JPH0624024A - サーマル記録装置 - Google Patents

サーマル記録装置

Info

Publication number
JPH0624024A
JPH0624024A JP18380192A JP18380192A JPH0624024A JP H0624024 A JPH0624024 A JP H0624024A JP 18380192 A JP18380192 A JP 18380192A JP 18380192 A JP18380192 A JP 18380192A JP H0624024 A JPH0624024 A JP H0624024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
thermal
data
recording
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18380192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Fuwa
鉄治 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP18380192A priority Critical patent/JPH0624024A/ja
Publication of JPH0624024A publication Critical patent/JPH0624024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録時間の短縮化を計ると共に、装置の電源
を大容量化することのないサーマル記録装置を提供す
る。 【構成】 オンドットカウンタの値がMに等しいかどう
かをチェックする(S106)。等しければドットカウ
ンタの値までのデータを有効として(S107)サーマ
ルラインヘッド14へ駆動データを送出する。記録が終
了したドットまでのデータを0とする(S109)。逐
次1ライン中のデータを記録しながらS103でドット
カウンタの値がL+1に等しくなるとS111へ分岐す
る。S111でオンドットカウンタの値が0かどうかを
チェックして、もし0であれば1ライン記録動作が終了
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマル記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録装置として、感熱記録方
式あるいは熱転写方式のサーマル記録装置が知られてい
る。これらサーマル記録装置ではシリアル型のヘッド走
査を行なう装置の他に、多数の発熱素子を感熱紙あるい
は記録紙等の幅に配列しているライン型サーマルヘッド
を備えたライン型のサーマル記録装置がある。
【0003】従来のライン型サーマル記録装置では、ラ
インヘッドの発熱素子を同時に駆動するには大きな電源
を必要とするため、ラインヘッドの発熱素子を複数に分
割し、その分割された発熱素子群を時間をずらして駆動
して記録を行なっている。
【0004】図4は従来例の装置の記録タイミングを示
すタイミングチャートである。CLKは記録データ(D
ATA)に同期したクロック信号で、記録データ(DA
TA)はシリアルデータであり、クロック信号(CL
K)によりシフトレジスタに入力されている。1ライン
の記録データがシフトレジスタに形成されると、ラッチ
信号(LA)により1ラインのプリントデータがラッチ
回路にラッチされる。STR1〜Nはラインヘッドの分
割されたN個の領域の発熱素子群を駆動する信号であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな従来のライン型サーマル記録装置では、1ライン記
録時にN個のブロックに分割しているため、STR1、
2・・・、Nの順に個別にずらして駆動していたため、
1ラインの記録時間が長くかかってしまう。またN個の
ブロックを同時に駆動すると過大な電流が流れることに
なり装置の電源に大容量のものが必要となってしまう問
題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、記録時間の短縮化を計ると共
に、装置の電源が大容量化することのないサーマル記録
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサーマル記録装置は、1ライン分の印字デー
タ中の発熱させる発熱体のドット数をカウントするカウ
ント手段と、前記カウントされたドット数が、前記サー
マルラインヘッドの1ラインの発熱体の総数より少ない
予め定められた所定値に等しくなった時、それ以前にカ
ウントの終了したエリアの印字データを有効としてこの
印字データにより前記サーマルラインヘッドを駆動し、
更に前記記録済みのエリアの印字データを無効とすると
共に新たに発熱させる発熱体のドット数を前記カウント
手段にカウントさせる制御手段とを備え、前記カウント
手段によるカウント動作と、前記制御手段による制御動
作を残された印字データに繰り返すことで1ライン分の
記録を行う。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明のサーマル記録装置
は、1ライン分の印字データ中の発熱させる発熱体のド
ット数をカウント手段でカウントし、制御手段は、カウ
ントされたドット数が、サーマルラインヘッドの1ライ
ンの発熱体の総数より少ない予め定められた所定値に等
しくなった時、それ以前にカウントの終了したエリアの
印字データを有効としてこの印字データにより前記サー
マルラインヘッドを駆動し、更に前記記録済みのエリア
の印字データを無効とすると共に新たに発熱させる発熱
体のドット数をカウント手段にカウントさせる。そして
カウント手段によるカウント動作と、制御手段による制
御動作を残された印字データに繰り返すことで1ライン
分の記録を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本実施例のサーマルラインプリンタ
の概略構成を示す図である。
【0011】制御部であるプリンタコントロール部8に
は入力部6、シフトレジスタ10、用紙送り部16、セ
ンサ18がそれぞれ接続されている。そしてシフトレジ
スタ10にはラッチ回路12が接続され、ラッチ回路1
2にはサーマルラインヘッド14が接続され、サーマル
ラインヘッド14には電源20より電流が通電される。
【0012】入力部6には、例えばRSー232Cイン
ターフェース準拠等の信号によって制御データ及びプリ
ントデータが入力される。入力データ2はプリントある
いはイメージデータである。制御信号4は外部装置から
のデータの入力にかかわる制御を行なっている。
【0013】プリンタコントロール部8は装置の全体の
制御を行なっており、入力部6から入力したデータに基
づいて各種のプリント制御を行なう。
【0014】用紙送り部16は記録用紙のフィードを行
なうところであり、入力データ2に基づいてプリンタコ
ントロール部8からの用紙送り命令に従って、図示しな
い用紙送りモータを駆動して記録用紙の送りを行なう。
【0015】センサ18は装置の動作状態を検出するた
めの検出器で、具体的には記録用紙の有無を検出した
り、サーマルラインヘッド14の温度を検出したりする
複数の検出器より構成される。これらの検出信号はプリ
ンタコントロール部8に送られてプリンタの制御に用い
られる。
【0016】シフトレジスタ10には、プリンタコント
ロール部8よりシリアルデータの送信クロック(CL
K)24と、そのクロックに同期したサーマルラインヘ
ッド14を駆動するためのプリント用の1ライン分のシ
リアルプリントデータ(DATA)22によってデータ
が送り込まれる。1ライン分のデータの送信が終了する
とラッチ信号(LA)26がラッチ回路12へ送出され
る。ラッチ回路12にセットされたプリント用の1ライ
ン分のデータはサーマルラインヘッド14の駆動に対し
て各ドットが発熱するかまたはしないのかの状態を保持
していることになる。
【0017】最後にプリンタコントロール部8からのス
トローブ信号(STR)28によってラッチ回路12に
セットされたデータにしたがって、サーマルラインヘッ
ド14はストローブ信号(STR)28がアクティブ状
態の間だけ電源20からの電流がサーマルラインヘッド
14の発熱体に通電されて記録紙が発色、または記録紙
にインクが溶融転写されて1ライン分のプリントが終了
する。ここでストローブ信号(STR)28は一本であ
り、サーマルラインヘッド14側のストローブ信号入力
端子30の複数本には、前記一本の信号が共通に接続さ
れている。すなわち、サーマルラインヘッド14の発熱
体は図2にしめすように複数のブロックに分割されて、
STR1からSTRNまでのストローブ信号によって個
々のブロック毎に制御可能となっているが、本実施例で
は全ブロックを同時にオン可能な接続としてある。
【0018】次に図3を参照して本実施例の1ライン記
録動作における制御について説明する。
【0019】まずオンドットカウンタのレジスタにドッ
ト数0を記憶しておく(ステップS101、以下単にS
101とし、その他のステップについても同様とす
る)。更にドットカウンタのレジスタにもドット数0を
記憶しておく。ここでオンドットカウンタとは現在着目
しているラインの編集されたデータにおける、サーマル
ラインヘッド14の発熱体を駆動させるドットのこと
で、逐次カウントする部分である。ドットカウンタとは
1ラインのデータを1ドットずつカウントし、今1ライ
ン中のどの1ドットデータに着目しているかを示す部分
である。次にドットカウンタの値に1を加える(S10
2)。すなわち着目するドットが次の1ドットであるこ
とを意味している。
【0020】次にドットカウンタの値がL+1(Lは1
ラインの総ドット数を示す)に等しいかをチェックして
(S103)、等しければS111へ分岐する。このと
きS111へ分岐することは1ライン中の各1ドット毎
のデータのオンまたはオフをチェックし終えたことを意
味している。
【0021】そしてドットカウンタの値に対応している
データの1ドットがオンまたはオフであるかをチェック
して(S104)、オフであればS102へ戻り前記の
処理を繰り返す。ここで対応しているドットがオンの時
には、オンドットカウンタの値に1を加える(S10
5)。
【0022】次にオンドットカウンタの値がM(Mは予
め設定された値で、L以下の値であり、具体的には装置
の電源がサーマルラインヘッド14の発熱体を同時に駆
動できるドット数によって設定された値である)に等し
いかどうかをチェックする(S106)。等しくなけれ
ばS102へ戻り前記の処理を繰り返す。もしここで等
しければドットカウンタの値までのデータを有効として
(S107、ドットカウンタの値よりも大きな部分のデ
ータドットはオンしないデータとして置き換えることを
意味している)サーマルラインヘッド14へ駆動データ
を送出する。そしてサーマルラインヘッド14のストロ
ーブを出力して1ライン中の現在着目しているデータの
ドットまでの記録を一旦終了する(S108)。次にド
ットカウンタの値までのデータはすでに記録が終了した
ことになるので、記録が終了したドットまでのデータを
0とする(S109)。すなわちオフのデータとして置
き換える処理を行なう。そしてオンドットカウンタの値
を新たに0として(S110)、S102の処理へ戻
る。
【0023】以上の処理を繰り返し、逐次1ライン中の
データを記録しながらS103でドットカウンタの値が
L+1に等しくなるとS111へ分岐する。
【0024】S111でオンドットカウンタの値が0か
どうかをチェックして、もし0であれば1ライン記録動
作が終了する。もしオンドットカウンタの値が0でなけ
れば、最後にまだ記録されていないデータドットがある
ため、サーマルラインヘッド14へ駆動データを送出し
て(S112)、サーマルラインヘッド14のストロー
ブを出力して(S113)、1ラインのデータの記録が
終了する。
【0025】以上、詳述したように本実施例のサーマル
ラインプリンタでは、1ライン中のデータにおいて一度
に駆動可能なドット数までのデータを抽出してサーマル
ヘッドを駆動するように記録制御する。これによって電
源の容量が小さくできる。また、1ライン中のデータに
おいてオンするドット数が少ない場合には一回のサーマ
ルヘッドの駆動で1ラインの記録が可能となるため記録
速度も極端に低下しない制御が可能となる。
【0026】尚、本発明は、このような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々なる態様で実施し得る。
【0027】
【発明の効果】以上、詳述したことから明らかなよう
に、本発明のサーマル記録装置においては、1ライン記
録時にブロックに分割する必要がないため、記録時間の
短縮化が可能となると共に、装置の電源を大容量化する
必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のサーマルラインプリンタの構成を示
すブロック図である。
【図2】サーマルヘッドの駆動部の構成を示す説明図で
ある。
【図3】1ライン分の記録を行なうための制御のフロー
チャートである。
【図4】従来のライン型サーマル記録装置の記録タイミ
ングを示す説明図である。
【符号の説明】
8 プリンタコントロール部 10 シフトレジスタ 12 ラッチ回路 14 サーマルラインヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に熱転写記録を行うサーマルラ
    インヘッドを備えたサーマル記録装置において、 1ライン分の印字データ中の発熱させる発熱体のドット
    数をカウントするカウント手段と、 前記カウントされたドット数が、前記サーマルラインヘ
    ッドの1ラインの発熱体の総数より少ない予め定められ
    た所定値に等しくなった時、それ以前にカウントの終了
    したエリアの印字データを有効としてこの印字データに
    より前記サーマルラインヘッドを駆動し、更に前記記録
    済みのエリアの印字データを無効とすると共に新たに発
    熱させる発熱体のドット数を前記カウント手段にカウン
    トさせる制御手段とを備え、 前記カウント手段によるカウント動作と、前記制御手段
    による制御動作を残された印字データに繰り返すことで
    1ライン分の記録を行うことを特徴とするサーマル記録
    装置。
JP18380192A 1992-07-10 1992-07-10 サーマル記録装置 Pending JPH0624024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18380192A JPH0624024A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 サーマル記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18380192A JPH0624024A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 サーマル記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624024A true JPH0624024A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16142146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18380192A Pending JPH0624024A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 サーマル記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0624024A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016026922A (ja) * 2014-07-07 2016-02-18 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、および、記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016026922A (ja) * 2014-07-07 2016-02-18 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、および、記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0068702B1 (en) Thermal printer
US4560993A (en) Thermal printing method and thermal printer
EP0279637B1 (en) Thermal printer
JPH0624024A (ja) サーマル記録装置
JP2873700B2 (ja) 記録装置
JPS63224972A (ja) 記録装置
JP2798933B2 (ja) 記録装置
JP2833900B2 (ja) サーマルヘッド装置
JP2721150B2 (ja) 感熱記録装置
JPH0319069B2 (ja)
JPH06122223A (ja) サーマルヘッド駆動回路
JPH05147252A (ja) 印字濃度自動調整回路
JP2563014B2 (ja) サーマルヘッド
JPH08300708A (ja) サーマルヘッドの駆動制御方法
JPH01241463A (ja) 熱ヘッド駆動回路
JP2723694B2 (ja) 感熱記録装置
JPH02255349A (ja) 熱転写プリンタのサーマルヘッド駆動装置
JPS63148765A (ja) 感熱記録装置
JPH07112541A (ja) 感熱転写記録における自動レイアウト機構
JPS58205374A (ja) 感熱記録装置
JPH0232871A (ja) 感熱印刷装置
JPH03133663A (ja) サーマルヘッド駆動装置
JPS61264961A (ja) 感熱記録装置の通電時間制御装置
JPH0958044A (ja) 記録装置及び記録制御方法
JPH04269562A (ja) サーマルヘッド式印字装置