JP3066522B2 - ヒンジ構造 - Google Patents

ヒンジ構造

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JP3066522B2 JP8168888A JP16888896A JP3066522B2 JP 3066522 B2 JP3066522 B2 JP 3066522B2 JP 8168888 A JP8168888 A JP 8168888A JP 16888896 A JP16888896 A JP 16888896A JP 3066522 B2 JP3066522 B2 JP 3066522B2
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昌巳 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒンジ構造に関し、
例えば、シートクッションがはね上げ自在となっている
シートの支持に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、車両のシート(主に
リヤシート)1にはシートクッション2がはね上げ自在
となっているものがある。このような構造のシート1で
は、シートクッション2がはね上げ位置と着座位置で固
定できるようになっているヒンジ構造3を介してシート
クッション2とボデー側(シートバック4側)とが互い
に支持されている。図8に基づいて従来のヒンジ構造3
を説明する。図8には従来のヒンジ構造を表す分解斜視
を示してある。
【0003】図8に示すように、シート1のボデー側取
付ブラケット(第1ブラケット)5はボルト6によって
図示しないボデーに固定され、第1ブラケット5にはシ
ャフト7の一端が固定されている。シャフト7の基端部
位には回転自在で軸方向には移動が規制された状態で第
1カム8が貫通して支持され、第1カム8には、シート
1のシートクッション2が取り付けられるクッション側
取付ブラケット(第2ブラケット)9が固定されてい
る。つまり、第1カム8はシートクッション2のはね上
げ等に伴ってシャフト7に対して回転するようになって
いる。
【0004】シャフト7の先端側には楕円形部10が形
成され、楕円形部10の形状に略合致する孔11を介し
て第2カム12が楕円形部10に支持されている。第2
カム12は、シャフト7の軸方向に移動自在で回転が規
制された状態になっている。第1カム8にはシャフト7
の先端側を向く第1カム面13が形成されており、第2
カム12にはシャフト7の基端部位側を向く、即ち、第
1カム面13に対向して第2カム面14が形成されてい
る。第1カム面13と第2カム面14はそれぞれ傾斜状
態に形成され、互いの傾斜面を介して噛み合うようにな
っている。
【0005】第2カム12の先端側寄りにおけるシャフ
ト7にはばね15が配され、ばね15はワッシャ16及
びナット17により第2カム12を第1カム8側に付勢
する状態でシャフト7に保持されている。第2カム12
はばね15により第1カム8側に付勢され、ばね15の
付勢力によって第1カム面13と第2カム面14が噛み
合わされるようになっている。尚、図中の符号で18
は、ヒンジ構造3の構成部材を覆うカバーである。
【0006】第1カム8の第1カム面13と第2カム1
2の第2カム面14が噛み合っている状態では、第2カ
ム12により第1カム8が回転方向に規制され、シート
クッション2の位置が固定される。シートクッション2
をはね上げる等しようとして第1カム8に回転力が生じ
ると、第1カム面13と第2カム面14の傾斜面を介し
て第2カム12がばね15の付勢力に抗して軸方向に押
されて第1カム面13と第2カム面14の噛み合いが外
れる。これにより、第1カム8が回転してシートクッシ
ョン2がはね上げられる。シートクッション2を所定位
置まではね上げた後は、再びばね15の付勢力によって
第1カム面13と第2カム面14が噛み合い、第1カム
8の回転方向の位置が規制されてシートクッション2の
位置が固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒンジ構造3で
は、シートクッション2のはね上げ位置や着座位置の固
定は、ばね15の付勢力による第1カム8の第1カム面
13と第2カム12の第2カム面14との噛み合いの摩
擦力で行っている。このため、シートクッション2の位
置の固定力は場合によっては十分とはいえないことがあ
り、常に確実にシートクッション2の位置を固定できる
ヒンジ構造が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、第1ブラケットに一端が固定される
シャフトと、前記シャフトの他端側に第1カム面が形成
され前記シャフトの軸方向の移動が規制され且つ回転自
在に前記シャフトに支持される第1カム部材と、前記第
1カム部材に固定される第2ブラケットと、第2カム面
が前記第1カム面に対向し前記シャフトの軸方向に移動
自在で且つ回転不能に前記シャフトに支持される第2カ
ム部材と、前記第2カム部材を前記第1カム部材側に付
勢して前記第1カム面と前記第2カム面を噛み合わせる
付勢部材とからなり、前記第1ブラケットと前記第2ブ
ラケットの相対的な回動を支えるヒンジ構造において、
前記第2カム部材の軸方向の移動を許容する第1状態と
前記第2カム部材の軸方向の移動を規制する第2状態と
を選択する軸方向移動規制手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】そして、前記軸方向移動規制手段は、前記
シャフトに形成された非円形部と、前記非円形部に連続
して前記シャフトに形成され前記非円形部よりも小径と
なる小径円形部と、前記非円形部の外形形状と略等しい
形状の孔が設けられ前記孔が前記シャフトの前記小径円
形部に位置して前記シャフトに挿通する盤部材とからな
り、前記第1状態は、前記盤部材を回転させて前記孔と
前記非円形部が合致する状態で対向して前記孔が前記非
円形部の部位に位置することが可能な状態であり、前記
第2状態は、前記盤部材を回転させて前記孔が前記小径
円形部の部位にのみに位置することが可能な状態である
ことを特徴とする。
【0010】また、前記盤部材と前記付勢部材の間に設
けられ前記盤部材の回転時に前記付勢部材の付勢力に抗
して前記盤部材から離れる方向に押圧される第3カム部
材を備えたことを特徴とする。
【0011】前記第1ブラケットは、車両のシートのボ
デー側のフレームもしくはシートのシートクッション部
側のフレームのいずれか一方側に取り付けられ、前記第
2ブラケットは、ボデー側のフレームもしくはシートク
ッション部側のフレームの他方側に取り付けられ、はね
上げ自在となっているシートクッションのヒンジとして
適用される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態に係
るヒンジ構造を表す分解斜視状態、図2にはヒンジ構造
の断面、図3にはシャフトの斜視状態、図4には図2中
のIV-IV 線矢視、図5、図6には図2中のV-V 線矢視を
示してある。本実施形態例は、図7に示したはね上げ自
在となっているシートのシートクッションの一方側のヒ
ンジとして適用される。
【0013】図1、図2に示すように、図示しない車両
のシートのボデー側取付ブラケット(第1ブラケット)
21にはシャフト22の一端が固定されている。シャフ
ト22の基端部位には回転自在で軸方向には移動が規制
された状態で第1カム23が貫通して支持され、第1カ
ム23には、シートのシートクッションが取り付けられ
るクッション側取付ブラケット(第2ブラケット)24
が固定されている。つまり、第1カム23はシートクッ
ションのはね上げ等に伴ってシャフト22に対して回転
するようになっている。
【0014】図1乃至図3に示すように、シャフト22
の先端側には楕円形部25が形成され、楕円形部25の
形状に略合致する孔26を介して第2カム27が楕円形
部25に支持されている。第2カム27は、シャフト2
2の軸方向に移動自在で回転が規制された状態になって
いる。第1カム23にはシャフト22の先端側を向く第
1カム面28が形成され、第2カム27にはシャフト2
2の基端部位側を向く、即ち、第1カム面28に対向す
る第2カム面29が形成されている。第1カム面28と
第2カム面29はそれぞれ傾斜状態に形成され、互いの
傾斜面を介して噛み合うようになっている。
【0015】第2カム27は付勢部材としてのばね30
によってシャフト22の基端部側、即ち、第1カム23
側に付勢され、第1カム23の第1カム面28と第2カ
ム27の第2カム面29とが噛み合うようになってい
る。第2カム27は軸方向移動規制手段31により、シ
ャフト22の軸方向への移動が許容される第1状態(第
1カム面28と第2カム面29との噛み合いが外れる状
態)と、シャフト22の軸方向への移動が規制される第
2状態(第1カム面28と第2カム面29とが噛み合い
が保持される状態)とが選択されるようになっている。
【0016】第1カム23の第1カム面28と第2カム
27の第2カム面29が噛み合っている状態では、軸方
向移動規制手段31により第2カム27が第2状態とさ
れ、第2カム27により第1カム23が回転方向に規制
され、シートクッションの位置が固定される。軸方向移
動規制手段31により第2カム27を第1状態とし、シ
ートクッションをはね上げる等しようとして第1カム2
3に回転力が生じると、第1カム面28と第2カム面2
9の傾斜面を介して第2カム27がばね30の付勢力に
抗して軸方向に押されて第1カム面28と第2カム面2
9の噛み合いが外れる。これにより、第1カム23が回
転してシートクッションがはね上げられる。シートクッ
ションを所定位置まではね上げた後は、再びばね30の
付勢力によって第1カム面28と第2カム面29が噛み
合い、第1カム23の回転方向の位置が規制されてシー
トクッションの位置が固定される。そして、軸方向移動
規制手段31により第2カム27を第2状態にする。
【0017】軸方向移動規制手段31によって、第2カ
ム27の軸方向の移動が規制され、第1カム23の回転
が阻止されてシートクッションの位置の固定が保持され
るようになっている。次に、軸方向移動規制手段31を
説明する。
【0018】シャフト22には非円形部32が形成さ
れ、非円形部32に連続して楕円形部25との間におけ
るシャフト22には非円形部32よりも小径となる小径
円形部33が形成されている。非円形部32及び小径円
形部33の部位におけるシャフト22には盤部材34が
挿通して設けられており、盤部材34にはシャフト22
の先端部側に向く筒部35が一体に形成されている。盤
部材34は第2カム27に当接して第2カム27の軸方
向の移動を規制している。
【0019】盤部材34には非円形部32の外形形状と
略等しい形状の孔36が設けられ、孔36がシャフト2
2の非円形部32に嵌合している時には盤部材34がシ
ャフト22の軸方向に移動自在となり(第1状態)、孔
36がシャフト22の小径円形部33の部位に位置して
回転された時には盤部材34がシャフト22の軸方向に
移動できない状態、即ち、孔36が小径円形部33の部
位にのみに位置することが可能な状態(第2状態)とな
る。
【0020】筒部35内には盤部材34に当接する第3
カム部材37が配され、第3カム部材37はばね30に
よって盤部材34側に押圧されている。ばね30はワッ
シャ38及びナット39によってシャフト22に保持さ
れ、ばね30、ワッシャ38及びナット39は筒部35
に覆われた状態になっている。第3カム部材37がばね
30によって盤部材34側に押圧されることにより、盤
部材34が第2カム27を第1カム23側に押圧し、第
1カム面28と第2カム面29とを噛み合わせている。
【0021】第3カム部材37には盤部材34側に突出
する突起40が形成され、盤部材34が小径円形部33
の部位で所定回転位置に回転した時、例えば、孔36が
非円形部32に合致しない回転位置となった時、ばね3
0の付勢力により突起40が盤部材34の溝41に嵌合
するようになっている。盤部材34の筒部35にはレバ
ー42が嵌合し、レバー42はねじ43によって筒部3
5に固定されている。レバー42を介して筒部35を回
転させることにより、盤部材34の孔36が小径円形部
33の部位で非円形部32に合致する回転位置と合致し
ない回転位置とに回転される。
【0022】この時、孔36が非円形部32に合致しな
い回転位置から非円形部32に合致する回転位置に盤部
材34が回転されると、ばね30の付勢力に抗して突起
40が溝41から外れて第3カム部材37が軸方向に若
干移動する。これにより、盤部材34に対するばね30
の付勢力が若干大きくなり、第2カム27側に影響を与
えることなくレバー42の操作の節度感を得ることがで
きる。
【0023】上述した軸方向移動規制手段31を備えた
ヒンジ構造の作用を説明する。
【0024】シートクッションの位置が着座位置もしく
ははねあげ位置で固定されている場合、第1カム23の
第1カム面28と第2カム27の第2カム面29が噛み
合っている状態になっている。また、盤部材34の孔3
6が小径円形部33の部位で非円形部32に合致しない
状態に盤部材34が回転されており、盤部材34がシャ
フト22の軸方向に規制された状態になっている(図
2、図5の状態)。この状態では、第2カム27はシャ
フト22の軸方向に移動できず、第1カム23が回転方
向に規制されてシートクッションの位置が固定されてい
る。シートクッションの位置は、レバー42を介して盤
部材34を回転させない限り固定状態が保持される。
【0025】シートクッションをはね上げる等してシー
トクッションの位置を変更する場合、レバー42の操作
により盤部材34の孔36が小径円形部33の部位で非
円形部32に合致する状態に盤部材34を回転させる
(図6の状態)。盤部材34の回転の際、ばね30の付
勢力に抗して突起40が溝41から外れた状態で第3カ
ム部材37が若干移動し、レバー42の操作に節度感を
得ている。盤部材34の孔36が非円形部32に合致す
ると、盤部材34はシャフト22の軸方向に移動可能な
状態になる。
【0026】この状態でシートクッションをはね上げる
等すると第1カム23に回転力が生じ、第1カム面28
と第2カム面29の傾斜面を介して第2カム27が軸方
向に押され、第2カム27、盤部材34及び第3カム部
材37がばね30の付勢力に抗して軸方向に移動して第
1カム面28と第2カム面29の噛み合いが外れる。こ
れにより、第1カム23が回転してシートクッションが
はね上げられる。シートクッションを所定位置まではね
上げた後は、ばね30の付勢力によって第3カム部材3
7、盤部材34及び第2カム27がシャフト22の軸方
向に移動し、第1カム23の第1カム面28と第2カム
27の第2カム面29が再び噛み合う。
【0027】第1カム面28と第2カム面29が噛み合
うことにより、第1カム23が回転できない状態にな
り、シートクッションの位置が固定される。シートクッ
ションの位置が固定された後、レバー42の操作により
盤部材34の孔36が小径円形部33の部位で非円形部
32に合致しない状態に盤部材34を回転させる。この
状態で、盤部材34がシャフト22の軸方向に規制さ
れ、第2カム27がシャフト22の軸方向に移動できな
いように保持される。これにより、シートクッションの
位置の固定が保持され、シートクッションに外力等が加
わってもシートクッションが動くことがない。
【0028】上述したヒンジ構造によると、シートクッ
ションの着座位置やはね上げ位置の固定を第1カム23
の第1カム面28と第2カム27の第2カム面29との
噛み合いで行い、更に、第1カム23と第2カム27の
噛み合い時に盤部材34をシャフト22の小径円形部3
3で回転させ、盤部材34をシャフト22の軸方向に移
動できないようにして第1カム面28と第2カム面29
との噛み合いを保持している。このため、シートクッシ
ョンの固定状態が盤部材34によって機械的に保持され
るようになり、シートクッションの固定を確実に行うこ
とができる。
【0029】また、盤部材34に連続して筒部35を設
け、筒部35の内部にばね30、ワッシャ38及びナッ
ト39を収納するようにしたので、部材が外部に露出す
ることがなく見栄えを悪化させることがない。また、第
3カム部材37を設けて第3カム部材37の移動により
レバー42を操作する際の節度感を持たせるようにした
ので、節度感を持たせてレバー42を回転させる際に第
2カム27やレバー42に影響を及ぼすことがない。
【0030】上記実施形態例では、シートクッションが
はね上げ自在となっているシートの支持にヒンジ構造を
用いた例を説明したが、他の部材のヒンジ構造として用
いることも可能である。また、軸方向移動規制手段31
についても、シャフト22に非円形部32及び小径円形
部33を設け、小径円形部33の部位で盤部材34を回
転させることにより盤部材34の移動を規制する構成に
限定されず、第2カム27の軸方向の移動を機械的に規
制できるものであれば他の構成を用いることも可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明のヒンジ構造は、第1カム部材と
第2カム部材のカム面を噛み合わせることにより第1ブ
ラケットと第2ブラケットの相対的な回動を支えるヒン
ジ構造において、第2カム部材の軸方向の移動を選択す
る軸方向移動規制手段を設けたので、第1ブラケットと
第2ブラケットの相対的な回動が固定されている時に軸
方向移動規制手段により第2カム部材の軸方向の移動を
規制することができる。この結果、第1ブラケットと第
2ブラケットの相対的な回動の固定を確実に行うことが
可能になる。シートクッションがはね上げ自在となって
いるシートの支持に本発明のヒンジ構造を用いることに
より、外力が加わっても常にシートクッションの位置を
確実に固定することが可能になる。
【0032】また、本発明のヒンジ構造は、シャフトに
非円形部及び小径円形部を設け、小径円形部の部位で盤
部材を回転させることにより盤部材の移動を規制して第
2カム部材の軸方向の移動を規制する軸方向移動規制手
段としたので、第2カム部材の軸方向の移動の規制を機
械的に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るヒンジ構造を表す分
解斜視図。
【図2】ヒンジ構造の断面図。
【図3】シャフトの斜視図。
【図4】図2中のIV-IV 線矢視図。
【図5】図2中のV-V 線矢視図。
【図6】図2中のV-V 線矢視図。
【図7】シートクッションがはね上げ自在となっている
シートの概略図。
【図8】従来のヒンジ構造を表す分解斜視図。
【符号の説明】
21 ボデー側取付ブラケット(第1ブラケット) 22 シャフト 23 第1カム 24 クッション側取付ブラケット(第2ブラケット) 25 楕円形部 26 孔 27 第2カム 28 第1カム面 29 第2カム面 30 ばね 31 軸方向移動規制手段 32 非円形部 33 小径円形部 34 盤部材 35 筒部 36 孔 37 第3カム部材 38 ワッシャ 39 ナット 40 突起 41 溝 42 レバー 43 ねじ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ブラケットに一端が固定されるシャ
    フトと、前記シャフトの他端側に第1カム面が形成され
    前記シャフトの軸方向の移動が規制され且つ回転自在に
    前記シャフトに支持される第1カム部材と、前記第1カ
    ム部材に固定される第2ブラケットと、第2カム面が前
    記第1カム面に対向し前記シャフトの軸方向に移動自在
    で且つ回転不能に前記シャフトに支持される第2カム部
    材と、前記第2カム部材を前記第1カム部材側に付勢し
    て前記第1カム面と前記第2カム面を噛み合わせる付勢
    部材とからなり、前記第1ブラケットと前記第2ブラケ
    ットの相対的な回動を支えるヒンジ構造において、前記
    第2カム部材の軸方向の移動を許容する第1状態と前記
    第2カム部材の軸方向の移動を規制する第2状態とを選
    択する軸方向移動規制手段を備えたことを特徴とするヒ
    ンジ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記軸方向移動規制
    手段は、前記シャフトに形成された非円形部と、前記非
    円形部に連続して前記シャフトに形成され前記非円形部
    よりも小径となる小径円形部と、前記非円形部の外形形
    状と略等しい形状の孔が設けられ前記孔が前記シャフト
    の前記小径円形部に位置して前記シャフトに挿通する盤
    部材とからなり、 前記第1状態は、前記盤部材を回転させて前記孔と前記
    非円形部が合致する状態で対向して前記孔が前記非円形
    部の部位に位置することが可能な状態であり、前記第2
    状態は、前記盤部材を回転させて前記孔が前記小径円形
    部の部位にのみに位置することが可能な状態であること
    を特徴とするヒンジ構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記盤部材と前記付
    勢部材の間に設けられ前記盤部材の回転時に前記付勢部
    材の付勢力に抗して前記盤部材から離れる方向に押圧さ
    れる第3カム部材を備えたことを特徴とするヒンジ構
    造。
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