JP2591450B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】半導体装置の製造方法に関わり、
特にアルミニウム電極配線を有する半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化が進むにつれ、素
子間や配線間を接続するために絶縁膜に設けた開口部の
径は小さくなっていくが、深さはほとんど変化しないた
め開孔部のアスペクト比(深さ÷径)はますます大きく
なってきている。そこで、配線金属を形成するために従
来より使われてきたスパッタ法では段差被覆性が悪いた
め、開口部の側壁での膜厚は薄く、断線する恐れがあ
り、断線まではいかなくても信頼性を低下させる原因と
なっている。
【0003】この問題を解決するために、開口部内を化
学気相成長法により形成したタングステンで埋め込むこ
とが行なわれている。この方法にもいろいろあるが代表
的な例を図面を用いて説明する。図3がその従来技術の
主要工程断面図である。
【0004】まず素子が形成された(図示省略)シリコ
ン基板21上にシリコン酸化膜22を形成し、このシリ
コン酸化膜22の所定の位置にシリコン基板21に達す
る接続孔28を形成する(図3(A))。次にチタニウ
ム23、窒化チタニウム24をスパッタ法により順次被
着した後、六弗化タングステン(WF6 )を水素で還元
する化学気相成長法により、窒化チタニウム24の全面
上にタングステン25を成長する。タングステン25の
成長膜厚は接続孔の半径以上の膜厚とし、タングステン
により接続孔は完全に埋め込まれる(図3(B))。次
にタングステン25を全面エッチバックして、シリコン
酸化膜22上の窒化チタニウム24を露出させる(図3
(C))。その後、スパッタ法にてアルミニウム合金2
6を全面に形成した後、通常のフォトリソグラフィ技術
と、ドライエッチング技術にてアルミニウム合金26、
窒化チタニウム24、チタニウム23を所望の形状にパ
ターニングしてアルミニウム電極配線を完成する(図3
(D))。
【0005】この方法はたとえば、“INVESTGA
TIONS ON A TWO STEP APPRO
ACH FOR CONTACT HOLE FILL
ING WITH CVD−TUNGSTEN”と題す
る論文で、Conference Proceedin
gs, VLSI VI.1991,Material
s Research Society,pp369−
377に発表されている。
【0006】これと同じ構造を作る方法として別の方法
も提案されている。その方法は、まずバリアメタルとし
て窒化チタニウムを形成後、アモルファスシリコン膜を
全面成長し、このアモルファスシリコン膜をエッチバッ
クして開口部をまずアモルファスシリコンで埋め込む。
その後、六弗化タングステン(WF6 )ガスを流すこと
によりアモルファスシリコンをタングステンに置換し
て、開口部をタングステンで埋設する方法であり、この
方法で前記の従来技術と同じ構造(図3(C))が形成
できる。この方法は特開平3−241738号公報にて
提案されている。
【0007】しかし、これらの方法で形成されたアルミ
ニウム配線では、接続孔部はタングステンで埋め込まれ
るが、配線そのものはチタニウムと窒化チタニウムとア
ルミニウム合金の積層構造となっており、窒化チタニウ
ム上に形成したアルミニウム合金は粒径が小さくエレク
トロマイグレーション耐性が弱いという問題点がある。
また特に接続部ではタングステンから直接アルミニウム
合金に電子が流れる構造になっており、電子の流れによ
りアルミニウム合金も移動されるがタングステンは移動
せず、アルミニウム合金とタングステンの間で図4に示
すようにエレクトロマイグレーションにより隙間27が
でき断線しやすいという問題がある。
【0008】この問題を解決するために、図3(B)と
同様にタングステン25を成長後(図5(A))、タン
グステン25を全面エッチバックする際、窒化チタニウ
ム24が露出するまでは行なわないで、窒化チタニウム
24上に50nm程度のタングステン25を残して、エ
ッチバックを停止し(図5(B))、その上にスパッタ
法によりアルミニウム合金を形成後、従来のフォトリソ
グラフィ技術とドライエッチング技術により、アルミニ
ウム合金26、タングステン25、窒化チタニウム2
4、チタニウム23を所望の形状にパターニングして、
アルミニウム電極配線を完成する(図5(C))。
【0009】この方法はたとえば特開平4−19962
8号公報にて提案されている。この方法では、配線はア
ルミニウム合金26、窒化チタニウム24、チタニウム
23の他にタングステン25が積層されており、窒化チ
タニウム上のアルミニウム合金に比較しタングステン上
のアルミニウム合金のほうが、アルミニウム合金とタン
グステンの間に中間合金層が形成されやすく、この層に
よりアルミニウムが移動しにくくなりエレクトロマイグ
レーション耐性が向上する。またさらに接続孔部におい
ては、タングステンからアルミニウム合金に電子が流れ
る際、いくらかの電子は配線部のタングステンを流れて
からアルミニウム合金中に流れ込み、電子は分散されて
流れるため、接続孔付近でのアルミニウム合金は移動し
にくく、接続孔においてもエレクトロマイグレーション
耐性が向上するという利点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
の方法では、タングステンを厚く形成して接続孔を完全
に埋め込んだ後、タングステンを全面エッチバックして
タングステンを50nm程度残すようにしているが、こ
のタングステンを基板全面にわたって50nm程度の厚
さに残すのは非常に困難である。というのは仮にタング
ステンは基板全面にわたって均一性よく成長できたとし
て1.0μmの膜厚に形成したとする。エッチバックの
速度を完全に基板全面にわたって同一にすることは難か
しく、たとえば±5%エッチング速度が違う所があると
して、50nmのタングステンを残すように、0.94
μmのタングステンをエッチングすると、あるところで
は97.5nmのタングステンが残り、あるところでは
2.5nmのタングステンしか残らないということにな
る。逆にエッチング速度は均一にできたとして、タング
ステンの成長膜厚が±5%程度基板間で変化したとして
も同じようなことがおこり、まして、タングステンの成
長膜とエッチバックの速度と両方の基板内の均一性が悪
い場合は、エッチバック時に残すタングステンの膜厚は
もっと変化し基板全面にわたってほぼ同一とすることは
不可能であり、基板全面にわたって同じ特性の半導体装
置を製造することは不可能であるという問題点がある。
【0011】また基板内だけでなく基板間でも、若干の
タングステンの成長膜厚やエッチバックの速度の違いに
より、エッチバックの際に残すタングステン膜厚は大き
く変化するため、基板間で製造された半導体装置の特性
が大きく変化するという問題点もある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜の所定の位置に接
続孔を形成する工程と、第1のバリア層となる導電膜を
形成した後、その上に化学気相成長法により第1のタン
グステンを形成する工程と、第1のタングステン上に第
2のバリア層となる導電膜を形成する工程と、化学気相
成長法により第2のタングステンを形成して、絶縁膜に
形成した接続孔を完全に埋め込む工程と、この第2のタ
ングステンを全面エッチバックする工程と、その上にア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金を形成する工程と
を含む半導体装置の製造方法にある。
【0013】また本発明の他の特徴は、前記第1のバリ
ア層となる導電膜を形成するまでは同じであるが、その
後、化学気相成長法により第1のタングステンを形成
し、絶縁膜に形成した接続孔を完全に埋め込む工程と、
第1のバリア層となる導電膜まで第1のタングステンを
全面エッチバックする工程と、第2のタングステンを形
成する工程とその上にアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金を形成する工程を含む半導体装置の製造方法にあ
る。
【0014】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の第1の実施例の主要工程断
面図である。まず素子領域(図示省略)が形成されたシ
リコン基板1上にシリコン酸化膜2を形成し、このシリ
コン酸化膜2の所定の位置に、シリコン基板1の素子領
域に達する接続孔9を形成する(図1(A))。
【0016】次にチタニウム3を20〜200nm、窒
化チタニウム4を30〜200nm程度の厚さにスパッ
タ法にて順次形成する(図1(B))。ここでチタニウ
ム3はシリコン基板1との接続抵抗を下げるためのもの
であり、窒化チタニウム4はその上にタングステンを成
長させる際にシリコン基板1とWF6 ガスが反応するの
を防ぐためのバリア層である。
【0017】次にWF6 ガスを水素あるいはシラン(S
iH4 )ガスで還元する化学気相成長法により、第1の
タングステン5を50〜300nmの厚さに形成する
(図1(C))。
【0018】次にWF6 ガスと水素にアンモニア(NH
3 )ガスを添加し、化学気相成長法により、窒化タング
ステン6を20〜100nmの厚さに形成した後、アン
モニアガスを流すのを停止して第2のタングステン7を
0.4〜1.2μm程度の膜厚に形成して接続孔9をタ
ングステンで完全に埋め込む(図1(D))。ここで第
2のタングステン7の成長膜厚は、接続孔を完全に埋め
込むためにある程度厚くする必要があり、第1のタング
ステン5と第2のタングステン7の合計の膜厚が接続孔
の半径以上の膜厚としたほうが良い。
【0019】次に六弗化硫黄(SF6 )により第2のタ
ングステン7を全面エッチバックする。この際、タング
ステンと窒化タングステンのエッチング速度が違うた
め、窒化タングステン6の表面が基板全面にわたって露
出したところでエッチバックを停止することが可能であ
る(図1(E))。
【0020】次にアルミニウム合金8を0.3〜2.0
μm程度の厚さにスパッタ法により形成した後、通常の
フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術により
アルミニウム合金8,窒化タングステン6,第1のタン
グステン5,窒化チタニウム4,チタニウム3を所望の
形状にパターニングしてアルミニウム電極配線を完成す
る(図1(F))。
【0021】この第1の実施例では、窒化タングステン
6は化学気相成長法により形成しているが、第1のタン
グステンを窒素やアンモニア雰囲気中でアニールして表
面を窒化させてもよく、さらに窒化タングステンである
必要はなく窒化チタニウム等のWF6 ガス等の拡散を防
止するバリア層となる導電膜ならよく、スパッタ法で形
成しても化学気相成長法で形成しても良い。
【0022】次に第2の実施例について図面を用いて説
明する。図2は本発明の第2の実施例の主要工程断面図
である。
【0023】素子領域(図示省略)が形成されたシリコ
ン基板11上にシリコン酸化膜12が形成され、そこに
素子領域に達する接続孔19が形成され、シリコン酸化
膜12上から接続孔19内のシリコン基板11上にかけ
てチタニウム13,窒化チタニウム14を形成するまで
は第1の実施例と同様である(図2(A))。
【0024】次に第1のタングステン15をWF6 を水
素で還元する化学気相成長法により0.4〜1.2μm
程度の膜厚に形成して接続孔を完全に埋め込む(図2
(B))。この時の第1のタングステン15の成長膜厚
は第1の実施例同様、接続孔の半径以上の膜厚としたほ
うが良い。
【0025】次にSF6 ガスにより第1のタングステン
15を窒化チタニウム14の表面が露出するまで全面エ
ッチバックする(図2(C))。
【0026】次にスパッタ法により第2のタングステン
16を50〜300nmの厚さに形成する(図2
(D))。
【0027】次に、スパッタ法によりアルミニウム合金
17を0.3〜2.0μmの厚さに形成した後、通常の
リソグラィ技術、ドライエッチング技術により、アルミ
ニウム合金17,第2のタングステン16,窒化チタニ
ウム14,チタニウム13を所定の形状にパターニング
してアルミニウム電極配線を完成する(図2(E))。
【0028】この第2の実施例では、第1のタングステ
ン15のエッチバックは窒化チタニウム14の表面が露
出するまでであったが、エッチバックのガスを塩素等に
切り換えて、窒化チタニウム14,チタニウム13もエ
ッチバックしても良い。また第2のタングステン16は
スパッタ法で形成しているが、スパッタ法に限る必要は
無く、化学気相成長法等で形成しても良い。
【0029】第1の実施例では化学気相成長法で形成し
た第1のタングステンとアルミニウム合金が積層されて
配線が形成されているため、第1のタングステンの成長
膜厚を基板内あるいは基板間で均一性良くしなければな
らないが、第2の実施例ではエッチバック後に形成した
第2のタングステンとアルミニウム合金が積層されて配
線が形成されるため、第2のタングステンの成長膜厚を
基板内あるいは基板間で均一性良く形成すれば良く、第
1のタングステンの膜厚やエッチバックの均一性は良い
ほうがもちろん望ましいが、若干悪くても半導体装置の
特性を大きく変化させるまでにはいたらない。
【0030】アルミニウム合金と積層されるタングステ
ンの膜厚、すなわち第1の実施例では第1のタングステ
ンの膜厚、第2の実施例では第2のタングステンの膜厚
は厚いほうがエレクトロマイグレーション耐性は良好で
あるが、あまり厚くするとアルミニウム配線のトータル
の膜厚が厚くなってしまい、微細配線のパターニングが
困難になったり、さらにその上層に配線を形成するため
に層間絶縁膜を平坦化しなければならないが、その平坦
化が困難になる等の問題が発生してくるため、300n
m以下にしたほうが良い。また、50nmより小の膜厚
はエレクトロマイグレーション耐性を向上させるのに効
果が小さいから50nm以上が好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法により、絶縁膜に形成された接続孔はタング
ステンで埋め込み、配線部もアルミニウム合金と比較的
抵抗の低いタングステンとの積層構造にすることによ
り、配線そのもののエレクトロマイグレーション耐性も
向上するが、接続孔部ではそれ以上にエレクトロマイグ
レーション耐性が向上する。
【0032】たとえば、アルミニウムにシリコン(S
i)を1%、銅(Cu)を0.5%添加したアルミニウ
ム合金であるAlSiCu(アルミ−シリコン−銅)合
金と、タングステンとの積層配線のエレクトロマイグレ
ーションの寿命はAlSiCu合金と窒化チタニウムと
の積層配線のエレクトロマイグレーション寿命に比べ3
倍程度長い。また接続孔を介したエレクトロマイグレー
ション寿命は、タングステンで接続孔を埋め込んで配線
部はタングステンが無く窒化チタニウムとAlSiCu
合金との積層の場合と比較し、本発明の配線では10倍
以上長い。
【0033】アルミニウム合金として銅を添加している
場合は、アルミニウム合金の粒径が小さくなっても粒界
に銅が板状に析出してエレクトロマイグレーション寿命
の低下は小さく前記程度の寿命であるが、銅が添加して
いない、例えばAlSi合金と窒化チタニウムとの積層
配線のエレクトロマイグレーション寿命は、AlSi合
金とタングステンとの積層配線に比べ接続孔を介さなく
とも10分の1以下となり、本発明の効果が大きくあら
われる。
【0034】以上説明したように本発明により、エレク
トロマイグレーション寿命が延びる理由は、窒化チタニ
ウムに比べタングステンの抵抗は10分の1程度と低い
ため、アルミニウム中の電流密度が若干下がり、さらに
アルミニウムにボイドが若干形成されてもタングステン
で接続されているため断線までにはいたらないことと、
アルミニウム合金とタングステンの界面で合金層が形成
されやすく、この合金層によりアルミニウムが移動しに
くいためである。
【0035】さらに、接続孔を介したエレクトロマイグ
レーション寿命が延びるのは、接続孔のタングステンか
ら電子流の一部は配線部のタングステンを介してからア
ルミニウム合金中に流れるため、接続孔上部のアルミニ
ウム合金中の電流密度が実質的に小さくなるためと、接
続孔上部でのアルミニウム合金にエレクトロマイグレー
ションによりボイドが形成されてもその下のタングステ
ンで接続されているため抵抗変化も小さく、もちろん断
線には到らないためである。
【0036】また本発明の半導体装置の製造方法では、
配線部のアルミニウム合金と積層されるタングステンは
必要な膜厚だけ形成すれば良いので、タングステンの均
一性の良い成長方法で薄く形成すれば良い。従ってアル
ミニウム合金と積層されるタングステンの膜厚は均一性
良く安定して形成できるため、基板内あるいは基板間で
特性、特にエレクトロマイグレーション特性に差のない
一定の品質の半導体装置常に製造できるという効果があ
る。
【0037】また、本発明の実施例ではシリコン基板に
達する接続孔について説明してきたが、本発明が配線間
を接続する孔にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造方法を主要工程順
に示した断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の製造方法を主要工程順
に示した断面図である。
【図3】従来技術の製造方法を主要工程順に示した断面
図である。
【図4】従来技術の問題点を示した断面図である。
【図5】他の従来技術の製造方法を主要工程順に示した
断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 シリコン基板 2,12,22 シリコン酸化膜 3,13,23 チタニウム 4,14,24 窒化チタニウム 5,15 第1のタングステン 6 窒化タングステン 7,16 第2のタングステン 8,17,26 アルミニウム合金 9,19,28 接続孔 25 タングステン 27 隙間

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、前記絶縁膜の所定位置に接続孔を形成する工程と、
    第1のバリア層となる導電膜を形成する工程と、化学気
    相成長法により第1のタングステンを形成する工程と、
    第2のバリア層となる導電膜を形成する工程と、化学気
    相成長法により第2のタングステンを形成して前記接続
    孔を完全に埋め込む工程と、前記第2のタングステンを
    全面エッチバックする工程と、アルミニウムあるいはア
    ルミニウム合金を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のタングステンの膜厚が50〜
    300nmであることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のバリア層となる導電膜が窒化
    タングステンであることを特徴とする請求項1もしくは
    請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記窒化タングステンが化学気相成長法
    により形成したことを特徴とする請求項3に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記窒化タングステンが、前記第1のタ
    ングステンの表面を窒化したものであることを特徴とす
    る請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のバリア層となる導電膜が窒化
    チタニウムであることを特徴とする請求項1もしくは請
    求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、前記絶縁膜の所定位置に接続孔を形成する工程と、
    バリア層となる導電膜を形成する工程と、化学気相成長
    法により第1のタングステンを形成して前記接続孔を完
    全に埋め込む工程と、前記第1のタングステンを前記バ
    リア層となる導電膜まで全面エッチバックする工程と、
    第2のタングステンを形成する工程と、アルミニウムあ
    るいはアルミニウム合金を形成する工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のタングステンはスパッタ法あ
    るいは化学気相成長法で形成し、50〜300nmの膜
    厚であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のタングステンを全面エッチバ
    ック後、前記バリア層となる導電膜を全面エッチバック
    する工程を含むことを特徴とする請求項7もしくは請求
    項8に記載の半導体装置の製造方法。
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