JP2590781B2 - 半導体装置収納マガジン用ストッパー - Google Patents

半導体装置収納マガジン用ストッパー

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JP2590781B2
JP2590781B2 JP7139891A JP13989195A JP2590781B2 JP 2590781 B2 JP2590781 B2 JP 2590781B2 JP 7139891 A JP7139891 A JP 7139891A JP 13989195 A JP13989195 A JP 13989195A JP 2590781 B2 JP2590781 B2 JP 2590781B2
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亮一 重松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置収納マガジン
用ストッパーに関し、特にSOP型ICのアウターリー
ド変形防止に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SOP型半導体装置(以下「IC」とい
う)を収納するマガジンにおいて、SOP型ICは、ア
ウターリードを相対する2方向に有するもので、そのよ
うなICの収納には、ICが安定して収納され、またI
Cのアウターリードの変形を起こさないように収納する
必要がある。図6は、従来技術を説明する図で、ICを
収納するマガジンにICを収納した状況を示す図であ
る。マガジン(5)は筒状のもので、ICを収納する内
面に上部リブ(1)とICを収納載置する下部リブ
(2)を有しており、ICをマガジン(5)に収納し、
その収納を行う挿入開口をゴムストッパー(6)で止
め、ICをマガジン(5)内で安定させ、かつ脱落を防
止するようにしている。
【0003】図6の従来技術において、ゴムストッパー
(6)でICをマガジン(5)内で安定させ、かつ脱落
を防止するようにしているものであるが、ゴムストッパ
ー(6)は、挿入され上部リブ(1)と下部リブ(2)
で図に示すように上下リブ間に押しつぶされている。ゴ
ムストッパー(6)がマガジンに収納されているICに
接するところは、ゴムストッパー(6)の上下リブ間の
内側部分であり、またゴムストッパー(6)の押しつぶ
されている上下リブ間の外側部分が、ICのアウターリ
ードの変形を起こすという欠点があった。すなわち、こ
のようなゴムストッパーは、リブの外側にはみ出す構造
となっているので、落下衝撃等によりゴムストッパー
(6)が変形し、その変形により、ゴムストッパーがI
Cのアウターリードに食い込み、アウターリードの変形
を起こすという問題があった。
【0004】アウターリード変形を防止する従来例とし
て、ストッパーにICの接近を阻止する突起を設ること
が提案されている(例えば、特開昭58−19712
3)が、これは左右に異なったストッパーを挿入しなけ
ればならず作業工数が増大し、コスト高となるものであ
る。またSOP型ICのように小さく薄いICのマガジ
ンには適さないものである。また、同様にストッパーに
突起をつける従来例が提案されている(例えば、特開平
3−284181)がされているが、やはりリブを有す
るSOP型ICのマガジンには形状的に不適なものであ
る。
【0005】また、デュアルインライン型ICにおい
て、特開昭62−52080に示す如きストッパーを使
用する従来例が提案されているが、これはストッパーに
引き出し片が設けてあるため、これをSOP型ICのマ
ガジンに使用すると引き出し片がマガジンからはみ出
し、マガジンを重ねた場合にマガジン面に隙間が生じ、
個装箱に詰め込む際所定数入らなくなるといった不具合
があった。また、特開平4−72177にはストッパー
がICのボディにのみ接触することが示されているが、
ICとの接触面が線及び点であるため、落下衝撃時にゴ
ムストッパーが変形し、アウターリードに接触するとい
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来技術
では、SOP型ICを収納するマガジンはリブを有し、
ゴムストッパーを挿入するとリブの外側にはみ出す形で
挿入される。そのため、落下衝撃等により、ICのアウ
ターリードがゴムストッパーに食い込み、変形を起こす
といった問題点があった。また、上述のように、ゴムス
トッパーがICのアウターリードへ接触することを防止
した従来例が存在するが、どれもリブを有するSOP型
ICのマガジンに対しては形状的に不適なものであっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体装置収
納マガジンの内面に上部リブと下部リブが設けられ、前
記下部リブに載置収納されている半導体装置を抑止する
ストッパーにおいて、前記ストッパーが突起部と係止作
用をするはね部を有する凸形状で、その突起部の先端部
寸法は、収納マガジン内の上部リブ間寸法から、上部リ
ブ間寸法と半導体装置ボディ寸法との差の2倍を引いた
寸法より小さいものであることを特徴とする半導体装置
の収納マガジン用ストッパーである。
【0008】このストッパーの突起部の先端部寸法は収
納マガジン内の上部リブ間寸法から上部リブ間寸法と半
導体装置ボディ寸法との差の2倍を引いた寸法より小さ
いものであることについて、図1、図5に示す、A、
B、Cで説明すると、突起部の先端部寸法C、上部リブ
間寸法A、半導体装置ボディ寸法B、であり、その関係
を式にすれば、 C≦A−(A−B)×2 (但し 2B>A)である。
【0009】また、この半導体装置の収納マガジン用ス
トッパーは、SOP型IC用マガジンのストッパーに、
特に適するものであり、また、ストッパーの材質として
はゴムストッパーが好ましいものである。
【0010】また、本発明は、ストッパーのはね部が、
半導体装置収納マガジンの内面の上部リブと下部リブ
(2)の間に、あるいは上部リブの左右の間に挿入され
抜けを抑止するものであることを特徴とする半導体装置
の収納マガジン用ストッパーである。
【0011】
【作用】本発明においては、ストッパーは凸形状でその
先端に突起を有しかつ、図1におけるC部寸法、図5の
A部及びB部寸法を用いて示すと、C≦A−(A−B)
×2、(但し 2B>A)を満たすことにより、マガジ
ンに収納されているICに接する部分は、凸形状ストッ
パーの突起部であり、これによりストッパーが変形を起
こすことがあっても、例えば落下衝撃等により変形すこ
とがあっても、マガジン内でストッパーの突起部がIC
のボディーに接しているので、安定して、かつ脱落を防
止することができ、またストッパーが突起部を有してい
ることにより、アウターリードを変形させることがない
という作用をするものである。特に、凸形状ストッパー
の先端の突起部が、突起部の先端部寸法Cが上部リブ間
寸法A、半導体装置ボディ寸法Bと特定の関係を満たす
ことにより、ストッパーの先端のICとの接触面が安定
し、従来技術におけるようになICとの接触面が線及び
点であるために生ずるゴムストッパーが変形し、アウタ
ーリードに接触するという問題が解決することができる
ものである。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。 [実施例1]図1、図2、図5を参照して本発明の第1
の実施例を説明する。図1(a)(b)はゴムストッパ
ー断面図及び平面図、図2はゴムストッパー及びIC挿
入後の状況をマガジン上部から見た図、図5はIC収納
後のマガジン断面図である。
【0013】まず、図5を説明する。筒状マガジン
(5)はICを収納する内面に上部リブ(1)とICを
収納載置する下部リブ(2)を有している。IC(3)
は相対する2方向にアウターリード(4)を有してお
り、マガジン(5)の下部リブ(2)にIC(3)を載
置収納している。上部リブ(1)はAの幅で、また下部
リブ(2)に収納載置されているIC(3)の大きさは
Bのであり、A>Bの関係にある。すなわち上部リブ
(1)のA部寸法とICのB部寸法の間には若干の余裕
度(A>B)があり、これはマガジン内でICが円滑に
流れるようにするためである。
【0014】また図2は、ゴムストッパー及びIC挿入
後の状況をマガジン上部から見た図で、筒状マガジン
(5)に上部リブ(1)の幅より狭い、IC(3)が収
納され、また、IC(3)のアウターリード(4)は上
部リブ(1)の外側に位置している。そして筒状マガジ
ン(5)のICを収納する開口には、IC(3)をマガ
ジン(5)内で安定させ、脱落防止するためのゴムスト
ッパーが設けられている。このゴムストッパーは凸形状
であり、マガジンに収納されているIC(3)に接する
部分は、図2に示すように凸形状ストッパーの突起部
(7)であり、ゴムストッパーが変形を起こすことがあ
っても、例えば落下衝撃等により変形すことがあって
も、ゴムストッパーがIC(3)に接しているのみであ
るから、アウターリード(4)を変形させることがな
い。
【0015】ゴムストッパーについて図1(a)(b)
に示す。本実施例のゴムストッパーは、ICのボディの
みに接触する突起部(7)及びマガジンからの抜けを抑
止する部分であるはね部(8)から形成され、ゴム状の
もので作られる。はね部(8)は、上述した図5に示す
上部リブ(1)と下部リブ(2)の間に挿入され、ゴム
ストッパーの抜けを抑さえるもので、上述した図2のよ
うに挿入される。
【0016】ところで、上部リブ(1)のA部寸法とI
CのB部寸法の間には若干の余裕度(A>B)があり、
これはマガジン内でICが収納時に円滑に流すためであ
る。このため、突起部(7)がIC(3)のボディのみ
に接触するには、A部とB部との余裕度によりIC
(3)が左右に動くのを想定して、突起部(7)のIC
のボディのみに接触する部分、C部の寸法を設定しなけ
ればならない。すなわち、本実施例において、その特徴
はゴムストッパー先端に突起部(7)を設けかつ、突起
部(7)のC部寸法は、図5のA部、B部寸法を用いて
示すと C≦A−(A−B)×2 (但し、2B>A)を満たすものである。これにより、
突起部(7)がIC(3)のボディのみに接触し、アウ
ターリード(4)の変形を防止する。
【0017】[実施例2]図3、図4、を参照して本発
明の第2の実施例を説明する。図3(a)(b)はゴム
ストッパー断面図及び平面図、図4はゴムストッパー及
びIC挿入後の状況をマガジン上部から見た図である。
上記実施例1と同様に、マガジンのICを収納する内面
に上部リブとICを収納載置する下部リブを有してお
り、アウターリードを有するICはマガジンの下部リブ
にICを載置収納している。
【0018】そして、本実施例2では図4に示すよう
に、マガジン(5)に上部リブ(1)の幅より狭い、I
C(3)が収納され、また、IC(3)のアウターリー
ド(4)は上部リブ(1)の外側に位置している。そし
てマガジン(5)のICを収納する開口には、IC
(3)をマガジン(5)内で安定させ、脱落防止するた
めのゴムストッパーが設けられている。
【0019】ゴムストッパーは図3(a)(b)に示よ
うに、ICのボディのみに接触する突起部(7)及び凹
凸状のあるいは、はね状係止部(8)から形成されてお
り、係止部(8)は上部リブ(1)の左右間に挿入され
ゴムストッパー抜けを抑止する。すなわち、本実施例と
上記実施例1との相違点は、図3に示すようなはね部
(8)の位置が異なる。そして図4のようにゴムストッ
パー上部リブ(1)の左右間に挿入されゴムストッパー
抜けを抑止するものである。
【0020】また、実施例1と同様にゴムストッパーの
先端に突起部(7)を設け、かつ、A、B、C部寸法は C≦A−(A−B)×2 (但し、2B>A)を満足することによりICのアウタ
ーリード変形を防止する。このようにゴムストッパーは
凸形状であり、マガジンに収納されているIC(3)に
接する部分は、図4に示すように凸形状ストッパーの突
起部(7)である。これは、ゴムストッパーが変形を起
こすことがあっても、例えば落下衝撃等により変形すこ
とがあっても、マガジン内でストッパーの突起部(7)
がIC(3)のボディーに接しているので、安定して、
かつ脱落を防止することができ、またストッパーが突起
部(7)を有していることにより、アウターリード
(4)を変形させることがないものである。
【0021】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
ストッパーが突起部とはね状係止部を有する凸形状で、
その突起部の先端部寸法は、収納マガジン内の上部リブ
間寸法から、上部リブ間寸法と半導体装置ボディ寸法と
の差の2倍を引いた寸法より小さいものであることによ
り、突起部はICのボディのみ当たり、ゴムストッパー
がICのアウターリードと接触することがないものであ
り、落下衝撃等によりICのアウターリードがストッパ
ーへ食い込みアウターリードが変形することを防止する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のゴムストッパーを示す図
【図2】本発明の第1実施例のゴムストッパー及びIC
挿入後の状況をを示す図
【図3】本発明の第2実施例のゴムストッパーを示す図
【図4】本発明の第2実施例のゴムストッパー及びIC
挿入後の状況をを示す図
【図5】本発明の実施例のIC収納後のマガジンの状況
をを示す図
【図6】従来技術を説明する図
【符号の説明】
1 上部リブ 2 下部リブ 3 IC 4 アウターリード 5 マガジン 6 従来ゴムストッパー 7 突起部 8 はね部 A 突起部寸法 B 上部リブ間寸法 C ICボディ寸法

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置収納マガジンの内面に上部リ
    ブと下部リブが設けられ、前記下部リブに載置収納され
    ている半導体装置を抑止するストッパーにおいて、前記
    ストッパーが突起部とはね部を有する凸形状で、その突
    起部の先端部寸法は、収納マガジン内の上部リブ間寸法
    から、上部リブ間寸法と半導体装置ボディ寸法との差の
    2倍を引いた寸法より小さいものであることを特徴とす
    る半導体装置の収納マガジン用ストッパー。
  2. 【請求項2】 ストッパーのはね部が、半導体装置収納
    マガジンの内面の上部リブと下部リブ(2)の間に、あ
    るいは上部リブの左右の間に挿入され抜けを抑止するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
    の収納マガジン用ストッパー。
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