工程での半田付け作業も容易
に行うことが出来る。したがって、接合信頼性も確保す
ることが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプリント基板の一実施例を説明す
る図である。
【図2】従来のプリント基板を説明する図である。
【図3】従来のプリント基板を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 ハンダランド 2a,20a 端面 3 部品用孔 4,40 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/34 H05K 1/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンダランドが配された部分に部品用孔
    が設けられ、前記ハンダランドの端面と前記部品用孔と
    の間にスリットが設けられているプリント基板におい
    て、 前記スリットは、中央部に設けられた狭幅部と、この中
    央部の狭幅部からハンダランドの端面にかけて次第に広
    幅に形成された第1の広幅部と、前記中央部の狭幅部か
    ら部品用穴にかけて次第に広幅に形成された第2の広幅
    部とからなることを特徴とするプリント基板。
JP1993021226U 1993-03-31 1993-03-31 プリント基板 Expired - Fee Related JP2591766Y2 (ja)

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