JP2579488B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2579488B2 JP62162389A JP16238987A JP2579488B2 JP 2579488 B2 JP2579488 B2 JP 2579488B2 JP 62162389 A JP62162389 A JP 62162389A JP 16238987 A JP16238987 A JP 16238987A JP 2579488 B2 JP2579488 B2 JP 2579488B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、発熱付勢される記録ヘッドを備える記録装
置に関する。
[従来技術] ファクシミリ装置では、受信画像等を記録出力するた
めの記録装置として、記録紙に感熱記録紙を用いて、ラ
イン単位にサーマルヘッドにより画像を記録する感熱記
録装置が使用されることが多い。
この感熱記録紙は、印加される熱量に応じて発色し、
周囲温度が低いときにはより多くの熱量が発色のために
必要であり、また、周囲温度が高いときにはより少ない
熱量で発色する。
そこで、感熱記録装置では、周囲温度に応じて記録時
に印加する熱量を制御し、常に一定の記録濃度を得られ
るようにしている。
さて、一般に、ファクシミリ装置は事務所等に固定的
に設置されることが多く、使用される環境温度も、例え
ば、0〜30℃と一定の範囲である。
したがって、感熱記録紙がこの温度範囲で充分に発色
するように、周囲温度に応じた熱量制御を行なってい
る。すなわち、例えば、記録ヘッド(サーマルヘッド)
に一定の駆動電流を供給している場合には、駆動電流を
印加する時間(パルス幅)を調整するようにしている。
したがって、この場合、環境温度が低いときほど、画像
記録に要する時間が長くなる。
ところで、近年では、車両に搭載したり携帯して無線
で画情報を伝送する無線ファクシミリ装置が実用されて
いる。この無線ファクシミリ装置は、基本的には、事務
用のファクシミリ装置に無線機を接続した構成をもつ。
このような無線ファクシミリ装置は、使用環境の温度
が、例えば、夏期では50℃以上になったり、冬期の寒冷
地では−30℃以下になるため、非常に広範な温度で適切
に動作できる必要があり、したがって、記録装置は、こ
の温度範囲で適切に受信画像を記録する必要がある。
しかしながら、感熱記録紙の発色感度(印加熱量に対
する発色濃度の関係)は、一定であり、1種類の感熱記
録紙をこのように広範な温度範囲での使用に適用できな
いため、従来、次のような不都合を生じていた。
すなわち、発色感度が高い感熱記録紙を用いると、少
ない熱量で発色するため、上述したような熱量制御を行
なったとき、低温時でも短いパルス幅で画像を記録でき
て所定の記録時間内に画像を記録できるが、環境温度が
高温になった場合に自然発色するおそれがある。
また、発色感度が低い感熱記録紙を用いると、発色す
るために必要な熱量が大きいため、高温時でも自然発色
することがないが、低温時に発色させるために必要な熱
量が非常に大きく、上述したような熱量制御を行なった
とき、記録時の駆動電流の印加時間が長大になり、所定
の性能を実現することができない。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、使用する環境温度が変わった場合
に、その環境温度において適切な画像記録が行えない記
録媒体がそのまま続けて使用されて、記録画像の画質が
劣化するという事態を回避できるようにした記録装置を
提供することを目的としている。
[構成] 本発明は、発熱付勢される記録ヘッドを備える記録装
置において、周囲の温度を検出する温度検出手段と、セ
ットされた記録媒体の特性を判別し記録媒体の種類に応
じた信号を出力する識別手段と、セットされた記録媒体
に応じてその適用温度範囲を認識し、上記温度検出手段
が検出した温度が、その認識した適用温度範囲に入って
いるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により
適用温度範囲に入っていないことが判定された場合、そ
の旨を通知するための通知手段と、上記温度検出手段で
検出した温度がセットされた記録媒体の適用温度範囲に
入っていることを条件として、上記識別手段の出力する
信号および上記温度検出手段が検出した温度に基づいて
上記記録ヘッドに供給する電力を制御する印加電力制御
手段とを備えたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる感熱記録装置を
示している。
図において、芯材の紙管1に巻きとられたロール状の
感熱記録紙2を保持する記録紙ホルダ側板3には、紙管
1を支持するための低温用記録紙軸受4と高温用記録紙
軸受5が形成されており、低温用記録紙軸受4の直下に
は、この低温用記録紙軸受4に感熱記録紙2がセットさ
れていることを検出するためのマイクロスイッチ6が配
設されている。
感熱記録紙2の一端は、アイドルローラ7に張られた
状態で、プラテンローラ8とサーマルヘッド9のニップ
に挿入されている。
また、プテランローラ8およびサーマルヘッド9より
も感熱記録紙2の搬送方向下流に配設されているカッタ
10は、感熱記録紙2を切断するためのものである。
この実施例では、第2図に示すように、環境温度が−
30〜20℃の範囲RAに適用する発色感度が高い低温用記録
紙2aと、環境温度が0〜50℃の範囲RBに適用する発色感
度が低い高温用記録紙2aの2種類の感熱記録紙を使用す
る。なお、通常の事務所での環境温度は、同図に範囲RC
で示した0〜35℃程度である。
そして、オペレータは、低温時には低温用記録紙2aを
選択してそれを低温用記録紙軸受4にセットし、高温時
には、高温用記録紙2bを選択して高温用記録紙軸受5に
セットする。
第3図は、記録制御系の一例を示す。この場合、サー
マルヘッド9に配設されているN個の発熱抵抗体は、m
個ずつn個(N=m×n)のグループに分割されてお
り、おのおののグループ単位に発熱駆動される。また、
この場合、おのおのの発熱抵抗体には、一定の駆動電圧
Vdを印加しており、したがって、発熱量制御は、記録時
の電力印加時間のパルス幅を制御することで行なってい
る。
同図において、サーミスタ11は、サーマルヘッド9の
周囲の所定箇所に配設されており、その出力信号TTは温
度検出器12に加えられている。温度検出器12は、サーミ
スタ11の出力信号TTを増幅する前段増幅器と、この前段
増幅器の出力信号を所定ビット数のデジタル信号の温度
データTDに変換するアナログ/デジタル変換器等からな
り、その温度データTDは、高温用パルス幅制御部13およ
び低温用パルス幅制御部14に加えられている。
高温用パルス幅制御部13は、図示しない前段制御装置
よりタイミングパルスTPが加えられると、サーマルヘッ
ド9のn個のグループにそれぞれ与えるストローブ信号
STH1,STH2,…,STHnを、高温用感熱記録紙2bの発色感度
および温度データTDに対応したパルス幅で順次発生す
る。これらのストローブ信号STH1,STH2,…,STHnは、切
換器15の並列なn組の切換入力端の一方に加えられてい
る。
低温用パルス幅制御部14は、タイミングパルスTPが加
えられると、ストローブ信号STL1,STL2,…,STLnを、低
温用感熱記録紙2bの発色感度および温度データTDに対応
したパルス幅で順次発生する。これらのストローブ信号
STL1,STL2,…,STLnは、切換器15の並列なn組の切換入
力端の他方に加えられている。
ここで、高温用パルス幅制御部13は、第4図にグラフ
G1で示すように、高温用感熱記録紙2bの適用温度範囲SB
において、高温用感熱記録紙2bを所定の濃度で発色させ
るための、温度とパルス幅の関係を記憶しており、この
グラフG1に基づいて、温度データTDに対応したパルス幅
のストローブ信号STH1,STH2,…,STHnを発生する。
また、低温用パルス幅制御部14は、第4図にグラフG2
で示すように、低温用感熱記録紙2aの適用温度SBにおい
て、低温用感熱記録紙2aを所定の濃度で発色させるため
の、温度とパルス幅の関係を記憶しており、このグラフ
G2に基づいて、温度データTDに対応したパルス幅のスト
ローブ信号STL1,STL2,…,STLnを発生する。
波形整形回路16は、マイクロスイッチ6の出力信号を
波形整形するものであり、その出力信号SLは、切換器15
の切換制御入力端に加えられている。
切換器15のn個の出力端の信号は、ストローブ信号ST
B1,STB2,…,STBnとして、サーマルヘッド9のn個の発
熱抵抗体のグループをそれぞれ駆動するドライバDV1,DV
2,…,DVnにそれぞれ加えられている。
サーマルヘッド9において、ラッチ付のシフトレジス
タSRは、シフトパルスSPに同期して入力される1ライン
分の記録データDTを、ラッチパルスLPが加えられるとラ
ッチする。このシフトレジスタSRのラッチデータは、お
のおののドライバDV1,DV2,…,DVnに並列に加えられてい
る。
ドライバDV1,DV2,…,DVnは、発熱抵抗体R11,R12,…,R
1n、R21,R22,…,R2n、…Rm1,Rm2,‥,Rmnをそれぞれ発熱
駆動するものであり、ストローブ信号STB1,STB2,…,STB
nが加えられている期間、おのおの発熱抵抗体R11,R12,
…,R1n、R21,R22,…,R2n、…Rm1,Rm2,…,Rmnのうち、対
応するビット位置がデータ「1」、すなわち、発色する
ものに駆動電流を供給する。
以上の構成で、オペレータが高温用感熱記録紙2bを高
温用記録紙軸受5にセットすると、マイクロスイッチ6
がオフする。
それにより、波形整形回路16の出力信号SLが論理Lレ
ベルになるので、切換器15はストローブ信号STB1,STB2,
…,STBnとして、高温用パルス幅制御部13が出力するス
トローブ信号STH1,STH2,…,STHnを選択し、ドライバDV
1,DV2,…,DVnにそれぞれ出力する。
また、オペレータが低温用感熱記録紙2aを低温用記録
紙軸受4にセットすると、マイクロスイッチ6がオンす
る。
これにより、波形整形回路16の出力信号SLが論理Hレ
ベルになるので、切換器15はストローブ信号STB1,STB2,
…,STBnとして、低温用パルス幅制御部14が出力するス
トローブ信号STL1,STL2,…,STLnを選択し、ドライバDV
1,DV2,…,DVnにそれぞれ出力する。
このようにして、オペレータが低温用感熱記録紙2aを
セットしたときには、低温用パルス幅制御部14によって
ストローブ信号STB1,STB2,…,STBnのパルス幅が制御さ
れ、また、オペレータが高温用感熱記録紙2bをセットし
たときには、高温用パルス幅制御部13によってストロー
ブ信号STB1,STB2,…,STBnのパルス幅が制御される。
そして、第5図(a)〜(g)に示すように、前段装
置より出力されるシフトパルスSPに同期して1ライン分
の記録データDTがシフトレジスタSRに入力される。そし
て、記録データDTの入力が完了するとラッチパルスLPが
出力され、それによって、シフトレジスタSRがその1ラ
イン分の記録データDTをラッチする。
次に、シフトレジスタSRのラッチが完了したタイミン
グでタイミングパルスTPが発生され、それにより、高温
用パルス幅制御部13および低温用パルス幅制御部14は、
それぞれ、温度データTDに対応したパルス幅のストロー
ブ信号STH1,STH2,…,STHn、STL1,STL2,…,STLnを順次出
力する。
このとき、上述したように、高温用感熱記録紙2bがセ
ットされているときにはストローブ信号STH1,STH2,…,S
THnが、また、低温用感熱記録紙2aがセットされている
ときにはストローブ信号STL1,STL2,…,STLnそれぞれス
トローブ信号STB1,STB2,…,STBnとして選択されてドラ
イバDV1,DV2,…,DVnに出力される。
これにより、このときにシフトレジスタSRにラッチさ
れているラインの記録データDTで、データ「1」になっ
ている画素に対応した発熱抵抗体R11,R12,…,R1n、R21,
R22,…,R2n、…Rm1,Rm2,‥,Rmnに駆動電流が供給され、
それによって、対応した画素位置の感熱記録紙2が発色
する。
また、ストローブ信号STB1,STB2,…,STBnの出力が終
了した直後にデータ入力が完了するように、次のライン
の記録データDTがシフトパルスSPに同期してシフトレジ
スタSRに入力され、ラッチパルスLPが出力されてその記
録データDTがシフトレジスタSRにラッチされる。
これ以降は、上述と同様にして、ライン単位に画像記
録が行なわれる。
なお、プラテンローラ8による感熱記録紙2の送り制
御は、この記録制御に同期して、図示しない制御部によ
り行なわれる。
このようにして、セットされた感熱記録紙2に記録す
る画像の濃度が一定になるように、サーマルヘッド9の
記録パルス幅が制御される。
ところで、オペレータが不適切な感熱記録紙2をセッ
トすると適切な画像記録を行なうことができないが、か
かる場合にオペレータに警報を出力する、本発明の他の
実施例を第6図に示す。なお、同図において、第3図と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
同図において、記録紙判定部17は、温度検出器12より
出力されている温度データTDが、波形整形回路16の出力
信号SLに対応した温度範囲のものであるかどうかを判定
し、範囲内の場合には、論理Lレベルの判定信号DDを出
力し、範囲外の場合には、論理Hレベルの判定信号DDを
出力する。
すなわち、記録紙判定部17は、信号SLが論理Lレベル
になっているときには、温度データTDが、高温用感熱記
録紙2bの適用温度範囲RBに入っているかどうかを調べ、
また、信号SLが論理Hレベルになっているときには、温
度データTDが、低温用感熱記録紙2aの適用温度範囲RAに
入っているかどうかを調べる。
この判定信号DDは、発光ダイオード18を駆動するドラ
イバ19に出力されており、これにより、判定信号DDが論
理Hレベルになっているときに、発光ダイオード18が点
灯する。
したがって、感熱記録紙2が低温用記録紙軸受4にセ
ットされているが周囲温度が範囲RAよりも高い場合、ま
たは、感熱記録紙2が高温用記録紙軸受5にセットされ
ているが周囲温度が範囲RBよりも低い場合には、発光ダ
イオード18が点灯する。
これによって、オペレータが不適切な感熱記録紙2を
セットしたこと、あるいは、感熱記録紙2のセット位置
を間違えたことを知ることができる。
なお、この場合には、発光ダイオード18を点灯して警
報しているが、さらに、警報時にブザー等を鳴動させて
もよい。
また、上述した実施例では、低温用感熱記録紙2aと高
温用感熱記録紙2bを、感熱記録紙2のセット位置によっ
て識別するようにしているが、この識別のための手段
は、これに限ることはない。
例えば、第7図(a),(b)に示すように、紙管1
の外側の色を、低温用感熱記録紙2aでは白色に、高温用
感熱記録紙2bでは黒色にそれぞれ塗り分けておき、記録
紙ホルダ側板3に配設した反射型の光センサ20により紙
管1の色を検出する機構を用いることができる。
また、紙管1が感熱記録紙2の紙幅と同一に形成され
ている場合には、第8図(a),(b)に示す機構を用
いることができる。この機構では、紙管1の内側の色
を、低温用感熱記録紙2aでは白色に、高温用感熱記録紙
2bでは黒色にそれぞれ塗り分けておき、感熱記録紙2を
支持するために記録紙ホルダ側板3に設けたホルダ22
に、紙管1の内側の色を検出する反射型の光センサ23を
設ける。そして、この光センサ23の検出信号に基づいて
感熱記録紙2の種類を識別する。
さらに、紙管1が感熱記録紙2の紙幅と同一に形成さ
れている場合には、第9図(a),(b)に示す機構を
用いることもできる。この場合、紙管1の側面の色を、
低温用感熱記録紙2aでは白色に、高温用感熱記録紙2bで
は黒色にそれぞれ塗り分けておき、記録紙ホルダ側板3
の上端部に反射型の光センサ24を設ける。そして、この
光センサ23の検出信号に基づいて感熱記録紙2の種類を
識別する。なお、この場合、ホルダ25により感熱記録紙
2が支持されている。
またさらに、この記録装置が装備されているファクシ
ミリ装置等の操作入力部より、セットした感熱記録紙の
識別情報を入力させるようにしてもよい。
なお、上述した実施例では、サーマルヘッドの熱量制
御として、サーマルヘッドに供給する駆動電流を一定と
し、パルス幅を変化して印加電力を制御する方式を用い
ているが、パルス幅を一定とし、駆動電流(駆動電圧)
を変化させる方式、あるいは、駆動電流とパルス幅を共
に変化させる方式を用いた装置にも、本発明を同様にし
て適用することができる。
また、上述した実施例では、低温用感熱記録紙の適用
温度範囲を−30〜20℃に、高温用感熱記録紙の適用温度
範囲を0〜50℃にそれぞれ設定しているが、当然のこと
ながら、適用温度範囲がそれ以外のものを使用すること
もできる。また、使用する感熱記録紙の種類を3以上に
設定してもよい。
また、本発明は、ファクシミリ装置以外の装置に使用
される記録装置にも、同様にして適用することができ
る。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、発熱付勢され
る記録ヘッドを備える記録装置において、周囲の温度を
検出する温度検出手段と、セットされた記録媒体の特性
を判別し記録媒体の種類に応じた信号を出力する識別手
段と、セットされた記録媒体に応じてその適用温度範囲
を認識し、上記温度検出手段が検出した温度が、その認
識した適用温度範囲に入っているか否かを判定する判定
手段と、上記判定手段により適用温度範囲に入っていな
いことが判定された場合、その旨を通知するための通知
手段と、上記温度検出手段で検出した温度がセットされ
た記録媒体の適用温度範囲に入っていることを条件とし
て、上記識別手段の出力する信号および上記温度検出手
段が検出した温度に基づいて上記記録ヘッドに供給する
電力を制御する印加電力制御手段とを備えたので、使用
する環境が変わった場合にその環境において不適当な記
録媒体がそのまま使用され続けるという事態を回避で
き、その結果、常に良質の画像記録を行うことができる
という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる記録装置の給紙系を
示す概略図、第2図は低温用感熱記録紙および高温用感
熱記録紙のそれぞれの適用温度範囲を例示したグラフ
図、第3図は記録制御系の一例を示すブロック図、第4
図は高温用パルス幅制御部と低温用パルス幅制御部にそ
れぞれの特性を例示したグラフ図、第5図は第3図の装
置の動作例を示す波形図、第6図は記録制御系の他の例
を示すブロック図、第7図(a),(b)は感熱記録紙
の識別機構の他の例を示す概略図、第8図(a),
(b)は感熱記録紙の識別機構の別の例を示す概略図、
第9図(a),(b)は感熱記録紙の識別機構のさらに
別の例を示す概略図である。 1……紙管、2……感熱記録紙、2a……低温用感熱記録
紙、2b……高温用感熱記録紙、3……記録紙ホルダ側
板、4……低温用記録紙軸受、5……高温用記録紙軸
受、6……マイクロスイッチ、11……サーミスタ、12…
…温度検出器、13……高温用パルス幅制御部、14……低
温用パルス幅制御部、15……切換器、16……波形整形回
路、20,23,25……光センサ、22,25……ホルダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱付勢される記録ヘッドを備える記録装
    置において、 周囲の温度を検出する温度検出手段と、 セットされた記録媒体の特性を判別し記録媒体の種類に
    応じた信号を出力する識別手段と、 セットされた記録媒体に応じてその適用温度範囲を認識
    し、上記温度検出手段が検出した温度が、その認識した
    適用温度範囲に入っているか否かを判定する判定手段
    と、 上記判定手段により適用温度範囲に入っていないことが
    判定された場合、その旨を通知するための通知手段と、 上記温度検出手段で検出した温度がセットされた記録媒
    体の適用温度範囲に入っていることを条件として、上記
    識別手段の出力する信号および上記温度検出手段が検出
    した温度に基づいて上記記録ヘッドに供給する電力を制
    御する印加電力制御手段とを備えたことを特徴とする記
    録装置。
JP62162389A 1987-07-01 1987-07-01 記録装置 Expired - Lifetime JP2579488B2 (ja)

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