JP2527594Y2 - 紙幣自動支払装置 - Google Patents

紙幣自動支払装置

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JP2527594Y2
JP2527594Y2 JP1991105602U JP10560291U JP2527594Y2 JP 2527594 Y2 JP2527594 Y2 JP 2527594Y2 JP 1991105602 U JP1991105602 U JP 1991105602U JP 10560291 U JP10560291 U JP 10560291U JP 2527594 Y2 JP2527594 Y2 JP 2527594Y2
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秀夫 青木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金融機関等に設置され
る紙幣自動支払装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は二金種の紙幣の支払が可能な従来
の紙幣自動支払装置の概略側断面図である。図におい
て、1は紙幣自動支払装置の筐体、2はこの筐体1の正
面に設けられた出金口、3は同じく筐体1の背面に設け
られた後部扉、4は筐体1内に設けられた支払機構部で
ある。
【0003】この他、図示しないが、筐体1の正面に
は、顧客に暗証番号や支払要求金額等の入力操作を行わ
せるための複数のキーからなる入力操作部、顧客の入力
操作の誘導表示や情報表示等を行う表示部等が設けられ
ており、筐体1内には前記表示部の表示に対応する音声
を出力する音声発生機、カードリーダ/ライタ、レシー
ト印字機、電源機構、および紙幣自動支払装置全体を制
御する制御部等が設けられている。
【0004】一方、前記支払機構部4は以下の5〜14
の構成要素を備えている。すなわち、5は前記出金口2
に開閉可能に設けられたシャッタで、このシャッタ5の
近傍には紙幣集積用のステージ6が配置されており、こ
のステージ6は通常は水平の状態に配置されていて、必
要に応じて一端を中心に下方へ回動し得るようになって
いる。
【0005】7は前記ステージ6の一端に配置された集
積用ローラ、8は出金用の紙幣を収納した第1の金庫、
9は同じく出金用の紙幣を収納した第2の金庫で、ここ
では第1の金庫8を千円用金庫、第2の金庫9を万円用
金庫として、この両金庫8,9は前記後部扉3側に上下
二段に配置され、各々後部扉3を開いた後支払機構部4
の後方へ引き出して取り出せるようになっている。
【0006】10は前記千円用金庫8の紙幣繰り出し口
に設けられた繰り出し手段、11は前記万円用金庫9の
紙幣繰り出し口に設けられた繰り出し手段で、この両繰
り出し手段10,11は、各々千円用金庫8または万円
用金庫9から紙幣を繰り出すピックアップローラ、この
ピックアップローラにより繰り出された紙幣を後述する
搬送路に送りだすフィードローラ、および紙幣が二枚以
上繰り出されようとした場合に、第二枚目以下の紙幣の
繰り出しを阻止するリバースローラ等により構成されて
いる。
【0007】12a,12b,12cは、紙幣を挟持し
て搬送する搬送ベルトおよびローラ等からなる搬送路
で、前記繰り出し手段10と集積用ローラ7は搬送路1
2aと12cとで結ばれ、また繰り出し手段11と集積
用ローラ7は搬送路12bと12cとで結ばれている。
13は前記ステージ6の直下に配置されたリジェクト金
庫、14は紙幣のフル状態を検知するためにリジェクト
金庫13上部の開口部側に配置されたフルセンサであ
り、ここで、前記リジェクト金庫13は支払機構部4の
側方から取り出すことができるようになっているが、実
際の運用において支払機構部4からのリジェクト金庫1
3の取り外しは、後部扉3を開いて支払機構部4を筐体
1の後方へ引き出した後に行うものとなっている。
【0008】なお、図示していないが前記支払機構部4
の搬送路12a〜12cには紙幣の搬送状態を監視する
センサ、および紙幣の金種鑑別や計数等を行う鑑別部が
設けられており、これらセンサや鑑別部および図示しな
い操作部等からの情報に基づいて前記シャッタ5、ステ
ージ6、繰り出し手段10,11および搬送路12a〜
12c等の動作が、図示しない制御部により制御される
ようになっている。
【0009】次に、上述した構成の動作を説明する。ま
ず、顧客が図示しないカード挿入口からカードを挿入し
て、操作部のキーを押下することにより、暗証番号や支
払要求金額等の情報を入力すると、千円用金庫8および
万円用金庫9から各々繰り出し手段10,11により紙
幣が一枚ずつ分離されて順に繰り出され、繰り出された
紙幣は搬送路12a〜12cにより搬送されて集積用ロ
ーラ7によりステージ6上に集積される。
【0010】そして、ステージ6上に顧客が要求した金
額および枚数の紙幣が集積され、図示しないレシート印
字機構から取引内容の明細が印字されたレシートが前記
紙幣上に送られてくると、図示しない手段によりシャッ
タ5が開き、出金口2から顧客にステージ6上の紙幣を
取り出させる。一方、前記搬送路12a〜12cにおい
て、紙幣の搬送異常が検出された場合、あるいは金種鑑
別や計数不能な紙幣があった場合、これらの異常紙幣が
ステージ6上に集積された後、図示しない手段によりス
テージ6が下方に回転し、すでに集積されていた正常紙
幣とともに前記異常紙幣がリジェクト金庫13内に落下
して収納される。
【0011】その後、ステージ6は元の水平な姿勢に戻
され、再度紙幣の繰り出し、搬送、およびステージ6上
への集積が行われて、レシート印字機構から取引内容の
明細が印字されたレシートが前記の紙幣上に送られてく
ると、前記と同様に顧客に支払われる。また、シャッタ
5が開いても、顧客による紙幣の取り出しが行われなか
った場合、つまり顧客が紙幣を取り忘れた場合は、一定
時間経過後シャッタ5が閉じ、ステージ6が下方に回転
して、取り忘れの紙幣がリジェクト金庫13内に収納さ
れる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の紙幣自動支払装置であると、斜行、重走等の分
離不良、あるいは紙幣詰まり(紙幣ジャム)の主な発生
源である繰り出し手段10,11が支払機構部4に固着
されているため、繰り出し手段10,11で紙幣ジャム
が発生した場合、紙幣自動支払装置を停止し、支払機構
部4を紙幣自動支払装置から引き出し、ジャム紙幣の除
去、ジャム発生原因の究明、復旧をしなければならな
い。
【0013】また、前記説明では第1の金庫8を千円用
金庫として使用しているが、万円での取引の多い支店で
は第1の金庫8も万円用金庫として万円券を収納し、全
て万円支払で運用する場合も考えられる。この場合、重
走、斜行、連鎖が発生すると、これら紙幣は全てリジェ
クト金庫13に収納されるため、両金庫とも万円用とし
ていると、どちらの繰り出し手段が不良であるかを金種
から特定することはできず、不良部の発見に多大な時間
を要するばかりでなく、支払機構部全体の入替えのケー
スも発生し、その間装置ダウンとなり、金融機関、顧客
に多大迷惑をかけるという問題がある。
【0014】さらに、各金庫から紙幣を繰り出している
間に、紙幣の搬送異常等で顧客への支払ができない紙幣
があると、その紙幣をステージ6に集積した後、リジェ
クト金庫13に収納しているが、ステージ6上に正常に
搬送されて顧客に支払ができる紙幣が集積していても、
その紙幣も一緒にリジェクト金庫13に収納されてしま
い、紙幣の運用効率が悪くなるという問題がある。
【0015】本考案はこのような問題を解決するために
なされたもので、複数の金庫を有する紙幣自動支払装置
において、重走、斜行、連鎖等の分離不良紙幣を、各金
庫から繰り出された紙幣の共通の搬送路に送出すること
なく、この不良の紙幣のみを収納し、また、繰り出し分
離部でジャムが発生した場合に、支払機構部全体を紙幣
自動支払装置から引き出すことなく、当該金庫のみを交
換することにより、取引を続行可能とすることにより、
障害が少なく早期復旧可能な稼働率の高い紙幣自動支払
装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本考案における紙幣自動支払装置は、収納した紙
幣を1枚ずつに分離して繰り出す繰り出し分離手段と、
前記収納した紙幣の並び方向後方に向けて配置され、前
記繰り出し分離手段により繰り出された紙幣を搬送する
搬送手段と、前記搬送手段により搬送される紙幣の搬送
状態から、該紙幣が支払に適するか否か鑑別する鑑別手
段と、前記鑑別手段により支払に適すると鑑別された紙
幣を送出する紙幣放出口と、前記鑑別手段により支払に
適さないと鑑別された紙幣を収納する排除券収納部と、
前記鑑別手段の鑑別結果により搬送される紙幣の搬送方
向を紙幣放出口か排除券収納部へ切り替える切り替え手
段とを有する金庫が具備されている。そして、前記金庫
の紙幣放出口から送出された紙幣を搬送する搬送手段を
備え、前記金庫が着脱可能に収納される出金モジュール
を、複数個積み重ねて着脱可能に収納するとともに、出
金モジュールから送出された紙幣を一時集積する一時貯
留手段と、前記一時貯留手段に集積した紙幣を顧客に支
払う出金口と、前記出金口から顧客が取り忘れた紙幣を
取り込む取り込み手段とを具備したことを特徴とする。
なお、紙幣自動支払装置に収納される金庫は全て同一構
造の金庫で構成されている。
【0017】また、前記出金モジュールの搬送手段は、
出金モジュールを積み重ねることで連続して、これら搬
送手段間で紙幣の搬送が行われるとともに、出金モジュ
ールには、前記金庫から繰り出された紙幣を搬送する搬
送手段を駆動する動力が外部から入力される動力入力手
段と、入力された動力を他の出金モジュールに伝達する
動力出力手段が設けられ、収納されて積み重ねられた出
金モジュールの内、1つの出金モジュールの動力入力手
段と外部の動力出力手段が結合し、積み重ねられた出金
モジュール同志の動力出力手段と動力入力手段が結合し
て、それぞれの出金モジュールの搬送手段が駆動され
る。
【0018】
【作用】上述した構成を有する本考案は、金庫内の繰り
出し分離手段により紙幣が繰り出され、搬送手段により
搬送されている途中で、鑑別手段により搬送状態から支
払に適するものか否かが鑑別される。繰り出し分離不良
で、重走,連鎖および規定量を越えた斜行等の搬送異常
等の発生のため、支払に適さないと鑑別された紙幣は、
金庫内排除券収納部に収納され、金庫外に送出される
ことがない。支払に適する紙幣のみが金庫から送出さ
れ、出金モジュールの搬送手段によりさらに搬送され、
支払に必要な金額を一時貯留手段で集積した後、顧客に
支払う。
【0019】このように、繰り出し,分離不良により搬
送異常の発生した紙幣を金庫外に送出しないことによ
り、金庫外の搬送路における紙幣のジャムを防止するこ
とができる。また、前記金庫は同一構成のものが紙幣自
動支払装置に収納されており、保守用に何種類もの金庫
を準備する必要がなく、繰り出し分離手段が金庫内に設
けられているので、繰り出し分離手段に不良箇所がある
場合は、もともと紙幣自動支払装置に対して着脱可能な
金庫を交換するだけで不良箇所の修繕がなされ、極めて
短時間に装置の再立ち上げが可能である。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本考案の一実施例における紙幣自動支払装置の内部
構成を示す概略側断面図、図2は図1に示す紙幣自動支
払装置の外観を示す斜視図である。図において、15は
紙幣自動支払装置の筐体、16は筐体15の正面に設け
られた出金口、17は同じく筐体15の正面に設けられ
たカード挿入口、18は筐体15の背面に設けられた後
部扉、19は筐体15内に設けられた支払機構部、20
は同じく筐体15内に設けられたカードリーダプリンタ
部である。
【0021】ここで、支払機構部19は以下に述べる構
成要素を備えている。21は前記出金口16に開閉可能
に設けられたシャッタ、22,23,24は出金モジュ
ールであり、これら出金モジュール22,23,24は
紙幣自動支払装置の支払機構部19内に着脱可能に積み
重ねられている。図3は出金モジュールの構成を示す概
略側面図であり、これら出金モジュール22,23,2
4は箱型に構成されて積み重ね可能で、それぞれが同一
構成となっている。
【0022】これら出金モジュール22,23,24
は、各々出金用の紙幣を収納し、これら出金モジュール
22,23,24に対して着脱可能で、それぞれが同一
構成の金庫25a,25b,25cと、これら金庫25
a,25b,25cから繰り出された紙幣を挟持して搬
送する搬送ベルトおよびローラ等からなる第1の搬送路
26a,26b,26cと、この第1の搬送路26a,
26b,26cを搬送されてきた紙幣を挟持して搬送す
る搬送ベルトおよびローラ等からなり、出金モジュール
22,23,24を積み重ねることにより連続する第2
の搬送路27a,27b,27cより構成されている。
【0023】図4は出金モジュール22,23,24の
動力伝達経路を示す側面図、図5は前記動力伝達経路の
要部を示す図4のA−A矢視図であり、ここでは出金モ
ジュール22を用いて動力伝達経路の説明を行う。な
お、出金モジュール23,24も、以下説明する出金モ
ジュール22の動力伝達経路と同一構成の動力伝達経路
を有している。
【0024】図4および図5において、28は図示しな
いモータ等からの駆動力を受けて回転する紙幣自動支払
装置側の動力出力手段としての歯車、29aは前記歯車
28とかみ合って、外部よりの動力を受け入れるととも
に、第1の搬送路26aを駆動するための動力入力手段
としての歯車である。30は歯車29aに固定される
軸、31はこの軸30に固定されたプーリ、32はこの
プーリ31にかけられた搬送ベルトであり、歯車28を
介して外部から受け入れた動力により歯車29aは軸3
0、プーリ31を介して搬送ベルト32が駆動される。
このプーリ31および搬送ベルト32は、前記第1の搬
送路26aの構成要素である。
【0025】33は前記歯車29aとかみ合い、第2の
搬送路27aを駆動するための歯車、34はこの歯車3
3に固定された軸、35はこの軸34に固定されたプー
リ、36はこのプーリ35にかけられた搬送ベルトであ
り、歯車29aから受け入れた動力により歯車33は軸
34、プーリ35を介して搬送ベルト36が駆動され
る。このプーリ35および搬送ベルト36は前記第2の
搬送路27aの構成要素である。
【0026】37は前記歯車33と同軸になるようにこ
の歯車33と一体化構成された歯付プーリ、38はこの
歯付プーリ37にかけられた歯付ベルト、39はこの歯
付ベルト38がかけられた歯付プーリである。40aは
前記歯付プーリ39と同軸になるようにこの歯付プーリ
と一体化構成された歯車であり、歯車33が駆動される
ことにより、歯付プーリ37、歯付ベルト38および歯
付プーリ39を介してこの歯車40aが駆動される。前
記歯車40aは、歯付プーリ39とともに、積層方向上
側の出金モジュールから下側の出金モジュールへの動力
出力手段を構成している。
【0027】上記構成の出金モジュール22と23を紙
幣自動支払装置の支払機構部19内に収納して積み重ね
ることにより、紙幣自動支払装置側の動力出力手段であ
る歯車28と上側の出金モジュール22の動力入力手段
である歯車29aがかみ合い、上側の出金モジュール2
2の第1の搬送路26aおよび第2の搬送路27aを構
成するプーリ31,搬送ベルト32およびプーリ35、
搬送ベルト36が回転駆動される。さらに、上側の出金
モジュール22の動力出力手段である歯車40aとその
下側の出金モジュール23の動力入力手段である歯車2
9bがかみ合い、下側の出金モジュール23の第1の搬
送路26bおよび第2の搬送路27bを構成するプー
リ、搬送ベルトが回転駆動される。図1に図示するよう
に、出金モジュール23の下側に位置する出金モジュー
ル24への動力伝達についても上記説明と同様に行われ
る。
【0028】図6は金庫の内部構成を示す概略側断面図
であり、以下、金庫の内部構成の説明を行う。41は立
位状態で収納される紙幣、42は図示しないばね等によ
り紙幣41を押圧しているステージ、43は紙幣41を
繰り出すためのピッカローラで、紙幣41はステージ4
2により押圧されて、最先端の紙幣41がピッカローラ
43に当接されている。
【0029】前記ピッカローラ43は外周が高摩擦部材
により構成されており、分離モータ44により間欠回転
駆動されて、当接している紙幣41を一定間隔で上方に
繰り出す。45はピッカローラ43により繰り出された
紙幣41をさらに送出するフィードローラ、46は前記
フィードローラ45に対向して設けられ、ピッカローラ
43により複数枚の紙幣41が繰り出されてしまった場
合に、フィードローラ45に当接している紙幣41以外
を戻すリバースローラであり、これらピッカローラ4
3、フィードローラ45、リバースローラ46により紙
幣41の繰り出し分離手段が構成されている。
【0030】47,48は、ピッカローラ43により繰
り出され、フィードローラ45,リバースローラ46に
より分離、送出された紙幣41を挟持して、紙幣41並
び方向後方に向けて搬送する搬送手段を構成する搬送ベ
ルトで、この搬送ベルト47,48は複数のプーリ49
により対向して、収納した紙幣41に隣接して懸架され
ている。このプーリ49は、搬送モータ50により回転
駆動され、搬送ベルト47,48を駆動している。
【0031】なお、本実施例では、金庫25a,25
b,25c内の搬送ベルト47,48を駆動するための
搬送モータ50を該金庫25a,25b,25c内に実
装しているが、この搬送モータ50を削除し、外部より
ギヤカップリング等でこれら搬送ベルト47,48の駆
動動力をもらっても良い。前記搬送ベルト47,48に
より構成された紙幣搬送路の途中には、紙幣の重走を検
知するセンサ51と、紙幣の斜行や連鎖(長さ)を検知
するセンサ52が設けられ、これらセンサ51と52に
より、紙幣の搬送状態から搬送される紙幣が支払に適す
るものか否かを鑑別する鑑別手段が構成されている。
【0032】53は搬送ベルト47,48により構成さ
れた紙幣搬送路における紙幣41の搬送経路を切り替え
るブレード、54は前記センサ51および52により構
成された鑑別手段により重走や連鎖、正常範囲を越えた
斜行が発生したと鑑別された支払に適さない搬送異常の
紙幣を収納する排除券収納部、55は前記センサ51お
よび52により構成された鑑別手段により正常に搬送さ
れていると鑑別された紙幣が、前記した各出金モジュー
ル内の第1搬送路26a,26b,26cに送出される
紙幣放出口である。
【0033】搬送ベルト47,48により構成された紙
幣搬送路を搬送される紙幣41の走行状態をセンサ5
1,52で構成された鑑別手段で鑑別して、正常に搬送
されていると鑑別された紙幣41は、ブレード53によ
り紙幣の搬送経路を紙幣放出口55方向に切り替えて、
この紙幣放出口55から前記第1の搬送路26a,26
b,26cに放出される。また、紙幣41の走行状態を
センサ51,52で鑑別して、重走や連鎖、正常範囲を
越えた斜行等の搬送異常が発生していると鑑別された紙
幣41は、ブレード53により該紙幣の搬送経路を排除
券収納部54方向に切り替えて、この搬送異常と鑑別さ
れた紙幣41は排除券収納部54に収納され、金庫25
a,25bもしくは25c内から送出されることなく、
顧客へは支払われないようになっている。
【0034】図7は金庫の外観を示す斜視図であり、紙
幣放出口55の下部に錠56が設けられ、金庫25a,
25b,25cの上面部には把手57が取り付けられて
おり、持ち運び可能となっている。図8は紙幣の金庫内
への収納もしくは回収をするために、アッパベースを開
放した状態の金庫を示す側断面図である。
【0035】金庫の下部を構成するロワベース58内に
は前述した分離モータ44、搬送モータ50、ピッカロ
ーラ43、フィードローラ45、リバースローラ46、
ステージ42、排除券収納部54が設けられている。ま
た、上部を構成するアッパベース59内には、前述した
プーリ49、搬送ベルト47,48、ブレード53、セ
ンサ51,52が設けられている。
【0036】また、ロワベース58とアッパベース59
間に蝶番60が連結されており、アッパベース59は蝶
番60を中心にロワベース58に対して開閉自在に取り
付けられている。また、アッパベース59は図7に示す
錠56によりロワベース58と堅固にロックされ、開く
ときには解錠してから行うように構成されている。
【0037】そして、この図8に示すように、錠56を
解錠した後アッパベース59を開放して、金庫25a,
25b,25c内に紙幣を収納および該金庫25a,2
5b,25c内の紙幣の回収をしたり、排除券収納部5
4に収納された搬送異常のあった紙幣の確認および回収
や、ピッカローラ43、フィードローラ45およびリバ
ースローラ46により構成された繰り出し分離手段、搬
送ベルト47,48の点検等を行うことができる。
【0038】以上の要素により各出金モジュールが構成
されている。図1に戻り、61は正常搬送されてきた紙
幣のみを集積する紙幣集積用の第1のステージ、62は
この第1のステージ61の直上に配置されたレシート集
積用の第2のステージで、この両ステージ61,62は
本実施例における一時貯留部63をなしている。ここで
第1のステージ61は、図示しない駆動手段により、実
線の位置Aから一点鎖線で示した位置Bへ退避できるよ
うになっており、この第1のステージ61上に集積した
紙幣を、後述する第4の搬送路をなす下部搬送ベルトに
渡すことができる構造となっている。また、第2のステ
ージ62は後述する第4の搬送路をなす上部搬送ベルト
の下部搬送ベルトに対する回動を妨げないように所定の
隙間を持つ構造となっている。
【0039】64は紙幣を挟持して搬送する搬送ベルト
およびローラ等からなる第3の搬送路で、この第3の搬
送路64の開始端は前記積み重ねられた出金モジュール
22,23,24の最上段に位置する出金モジュールの
第1の搬送路26a、第2の搬送路27aと結ばれ、終
端が前記第1のステージ61の一端に延在するように配
置されている。
【0040】65は前記一時貯留部63の下部後方に配
置された顧客の取り忘れ紙幣を取り込み収納するための
一時取り込み箱で、この一時取り込み箱65は支払機構
部19に対して着脱自在に取り付けられている。66は
第4の搬送路で、この第4の搬送路66は下部搬送ベル
ト67と上部搬送ベルト68とで構成されており、ここ
で下部搬送ベルト67は一時貯留部63の直下におい
て、その一端がシャッタ21の近傍に位置し、かつ他端
が一時取り込み箱65上に位置するように配置され、ま
た上部搬送ベルト68はシャッタ21側の一端を支点と
して回動できるようになっていて、下部搬送ベルト67
との間に紙幣を挟持して前後双方に搬送できるようにな
っている。
【0041】69は前記一時貯留部63における第2の
ステージ62の一側に配置されたレシート搬送路であ
る。以上の構成要素により支払機構部19が構成されて
いる。一方、カードリーダプリンタ部20は以下に述べ
る70〜75の構成要素を備えている。
【0042】すなわち、70はカード71から顧客を特
定する識別情報や口座情報等を読み取ったり、あるいは
所定の情報を書き込んだりするためのカードリードライ
ト部、72は連続した未印字のレシート用紙と取引記録
保存用のジャーナル用紙とよりなる伝票、73は印字後
にカードリードプリンタ部20より支払機構部19に送
られるレシート、74はこの伝票72に印字を行う印字
ヘッドとその駆動系等からなるレシート印字機、75は
印字後のジャーナル用紙を巻き取るジャーナル用紙巻き
取り部である。
【0043】また、図2に示すように、筐体15の正面
には、顧客に暗証番号や支払要求金額等の入力操作を行
わせるための複数のキーからなる入力操作部76、およ
び顧客の入力操作の誘導表示や情報表示等を行う表示部
77等が設けられており、さらに、図示していないが、
筐体15内には前記表示部77の表示に対応する音声を
出力する音声発生機等が設けられている。
【0044】次に、前述した構成における紙幣自動支払
機の支払動作について説明する。ここでは、金庫25a
には万円券、金庫25bにも万円券、金庫25cには千
円券が収納されているものとして説明する。まず、顧客
によりカード挿入口17からカード71を挿入して入力
操作部76のキーにより支払金額(例えば5万5千円)
が入力されると、図示しない制御部より万円券5枚の支
払命令が金庫25aへ送られる。そして、金庫25a内
のピッカローラ43、フィードローラ45が回転駆動さ
れ紙幣41は一枚ずつ分離送出され搬送ベルト47,4
8に挟持されて搬送される。搬送ベルト47,48によ
り構成された紙幣搬送路の途中に設けられたセンサ5
1,52により構成された鑑別手段による搬送状態の鑑
別の結果、重走、連鎖もなく、斜行も正常範囲であれ
ば、この紙幣41は第1の搬送路26a、第2の搬送路
27a、および第3の搬送路64を通って一時貯留部6
3の第1のステージ61上に集積され一時貯留される。
重走や連鎖、正常範囲を越えた斜行が発生した場合、そ
の紙幣はブレード53によって搬送方向を切り替えて排
除券収納部54へ収納される。
【0045】必要枚数の万円券が一時貯留部63の第1
のステージ61上に集積されると、金庫25aからの万
円券の分離送出を停止する。ここで、万円用の金庫25
aの収納枚数がなくなった場合は、上記と同様の動作に
よりもう1つの万円用金庫25bから出金動作を続行す
る。次に千円金庫25cへ千円券5枚の支払命令が送ら
れ、万円券と同様に第1の搬送路26c、第2の搬送路
27c、さらに上側に位置する出金モジュール23,2
2内の第2の搬送路27b,27a、第3の搬送路64
を通って一時貯留部63の第1ステージ61上に集積さ
れ、千円券の分離送出動作を停止する。なお、上記万円
券の場合と同様に、搬送異常の紙幣は金庫25cから送
出されることなく該金庫25c内の排除券収納部54へ
収納される。
【0046】第1のステージ61上に紙幣を集積すると
きは、第4の搬送路66の上部搬送ベルト68は、あら
かじめ上方に回動し下部搬送ベルト67に対して開いて
いる。そして、第1のステージ61上に顧客が要求した
金額および枚数の紙幣が集積されると、当該取引内容の
明細がレシート印字機74により伝票72に印字され、
その後、この伝票72のレシート用紙の印字済の部分が
レシート73として図示しないカッタにより切断されて
レシート搬送路69に送り込まれた後、このレシート7
3はカードリードプリンタ部20から支払機構部19に
送り込まれ、さらに、レシート搬送路69により搬送さ
れて一時貯留部63の第2のステージ62上に送り込ま
れる。
【0047】ここで、第4の搬送路66の上部搬送ベル
ト68は下方に回動して閉じ、下部搬送ベルト67に当
接するが、これと同時に前記第1のステージ61がAの
位置からBの位置に下がって退避し、この一連の動作に
より第1のステージ61上の紙幣とともに第2のステー
ジ62上のレシートが下部搬送ベルト67と上部搬送ベ
ルト68とで挟持され、その後、この両搬送ベルト6
7,68により紙幣とレシートが出金口16まで搬送さ
れると、図示いない手段によりシャッタ21が開き、出
金口16から顧客にレシート73とともに紙幣が支払わ
れる。
【0048】また、シャッタ21が開いても顧客による
紙幣に取り出しが行われなかった場合、つまり顧客が紙
幣を取り忘れた場合は、一定時間経過後第4の搬送路6
6の両搬送ベルト67,68により紙幣とレシート73
が前記と逆の方向に搬送され、その他端から一時取り込
み箱65内に落とされて収納されるとともに、シャッタ
21が閉じる。
【0049】なお、本実施例では、3つの金庫の内、2
つを万円用、1つを千円用とした場合を説明したが、金
庫25a、25b、25cは全て同一の構成であり、金
種の設定は任意に変えられることは言うまでもない。
【0050】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
おける紙幣自動支払装置は、収納した紙幣を1枚ずつに
分離して繰り出す繰り出し分離手段と、前記収納した紙
幣の並び方向後方に向けて配置され、前記繰り出し分離
手段により繰り出された紙幣を搬送する搬送手段と、前
記搬送手段により搬送される紙幣の搬送状態から、該紙
幣が支払に適するか否か鑑別する鑑別手段と、前記鑑別
手段により支払に適すると鑑別された紙幣を送出する紙
幣放出口と、前記鑑別手段により支払に適さないと鑑別
された紙幣を収納する排除券収納部と、前記鑑別手段の
鑑別結果により搬送される紙幣の搬送方向を紙幣放出口
か排除券収納部へ切り替える切り替え手段とを有する金
庫が具備されている。そして、前記金庫の紙幣放出口か
ら送出された紙幣を搬送する搬送手段を備え、前記金庫
が着脱可能に収納される出金モジュールを、複数個積み
重ねて着脱可能に収納するとともに、出金モジュールか
ら送出された紙幣を一時集積する一時貯留手段と、前記
一時貯留手段に集積した紙幣を顧客に支払う支払口と、
前記支払口から顧客が取り忘れた紙幣を取り込む取り込
み手段とを具備したものである。なお、紙幣自動支払装
置に収納される金庫は全て同一構造の金庫で構成されて
いる。
【0051】また、前記出金モジュールの搬送手段は、
出金モジュールを積み重ねることで連続して、これら搬
送手段間で紙幣の搬送が行われるとともに、出金モジュ
ールには、前記金庫から繰り出された紙幣を搬送する搬
送手段を駆動する動力が外部から入力される動力入力手
段と、入力された動力を他の出金モジュールに伝達する
動力出力手段が設けられ、収納されて積み重ねられた出
金モジュールの内、1つの出金モジュールの動力入力手
段と外部の動力出力手段が結合し、積み重ねられた出金
モジュール同志の動力出力手段と動力入力手段が結合し
て、それぞれの出金モジュールの搬送手段が駆動され
る。
【0052】したがって、繰り出し,分離不良により搬
送異常の発生した紙幣が金庫外に送出されないので、金
庫外の搬送路における紙幣のジャムを防止することがで
きる。また、前記金庫は同一構成のものが紙幣自動支払
装置に収納されており、保守用に何種類もの金庫を準備
する必要がなく、紙幣の繰り出し分離手段が金庫内に設
けられているので、繰り出し分離手段に不良箇所がある
場合は、もともと紙幣自動支払装置に対して着脱可能な
金庫を交換するだけで不良箇所の修繕がなされ、極めて
短時間で装置の再立ち上げが可能である。
【0053】また、金庫内の紙幣回収時に、排除券収納
部に収納された紙幣の枚数から該金庫の繰り出し分離手
段が異常であるか否かが判るので、障害発生前に改修、
または交換が可能となる。さらに、途中に鑑別手段が設
けられる金庫内の紙幣の搬送路を、該金庫内の紙幣の並
び方向の後方に向けて配置したので、装置の小型化が図
れる。
【0054】また、出金モジュールが紙幣自動支払装置
に収納されて積み重ねられることにより、1つの出金モ
ジュールの動力入力手段と紙幣自動支払装置側の動力出
力手段が結合するとともに、出金モジュール間の動力出
力手段と動力入力手段が結合して、紙幣自動支払装置側
からすべての出金モジュールの搬送手段に動力が伝達さ
れるので、紙幣自動支払装置側の動力出力手段の構造を
簡単なものとすることができるとともに、紙幣自動支払
装置側から動力をうける出金モジュールの、該紙幣自動
支払装置への着脱が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における紙幣自動支払装置の
内部構成を示す概略側断面図である。
【図2】図1に示す紙幣自動支払装置の外観を示す斜視
図である。
【図3】出金モジュールの構成を示す概略側面図であ
る。
【図4】出金モジュールの動力伝達経路を示す側面図で
ある。
【図5】図4のA−A矢視図である。
【図6】金庫の内部構成を示す側断面図である。
【図7】金庫の外観を示す斜視図である。
【図8】アッパベースを開放した状態の金庫を示す側断
面図である。
【図9】従来の紙幣自動支払装置を示す概略側断面図で
ある。
【符号の説明】
25a,25b,25c 金庫 43 ピッカローラ 45 フィードローラ 46 リバースローラ 47 搬送ベルト 48 搬送ベルト 51 センサ 52 センサ 53 ブレード 54 排除券収納部 55 紙幣放出口

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納した紙幣を1枚ずつに分離して繰り
    出す繰り出し分離手段と、前記収納した紙幣の並び方向
    後方に向けて配置され、前記繰り出し分離手段により繰
    り出された紙幣を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
    より搬送される紙幣の搬送状態から、該紙幣が支払に適
    するか否か鑑別する鑑別手段と、前記鑑別手段により支
    払に適すると鑑別された紙幣を送出する紙幣放出口と、
    前記鑑別手段により支払に適さないと鑑別された紙幣を
    収納する排除券収納部と、前記鑑別手段の鑑別結果によ
    り搬送される紙幣の搬送方向を紙幣放出口か排除券収納
    部へ切り替える切り替え手段とを有する金庫が着脱可能
    に収納され、前記金庫の紙幣放出口から送出された紙幣
    を搬送する搬送手段と、金庫の紙幣放出口から送出され
    て搬送されてきた紙幣を一時集積する一時貯留手段と、
    前記一時貯留手段に集積した紙幣を顧客に支払う出金口
    と、前記出金口から顧客が取り忘れた紙幣を取り込む取
    り込み手段とを具備したことを特徴とする紙幣自動支払
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の紙幣自動支払装置におい
    て、収納される金庫は全て同一構造の金庫で構成されて
    いることを特徴とする紙幣自動支払装置。
  3. 【請求項3】 収納した紙幣を1枚ずつに分離して繰り
    出す繰り出し分離手段と、前記繰り出し分離手段により
    繰り出された紙幣を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
    により搬送される紙幣の搬送状態から、該紙幣が支払に
    適するか否か鑑別する鑑別手段と、前記鑑別手段により
    支払に適すると鑑別された紙幣を送出する紙幣放出口
    と、前記鑑別手段により支払に適さないと鑑別された紙
    幣を収納する排除券収納部と、前記鑑別手段の鑑別結果
    により搬送される紙幣の搬送方向を紙幣放出口か排除券
    収納部へ切り替える切り替え手段とを有する金庫が具備
    され、前記金庫の紙幣放出口から送出された紙幣を搬送
    する搬送手段を備え、前記金庫を着脱可能に収納する出
    金モジュールを複数個積み重ねて着脱可能に収納した紙
    幣自動支払装置において、 前記出金モジュールの搬送手段は、出金モジュールを積
    み重ねることで連続して、これら搬送手段間で紙幣の搬
    送が行われるとともに、出金モジュールには、前記金庫
    から繰り出された紙幣を搬送する搬送手段を駆動する動
    力が外部から入力される動力入力手段と、入力された動
    力を他の出金モジュールに伝達する動力出力手段が設け
    られ、収納されて積み重ねられた出金モジュールの内、
    1つの出金モジュールの動力入力手段と外部の動力出力
    手段が結合し、積み重ねられた出金モジュール同志の動
    力出力手段と動力入力手段が結合して、それぞれの出金
    モジュールの搬送手段が駆動されることを特徴とする紙
    幣自動支払装置。
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EP92115932A EP0540867B1 (en) 1991-09-19 1992-09-17 Safe and machine incorporating the safe therein
DE69216368T DE69216368T2 (de) 1991-09-19 1992-09-17 Tresor und den Tresor enthaltende Anordnung
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