JP2588539B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JP2588539B2 JP2588539B2 JP62198268A JP19826887A JP2588539B2 JP 2588539 B2 JP2588539 B2 JP 2588539B2 JP 62198268 A JP62198268 A JP 62198268A JP 19826887 A JP19826887 A JP 19826887A JP 2588539 B2 JP2588539 B2 JP 2588539B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ALU等のデータパスブロックおよびレジスタファイル
等の記憶ブロックをY方向に1列に配列した半導体集積
回路装置において、データパスブロックの1ビット幅と
記憶ブロックの1ビット幅とを同一にして各ビット毎に
対応させ、さらに、記憶ブロックの各ビット毎にY方向
のスペーサ領域を設け、このスペーサ領域にデータパス
ブロックのためのY方向の配線(LB)を行うようにし、
これにより、高集積度と高速度を達成するものである。
等の記憶ブロックをY方向に1列に配列した半導体集積
回路装置において、データパスブロックの1ビット幅と
記憶ブロックの1ビット幅とを同一にして各ビット毎に
対応させ、さらに、記憶ブロックの各ビット毎にY方向
のスペーサ領域を設け、このスペーサ領域にデータパス
ブロックのためのY方向の配線(LB)を行うようにし、
これにより、高集積度と高速度を達成するものである。
本発明は半導体集積回路装置たとえばDSP(ディジタ
ル信号プロセッサ)等におけるゲートアレイで製造され
るハードマクロのレイアウトの改良に関する。
ル信号プロセッサ)等におけるゲートアレイで製造され
るハードマクロのレイアウトの改良に関する。
一般に、DSPにおけるハードマクロは、第7図に示す
ように、乗算回路(MLT)、浮動小数点ALU(FLP−AL
U)、固定小数点ALU(FIX−ALU)、アドレスALU(ADR−
ALU)等のデータパスブロックと、ROM,RAM、レジスタフ
ァイル(RF)等の記憶ブロックとにより構成されてい
る。この場合、記憶ブロック自身は、その形状、特性等
が最適となるように高集積度で構成され、この結果、記
憶ブロックの1ビット幅とデータパスブロックの1ビッ
ト幅とは必ずしも効率よく適合していない。
ように、乗算回路(MLT)、浮動小数点ALU(FLP−AL
U)、固定小数点ALU(FIX−ALU)、アドレスALU(ADR−
ALU)等のデータパスブロックと、ROM,RAM、レジスタフ
ァイル(RF)等の記憶ブロックとにより構成されてい
る。この場合、記憶ブロック自身は、その形状、特性等
が最適となるように高集積度で構成され、この結果、記
憶ブロックの1ビット幅とデータパスブロックの1ビッ
ト幅とは必ずしも効率よく適合していない。
すなわち、第8図に示すごとく、データパスブロック
1,2間に配置されたレジスタファイル3に対して、デー
タパスブロック1,2からの配線(この場合、第2アルミ
ニウム層LB)を行うと、配線LBは、図示の如く、屈曲点
を有し、あるいはX方向のみを他の配線たとえば第1ア
ルミニウム層LAで行わなければならない。さらに、レジ
スタファイル3は、その内部配線として、ポリシリコン
層(P)、第1アルミニウム層LA、第2アルミニウム層
LBを用いているので、第8図においては、データパスブ
ロック1,2からの配線LBはレジスタファイル3を通過で
きず、従って、レジスタファイル3のX方向の両端に
は、データパスブロック1,2に対する入力端子および出
力端子の両方を設けておかなければならない。
1,2間に配置されたレジスタファイル3に対して、デー
タパスブロック1,2からの配線(この場合、第2アルミ
ニウム層LB)を行うと、配線LBは、図示の如く、屈曲点
を有し、あるいはX方向のみを他の配線たとえば第1ア
ルミニウム層LAで行わなければならない。さらに、レジ
スタファイル3は、その内部配線として、ポリシリコン
層(P)、第1アルミニウム層LA、第2アルミニウム層
LBを用いているので、第8図においては、データパスブ
ロック1,2からの配線LBはレジスタファイル3を通過で
きず、従って、レジスタファイル3のX方向の両端に
は、データパスブロック1,2に対する入力端子および出
力端子の両方を設けておかなければならない。
さらに、第9図に示すごとく、データパスブロック1,
2間を直接接続する配線LBを設ける場合にも、当該配線L
Bは、レジスタファイル3内を通過できず、従って、図
示のごとく、レジスタファイル3を迂回するように配線
LBが行われる。
2間を直接接続する配線LBを設ける場合にも、当該配線L
Bは、レジスタファイル3内を通過できず、従って、図
示のごとく、レジスタファイル3を迂回するように配線
LBが行われる。
このように、データパスブロックのレイアウトと記憶
ブロックのレイアウトとは、その物理幅を考慮して行わ
れておらず、しかも、記憶ブロック内をデータパスブロ
ック間配線を通過させる余地がないために、配線LBは複
雑となり、この結果、集積度および信号速度の点で劣る
という問題点がある。
ブロックのレイアウトとは、その物理幅を考慮して行わ
れておらず、しかも、記憶ブロック内をデータパスブロ
ック間配線を通過させる余地がないために、配線LBは複
雑となり、この結果、集積度および信号速度の点で劣る
という問題点がある。
従って、本発明の目的は、高集積度および高信号速度
の半導体集積回路装置を提供することにある。
の半導体集積回路装置を提供することにある。
上述の問題点を解決するための手段は第1図に示され
る。第1図において、データパスブロック1,2およびレ
ジスタファイル3はY方向に一列に配列されている。こ
のとき、データパスブロック1,2のX方向の1ビット幅
とレジスタファイル3のX方向の1ビット幅とを同一に
し、且つこれらは各ビット対応に配列されている。さら
に、レジスタファイル3のY方向には、各ビット毎にY
方向の配線LB用のスペーサ領域SPが設けられている。
る。第1図において、データパスブロック1,2およびレ
ジスタファイル3はY方向に一列に配列されている。こ
のとき、データパスブロック1,2のX方向の1ビット幅
とレジスタファイル3のX方向の1ビット幅とを同一に
し、且つこれらは各ビット対応に配列されている。さら
に、レジスタファイル3のY方向には、各ビット毎にY
方向の配線LB用のスペーサ領域SPが設けられている。
上述の手段によれば、レジスタファイル3に対して、
各データパスブロック1,2からの入力もしくは出力を接
続する場合、レジスタファイル3のスペーサ領域に配線
LBを施せばよいので、レジスタファイル3における入力
バッファ、出力バッファはレジスタファイル3のY方向
の一方側に設ければよく、また、これらの配線LBには、
データパスブロック1,2の1ビット幅とレジスタファイ
ル3の1ビット幅とは同一であるために、屈曲点が存在
せず、従って、データパスブロック1とレジスタファイ
ル3との間のスペース、およびレジスタファイル3とデ
ータパスブロック2との間のスペースは小さくできる。
さらに、データパスブロック1,2間を直接接続させる場
合にも、配線LBをレジスタファイル3のスペーサ領域を
通過させればよいので、配線LBのレイアウトは簡略化す
る。
各データパスブロック1,2からの入力もしくは出力を接
続する場合、レジスタファイル3のスペーサ領域に配線
LBを施せばよいので、レジスタファイル3における入力
バッファ、出力バッファはレジスタファイル3のY方向
の一方側に設ければよく、また、これらの配線LBには、
データパスブロック1,2の1ビット幅とレジスタファイ
ル3の1ビット幅とは同一であるために、屈曲点が存在
せず、従って、データパスブロック1とレジスタファイ
ル3との間のスペース、およびレジスタファイル3とデ
ータパスブロック2との間のスペースは小さくできる。
さらに、データパスブロック1,2間を直接接続させる場
合にも、配線LBをレジスタファイル3のスペーサ領域を
通過させればよいので、配線LBのレイアウトは簡略化す
る。
第2図は第1図のレジスタファイル3のレイアウト
図、第3図は第2図の回路図である。第2図、第3図に
おいて、Aはアドレスデコーダ、読出しワード線バッフ
ァ、書込みワード線バッファ等を含む回路、Bはメモリ
セル、Cはアドレスバッファ、クロックバッファ、ライ
トイネーブルバッファ等を含む回路、Dは入力バッフ
ァ、出力バッファ等を含む回路である。なお、上述のご
とくレジスタファイル3のX方向の1ビット幅はデータ
パスブロック1,2のX方向の1ビット幅と同一である。
第2図、第3図に示すハードマクロを構成する場合、ト
ランジスタのゲート部分等はポリシリコン層Pで配線を
行い、各素子を接続するX方向の配線たとえばワード線
を第1アルミニウム層LAで行い、各素子を接続するY方
向の配線たとえばデコード線、ビット線を第2アルミニ
ウム層LBで行う。
図、第3図は第2図の回路図である。第2図、第3図に
おいて、Aはアドレスデコーダ、読出しワード線バッフ
ァ、書込みワード線バッファ等を含む回路、Bはメモリ
セル、Cはアドレスバッファ、クロックバッファ、ライ
トイネーブルバッファ等を含む回路、Dは入力バッフ
ァ、出力バッファ等を含む回路である。なお、上述のご
とくレジスタファイル3のX方向の1ビット幅はデータ
パスブロック1,2のX方向の1ビット幅と同一である。
第2図、第3図に示すハードマクロを構成する場合、ト
ランジスタのゲート部分等はポリシリコン層Pで配線を
行い、各素子を接続するX方向の配線たとえばワード線
を第1アルミニウム層LAで行い、各素子を接続するY方
向の配線たとえばデコード線、ビット線を第2アルミニ
ウム層LBで行う。
上述のごとく、レジスタファイル3のX方向のビット
幅をデータパスブロック1,2のそれに同一にすると、回
路B,DにおけるY方向の配線LBがされないスペースが生
ずる。つまり、本発明によれば、このスペースを利用し
て、レジスタファイル3の回路B,Dの部分に、第4図の
斜線に示すように、Y方向のスペーサ領域SPを設けたも
のである。この結果、データパスブロック1,2からレジ
スタファイル3の回路Dの入力バッファもしくは出力バ
ッファへの接続は、当該スペーサ領域SPに第2アルミニ
ウム層LBを施せばよく、また、データパスブロック1,2
間の直接接続も、当該スペーサ領域SPに第2のアルミニ
ウム層LBを施せばよい。
幅をデータパスブロック1,2のそれに同一にすると、回
路B,DにおけるY方向の配線LBがされないスペースが生
ずる。つまり、本発明によれば、このスペースを利用し
て、レジスタファイル3の回路B,Dの部分に、第4図の
斜線に示すように、Y方向のスペーサ領域SPを設けたも
のである。この結果、データパスブロック1,2からレジ
スタファイル3の回路Dの入力バッファもしくは出力バ
ッファへの接続は、当該スペーサ領域SPに第2アルミニ
ウム層LBを施せばよく、また、データパスブロック1,2
間の直接接続も、当該スペーサ領域SPに第2のアルミニ
ウム層LBを施せばよい。
従って、データパスブロック1からレジスタファイル
3の回路Dの入力バッファへの接続、およびレジスタフ
ァイル3の回路Dの出力バッファからデータパスブロッ
ク2への接続は、その一例を第5図に示すごとく、簡略
化される。また、データパスブロック1,2間の直接接続
も、その一例を第6図に示すごとく、簡略化される。
3の回路Dの入力バッファへの接続、およびレジスタフ
ァイル3の回路Dの出力バッファからデータパスブロッ
ク2への接続は、その一例を第5図に示すごとく、簡略
化される。また、データパスブロック1,2間の直接接続
も、その一例を第6図に示すごとく、簡略化される。
以上説明したように本発明によれば、各ブロック間の
配線は簡略化され、高集積度および高信号速度に役立つ
ものである。
配線は簡略化され、高集積度および高信号速度に役立つ
ものである。
第1図は本発明の原理構成を示す図、 第2図は第1図のレジスタファイルのレイアウト図、 第3図は第2図のレジスタファイルの回路図、 第4図は第2図の部分拡大図、 第5図、第6図は第1図における配線例を示す図、 第7図は一般的なDSPのレイアウト図、 第8図、第9図は従来の第7図のデータフロー部のレイ
アウト図である。 1,2……データパスブロック、 3……レジスタファイル、 SP……スペーサ領域。
アウト図である。 1,2……データパスブロック、 3……レジスタファイル、 SP……スペーサ領域。
Claims (1)
- 【請求項1】データパスブロック(1,2)と記憶ブロッ
ク(3)とを一方向(Y方向)に1列に混合せしめて配
列したデータパス部を具備する半導体集積回路装置であ
って、 前記データパスブロックの1ビット幅と前記記憶ブロッ
クの1ビット幅とを同一にして各ビット毎に対応させ、 前記記憶ブロックの各ビット毎に前記一方向の配線(L
B)用のスペーサ領域(SP)を設けた半導体集積回路装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62198268A JP2588539B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62198268A JP2588539B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6442148A JPS6442148A (en) | 1989-02-14 |
JP2588539B2 true JP2588539B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16388310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62198268A Expired - Fee Related JP2588539B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588539B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0496250A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体集積回路のブロック形状決定方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61156831A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-16 | Nec Corp | マスタ−スライス型集積回路 |
JPS61274339A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-12-04 | Fujitsu Ltd | Ram搭載のゲ−ト・アレ− |
-
1987
- 1987-08-10 JP JP62198268A patent/JP2588539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6442148A (en) | 1989-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |