JP2586923B2 - 並列型プロポーショニングバルブ - Google Patents
並列型プロポーショニングバルブInfo
- Publication number
- JP2586923B2 JP2586923B2 JP63028726A JP2872688A JP2586923B2 JP 2586923 B2 JP2586923 B2 JP 2586923B2 JP 63028726 A JP63028726 A JP 63028726A JP 2872688 A JP2872688 A JP 2872688A JP 2586923 B2 JP2586923 B2 JP 2586923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid chamber
- spool
- spring
- spools
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一系統の失陥時に他系統の正常なプロポ
ーシヨン作用を解除するようにした並列型プロポーシヨ
ニングバルブに関する。
ーシヨン作用を解除するようにした並列型プロポーシヨ
ニングバルブに関する。
従来のこの種の並列型プロポーシヨニングバルブとし
て、X配管(クロス配管)されたブレーキ液2系統の中
間部に介在され、並列配置された一対のスプールを備え
るものが提案されている。これらの並列型プロポーシヨ
ニングバルブは、一系統に液漏れ等を生じた失陥時に、
他系統のスプールのストロークを抑制させ、他系統の後
輪側ブレーキ液圧回路の圧力上昇率が一定比で減少する
作用を解除させ、適当な制動力が確保されるようになつ
ている。これらの従来のフエイルセーフ機構にあつて
は、一対のスプールに係合する一つのレバー片に液圧制
御開始点を与えるスプリングが弾接し、一系統の失陥時
に生ずる該レバー片の傾倒を利用して他傾倒のスプール
のストロークを抑制する構造になつている。このため、
構造が複雑な割には、小型で高精度なフエイルセーフ機
構が得られないという問題点があつた。
て、X配管(クロス配管)されたブレーキ液2系統の中
間部に介在され、並列配置された一対のスプールを備え
るものが提案されている。これらの並列型プロポーシヨ
ニングバルブは、一系統に液漏れ等を生じた失陥時に、
他系統のスプールのストロークを抑制させ、他系統の後
輪側ブレーキ液圧回路の圧力上昇率が一定比で減少する
作用を解除させ、適当な制動力が確保されるようになつ
ている。これらの従来のフエイルセーフ機構にあつて
は、一対のスプールに係合する一つのレバー片に液圧制
御開始点を与えるスプリングが弾接し、一系統の失陥時
に生ずる該レバー片の傾倒を利用して他傾倒のスプール
のストロークを抑制する構造になつている。このため、
構造が複雑な割には、小型で高精度なフエイルセーフ機
構が得られないという問題点があつた。
例えば、特開昭56−17746号公報に開示されるフエイ
ルセーフ機構にあつては、第5図に模式的に示すよう
に、並列配置された一対のスプール100,101の一端部
に、一つのレバー片102が覆い被さるように係合し、レ
バー片102には、圧縮されたスプリング103が弾接してい
る。しかして、一方のスプール100側の一系統の液圧回
路の失陥時には、ブレーキ液圧の上昇により、他方のス
プール101のみが長さLだけストロークし、いずれか一
方のスプール100,101がレバー片102の穴部104,105にこ
じりを生じ、その後、スプリング103の弾発力の全てが
他方のスプール101に作用し、液圧制御開始圧力が当初
の略2倍になるとしている。このように、他方のスプー
ル101の長さLのストロークの間に、レバー片102はスプ
ール100を支点として傾倒し、こじり状態に至る。しか
し、穴部104,105の深さDは、大型化を避ける上から、
両スプール100,101の間隔Aよりも小さく設定されてい
る。このため、スプール100,101と穴部104,105との間隙
Δの失陥時のこじりに伴う減少量は、スプール101のス
トロークが縮小されたものとして与えられる。それ故
に、この間隙Δは小さく設定しなければならず、これは
穴部104,105及びスプール100,101の一端部の製作精度を
極めて高くする必要があることを意味し、製造が困難で
あつた。更に、スプール101のストローク長Lが大きく
なると、各種の液封シールの動シール耐久性及び消費液
量の面で不利であつた。
ルセーフ機構にあつては、第5図に模式的に示すよう
に、並列配置された一対のスプール100,101の一端部
に、一つのレバー片102が覆い被さるように係合し、レ
バー片102には、圧縮されたスプリング103が弾接してい
る。しかして、一方のスプール100側の一系統の液圧回
路の失陥時には、ブレーキ液圧の上昇により、他方のス
プール101のみが長さLだけストロークし、いずれか一
方のスプール100,101がレバー片102の穴部104,105にこ
じりを生じ、その後、スプリング103の弾発力の全てが
他方のスプール101に作用し、液圧制御開始圧力が当初
の略2倍になるとしている。このように、他方のスプー
ル101の長さLのストロークの間に、レバー片102はスプ
ール100を支点として傾倒し、こじり状態に至る。しか
し、穴部104,105の深さDは、大型化を避ける上から、
両スプール100,101の間隔Aよりも小さく設定されてい
る。このため、スプール100,101と穴部104,105との間隙
Δの失陥時のこじりに伴う減少量は、スプール101のス
トロークが縮小されたものとして与えられる。それ故
に、この間隙Δは小さく設定しなければならず、これは
穴部104,105及びスプール100,101の一端部の製作精度を
極めて高くする必要があることを意味し、製造が困難で
あつた。更に、スプール101のストローク長Lが大きく
なると、各種の液封シールの動シール耐久性及び消費液
量の面で不利であつた。
特開昭56−57555号,特開昭54−22062号公報にも実質
的に同様の問題点を有するフエイルセーフ機構が開示さ
れている。
的に同様の問題点を有するフエイルセーフ機構が開示さ
れている。
また実開昭56−83456号,実開昭57−37664号公報に開
示されているフエイルセーフ機構にあつては、並列配置
された一対のスプールの一端部に、一つのスプリングシ
ートが係合し、このスプリングシートには、圧縮された
スプリングが弾接している。しかして、一方のスプール
側の一系統の液圧回路の失陥時には、ブレーキ液圧の上
昇により、他方のスプールのみがストロークし、スプリ
ングシートが傾倒するので、スプリングシートの外縁部
がシリンダ体と一体のカバーに当接し、その後、スプリ
ングの弾発力の全てが他方のスプールに作用し、液圧制
御開始圧力が当初よりも増大する。しかし、この種のフ
エイルセーフ機構にあつては、スプリングシートの外縁
部の移動量は、スプールのストローク量が拡大されて与
えられ、各部の寸法のバラツキが拡大され、また、シリ
ンダ体と一体のカバーにスプリングシートの外縁部が当
接する構造であるため、スプール,シリンダ体,カバー
等の製作及び組み立て公差の影響を大きく受けることと
なり、確実な作動が得難いという問題点があつた。ま
た、実開昭57−108468号公報に開示されているフエイル
セーフ機構も、シリンダ体と一体のカバーに設けた凹状
突起部にスプリングシートの凸状突起部が衝当する構造
であるため、その作動に製作及び組み立て公差の影響を
大きく受け易く、確実な作動が得難いという問題点があ
る。
示されているフエイルセーフ機構にあつては、並列配置
された一対のスプールの一端部に、一つのスプリングシ
ートが係合し、このスプリングシートには、圧縮された
スプリングが弾接している。しかして、一方のスプール
側の一系統の液圧回路の失陥時には、ブレーキ液圧の上
昇により、他方のスプールのみがストロークし、スプリ
ングシートが傾倒するので、スプリングシートの外縁部
がシリンダ体と一体のカバーに当接し、その後、スプリ
ングの弾発力の全てが他方のスプールに作用し、液圧制
御開始圧力が当初よりも増大する。しかし、この種のフ
エイルセーフ機構にあつては、スプリングシートの外縁
部の移動量は、スプールのストローク量が拡大されて与
えられ、各部の寸法のバラツキが拡大され、また、シリ
ンダ体と一体のカバーにスプリングシートの外縁部が当
接する構造であるため、スプール,シリンダ体,カバー
等の製作及び組み立て公差の影響を大きく受けることと
なり、確実な作動が得難いという問題点があつた。ま
た、実開昭57−108468号公報に開示されているフエイル
セーフ機構も、シリンダ体と一体のカバーに設けた凹状
突起部にスプリングシートの凸状突起部が衝当する構造
であるため、その作動に製作及び組み立て公差の影響を
大きく受け易く、確実な作動が得難いという問題点があ
る。
更に、特開昭57−172867号公報に開示されているフエ
イルセーフ機構は、シリンダ体に立設した2本以上の案
内用のピンで、スプリングシートを案内する構造である
ため、製作及び組み立て公差の影響を大きく受け易く、
ピンとスプリングシートとの間隙を、大きく設定すれば
スプリングシートにこじりを生じて所期の機能が得難
く、小さく設定すればスプリングシートの円滑な作動が
得られなくなるという問題点がある。
イルセーフ機構は、シリンダ体に立設した2本以上の案
内用のピンで、スプリングシートを案内する構造である
ため、製作及び組み立て公差の影響を大きく受け易く、
ピンとスプリングシートとの間隙を、大きく設定すれば
スプリングシートにこじりを生じて所期の機能が得難
く、小さく設定すればスプリングシートの円滑な作動が
得られなくなるという問題点がある。
この発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その構成は、マスタシリンダの液室に連通す
る第1,第2流入ポートと、ホイールシリンダに連通する
第1,第2流出ポートとを有するシリンダ体と、該シリン
ダ体の第1空間に摺動自在に嵌挿され、第1流入ポート
に連通する第1液室と、第1流出ポートに連通する第2
液室とを区画すると共に、その受圧面積差に作用する液
圧により、第1液室と第2液室との間に設けた第1バル
ブを開閉する第1スプールと、該シリンダ体の第2空間
に摺動自在に嵌挿され、第2流入ポートに連通する第3
液室と、第2流出ポートに連通する第4液室とを区画す
ると共に、その受圧面積差に作用する液圧により、第3
液室と第4液室との間に設けた第2バルブを開閉する第
2スプールと、該第1,第2バルブを解放するように、並
列配置された第1,第2スプールの一端部を付勢するスプ
リングとを備える並列型プロポーシヨニングバルブに於
いて、第1,第2スプールの一端側にそれぞれ支持部材を
固設し、一方の支持部材に形成され、第1,第2スプール
の軸線方向に対向するバルブ側支持面とスプリング側支
持面との間に、他方の支持部材に形成した突起部を挿入
し、該突起部の該軸線方向の両側に間隙を設定し、かつ
該間隙を前記第1,第2バルブの該軸線方向の解放間隙よ
りも小さく設定した並列型プロポーシヨニングバルブで
ある。
のであり、その構成は、マスタシリンダの液室に連通す
る第1,第2流入ポートと、ホイールシリンダに連通する
第1,第2流出ポートとを有するシリンダ体と、該シリン
ダ体の第1空間に摺動自在に嵌挿され、第1流入ポート
に連通する第1液室と、第1流出ポートに連通する第2
液室とを区画すると共に、その受圧面積差に作用する液
圧により、第1液室と第2液室との間に設けた第1バル
ブを開閉する第1スプールと、該シリンダ体の第2空間
に摺動自在に嵌挿され、第2流入ポートに連通する第3
液室と、第2流出ポートに連通する第4液室とを区画す
ると共に、その受圧面積差に作用する液圧により、第3
液室と第4液室との間に設けた第2バルブを開閉する第
2スプールと、該第1,第2バルブを解放するように、並
列配置された第1,第2スプールの一端部を付勢するスプ
リングとを備える並列型プロポーシヨニングバルブに於
いて、第1,第2スプールの一端側にそれぞれ支持部材を
固設し、一方の支持部材に形成され、第1,第2スプール
の軸線方向に対向するバルブ側支持面とスプリング側支
持面との間に、他方の支持部材に形成した突起部を挿入
し、該突起部の該軸線方向の両側に間隙を設定し、かつ
該間隙を前記第1,第2バルブの該軸線方向の解放間隙よ
りも小さく設定した並列型プロポーシヨニングバルブで
ある。
しかして、第1又は第2スプールが介在する一系統の
液圧回路に液漏れ等による失陥を生じた際には、マスタ
シリンダの液室の液圧の増大に伴って、正常な第2又は
第1スプールのみがストロークし、一方の支持部材に形
成されたバルブ側支持面又はスプリング側支持面と他方
の支持部材の突起部との間隙が漸減する。この間隙は、
第2又は第1バルブの軸線方向の解放間隙よりも小さい
ため、正常に作動する第2又は第1バルブの閉塞前に該
間隙が零になり、両支持部材が一体化した状態で正常な
第2又は第1スプールのストロークが得られる。こうし
て、スプリングの全荷重が正常な第2又は第1スプール
に作用することとなり、失陥した液圧回路側の第1又は
第2スプールのこじりと相俟つて、正常な第2又は第1
スプールの液圧制御開始圧力が2倍以上に増大する。そ
の結果、正常な液圧系統によつて制動される後輪の制動
力が増大し、非失陥時と略同様の車両減速度が得られ
る。
液圧回路に液漏れ等による失陥を生じた際には、マスタ
シリンダの液室の液圧の増大に伴って、正常な第2又は
第1スプールのみがストロークし、一方の支持部材に形
成されたバルブ側支持面又はスプリング側支持面と他方
の支持部材の突起部との間隙が漸減する。この間隙は、
第2又は第1バルブの軸線方向の解放間隙よりも小さい
ため、正常に作動する第2又は第1バルブの閉塞前に該
間隙が零になり、両支持部材が一体化した状態で正常な
第2又は第1スプールのストロークが得られる。こうし
て、スプリングの全荷重が正常な第2又は第1スプール
に作用することとなり、失陥した液圧回路側の第1又は
第2スプールのこじりと相俟つて、正常な第2又は第1
スプールの液圧制御開始圧力が2倍以上に増大する。そ
の結果、正常な液圧系統によつて制動される後輪の制動
力が増大し、非失陥時と略同様の車両減速度が得られ
る。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図にはこの発明の第1実施例を示す。図中に於い
て符号1は、図外の車体に固定されるシリンダ体を示
し、タンデム型のマスタシリンダ2の第1液室2aに配管
7にて連通される第1流入ポート3と、第2液室2bに配
管8にて連通される第2流入ポート4と、右後輪のブレ
ーキ装置のホイールシリンダ9に配管10にて連通される
第1流出ポート5と、左後輪のブレーキ装置のホイール
シリンダ11に配管12にて連通される第2流出ポート6と
を有する。また、マスタシリンダ2の第1液室2aは、配
管7から分岐する配管13にて左前輪のブレーキ装置のホ
イールシリンダ14に連通され、第2液室2bは、配管8か
ら分岐する配管15にて右前輪のブレーキ装置のホイール
シリンダ16に連通されている。ここに、ブレーキ装置
は、ディスクブレーキ又はドラムブレーキである。
て符号1は、図外の車体に固定されるシリンダ体を示
し、タンデム型のマスタシリンダ2の第1液室2aに配管
7にて連通される第1流入ポート3と、第2液室2bに配
管8にて連通される第2流入ポート4と、右後輪のブレ
ーキ装置のホイールシリンダ9に配管10にて連通される
第1流出ポート5と、左後輪のブレーキ装置のホイール
シリンダ11に配管12にて連通される第2流出ポート6と
を有する。また、マスタシリンダ2の第1液室2aは、配
管7から分岐する配管13にて左前輪のブレーキ装置のホ
イールシリンダ14に連通され、第2液室2bは、配管8か
ら分岐する配管15にて右前輪のブレーキ装置のホイール
シリンダ16に連通されている。ここに、ブレーキ装置
は、ディスクブレーキ又はドラムブレーキである。
このシリンダ体1には、その底部から開口に向けて3
段階に次第に大径になる第1空間18及び第2空間18′が
並列して穿設され、これらの空間18,18′には基本的に
同一機能を有する第1スプール20及び第2スプール20′
がそれぞれ内蔵される。そこで、第1スプール20側を主
として説明し、第2スプール20′側には符号にダツシユ
を付してそれらの説明は一部省略する。すなわち、シリ
ンダ体1には、小径部18a,中径部18b及び大径部18cから
なる第1空間18が穿設され、大径部18cにはストツパリ
ング21によつて抜け止めされたスリーブ22が固定されて
いる。
段階に次第に大径になる第1空間18及び第2空間18′が
並列して穿設され、これらの空間18,18′には基本的に
同一機能を有する第1スプール20及び第2スプール20′
がそれぞれ内蔵される。そこで、第1スプール20側を主
として説明し、第2スプール20′側には符号にダツシユ
を付してそれらの説明は一部省略する。すなわち、シリ
ンダ体1には、小径部18a,中径部18b及び大径部18cから
なる第1空間18が穿設され、大径部18cにはストツパリ
ング21によつて抜け止めされたスリーブ22が固定されて
いる。
このような第1空間18に、大径部20aと小径部20bとを
かしめによつて一体化した第1スプール20が摺動自在に
嵌挿される。すなわち、第1スプール20の大径部20a
は、シールリング23を介して大径シリンダをなす小径部
18aに摺接し、第1スプール20の小径部20bは、カツプツ
ール24を介して小径シリンダをなすスリーブ22の内周面
に摺接し、第1流入ポート3に連通する第1液室25と、
第1流出ポート5に連通する第2液室26とを区画してい
る。
かしめによつて一体化した第1スプール20が摺動自在に
嵌挿される。すなわち、第1スプール20の大径部20a
は、シールリング23を介して大径シリンダをなす小径部
18aに摺接し、第1スプール20の小径部20bは、カツプツ
ール24を介して小径シリンダをなすスリーブ22の内周面
に摺接し、第1流入ポート3に連通する第1液室25と、
第1流出ポート5に連通する第2液室26とを区画してい
る。
また、第1スプール20には、第1液室25と第2液室26
とを連通する流路27が形成され、この流路27の中間に位
置する第1スプール20の大径部20aの一端部周縁がバル
ブシート28を形成し、このバルブシート28にバルブ29が
着座する第1バルブ31が配設され、両室25,26の連通が
第1バルブ31によつて遮断される。第1バルブ31は、第
1スプール20が第1空間18の内端に位置する図示の状態
にて、バルブ29が係止部材30に当接し、バルブスプリン
グ41を圧縮してバルブシート28への着座が解かれ、バル
ブ29とバルブシート28との間に、第3図に拡大して示す
ように第1スプール20の軸線方向の解放間隙Sを形成し
ている。
とを連通する流路27が形成され、この流路27の中間に位
置する第1スプール20の大径部20aの一端部周縁がバル
ブシート28を形成し、このバルブシート28にバルブ29が
着座する第1バルブ31が配設され、両室25,26の連通が
第1バルブ31によつて遮断される。第1バルブ31は、第
1スプール20が第1空間18の内端に位置する図示の状態
にて、バルブ29が係止部材30に当接し、バルブスプリン
グ41を圧縮してバルブシート28への着座が解かれ、バル
ブ29とバルブシート28との間に、第3図に拡大して示す
ように第1スプール20の軸線方向の解放間隙Sを形成し
ている。
なお、第2流入ポート4は第3液室25′に連通し、第
2流出ポート6は第4液室26′に連通し、第2スプール
20′には、第3液室25′と第4液室26′とを連通する流
路27′が形成されている。
2流出ポート6は第4液室26′に連通し、第2スプール
20′には、第3液室25′と第4液室26′とを連通する流
路27′が形成されている。
32はカバーであり、防塵用のシールリング33を介在さ
せて、図外のボルトによつてシリンダ体1に固定され、
第1,第2空間18,18′から突出する両スプール20,20′の
一端部を覆つている。この両スプール20,20′の第1,第
2空間18,18′から突出する先端部は半球形をなし、一
個のバルブシート34の湾曲部34a,34bが係合し、カバー3
2とバルブシート34との間に圧縮して介装したスプリン
グ35の荷重を受けている。このスプリング35の弾発力が
両スプール20,20′に均等に作用することによつて、両
スプール20,20′に等しい液圧制御開始点が与えられて
いる。
せて、図外のボルトによつてシリンダ体1に固定され、
第1,第2空間18,18′から突出する両スプール20,20′の
一端部を覆つている。この両スプール20,20′の第1,第
2空間18,18′から突出する先端部は半球形をなし、一
個のバルブシート34の湾曲部34a,34bが係合し、カバー3
2とバルブシート34との間に圧縮して介装したスプリン
グ35の荷重を受けている。このスプリング35の弾発力が
両スプール20,20′に均等に作用することによつて、両
スプール20,20′に等しい液圧制御開始点が与えられて
いる。
そして、各スプール20,20′の第1,第2空間18,18′か
ら突出する一端部には、支持部材36,37がナツト38,39に
よつてそれぞれ固設される。この一方の支持部材37の内
端部には、第4図に示すように第1,第2スプール20,2
0′の軸線方向に対向するバルブ側支持面37aとスプリン
グ側支持面37bとが形成され、両支持面37a,37bの間に、
他方の支持部材36の内端部に形成した突起部36aを挿入
し、図示の非作動状態に於いて該突起部36aの該軸線方
向の両側に等しい間隙δが設定されている。但し、この
間隙δは、第1,第2バルブ31,31′の解放間隙Sよりも
小さく、かつ解放間隙Sの寸法誤差よりも大きく設定す
る。更には、この間隙δは、マスターシリンダ2の第1
液室2aと第2液室2bとの差圧に起因する両スプール20,2
0′の挙動差を出来るだけ吸収するものとする。
ら突出する一端部には、支持部材36,37がナツト38,39に
よつてそれぞれ固設される。この一方の支持部材37の内
端部には、第4図に示すように第1,第2スプール20,2
0′の軸線方向に対向するバルブ側支持面37aとスプリン
グ側支持面37bとが形成され、両支持面37a,37bの間に、
他方の支持部材36の内端部に形成した突起部36aを挿入
し、図示の非作動状態に於いて該突起部36aの該軸線方
向の両側に等しい間隙δが設定されている。但し、この
間隙δは、第1,第2バルブ31,31′の解放間隙Sよりも
小さく、かつ解放間隙Sの寸法誤差よりも大きく設定す
る。更には、この間隙δは、マスターシリンダ2の第1
液室2aと第2液室2bとの差圧に起因する両スプール20,2
0′の挙動差を出来るだけ吸収するものとする。
次に作用について説明する。
両系統の液圧回路が共に正常な場合、ブレーキペダル
40を踏込めば、タンデム型のマスタシリンダ2の第1液
室2aのブレーキ液は、配管7,13を経て左前輪のホイール
シリンダ14に供給されて制動力を生ずると共に、第1流
入ポート3から第1液室25に供給され、解放状態の第1
バルブ31,流路27,第2液室26及び第1流出ポート5を経
て、配管10から右後輪のホイールシリンダ9に供給され
て制動力を生ずる。一方タンデム型のマスタシリンダ2
の第2液室2bのブレーキ液は、配管8,15を経て右前輪の
ホイールシリンダ16に供給されて制動力を生ずると共
に、第2流入ポート4から第3液室25′に供給され、解
放状態の第2バルブ31′,流路27′第4液室26′及び第
2流出ポート6を経て、配管12から左後輪のホイールシ
リンダ11に供給されて制動力を生ずる。
40を踏込めば、タンデム型のマスタシリンダ2の第1液
室2aのブレーキ液は、配管7,13を経て左前輪のホイール
シリンダ14に供給されて制動力を生ずると共に、第1流
入ポート3から第1液室25に供給され、解放状態の第1
バルブ31,流路27,第2液室26及び第1流出ポート5を経
て、配管10から右後輪のホイールシリンダ9に供給され
て制動力を生ずる。一方タンデム型のマスタシリンダ2
の第2液室2bのブレーキ液は、配管8,15を経て右前輪の
ホイールシリンダ16に供給されて制動力を生ずると共
に、第2流入ポート4から第3液室25′に供給され、解
放状態の第2バルブ31′,流路27′第4液室26′及び第
2流出ポート6を経て、配管12から左後輪のホイールシ
リンダ11に供給されて制動力を生ずる。
この場合、タンデム型のマスタシリンダ2の両液室2
a,2bには、所定圧以上のブレーキ液が発生するので、液
圧制御開始点に達した後、第1,第2スプール20,20′の
面積差に作用する液圧によつて両スプール20,20′が図
上にて左方に移動し、スプリングシート34を介してスプ
リング35が圧縮されると共に、両バルブ29,29′がそれ
ぞれバルブシート28,28′に着座する。その後、第1,第
2流出ポート5,6の液圧増加割合は、第1,第2流入ポー
ト3,4の液圧増加割合よりも第1,第2スプール20,20′の
受圧面積差に応じて減少し、後輪の早期ロツクを防ぐ。
a,2bには、所定圧以上のブレーキ液が発生するので、液
圧制御開始点に達した後、第1,第2スプール20,20′の
面積差に作用する液圧によつて両スプール20,20′が図
上にて左方に移動し、スプリングシート34を介してスプ
リング35が圧縮されると共に、両バルブ29,29′がそれ
ぞれバルブシート28,28′に着座する。その後、第1,第
2流出ポート5,6の液圧増加割合は、第1,第2流入ポー
ト3,4の液圧増加割合よりも第1,第2スプール20,20′の
受圧面積差に応じて減少し、後輪の早期ロツクを防ぐ。
一系統の液圧回路例えば第1スプール20側の液圧回路
の液漏れ等の失陥時には、マスターシリンダ2の第1液
室2aの液圧が液圧制御開始点未満(実質的に零)とな
り、第1スプール20はスプリング35の弾発力によつて図
示の非作動位置のままであり、支持部材36は当初移動し
ない。これに対し、マスターシリンダ2の第2液室2bに
は正常なブレーキ液圧が発生し、液圧制御開始点に達し
た後、第2スプール20′は、正常に作動する。しかし、
一方の支持部材37に形成したバルブ側支持面37a及びス
プリング側支持面37bと、他方の支持部材36の突起部36a
との間には、それぞれ等しい間隙δを設定してあり、し
かもこの間隙δは、第1,第2バルブ31,31′の解放間隙
Sよりも小さいため、第2スプール20′の作動に際し、
第2バルブ31′がバルブシート28′に着座する以前にバ
ルブ側支持面37aが突起部36aと係合する。このため、そ
れ以後の第2スプール20′の作動は第1スプール20を伴
つてなされ、第2スプール20′にスプリング35の全荷重
が作用するようになるため、第1スプール20のこじりと
相俟つて、第2スプール20′の液圧制御開始点は正常時
の2倍以上になり、左後輪のホイールシリンダ11に正常
時よりも大きな制動力を生じさせて正常時に近い車両減
速度を発生させる。
の液漏れ等の失陥時には、マスターシリンダ2の第1液
室2aの液圧が液圧制御開始点未満(実質的に零)とな
り、第1スプール20はスプリング35の弾発力によつて図
示の非作動位置のままであり、支持部材36は当初移動し
ない。これに対し、マスターシリンダ2の第2液室2bに
は正常なブレーキ液圧が発生し、液圧制御開始点に達し
た後、第2スプール20′は、正常に作動する。しかし、
一方の支持部材37に形成したバルブ側支持面37a及びス
プリング側支持面37bと、他方の支持部材36の突起部36a
との間には、それぞれ等しい間隙δを設定してあり、し
かもこの間隙δは、第1,第2バルブ31,31′の解放間隙
Sよりも小さいため、第2スプール20′の作動に際し、
第2バルブ31′がバルブシート28′に着座する以前にバ
ルブ側支持面37aが突起部36aと係合する。このため、そ
れ以後の第2スプール20′の作動は第1スプール20を伴
つてなされ、第2スプール20′にスプリング35の全荷重
が作用するようになるため、第1スプール20のこじりと
相俟つて、第2スプール20′の液圧制御開始点は正常時
の2倍以上になり、左後輪のホイールシリンダ11に正常
時よりも大きな制動力を生じさせて正常時に近い車両減
速度を発生させる。
他系統の液圧回路の失陥時には、第2スプール20′が
非作動状態になり、第1スプール20が正常に作動するた
め、第1バルブ31が閉塞する以前に突起部36aがスプリ
ング側支持面37bに係合し、一系統の液圧回路の失陥時
と同様の作用が得られる。
非作動状態になり、第1スプール20が正常に作動するた
め、第1バルブ31が閉塞する以前に突起部36aがスプリ
ング側支持面37bに係合し、一系統の液圧回路の失陥時
と同様の作用が得られる。
第2図には、この発明の第2実施例を示し、第1実施
例と同一部分には同一符号を付してそれらの説明は省略
する。この実施例にあつては、スプリングシート34が省
略され、個別のスプリング42,42′がそれぞれ支持部材3
6,37とカバー32′との間に略均等な初圧縮が与えられて
介装されている。43は、両スプリング42,42′をカバー3
2′との間で支持するリンクであり、中央を支点として
揺動し、第1,第2スプール20,20′に等しい液圧制御開
始点を与える作用を有する。
例と同一部分には同一符号を付してそれらの説明は省略
する。この実施例にあつては、スプリングシート34が省
略され、個別のスプリング42,42′がそれぞれ支持部材3
6,37とカバー32′との間に略均等な初圧縮が与えられて
介装されている。43は、両スプリング42,42′をカバー3
2′との間で支持するリンクであり、中央を支点として
揺動し、第1,第2スプール20,20′に等しい液圧制御開
始点を与える作用を有する。
この実施例によれば、両液圧回路が共に正常な場合、
液圧制御開始点に達した後、両スプール20,20′がそれ
ぞれ各スプリング42,42′を圧縮して作動し、また、い
ずれかの系統の失陥時には、一方のスプール20又は20′
のみが作動し、第1又は第2バルブ31又は31′が閉塞す
る前に、支持部材37のバルブ側支持面37a又はスプリン
グ側支持面37bが、他方の支持部材36の突起部36aと係合
し、その後の第1又は第2スプール20又は20′の液圧制
御開始点は両スプリング42,42′の荷重の和に基づいて
与えられるので、他方のスプール20′又は20のこじりと
相俟つて、正常時の2倍以上の液圧制御開始圧力とな
り、第1実施例と同様の作用が得られる。
液圧制御開始点に達した後、両スプール20,20′がそれ
ぞれ各スプリング42,42′を圧縮して作動し、また、い
ずれかの系統の失陥時には、一方のスプール20又は20′
のみが作動し、第1又は第2バルブ31又は31′が閉塞す
る前に、支持部材37のバルブ側支持面37a又はスプリン
グ側支持面37bが、他方の支持部材36の突起部36aと係合
し、その後の第1又は第2スプール20又は20′の液圧制
御開始点は両スプリング42,42′の荷重の和に基づいて
与えられるので、他方のスプール20′又は20のこじりと
相俟つて、正常時の2倍以上の液圧制御開始圧力とな
り、第1実施例と同様の作用が得られる。
以上の説明によって理解されるように、この発明によ
れば、両スプールの相対移動が拡大又は縮小されること
なく直接にフエイルセーフ機構に入力されるので、フエ
イルセーフ機構を大型化することなくかつ液封シールの
動シール耐久性及び消費液量をさほど犠牲にすることな
く、フエイルセーフ機構の精度を向上できると共に、フ
エイルセーフ機構の構成部品は両スプールに設けるのみ
でよいので製造及び組み立て公差の影響を受け難く、製
造容易かつ高精度のフエイルセーフ機構を備えた並列型
プロポーシヨニングバルブを提供することができた。
れば、両スプールの相対移動が拡大又は縮小されること
なく直接にフエイルセーフ機構に入力されるので、フエ
イルセーフ機構を大型化することなくかつ液封シールの
動シール耐久性及び消費液量をさほど犠牲にすることな
く、フエイルセーフ機構の精度を向上できると共に、フ
エイルセーフ機構の構成部品は両スプールに設けるのみ
でよいので製造及び組み立て公差の影響を受け難く、製
造容易かつ高精度のフエイルセーフ機構を備えた並列型
プロポーシヨニングバルブを提供することができた。
第1図はこの発明の第1実施例を示す断面図、第2図は
この発明の第2実施例を示す断面図、第3図は第1バル
ブを拡大して示す断面図、第4図は支持部材の要部を拡
大して示す断面図、第5図は従来構造を示す概略図であ
る。 1:シリンダ体,2:マスタシリンダ,2a:第1液室,2b:第2
液室,3:第1流入ポート,4:第2流入ポート,5:第1流出
ポート,6:第2流出ポート,9,11,14,16:ホイールシリン
ダ,18:第1空間,18′:第2空間,20:第1スプール,2
0′:第2スプール,25:第1液室,25′:第3空間,26:第
2液室,26′:第4液室,27,27′:流路,31:第1バルブ,
31′:第2バルブ,32,32′:カバー,34:スプリングシー
ト,35,42,42′:スプリング,36,37:支持部材,36a:突起
部,37a:バルブ側支持面,37b:スプリング側支持面,S:解
放間隙,δ:間隙。
この発明の第2実施例を示す断面図、第3図は第1バル
ブを拡大して示す断面図、第4図は支持部材の要部を拡
大して示す断面図、第5図は従来構造を示す概略図であ
る。 1:シリンダ体,2:マスタシリンダ,2a:第1液室,2b:第2
液室,3:第1流入ポート,4:第2流入ポート,5:第1流出
ポート,6:第2流出ポート,9,11,14,16:ホイールシリン
ダ,18:第1空間,18′:第2空間,20:第1スプール,2
0′:第2スプール,25:第1液室,25′:第3空間,26:第
2液室,26′:第4液室,27,27′:流路,31:第1バルブ,
31′:第2バルブ,32,32′:カバー,34:スプリングシー
ト,35,42,42′:スプリング,36,37:支持部材,36a:突起
部,37a:バルブ側支持面,37b:スプリング側支持面,S:解
放間隙,δ:間隙。
Claims (3)
- 【請求項1】マスタシリンダの液室に連通する第1,第2
流入ポートと、ホイールシリンダに連通する第1,第2流
出ポートとを有するシリンダ体と、該シリンダ体の第1
空間に摺動自在に嵌挿され、第1流入ポートに連通する
第1液室と、第1流出ポートに連通する第2液室とを区
画すると共に、その受圧面積差に作用する液圧により、
第1液室と第2液室との間に設けた第1バルブを開閉す
る第1スプールと、該シリンダ体の第2空間に摺動自在
に嵌挿され、第2流入ポートに連通する第3液室と、第
2流出ポートに連通する第4液室とを区画すると共に、
その受圧面積差に作用する液圧により、第3液室と第4
液室との間に設けた第2バルブを開閉する第2スプール
と、該第1,第2バルブを解放するように、並列配置され
た第1,第2スプールの一端部を付勢するスプリングとを
備える並列型プロポーシヨニングバルブに於いて、第1,
第2スプールの一端側にそれぞれ支持部材を固設し、一
方の支持部材に形成され、第1,第2スプールの軸線方向
に対向するバルブ側支持面とスプリング側支持面との間
に、他方の支持部材に形成した突起部を挿入し、該突起
部の該軸線方向の両側に間隙を設定し、かつ該間隙を前
記第1,第2バルブの該軸線方向の解放間隙よりも小さく
設定したことを特徴とする並列型プロポーシヨニングバ
ルブ。 - 【請求項2】第1,第2スプールの一端部に、一個のスプ
リングシートを係合させ、該スプリングシートにスプリ
ングを弾接させた請求項1記載の並列型プロポーシヨニ
ングバルブ。 - 【請求項3】第1,第2スプールに固設された各支持部材
に、個別のスプリングを弾接させた請求項1記載の並列
型プロポーシヨニングバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028726A JP2586923B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 並列型プロポーショニングバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028726A JP2586923B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 並列型プロポーショニングバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01204846A JPH01204846A (ja) | 1989-08-17 |
JP2586923B2 true JP2586923B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12256437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63028726A Expired - Lifetime JP2586923B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 並列型プロポーショニングバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586923B2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP63028726A patent/JP2586923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01204846A (ja) | 1989-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4053186A (en) | Proportional valve apparatus for use in a rear brake system of a vehicle | |
JPS6137134B2 (ja) | ||
JPH064404B2 (ja) | 配分弁装置 | |
JP2586923B2 (ja) | 並列型プロポーショニングバルブ | |
JPS6137133B2 (ja) | ||
JPS6040374Y2 (ja) | 2系統液圧制御弁 | |
US4413861A (en) | Fluid pressure control valve unit of the inertia-controlled type | |
JPH0613023Y2 (ja) | 並列型プロポーシヨニングバルブ | |
JPH0611264Y2 (ja) | 応荷重型液圧制御弁 | |
JPS6150816B2 (ja) | ||
JPS6015500B2 (ja) | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 | |
JPS599383B2 (ja) | 2系統液圧制御弁 | |
JPS6333733Y2 (ja) | ||
JP2886703B2 (ja) | 液圧制御弁 | |
JPS598927Y2 (ja) | 液圧制御装置 | |
JPH0212782B2 (ja) | ||
JPH036017B2 (ja) | ||
JPS6216120Y2 (ja) | ||
JPS5855019B2 (ja) | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 | |
JPS6121858B2 (ja) | ||
JPS6124434Y2 (ja) | ||
JPH0439089Y2 (ja) | ||
JP3853950B2 (ja) | 2系統ブレーキ装置用油圧制御弁 | |
JPS5918934Y2 (ja) | 2段作動型マスタシリンダ | |
JPS6128538B2 (ja) |