JP2580252Y2 - 軸受支持構造 - Google Patents

軸受支持構造

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JP2580252Y2
JP2580252Y2 JP1992059210U JP5921092U JP2580252Y2 JP 2580252 Y2 JP2580252 Y2 JP 2580252Y2 JP 1992059210 U JP1992059210 U JP 1992059210U JP 5921092 U JP5921092 U JP 5921092U JP 2580252 Y2 JP2580252 Y2 JP 2580252Y2
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JP
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bearing
bearing support
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support hole
shaft
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勲 宮家
一志 ▲吉▼村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金融機器、印刷機器等
の媒体搬送路に用いられる薄板枠体の軸受支持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機器、印刷機器等の媒体搬送
路に用いられる薄板枠体(以後枠体と記す)の軸受支持
構造は種々開発されてきている。図4は従来例による薄
板枠体の軸受支持構造を示す外観斜視図である。1点鎖
線で示した媒体1は図示せぬ駆動源により回転するロー
ラ2により走行ガイド面3に沿って走行する。走行ガイ
ド面3は薄い板金等からなる枠体4,5に架設してあ
る。すなわち、走行ガイド面3を有する走行部材6に直
角な締結曲げ部としてのフランジ部材7,8を枠体4,
5にねじ9,10で固着してある。ローラ2を固着した
軸11は枠体4,5に設けた軸受12,13に回転自在
に軸支されるとともに軸受12,13の一方の側面に当
接する軸抜け防止用の止め輪14が設けてある。軸受1
2,13は枠体4,5の軸受支持穴に嵌め合せ、他方の
側面をフランジ部材7,8に当接してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の軸受支持構造に
あっては、軸受の一方の側面は軸に取付けた止め輪で規
制されており、他方の側面はフランジ部材に対して片当
て状態なのでフランジ部材の曲げ精度やねじの締付力に
より、軸受が軸に対して斜めに取付くことがあり、軸と
軸受との間に無理な負荷がかかることによって長期運用
に際して、軸受破損や軸破損という事故につながる危険
があった。本考案は薄板枠体に設けた軸受間に架設した
回転軸に対して、軸受が斜めにならない軸受支持構造を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の軸受支持構造においては、板状枠体の軸受
支持穴周囲を板厚方向に複数個所潰して軸受支持穴の中
心部に向かって張り出した面を有する支持部を形成し、
該面と軸受の側壁とを当接させ、軸方向への軸受の移動
を規制したものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された本考案の軸受支持構造
の軸受支持穴に軸受を嵌め合せると、軸受の側面は軸受
支持穴の周囲に形成された複数の支持部に当接して軸方
向への軸受の移動を規制され、軸に対して斜めになら
ず、軸受と軸との間に無理な負荷をかけない軸受支持構
造を提供できるのである。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一符号を
付す。図3は模式的に示した二金種の紙幣の支払いが可
能な紙幣自動支払い装置の概略側面図である。紙幣自動
支払い装置20の筐体21は正面に出金口22を設け、
内部には支払い機構部23が設けてある。又、背面には
後部扉24が設けてある。この他、図示していないが筐
体21の正面には、顧客に暗証番号や支払い要求金額等
の入力操作を行わせるための複数のキーから成る入力操
作部、顧客の入力操作の誘導表示や情報表示等を行う表
示部等が設けられており、筐体内部には前記表示部の表
示に対応する音声を出力する音声発生機、カードリーダ
/ライタ(以下カードR/W)、レシート印字機、電源
機構、及び装置全体を制御する制御部等が設けられてい
る。
【0007】支払い機構部23は以下の構成要素を備て
いる。シャッタ25は出金口22に開閉可能に設けら
れ、このシャッタ25の近傍には紙幣集積用のステージ
26が配置されてある。ステージ26は通常は水平の状
態に配置されていて、必要に応じて一端を中心に下方へ
回動し得るようになっている。集積用ローラ27はステ
ージ26の一端に配置され、出金用の紙幣を収納した第
一の金庫28及び第二の金庫29は後部扉24側に上下
二段に配置され、各々後部扉24を開いた後、支払い機
構部23の後方へ引き出して取り外せるようになってい
る。ここで第一の金庫28は千円用であり、第二の金庫
29は万円用である。繰出手段30,31はそれぞれ第
一の金庫28,第二の金庫29の紙幣繰り出し口に設け
られ、紙幣を繰り出すピックアップローラ30a,31
a、ピックアップローラ30a,31aにより繰り出さ
れた紙幣を後述する搬送路に送り出すフィードローラ3
0b,31b,及び紙幣が二枚以上繰り出された場合に
第二枚目以下の紙幣を送り戻すリバースローラ30c,
31c等により構成されている。
【0008】搬送路32a,32b,32c,32dは
紙幣を挟持して搬送する搬送ベルト及びローラ等から成
り、繰出手段30,31と集積用ローラ27とを接続し
ている。リジェクト金庫33はステージ26の直下に配
置され、リジェクト金庫33の上部の開口部側に配置さ
れたフルセンサ34は紙幣のFULL状態を検出する。
ここでリジェクト金庫33は支払い機構部23の側方か
ら取り外すことができるようになっているが、実際の運
用において支払い機構部23からのリジェクト金庫33
の取り外しは、後部扉24を開いて支払い機構部23を
筐体21の後方へ引き出した後に行うものとなってい
る。尚、図示していないが支払い機構部23の搬送路3
2a〜32dには紙幣の搬送状態を監視するセンサ、及
び紙幣の金種鑑別や計数等を行う鑑別部が設けられてお
り、これらのセンサや鑑別部及び図示しない操作部等か
らの情報に基づいてシャッタ25、ステージ26、繰出
手段30,31及び搬送路32a〜32d等の動作が図
示しない制御部により制御されるようになっている。
【0009】次に、上述した構成の動作を簡単に説明す
る。まず、顧客が図示しないカード挿入口からカードを
挿入して、操作部のキーを押下することにより、暗証番
号や支払い要求金額等の情報を入力すると、千円用であ
る第1の金庫28及び万円用である第2の金庫29から
各々繰出手段30,31により紙幣が一枚づつ分離され
て順に繰り出され、繰り出された紙幣は搬送路32a〜
32dにより搬送されて集積用ローラ27によりステー
ジ26上に集積される。そして、ステージ26上に顧客
が要求した金額及び枚数の紙幣が集積され、図示しない
手段によりシャッタ25が開き、出金口22から顧客に
ステージ26上の紙幣を取り出させる。一方、前記搬送
路32a〜32dにおいて、紙幣の搬送異常が検出され
た場合、あるいは金種鑑別や計数不能な紙幣があった場
合、これらの異常紙幣がステージ26上に集積された
後、図示しない手段によりステージ26が下方に回転
し、既に集積されていた正常紙幣と共に前記異常紙幣が
リジェクト金庫33内に落下して収納される。その後、
ステージ26は元の水平な姿勢に戻され、再度紙幣の繰
り出し,搬送,及びステージ26上への集積が行われ
て、上述と同様に顧客に支払われる。また、シャッタ2
5が開いても顧客による紙幣の取り出しが行われなかっ
た場合、つまり顧客が紙幣を取り忘れた場合は、一定時
間経過後シャッタが閉じ、ステージ26が下方に回転し
て、取り忘れの紙幣がリジェクト金庫33内に収納され
る。
【0010】図1は破断部を含む搬送路の詳細図であ
り、図3で示した搬送路のである。本図は従来技術で示
した図4に相当し、走行ガイド面等は省略してある。
又、図2は図1の矢印A方向から見た軸受支持穴の詳細
図である。本実施例が従来技術と大きく異なるところは
軸受12,13を支持する軸受支持穴の構造である。す
なわち、図2に示すように枠体40の軸受支持穴41の
周囲には軸受13の側面を受けて軸方向への移動を規制
する支持部42a,42b,42cが中心部に向かって
張り出している。枠体43にも同様に支持部44a,4
4b,44cが中心部に向かって張り出している。本実
施例では支持部をプレスによる潰し加工で設ける。
【0011】このように構成された軸受支持構造の軸受
支持穴に軸受を嵌め合せると、軸受の側面は軸受支持穴
の周囲に設けた複数の支持部に支持される。従って、軸
受は軸に対して斜めにならず、軸受と軸との間に無理な
負荷をかけない軸受支持構造を提供できる。
【0012】
【0013】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成されて
いるので以下に記載される効果を奏する。軸受を軸受支
持穴の周囲に設けた複数の支持部で支持するようにした
ことにより、軸受は軸に対して斜めにならず、長期運用
しても軸受破損や軸破損という事故を起す危険がなくな
る。又、支持部は潰し加工等により枠体に成形するので
廉価で曲げ応力に対して耐力を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】破断部を含む搬送路の詳細図である。
【図2】軸受支持穴の詳細図である。
【図3】模式的に示した紙幣自動支払装置の概略側面図
である。
【図4】従来例の軸受支持構造を示す外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 紙幣自動支払装置 41 軸受支持穴 42a,42b,42c,44a,44b,44c
支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 35/02 F16C 13/02 F16C 23/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を支持する軸受を板状枠体の軸受支持
    穴に嵌め合んで支持する軸受支持構造において、 上記板状枠体の軸受支持穴周囲を板厚方向に複数個所潰
    して上記軸受支持穴の中心部に向かって張り出した面を
    有する支持部を形成し、該面と上記軸受の側壁とを当接
    させ、軸方向への軸受の移動を規制したことを特徴とす
    る軸受支持構造。
  2. 【請求項2】 上記張り出した面は上記軸受支持穴の周
    囲に等間隔に設けられた請求項1記載の軸受支持構造。
JP1992059210U 1992-08-24 1992-08-24 軸受支持構造 Expired - Fee Related JP2580252Y2 (ja)

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JP1992059210U JP2580252Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 軸受支持構造

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JPH0622623U JPH0622623U (ja) 1994-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56168621U (ja) * 1980-05-16 1981-12-12
JPH0625705Y2 (ja) * 1990-05-18 1994-07-06 矢崎化工株式会社 軸受装置

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JPH0622623U (ja) 1994-03-25

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