JP2579938B2 - 回転ノブの取付構造 - Google Patents

回転ノブの取付構造

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JP2579938B2
JP2579938B2 JP62100594A JP10059487A JP2579938B2 JP 2579938 B2 JP2579938 B2 JP 2579938B2 JP 62100594 A JP62100594 A JP 62100594A JP 10059487 A JP10059487 A JP 10059487A JP 2579938 B2 JP2579938 B2 JP 2579938B2
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rotary knob
knob
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準一 横峯
和司 古川
博道 中山
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Araco Corp
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/087Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels retractable; Flush control knobs

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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転軸への回転操作用回転ノブの取付構造に
関する。
[従来の技術] この種のノブは車両用シートの高さ調節用ノブ等とし
て広く採用されている。
第6図から第8図には、シート10の高さ調節用として
適用されるノブ12の取付構造が示されている。ノブ12は
第8図に示される如くシート10内からシート10の側方に
突出するシヤフト14に取り付けられるようになってい
る。シヤフト14はシート10に内蔵される高さ調節装置の
一部を構成しており、高さ調節装置はシヤフト14が回転
されることによりシート10を高さ調節できるようになっ
ている。このシヤフト14はシート10からの突出部先端が
第7図に示される如くセレーシヨン部16とされ、このセ
レーシヨン部16に嵌合されてノブ12が止め輪18によって
固定されるようになっている。これによってノブ12が回
転されることによりシヤフト14が回転されてシート10の
高さが調節されるようになっている。
ところで、車両用シートの高さ調節用として適用され
るノブにあっては、特に、シートに着座した乗員によっ
て回転操作されるため、操作上、シートの一般面から突
出した状態で取り付けることが好ましく、従来では第6
図に示される如くシート10の側部一般面から突出するよ
うにノブ12を取り付けるようにしていた。
ところが、第6図に示される如くシート10の側部一般
面から突出するように取り付けた場合、シート10の高さ
調節時に拘らず、常時ノブ12がシート10の側方に突出さ
れることとなる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明はシヤフト等の回転軸に対して軸方向に回転ノ
ブの位置を変えることができ、回転ノブの不使用時に回
転ノブの突出をなくすことができる回転ノブの取付構造
を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、回転軸を回転させる回転ノブの取付構造で
あって、前記回転軸に固定されたインナスリーブと、前
記回転ノブに固着され前記インナスリーブにスライド可
能に装着されるアウタスリーブと、前記インナスリーブ
と前記アウタスリーブとの間に形成され、アウタスリー
ブをインナスリーブの軸方向へ案内すると共に、アウタ
スリーブの回転力をインナスリーブに伝える係合手段
と、前記アウタスリーブを前記インナスリーブから抜き
出す方向へ付勢する付勢手段と、前記アウタスリーブの
押込み操作によって、アウタスリーブを押込み状態で維
持しあるいは押込み状態を解除するラッチ手段と、を有
することを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、不使用時には、回転ノブを押込むと、ア
ウタスリーブがインナスリーブに沿ってスライドし、ラ
ッチ手段で押込み状態が維持されるので、回転ノブが邪
魔にならない。
次に、使用時に、回転ノブを押込むと、アウタスリー
ブがインナスリーブに沿ってスライドし、ラッチ手段に
よる押込み状態が解除されて、付勢手段によってアウタ
スリーブがインナスリーブから抜き出す方向へ移動す
る。
この突出した状態の回転ノブを回転させると、係合手
段を介して、アウタスリーブの回転力がインナスリーブ
に伝わり、インナスリーブが固着された回転軸が回転す
る。
このように、使用時には、突出した回転ノブを把持し
て回すことができるので、操作が容易である。
[実施例] 第1図から第5図には、本発明が適用された回転ノブ
20の取付構造が示されている。
回転ノブ20はシート22の高さ調節用ノブとして適用さ
れるようになっている。
シート22では、第5図に示される如くシートクツシヨ
ンフレーム24と車体床部26との間に前部高さ調節装置28
及び後部高さ調節装置30が設けられ、高さ調節可能とさ
れるようになっている。
前部高さ調節装置28には、回転軸32が設けられてい
る。回転軸32は両端部付近がシートクツシヨンフレーム
24に回転可能に軸支され、中間部にギア34が同軸的に固
着されている。ギア34には、ピン36を介してシートクツ
シヨンフレーム24の前部に揺動可能に連結されたセクタ
ギア38が噛合されている。セクタギア38には、一端がボ
ルト40を介して車体床部26に固定されたアーム42の他端
がピン44を介して連結され、ピン44廻りに揺動可能とさ
れている。これにより、回転軸32が回転されてギア34が
回転されることにより、セクタギア38が第5図に二点鎖
線が示される如くピン44廻りに揺動されてシートクツシ
ヨンフレーム24の前部を昇降させるようになっており、
これによってシート22の前部を高さ調節できるようにな
っている。
後部高さ調節装置30は前部高さ調節装置28よりもシー
ト後方寄りに設けられ、前部高さ調節装置28の回転軸32
と略平行に回転軸48が設けられている。回転軸48は前部
高さ調節装置28の回転軸32と同様に両端付近がシートク
ツシヨンフレーム24に回転可能に軸支され、中間部にギ
ア50が同軸的に固着されている。ギア50には、ピン52を
介してシートクツシヨンフレーム24に揺動可能に軸支さ
れたセクタギア54が噛合されている。セクタギア54に
は、ピン56を介してリンク58の一端が軸支されている。
このリンク58の他端はセクタギア54よりもシート後方寄
りでピン60を介してリンク62の一端部に軸支されてい
る。このリンク62は他端がピン64を介して車体床部26に
軸支されているとともに中間部がピン66を介してシート
クツシヨンフレーム24の後部に軸支されている。これに
より、回転軸48が回転されてギア50が回転されることに
より、第5図に二点鎖線で示される如くセクタギア54が
ピン52廻りに揺動されリンク62がリンク58を介してピン
64廻りに揺動されてシートクツシヨンフレーム24の後部
を昇降させるようになっており、これによってシート22
の後部を高さ調節できるようになっている。
なお、前部高さ調節装置28及び後部高さ調節装置30で
は、それぞれ回転軸32,48に係合されてブレーキ機構68
が設けられ、回転軸32,48を所定の回転位置でロツクで
きるようになっている。
このように構成されている前部高さ調節装置28及び後
部高さ調節装置30では、それぞれ回転軸32,48の一端部
が第1図に示される如くシート22の側方に突出されてい
る。シート22の側部には、回転軸32,48に対応されて凹
部70,72(第4図にも図示)が形成されており、凹部70,
72内へ回転軸32,48が突出されている。回転軸32,48は凹
部70,72内への突出部先端部がセレーシヨン部32A,48Aと
されている。
回転ノブ20は第1図に示される如くインナスリーブ74
と、アウタスリーブ76とを介して回転軸32,48に取り付
けられている。
インナスリーブ74は一端部にフランジ部78が形成さ
れ、フランジ部78側から回転軸32,48のセレーシヨン部3
2A,48Aに同軸的に嵌合されているとともに皿ビス79によ
り回転軸32,48のセレーシヨン部32A,48Aの先端に固着さ
れている。このインナスリーブ74には、第2図に示され
る如く外周に軸方向に沿って溝80及び平坦面82が形成さ
れている。溝80は互いに反対側に2個形成され、これら
の溝80間に平坦面82が形成されている。この平坦面82に
は、第2図に示される如く係止手段の一部を構成するハ
ート形のカム溝84が形成されている。カム溝84には、第
3図に示される如く段部84A,84B,84C,84Dが設けられ、
ハツチングで示される部分が高位となっている。
アウタスリーブ76は一端部にフランジ部86が形成さ
れ、回転ノブ20に形成された貫通孔88にフランジ部86の
反対側から挿入され、回転ノブ20に形成された座グリ部
90にフランジ部86が当接した状態で皿ビス92で固着され
て回転ノブ20と一体とされている。このアウタスリーブ
76には、フランジ部86側の内周縁に嵌合されてカバー94
が取り付けられ、フランジ部86全体を覆っている。
このアウタスリーブ76は内周に第2図に示される如く
係合突起96が形成されている。係合突起96は第2図では
図示されていないが互いに対向して一対設けられ、これ
らはそれぞれフランジ部86側の端部付近からフランジ部
86と反対の端部にかけて軸方向に沿って形成され、アウ
タスリーブ76はフランジ部86と反対の端部から係合突起
96がインナスリーブ74の溝80に嵌入されてインナスリー
ブ74に軸方向へ移動可能に嵌合されている。しかし、係
合突起96の溝80への嵌入によってインナスリーブ74に対
してアウタスリーブ76が回転することがなく、これによ
って、回転ノブ20がインナスリーブ74、アウタスリーブ
76を介して回転軸32,48を回転させることができるよう
にされている。このアウタスリーブ76の外周には、第2
図に示される如く軸方向中間部に略全周に亘って溝98が
形成されているとともに溝98の底壁に上記カム溝84と対
応して矩形孔100が形成され、さらに矩形孔100の近傍に
孔102が形成されている。
このアウタスリーブ76には、係止手段の他の一部を構
成するピン104及びリング106、付勢手段を構成する圧縮
コイルばね108が取り付けられている。ピン104は略コ字
形に屈曲形成され、一端部が孔102に嵌入されて他端部
が矩形孔100を貫通してカム溝84に嵌入され、アウタス
リーブ76をインナスリーブ74に係止している。リング10
6はばね性を有する薄板から第2図に示される如く略C
字形状に形成され、ピン104の外側から溝98に嵌合され
てピン104の抜け止め作用をなしているとともに矩形孔1
00に対応する部分がアウタスリーブ76の内側に屈曲され
てピン104をカム溝84に押圧している。圧縮コイルばね1
08はアウタスリーブ76の外周に巻装されて一端がインナ
スリーブ74のフランジ部78に当接されているとともに他
端が回転ノブ20の座グリ部90の裏面に当接され、アウタ
スリーブ76をインナスリーブ74から抜き出す方向へ付勢
している。
これにより、アウタスリーブ76は回転ノブ20の押圧操
作によりピン104が第3図に示されるカム溝84の第1の
係合位置110、第2の係合位置112に位置される二位置で
インナスリーブ74と係止されるようになっている。
詳しく説明すると、ピン104がカム溝84の第1の係合
位置110に位置されている状態では、ピン104が圧縮コイ
ルばね108の付勢力で第1の係合位置110に保持され、こ
れによってアウタスリーブ76がインナスリーブ74に係止
される。この状態から圧縮コイルばね108の付勢力に抗
して回転ノブ20が押圧されると、アウタスリーブ76が回
転ノブ20の押圧方向(第3図矢印A方向)へ移動される
ため、ピン104が第3図矢印B方向へ移動し、さらに段
部84Aによって第3図矢印C方向へ案内されて第3図に
一点鎖線で示される位置へ至る。ピン104が第3図に一
点鎖線で示される位置に至ると、ピン104によって回転
ノブ20の押圧方向(第3図矢印A方向)へのアウタスリ
ーブ76の移動が阻止されて回転ノブ20の押込が阻止され
る。この状態で回転ノブ20の押圧操作を止めると、アウ
タスリーブ76が圧縮コイルばね108に付勢されてピン104
が段部84Bによって第3図矢印D方向へ案内されて第3
図に破線で示される如く第2の係合位置112へ至る。
ピン104が第2の係合位置112に位置された状態ではピ
ン104が圧縮コイルばね108の付勢力で第2の係合位置11
2に保持され、これによってアウタスリーブ76がインナ
スリーブ74に係止される。
この状態からさらに圧縮コイルばね108の付勢力に抗
して回転ノブ20が押圧されると、アウタスリーブ76が回
転ノブ20の押圧方向(第3図矢印A方向)へ移動されて
ピン104が段部84Cによって第3図矢印E方向へ案内さ
れ、第3図に二点鎖線で示される位置へ至る。ピン104
が第3図に二点鎖線で示される位置に至ると、回転ノブ
20の押圧方向(第3図矢印A方向)へのアウタスリーブ
76の移動が阻止されて回転ノブ20の押込が阻止される。
この状態で回転ノブ20の押圧操作を止めると、アウタス
リーブ76が圧縮コイルばね108に付勢されてピン104が段
部84Dによって第3図矢印F方向へ案内されて第1の係
合位置110へ至る。
したがって、ピン104が第1の係合位置110、第2の係
合位置112に位置される二位置に回転ノブ20が位置を変
更可能とされている。回転ノブ20はピン104が第1の係
合位置110に位置された係合状態で第1の位置とされて
第1図に二点鎖線で示される如く凹部70,72の外側に突
出され、ピン104が第2の係合位置112に位置された状態
で第2の位置とされて第1図に実線で示される如く凹部
70,72内へ格納されるようになっている。
上記構成によれば、回転ノブ20を押圧操作するだけ
で、回転ノブ20を凹部70,72の外側に突出される位置と
凹部70,72内へ格納される位置の二位置に位置変更する
ことができる。これにより、前部高さ調節装置28又は後
部高さ調節装置30を用いてシート22の高さを調節する場
合に回転ノブ20を凹部70,72の外側に突出させ、シート2
2の高さ調節後に回転ノブ20を凹部70,72内へ格納するよ
うにすれば、回転ノブ20の操作性が損なわれることがな
く、且つシート22の高さ調節後、すなわち回転ノブ20の
不使用時は回転ノブ20が凹部70,72内へ格納されて回転
ノブ20とシート22との一体感が増し、外観見栄えが向上
される。
なお、シート22を高さ調節する場合には、凹部70,72
の外側に突出した状態の回転ノブ20を回転操作すればよ
い。すなわち、回転ノブ20が回転されると、アウタスリ
ーブ76、インナスリーブ74を介して回転軸32,48に回転
力が付与されて回転軸32,48が回転され、これによっ
て、シート22が昇降される。また、回転軸32,48はブレ
ーキ機構68によって所望の回転位置でロツクされ、これ
によってシート22が高さ調節される。また、不使用時に
は回転ノブ20を再び押圧すれば、回転ノブ20が凹部70,7
2内へ押し込まれて格納される。
なお、上記実施例では、回転ノブ20をシート22の高さ
調節用ノブとして用いたが、これに限らず種々の調節用
あるいはスイツチ等として広く適用できる。
また、上記実施例では、回転ノブ20を異なる二位置に
位置変更できるようにするためにハートカム機構を用い
たが、これに限らず、リンク機構等種々の機構が適用可
能である。
[発明の効果] 本発明は上記構成としたので、回転軸に対して軸方向
へ回転ノブをスライドさせることができ、不使用時に
は、回転ノブを引っ込めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された回転ノブの取付状態を示す
断面図、第2図は第1図の回転ノブの取付部分解斜視
図、第3図は第1図の要部平面図、第4図は第1図の回
転ノブの取付状態を示す斜視図、第5図は第1図のシー
トの内部構造を示すシートの側面図、第6図から第8図
は従来の回転ノブの取付構造を示し、第6図は回転ノブ
の取付状態を示す斜視図、第7図は回転ノブの取付部分
解斜視図、第8図は回転ノブの取付部断面図である。 20……回転ノブ、 32,48……回転軸、 84……カム溝、 104……ピン、 106……リング、 108……圧縮コイルばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 博道 横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会 社ニフコ内 (56)参考文献 実開 昭61−153246(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を回転させる回転ノブの取付構造で
    あって、 前記回転軸に固定されたインナスリーブと、前記回転ノ
    ブに固着され前記インナスリーブにスライド可能に装着
    されるアウタスリーブと、前記インナスリーブと前記ア
    ウタスリーブとの間に形成され、アウタスリーブをイン
    ナスリーブの軸方向へ案内すると共に、アウタスリーブ
    の回転力をインナスリーブに伝える係合手段と、前記ア
    ウタスリーブを前記インナスリーブから抜き出す方向へ
    付勢する付勢手段と、前記アウタスリーブの押込み操作
    によって、アウタスリーブを押込み状態で維持しあるい
    は押込み状態を解除するラッチ手段と、を有することを
    特徴とする回転ノブの取付構造。
JP62100594A 1987-04-23 1987-04-23 回転ノブの取付構造 Expired - Lifetime JP2579938B2 (ja)

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JPS63265317A JPS63265317A (ja) 1988-11-01
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