JP2578706B2 - 外箱自動装着装置 - Google Patents

外箱自動装着装置

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JP2578706B2
JP2578706B2 JP14014792A JP14014792A JP2578706B2 JP 2578706 B2 JP2578706 B2 JP 2578706B2 JP 14014792 A JP14014792 A JP 14014792A JP 14014792 A JP14014792 A JP 14014792A JP 2578706 B2 JP2578706 B2 JP 2578706B2
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JP
Japan
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lunch box
outer box
cutting plate
holding means
box
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JP14014792A
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JPH05310203A (ja
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圭三 藤原
美和 実方
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上面部と、その周縁部
から垂下する側面部とを有するように折曲された金属製
の外箱を自動装着するための装置に関し、特に切板を梱
包する際に用いられる、切板の上面及び側面を覆うべく
箱状に折曲された鉄板を装着するのに適する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、切板梱包ラインに於いては、切板
の上面及び側面を覆うように、鉄板を箱状に折曲してな
る弁当箱と呼ばれる梱包材料を用いており、取扱いの都
合上やや開かれた形状を有する弁当箱を、装着に先立っ
て正確な形状に再成形し、人手によって切板にかぶせる
ようにしていた。切板は、予め防錆紙等により紙梱包さ
れており、梱包紙が端面部で折り曲げられているため、
多少膨らみがあり、上面部に対して90度に成形された
垂下側面部を有する弁当箱を切板にかぶせる際には、注
意深く行わないと梱包紙を破る可能性があり、梱包作業
の効率が低いという問題があった。また、弁当箱がかな
り大きなものであることから、1人で取り扱うことが困
難であり、梱包作業に要する工数が多大となる問題もあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、弁当箱を、切板などの梱包対象に対して
効率的かつ自動的に装着するための装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、梱包対象を上から覆うように、上面部と、該上
面部の周縁部から垂下する側面部とを有するように折曲
された金属製の外箱を自動装着するための装置であっ
て、前記外箱を水平に保持する保持手段と、前記保持手
段を、前後左右方向に変位可能に支持する支持手段と、
前記支持手段を、前記保持手段に保持された外箱と共に
前記梱包対象の直上位置に向けて搬送し、かつ降下させ
るための搬送手段と、前記外箱の前記側面部を外向きに
拡開するベく前記支持手段に設けられた拡開手段とを有
することを特徴とする装置を提供することにより達成さ
れる。
【0005】
【作用】保持手段が、支持手段に対して前後左右方向に
変位自在に支持され、しかも拡開手段により、垂下する
側面部が強制的に開かれることから、弁当箱を保持手段
と共に切板上に降下させるのみで、弁当箱が自動的に中
心位置決めされ、切板の位置に多少のばらつきが生じて
も、切板上に正しく弁当箱をかぶせることができ、しか
も梱包紙を破損する恐れを解消することができる。
【0006】特に、切板がコンベア上を搬送され、弁当
箱を装着するべき位置に搬送される都合上、切板を常に
正しく位置決めすることが困難であることから、本発明
が極めて有用となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。図1及び図2は、冷間圧延され
た、例えば長さ2000mm、幅1000mmの大きさに切
断された厚さ0.7mmの切板を、例えば150mm程度の
高さに積層して梱包するための装置を示す。まず、コイ
ル3から繰り出され、所定の大きさに切断された切板2
は、紙巻きステーションに於いて防錆紙が巻かれ、コン
ベア1により次の紙折りステーションに搬送され、防錆
紙を、符号4により示されるように切板2の回りに折り
曲げる。
【0008】別工程により、厚さ0.4mmの鉄板を、上
面部と、その周縁から垂下する側面部とを有するように
折曲してなる弁当箱8が、紙折りステーションの後段に
設けられた弁当箱装着ステーションの近傍にストックさ
れている。この弁当箱8は、積み重ねてストックする必
要があることから、側面部が上面部に対して鈍角をなす
ようにやや開かれた形状を有している。切板2が、この
弁当箱装着ステーションに搬送されると、天井クレーン
5から吊り下げられた支持体6に設けられたサクション
パッド7により弁当箱8を保持し、先ず弁当箱成形機9
に於いて、側面部が上面部に対してほぼ90度をなすよ
うに整形される。この弁当箱成形機9は、内側の金床に
対して、直線運動あるいは回動運動を行う部材10を、
図3に示されているように、折り曲げられるべき弁当箱
の部分に押し付けることにより弁当箱を所定の形状に成
形するもので、例えば同一出願人による特開昭62-1
35120号公報にこのような弁当箱の一例が示されて
いる。
【0009】このような梱包ラインに於いては、一般的
にコンベア方式が採用されており、光電管などで切板を
検出し、一定位置でコンベアを停止させる方式で対応し
ているが、停止精度は±10mmが限界であり、弁当箱供
給装置側で切板に習いながら弁当箱を装着させる必要が
ある。
【0010】そこで、弁当箱成形機9により所定の形状
に整形された弁当箱8は、弁当箱装着ステーションに搬
送された切板2の直上に配置され、同時に、図3に示さ
れているように、拡開爪11により、側面部が上面部に
対してやや鈍角をなすように拡開される。また、保持手
段としてのサクションパッド7及び拡開爪11を支持す
る支持手段としての支持体が、天井クレーン5の本体に
対して前後左右方向に自由に運動し得るようにされてい
ることから、弁当箱8を切板2上に降下させると、切板
の位置に多少の狂いがあった場合でも、切板の外縁部
と、弁当箱の拡開された側面部とが当接し、弁当箱8を
切板に対して正しく整合する位置に向けて支持体6を中
心位置決めする作用が得られる。
【0011】このようにして弁当箱8が切板上に装着さ
れると、拡開爪11が取外され、同時にサクションパッ
ド7も解除され、弁当箱8が装着された切板2は、次の
縦フープ結束ステーションへと送られ、所定のフープ結
束作業が行われる。
【0012】拡開爪11を解除すると、側面部は自らの
弾性的復原力により、上面部に対して約90度の角度を
なすようになり、梱包荷姿の外観を向上させることがで
き、また弁当箱内部への雨水等の浸入を効果的に防止す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】弁当箱をかぶせるべき切板は、紙梱包さ
れておりその端面部で折り曲げられているため、多少の
膨らみがあり、弁当箱の側面部が上面部に対してほぼ直
角である場合には、側面部のエッジと梱包紙を破る可能
性があり、従来は弁当箱装着過程を自動化することがで
きなかった。しかるに、本発明によれば、弁当箱の側面
部が、拡開爪により、上面部に対してやや鈍角をなすよ
うに拡開され、しかも弁当箱保持手段が、弁当箱搬送手
段に対して前後左右方向に自由に運動し得るようにされ
ていることから、弁当箱を切板上に降下させると、切板
の位置に多少の狂いがあった場合でも、切板の外縁部
と、弁当箱の拡開された側面部とが当接し、弁当箱を切
板に対して正しく整合する位置に向けて支持体を中心位
置決めする作用が得られ、しかもこの過程の大部分を容
易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく外箱自動装着装置を示す側面図
である。
【図2】図1に示された自動装着装置を示す平面図であ
る。
【図3】本発明に基づく自動装着装置に於ける支持体の
構造を詳細に示す正面図である。
【符号の説明】
1 コイル 2 切板 3 コンベア 4 梱包紙 5 天井クレーン 6 支持体 7 サクションパッド 8 弁当箱 9 弁当箱成形機 10 部材 11 拡開爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包対象を上から覆うように、上面部
    と、該上面部の周縁部から垂下する側面部とを有するよ
    うに折曲された金属製の外箱を自動装着するための装置
    であって、 前記外箱を水平に保持する保持手段と、 前記保持手段を、前後左右方向に変位可能に支持する
    手段と、 前記支持手段を、前記保持手段に保持された外箱と共に
    前記梱包対象の直上位置に向けて搬送し、かつ降下させ
    るための搬送手段と、 前記外箱の前記側面部を外向きに拡開するべく前記支持
    手段に設けられた拡開手段とを有することを特徴とする
    装置。
JP14014792A 1992-04-30 1992-04-30 外箱自動装着装置 Expired - Lifetime JP2578706B2 (ja)

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JPH05310203A JPH05310203A (ja) 1993-11-22
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Effective date: 19960820