JP2578967B2 - 金属ストリップ及びロッドを製造する連続鋳造方法及び少なくとも1つの移動鋳造ベルトを有する装置 - Google Patents

金属ストリップ及びロッドを製造する連続鋳造方法及び少なくとも1つの移動鋳造ベルトを有する装置

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    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は連続鋳造方法及び装置に関するものである。
〈従来の技術〉 多くの方法及び装置が磁性又は非磁性材料のストリツ
プ及び薄いスラブ又はロツドの連続鋳造用に知られてい
る。鋼の処理において鋳物が完全に固化するか、または
十分な強度の固化シエルが形成されるまで、鋳物にそつ
て移動するフレキシブル金属ベルトによつて少なくとも
1つの鋳造室壁またはいわゆる鋳造部が画成される。
異なる種類の搬送ベルトについての性質及び製造設計
が連続鋳造ハンドブツク(E.Herrmann著、1980年、p.65
〜p.85)に示されている。
従来の装置は0.5〜1.5mm以上の範囲の厚さを有するベ
ルトを用いている。一般的には、これらのベルトはスチ
ール製であるが他の材料もまた知られている。
搬送ベルトを用いた鋳造装置は古くから知られており
経済性も優れているが、一般的には後述するようにベル
ト自体により生じる問題を有している。
成形物の横方向をシールするため、ベルトとともにい
わゆるサイドダムを用いることが一般的である。固定サ
イドダムも用いられている。従つて、ベルトの幅は成形
物よりもかなり大きく、サイドダムは成形物に必要な締
付け力を与えるためベルトの両側端部間に配置される。
鋳造部に沿つて移動する冷却装置にも係らず、かなり
の温度上昇が鋳造金属との接触時にベルトに生じる。部
分的に臨界的な条件が鋳物の入口に存在しベルトが鋳造
ノズルから送られる溶融金属と接触したときにベルトが
極端に加熱される。このときベルトは通常最高温度に達
する(文献“Stahl and Eisen"、11号、1986年、p.63
5、第8図参照)。
加熱部は3次元方向全てについて本質的に熱膨張を受
ける。ベルトの厚さの増大については弊害はないがその
冷却端部及び溶融金属と接触する冷却断面部によりその
面内においてのベルトの自由膨張が防止される。ベルト
の自然な反応としては反りや座屈が生じる鋳物の大部分
にわたつてまたは入口部に欠陥が生じる。
ベルトが鋳物の表面と離脱または接触するとき、明ら
かに部分的または一時的な熱伝達の変化が鋳物からベル
トに生じる。この現象は鋳物の厚さの違いや欠陥的な熱
歪みによつて生じクラツクや局部的な構造欠陥を発生す
る。また、ベルトの反りはサイドダム及び鋳造ノズルに
おいて鋳物のシーリングを誘発する。これらの問題は鋳
造物を排除したり鋳造プロセスにおいて重大な問題の原
因となる。この問題は鋳造幅を増大すると著しくなる。
大きな問題は特にスチールの鋳造時に生じる。今まで
この問題は、ベルトの張力を比較的高くした場合、鋳物
に接触するベルト面に断熱層を設けた場合(米国特許第
3,871,905号)、及び鋳造部に入る前にベルトをプリヒ
ートした場合(米国特許第3,937,220号、同4,002,197号
及び同4,537,243号)に限られている。上述の手段がベ
ルトの熱応力による変形を低減したとしても鋳造部にお
ける反りや変形を完全に失くすことはできない。
作動中に強度が極端に低下するのを防止するためベル
トには適当な張力が与えられ上昇した応力は循環するベ
ルトが鋳造部の前後のプーリーにより曲げられたとき所
定の弾性限界内に保持される。弾性限界値を越えたくり
返し応力によりベルトが強化され短期間で使用不可能と
なる。
〈発明の目的〉 本発明の目的は従来の問題を解消し鋳造におけるベル
トの反りや座屈を防止し、鋳造工程における欠点を除去
することである。
材料の強度を制御する法則に基づき、引張り応力を受
ける物体は幅方向における縮みを伴なう伸びを受ける。
この現象は変形の延性相と同様に弾性相にも生じる。両
者の影響は同一方向に重なつて生じる。
鋳造ベルトの前述の問題についての解消手段はこれら
の物理的現象の応用に基づいており、自由長の開口端ベ
ルトを用いることに特徴があり、ベルトは移動通路方向
に作用する伸び力を受け、鋳造部におけるベルトの加熱
時にベルトの弾性限界を越える張力を生じベルトはある
程度の歪みを受け、断面部に歪みが生じ熱膨張に対抗し
鋳造部の通過時にベルトの反りや座屈を防止する。
比較的小さな熱応力は反りなくベルトに存在できるこ
とから、断面部の減少は熱膨張によるその増大よりも少
し小さくなる。ベルトについて充分な冷却システムを設
けることにより許容範囲内において鋳造部のベルトの通
過時に所定温度をベルトに保持することができる。また
高性能の冷却システムを用いると裸のすなわち被覆され
ないベルトを用いることもできる。しかしながら必要に
応じベルトは鋳造部に入る前に分離した断熱材により周
知のように被覆してもよい。被覆層は永久的でもよくま
た鋳造部において分解してもよい。
鋳造部の入口においてベルトに作用する所定のブレー
キ及び鋳造部の出口においての所定のベルト駆動手段が
ベルトに設けられ所定の張力を与え鋳造部においてベル
トに歪みを与えることにより鋳造部を離れた後及び冷却
を受けた後のベルトの速度は鋳造部の入口よりも高くな
る。
ベルトの張力を制御するというよりむしろ鋳造部の入
口前及び出口後のベルトの速度を所定値に調節維持でき
る。このことは多くの方法により達成される。ベルトの
一定の制御された伸びが達成される。ベルトの張力及び
歪みにより鋳造部の入口前及び出口後のベルトの速度比
を調整することができる。
ベルトの伸びによる速度の増加はベルトの温度、鋳造
部入口における幅方向の応力分布及びベルト内の許容熱
応力により決定される。熱応力はベルト幅と鋳造部の幅
の比、ベルト厚さ、ベルト材料の物理的特性、ベルトの
支持方法及び鋳造部における金属圧力により決定され
る。
これらの値により鋳造部入口及び出口のベルト速度の
必要な増加分が決定される。ベルトに歪みがない場合鋳
造部の出口後のベルトの冷却について、所定条件下にお
いて速度の最小増加分が0.1〜2%である。鋳造部の駆
動装置は鋳造部の入口及び出口におけるベルトの所定の
固定比について決定され、速度は例えばコンピユータに
よりアナログまたはデジタル式に制御され、この比は異
なる条件毎に調整される。ベルトの速度は鋳造部の前後
において連続的に測定された所定値に速度比が維持され
るように制御される。
開口端ベルトは充分長く、充分な期間鋳造速度で連続
動作できなればならない。従つて、ベルトはロールから
引出され鋳造部を通過して前述の鋳造部の壁として働い
た後は巻上げられる。
従つて金属ストリツプまたはロツドを生産する1つ以
上の搬送鋳造ベルトを有する連続鋳造装置は、所定長の
開口端ベルトを用いて鋳造部に入る前にベルトがロール
から引出され鋳造部を通過した後に巻上げられ、伸び手
段が提供され、ベルトが移動通路方向に作用する張力を
受け、ベルトが鋳造部において加熱されたときベルトの
弾性限界以上の張力が発生し、ベルトは歪みを受け断面
積が縮み熱膨張に対抗して鋳造部通過時のベルトの反り
や座屈が防止される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を、垂直鋳造構造における対称
・対向配置されたベルトを特徴とする鋳造装置の概略側
面図を表わす第1図及び第2図に示される2ベルト形の
例に基づいて説明する搬送または固定側のダムを用いる
こともできる。
溶融金属10は公知の方法により炉からローンダー11を
介してタンデイツシユ12に流れ、ノズル13を介してモー
ルド部14に供給される。モールド部14は対向したベルト
15,16及びその間に配置されたサイドダム17,18(第2
図)により形成されている。概略的に示されているクー
ラー19,20はベルトの外面側に作用している。2つのロ
ール23,24を有する2つのロール軸21,22は制御可能な駆
動源により駆動され同時にロール27,28を有する2つの
供給ロール25,26は適当に制御されたブレーキにおり遅
延されベルト15,16に必要な張力を与え成形物内に必要
な歪みを与える。第1図に示す鋳造ロツド、すなわち鋳
造ストリツプ34は2つのスピード制御ロール29,30によ
り挟持され所定の鋳造速度で鋳造物を排出する。
ベルト速度にほぼ対応する鋳造速度は必要に応じて調
整され、所定の力がベルトに作用し必要な歪みを発生す
るようにロール軸21,22の駆動により制御可能である。
制御信号はロール21,22の駆動源に送られ成形出口後の
ベルト速度を連続的に制御し、またロール25,26の駆動
源に送られ成形入口前のベルト速度を制御し、成形入口
との間の速度差が調整されベルトに所定の歪みを発生さ
せる。
ロール軸21,22から過大な力を取除くため、成形出口
後に配置されたロール31,32も被駆動としてもよく、及
びまたは第1図に示された他のロール39,40がロール軸2
1とロール31及びロール軸22とロール32の間に配置され
てもよい。ベルトはこれらのロールに部分的に巻回され
てもよく、またはベルトの移動通路が他の方向に変換さ
れる場合これらのベルトはベルトを挟持し、被駆動また
はアイドル状態であつてもよい。同様に成形部前に配置
されたロール35,36はブレーキがかけられるようにして
もよく、またはロール軸25,26はブレーキがかけられる
追加のロール37,38により除去されることもできる。さ
らにロール軸25,26はベルトのブレーキの設計によつて
も省略することができる。
第1図における追加のロール37,38,39,40の数及び径
の設定はベルトに必要な張力、ベルト駆動の選択、鋳造
方向及びその他のパラメータにより決定され、所定の状
況に応じて変更できる。ベルトが摺動される同じまたは
追加のロールまたは他の要素はベルトに発生する残留応
力を低減するように用いられる。公知の方法により鋳造
機外のベルトの取扱いは存在する残留応力を取除くよう
にできる。
ベルトの全長を使用した後ロール23及び24は取除かれ
ロール軸25,26にそれぞれ置かれる。ベルト15,16が鋳造
機にガイドされロール軸21,22に固定さた後鋳造機は動
作準備が完了する。
ロールを交換するかわりにロール軸21,22,25,26の回
転方向を逆転しベルトをロール軸25,26に巻戻すように
してもよい。
成形部において加熱されたベルトに歪みを与える本発
明の基本的な特徴は、垂直または水平あるいは他の鋳造
方向にも適用できる。
本発明の特徴は1本のベルトを用いる鋳造装置及び方
法にも適用できる。例えば溶融金属は公知の方法により
鋳造ストリツプの必要な厚さを低減する程度に水平に移
動するベルト面に鋳造され得る。
一般的には鋳造部を通過するベルトは、金属静圧また
は鋳造重量によるたわみを避けるため裏側から支持され
なければならない。しかしながらベルトの裏側は流体の
冷却剤と連続的に接触して局部的な加熱を避けなければ
ならない。支持点の隣接距離はベルトの厚さを考慮して
決定しなければならないことが知られている。通常はこ
の距離はベルトの厚さの30〜50倍である。本発明を適用
した場合この相対的な距離はかなり大きなベルト張力に
よりかなり大きくなり、ベルトに支持された負荷に応じ
てベルトの厚さの100〜250倍になる。このように0.1〜
0.3mmの厚さのベルトが従来の装置と同じ支持転換距離
においてベルトの不必要なたるみなく用いられ得る。
歪みを発生させるためベルトの断面は成形部の通過に
より小さくなる。ベルトの厚さの減少量によりベルトが
消耗する前の通過回数が決定される。
以下の計算は2つのスチールベルトと下表のデータを
有する鋳造機により成形されたアルミニウムストリツプ
の例を説明するものである。
鋳造されたアルミニウムストリツプの厚さ a=20mm ストリツプの幅 b=1000mm 鋳造速度 v=6m/分 新たな鋳造ベルトの最大幅 B1=1200mm 使用された鋳造ベルトの最小幅 B2=1080mm 鋳造ベルトの厚さ C=0.2mm 成形部前のベルトの速度 T1=40℃ 成形部のベルトの最大温度 T2=160℃ 温度上昇 ΔT=120℃ 線熱膨張率 α=11・10-6(℃)-1 フルロールの最大外径 D=1500mm ロール軸の径 d=400mm 記号の説明 v :鋳造速度 v1 :成形部前のベルト速度 v2 :成形部で加熱された後のベルト速度 A1 :成形部前のベルトの断面積 A2 :成形部で加熱された後のベルトの断面積 V1 :成形部前のベルト粒子の体積 V2 :成形部において加熱された後のベルトの粒子の体
積 ΔV:成形部において加熱されたためのベルトパーテイク
ルの増大 ΔB:成形部の通過によるベルト幅の減少 鋳造室においてベルトの温度がΔTだけ上昇したとす
ると、ベルトの粒子の体積の上昇分はほぼ以下の式で表
わされる。
ΔV=3・α・ΔT・V1 断面積の増加がないとするとすなわち A2=A1が成立しベルトの変形が防止され以下の連続式
が成立する。
1・V2=v2・V1 従つて、 所定値を代入することにより、 v2=v1・(1+3・11・10-6・120)=1.0040・v1 加熱中にベルトの断面積の増大を防止するためにはベ
ルトの速度を0.40%上昇させなければならないことが分
かる。しかしながら実際はベルトが不要な歪みまたは座
屈なしに小さな熱応力を発生するのでベルト速度の増加
に0.38%で充分である。
上述のようにベルト幅は幅方向の縮みにより成形部の
通過毎に減少する。上述の例では1回の通過毎の減少は
ほぼ以下の式で表わされる。
最大ベルト幅B1=1200mm及び最小ベルト幅B2=1080
mmである場合ベルトは以下の回数用いることができる。
ベルトの厚さは約10%すなわち0.18mm減少する。
鋳造速度v=6m/分でありフルロールについての外径
D=1500mmである場合ベルトの長さ8200mに対応して装
置は22.8時間だけ用いることができる。このように装置
の最大能力により440t/日だけ生産可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鋳造装置の側面図及び第2図は別方向
から見たその側面図である。 10……溶融金属、11……ローンダー、12……タンデイツ
シユ、13……ノズル、14……モールド部、15,16……ベ
ルト、17,18……サイドダム、19,20……クーラー、21,2
2……ロール軸、23,24……ロール、25,26……供給ロー
ル、27,28……ロール、29,30……ロール、31,32……ロ
ール、34……鋳造ストリツプ、35,36……ロール、37,38
……ロール、39,40……ロール。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属ストリツプまたはロツドを製造する1
    つ以上の移動鋳造ベルトを用いた連続鋳造方法において
    所定の長さの開口端ベルトを用いて各ベルトにその移動
    通路方向に作用する張力を与え、ベルトが成形部におい
    て加熱されたときベルトの弾性限界を越える張力を与
    え、ベルトの断面積を熱膨張に反して減少させる程度に
    前記ベルトに歪みを与え、前記ベルトのたわみまたは座
    屈を防止し、前記鋳造部を移動させることを特徴とする
    鋳造方法。
  2. 【請求項2】前記ベルトの速度が前記鋳造部を通過しか
    つ冷却された後に前記鋳造部に入る前の速度より増大す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の鋳造方
    法。
  3. 【請求項3】前記ベルトの速度が前記鋳造部に入る前よ
    りも前記鋳造部に入り冷却された後0.1〜2%だけ増大
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の鋳造方法。
  4. 【請求項4】前記ベルトの速度が前記鋳造部の前後にお
    いて測定され、その速度比が所定値に維持されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の鋳造方法。
  5. 【請求項5】1つ以上の移動鋳造ベルトを有して金属ス
    トリツプまたはロツドを製造する連続鋳造装置におい
    て、開口端を有する所定の長さの巻回ベルトを用いて各
    ベルトが鋳造部に入る前に巻戻され、前記鋳造部を通過
    した後に巻上げられ、ベルトの移動通路の方向に作用す
    る張力を各ベルトに与える張力発生手段が提供され、前
    記ベルトが前記成形部において加熱されるとき、前記ベ
    ルトの弾性限界を越える張力を発生し、前記ベルトの断
    面積がその熱膨張に反して減少し、前記ベルトが鋳造部
    を移動するときそのたわみまたは座屈を防止する程度に
    前記ベルトが歪みを受けることを特徴とする連続鋳造装
    置。
  6. 【請求項6】前記ベルトが0.1〜0.3mmの厚さを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の鋳造装置。
  7. 【請求項7】前記成形部における隣接した支持転換の距
    離が前記ベルトの厚さの100〜250倍であることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項または第6項記載の鋳造装
    置。
  8. 【請求項8】1つ以上のロールが前記成形部の出口の後
    に配置され、前記ベルトを挟持し、前記ベルトがこのロ
    ールに部分的に巻回され、前記ロールがアイドル状態、
    被駆動状態または前記ベルトに張力を与えるようにブレ
    ーキがかけられる状態であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の鋳造装置。
  9. 【請求項9】1つ以上のロールが前記成形部の入口の後
    に配置され、前記ベルトを挟持し、前記ベルトがこのロ
    ールに部分的に巻回され、前記ロールがアイドル状態、
    被駆動状態または前記ベルトに張力を与えるようにブレ
    ーキがかけられる状態であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の鋳造装置。
  10. 【請求項10】所定の設計のベルトブレーキが前記形成
    部の前に取付けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載の鋳造方法。
  11. 【請求項11】前記成形部の前または後において、前記
    ベルトは、前記ベルトの速度よりも低い周速度で回転す
    るかまたは固定である案内部材を摺動することを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の鋳造装置。
  12. 【請求項12】前記鋳造部の後に、前記ベルトが延ばさ
    れ、その中の残留応力が低減または除去されることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の鋳造装置。
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