JP2580189Y2 - カーテンウォールの等圧目地構造 - Google Patents
カーテンウォールの等圧目地構造Info
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- JP2580189Y2 JP2580189Y2 JP8836192U JP8836192U JP2580189Y2 JP 2580189 Y2 JP2580189 Y2 JP 2580189Y2 JP 8836192 U JP8836192 U JP 8836192U JP 8836192 U JP8836192 U JP 8836192U JP 2580189 Y2 JP2580189 Y2 JP 2580189Y2
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- JP
- Japan
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- curtain wall
- joint
- frame
- aluminum profile
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アルミニウム形材によ
るカーテンウォールの等圧目地の構造に関する。
るカーテンウォールの等圧目地の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの等圧目地に浸入した
雨水や結露水の排水構造は、従来、各アルミニウム形材
の一部を切り欠き、その切欠をアルミニウム形材の側面
に設けた排水パイプに連結し、その排水パイプによって
浸入した雨水を排出している。
雨水や結露水の排水構造は、従来、各アルミニウム形材
の一部を切り欠き、その切欠をアルミニウム形材の側面
に設けた排水パイプに連結し、その排水パイプによって
浸入した雨水を排出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来技術に
よると、等圧目地に浸入た雨水はアルミニウム形材の切
り欠きまで水が端部まで自然に移動しなければならない
ために排水が素早く行われずに滞留している時間がなが
く、それによってアルミニウム形材面に塵の付着がおき
るという問題があった。
よると、等圧目地に浸入た雨水はアルミニウム形材の切
り欠きまで水が端部まで自然に移動しなければならない
ために排水が素早く行われずに滞留している時間がなが
く、それによってアルミニウム形材面に塵の付着がおき
るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、アル
ミニウム形材によるカーテンウォールの上位にあるアル
ミニウム形材の等圧構造とする下枠と、下位にあるアル
ミニウム形材による上枠との接続個所であるカーテンウ
ォールの等圧目地構造において、目地の内側に取り付け
た受け材の下部に位置する上枠の底板が当接する仕切り
板の端部付近に切欠を設け、さらに、端部の閉止板に水
抜き孔を設け、縦枠に設けた排水パイプに連通するよう
にしたことを特徴とする。
ミニウム形材によるカーテンウォールの上位にあるアル
ミニウム形材の等圧構造とする下枠と、下位にあるアル
ミニウム形材による上枠との接続個所であるカーテンウ
ォールの等圧目地構造において、目地の内側に取り付け
た受け材の下部に位置する上枠の底板が当接する仕切り
板の端部付近に切欠を設け、さらに、端部の閉止板に水
抜き孔を設け、縦枠に設けた排水パイプに連通するよう
にしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成によると、目地の等圧構造から浸入
した水は受け材に落ち、それが底板に流れ落ちて直ちに
仕切り板の端部付近の切欠を介して閉止板の水抜き孔か
ら縦枠の排水パイプを介して直ちに建物外に流出するこ
とになり、等圧目地からアルミニウム形材内に浸入した
水は目地回りの短い距離で直ちに排出されることにな
る。
した水は受け材に落ち、それが底板に流れ落ちて直ちに
仕切り板の端部付近の切欠を介して閉止板の水抜き孔か
ら縦枠の排水パイプを介して直ちに建物外に流出するこ
とになり、等圧目地からアルミニウム形材内に浸入した
水は目地回りの短い距離で直ちに排出されることにな
る。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は縦断面図、図2は横断面図、図3は受け材の
斜視図、図4は受け材の配置状態を示す説明図であり、
図において、1は下枠、2は上枠3、4は縦枠である。
る。図1は縦断面図、図2は横断面図、図3は受け材の
斜視図、図4は受け材の配置状態を示す説明図であり、
図において、1は下枠、2は上枠3、4は縦枠である。
【0007】上記下枠1には係止突起5が垂下してお
り、この係止突起5および後述する第1風止部を挟んで
等圧構造とする切欠6、7があけてある。上記上枠2に
は、上記係止突起5を嵌合係止する嵌合溝8が形成さ
れ、内側の底板9が当接する仕切り板10の端部付近に
切欠11が設けてある。さらに、端部の閉止板12には
水抜き孔13を設け、縦枠3、4外側に設けた排水パイ
プ14に連通されている。
り、この係止突起5および後述する第1風止部を挟んで
等圧構造とする切欠6、7があけてある。上記上枠2に
は、上記係止突起5を嵌合係止する嵌合溝8が形成さ
れ、内側の底板9が当接する仕切り板10の端部付近に
切欠11が設けてある。さらに、端部の閉止板12には
水抜き孔13を設け、縦枠3、4外側に設けた排水パイ
プ14に連通されている。
【0008】15はゴムや合成樹脂製等の受け材であ
り、両端開放の断面形状溝型であり、一側上端にシール
部15aを形成し、底部15bの両開放端は水が流れ落
ち易いように斜面15cとなっている。このようにした
受け材15を、図2および図4に示す如く、連続する左
右両方のアルミニウム形材の目地の連続部を連結するよ
うに下枠1と上枠2の接合部にシール部15aによって
取り付ける。
り、両端開放の断面形状溝型であり、一側上端にシール
部15aを形成し、底部15bの両開放端は水が流れ落
ち易いように斜面15cとなっている。このようにした
受け材15を、図2および図4に示す如く、連続する左
右両方のアルミニウム形材の目地の連続部を連結するよ
うに下枠1と上枠2の接合部にシール部15aによって
取り付ける。
【0009】16は第1風止部であり、下枠1に取り付
けた水密材17を上枠2に当接させて形成してある。1
8は第2風止部であり、下枠1と上枠2にそれぞれ取り
付けたシール部材19、20によって上下のアルミニウ
ム形材が密着している。以上の構成によると、目地に入
り込んだ雨水や結露水の大部分は、第1風止部16の水
密材17によって内部に浸入することなく外壁面を流れ
落ちるが、僅かな一部の水が切欠6、7や他の接合部か
ら浸入することがある。その場合、その浸入した水は受
け材15の底部15bに落ち、それが底部15bの両開
放端から底板9に流れ落ち、仕切り板10の端部付近の
切欠11を介して直ちに閉止板12には水抜き孔13か
ら排水パイプ14に流出して直ちに建物外に流出する。
けた水密材17を上枠2に当接させて形成してある。1
8は第2風止部であり、下枠1と上枠2にそれぞれ取り
付けたシール部材19、20によって上下のアルミニウ
ム形材が密着している。以上の構成によると、目地に入
り込んだ雨水や結露水の大部分は、第1風止部16の水
密材17によって内部に浸入することなく外壁面を流れ
落ちるが、僅かな一部の水が切欠6、7や他の接合部か
ら浸入することがある。その場合、その浸入した水は受
け材15の底部15bに落ち、それが底部15bの両開
放端から底板9に流れ落ち、仕切り板10の端部付近の
切欠11を介して直ちに閉止板12には水抜き孔13か
ら排水パイプ14に流出して直ちに建物外に流出する。
【0010】なお、上記下枠1の等圧構造は、下枠1の
アルミニウム形材の形状によってそれぞれ多少異なり、
例えば図5に示す如く、上部にある仕切り部に切欠を形
成して切欠6、7を接続するような構成もあるが、基本
構造は同様である。
アルミニウム形材の形状によってそれぞれ多少異なり、
例えば図5に示す如く、上部にある仕切り部に切欠を形
成して切欠6、7を接続するような構成もあるが、基本
構造は同様である。
【0011】
【考案の効果】以上詳細に説明した本考案によると、ア
ルミニウム形材によるカーテンウォールの上位にあるア
ルミニウム形材の等圧構造とする下枠と、下位にあるア
ルミニウム形材による上枠との接続個所であるカーテン
ウォールの等圧目地構造において、目地の内側に取り付
けた受け材の下部に位置する上枠の底板が当接する仕切
り板の端部付近に切欠を設け、さらに、端部の閉止板に
水抜き孔を設け、縦枠に設けた排水パイプに連通するよ
うにしたことにより、シール部等から浸入した水は受け
材に落ち、それが底板に流れ落ちて直ちに仕切り板の端
部付近の切欠を介して閉止板の水抜き孔から縦枠の排水
パイプを介して直ちに建物外に流出することになり、目
地の等圧機構からアルミニウム形材内に浸入した水はユ
ニット内を長く移動することなく目地回りの短い距離で
直ちに排出される効果を有する。
ルミニウム形材によるカーテンウォールの上位にあるア
ルミニウム形材の等圧構造とする下枠と、下位にあるア
ルミニウム形材による上枠との接続個所であるカーテン
ウォールの等圧目地構造において、目地の内側に取り付
けた受け材の下部に位置する上枠の底板が当接する仕切
り板の端部付近に切欠を設け、さらに、端部の閉止板に
水抜き孔を設け、縦枠に設けた排水パイプに連通するよ
うにしたことにより、シール部等から浸入した水は受け
材に落ち、それが底板に流れ落ちて直ちに仕切り板の端
部付近の切欠を介して閉止板の水抜き孔から縦枠の排水
パイプを介して直ちに建物外に流出することになり、目
地の等圧機構からアルミニウム形材内に浸入した水はユ
ニット内を長く移動することなく目地回りの短い距離で
直ちに排出される効果を有する。
【0012】また、排水パイプは排水用としてだけでな
く外圧導入孔としての作用をして等圧作用の効果もあ
り、水をユニット内に吸い込むことが少なくなる。
く外圧導入孔としての作用をして等圧作用の効果もあ
り、水をユニット内に吸い込むことが少なくなる。
【図1】実施例を示す縦断面図である。
【図2】横断面図である。
【図3】受け材の斜視図である。
【図4】受け材の配置状態を示す説明図である。
【図5】他の下枠例を示す縦断面図である。
1 下枠 2 上枠 3、4 縦枠 5 係止突起 6 切欠 7 切欠 8 嵌合溝 9 底板 11 切欠 13 水抜き孔 14 排水パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウム形材によるカーテンウォー
ルの上位にあるアルミニウム形材の等圧構造とする下枠
と、下位にあるアルミニウム形材による上枠との接続個
所であるカーテンウォールの等圧目地構造において、目
地の内側に取り付けた受け材の下部に位置する上枠の底
板が当接する仕切り板の端部付近に切欠を設け、さら
に、端部の閉止板に水抜き孔を設け、縦枠に設けた排水
パイプに連通するようにしたことを特徴とするカーテン
ウォールの等圧目地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836192U JP2580189Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | カーテンウォールの等圧目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836192U JP2580189Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | カーテンウォールの等圧目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651322U JPH0651322U (ja) | 1994-07-12 |
JP2580189Y2 true JP2580189Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13940676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8836192U Expired - Fee Related JP2580189Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | カーテンウォールの等圧目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580189Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001032423A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-06 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | パネル外壁 |
BE1024681B1 (nl) * | 2016-10-21 | 2018-05-22 | Claeys Stephanie Catharina R. | Gordijngevel met gevelelementen met een tweedelig kader voor een vleugel of dergelijke en werkwijze voor het vervangen van een opvulelement in een gordijngevel. |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP8836192U patent/JP2580189Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0651322U (ja) | 1994-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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