JP3147700B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3147700B2
JP3147700B2 JP05404495A JP5404495A JP3147700B2 JP 3147700 B2 JP3147700 B2 JP 3147700B2 JP 05404495 A JP05404495 A JP 05404495A JP 5404495 A JP5404495 A JP 5404495A JP 3147700 B2 JP3147700 B2 JP 3147700B2
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正樹 河野
行雄 小中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、週刊誌、カタログ等の
製本印刷物を多数積み重ねた状態で箱状に包装する自動
包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本印刷物等を輸送する場合
は、所定数づつ積み重ねた箱状に包装される。このよう
に、箱状に包装する自動包装装置は種々の形式のものが
開発されている。従来の自動包装機では、特に上製本あ
るいは並製本等の厚さが一定の製本印刷物を所定数積み
重ねた状態で順次包装位置まで搬送し、箱状に自動的に
包装することができる。
【0003】しかし、週刊誌等の中綴じ本、あるいは折
り上り出来本等の撓みやすくかつ厚さの不均一な製本印
刷物は、これらを多数積み上げると、中央部が低く、凹
設された状態となり、また、両端の高さも不均等となる
ので、非常に不安定な形状となる。このため従来の包装
装置では、それらを包装する際、製本印刷物の端部が包
装紙と共に巻き込まれたり、包装自体が緩くなるなどの
欠点があり、良好な包装状態を得ることは困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点に着目してなされたもので、整った状態に積み上
げられた厚さの不均一でかつ柔軟な多数の被包装物を緩
みなく箱状に包装することを可能にするための巻き込み
防止機構を有する包装装置を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の包装装置は、中
央部の高さが搬送方向に垂直な側端部よりも低く、搬送
方向に沿う方向の高さが不均一に積み重ねられた、複数
の柔軟なシート状物である被包装物を包装する装置であ
って、前記被包装物を整った箱状に緩みなく包装するた
めに、各工程間での受け渡しの際、被包装物の端部まで
常に圧縮しながら搬送する少なくとも一対のコンベアを
被包装物の上下に有しており、前記コンベアは、複数本
の押さえローラにベルトを架けた構成であり、包装装置
に被包装物を装架する第1ポジションでは、前記コンベ
ア内での搬送方向の先端部には、前記コンベアによる被
包装物の圧迫状態を端部まで与えることで、シート状物
がベルトに引きずられてめくれ上がらないようにする、
小径の巻き込み防止ローラを有しており、 第1ポジショ
ンのコンベア対を通過し、前面および上下面を包装材で
巻かれた箱状の被包装物を一旦停止する第2ポジション
では、後面を包装材で巻く際に、シート状物が包装材に
引きずられてめくれ上がらないように、搬送方向の後端
部には、小径の巻き込み防止ローラを有するコンベア対
を備える構成であることを特徴とする。
【0006】
【作用】被包装物は各包装工程を経て完全に包装される
が、本発明の包装装置によれば、各工程間の受け渡しの
際も常に上下のコンベアにより圧迫状態を被包装物の端
部にまで与えることで巻き込みを防止する。それは、上
下コンベアに各工程間の受け渡し部分にできるコンベア
の隙間を最小にする機構が備わっているからであり、さ
らにこれによって包装物の角部において、巻き込みによ
る折れやしわのない輪郭の整った折りが可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例による巻き込み防止機
構を有する包装装置1を示す。この包装装置1は、週刊
誌、カタログ、パンフレット等の中綴じ本のように、多
数積み重ねたときに、上面がカール状に凹み、この上面
の搬送方向に沿う高さが不均一な製本印刷物や、断裁後
のペラ、あるいはチラシ類、カタログ、パンフレット等
の折り上がり出来本のように薄く腰がない印刷物を、所
定数づつ積み重ねたものを、箱状に自動包装する装置で
ある。このような不安定な被包装物は、搬送される間に
天地のずれあるいは側方へのはみ出し等により崩れやす
く、また包装過程で被包装物の端部が包装紙と共に巻き
込まれたり、包装自体が緩くなるなど、従来の自動包装
機では満足に包装することができず、手作業により包装
せざるを得なかった。符号5は以上のような製本印刷物
を所定数づつ積み重ねた箱体5を示す。なお、本実施例
では、水平面内において箱体5の搬送方向Aに平行、垂
直な方向をそれぞれ前後方向、横方向といい、上下方向
はこの水平面に垂直な方向をいう。
【0008】このような箱体5を包装する包装材8は、
枚葉のクラフト紙であり、被包装物の大きさに合ったサ
イズのものが、ホッパ6に収容されている。包装材8は
このホッパ6から1枚ずつ吸盤9により吸い上げられ、
ある程度まで引き出された後、爪4で挟み込まれ上方に
引き上げられる。この時包装材8は、ガイドローラ21
aおよび21bと、箱体5との隙間を通り、搬送方向A
に沿う箱体5の移動路を塞ぐ状態に設置され、一定の張
り状態に保たれている。図1の符号10はこの包装装置
1に被包装物を装架するポジションを示し、これを第1
ポジション10とする。押さえローラ24aは、装架の
際邪魔にならないよう上方に退避しており、通常はフリ
ーローラ24b上に被包装物の背を搬送方向Aに向け、
すなわち横長方向にして、一定数整列段積する。また極
端に厚さの不均一な場合は数冊ごとに向きを逆にして一
定数積み重ねる。
【0009】第1ポジション10に積み重ねられた被包
装物は、押さえローラ24aが適切なエアー圧力により
確実に圧縮後、ウォーキングビーム7によって前述のよ
うに設置された包装材8に向けて送り込まれ、後述する
巻き込み防止機構を有する上側ガイドローラ21a、2
2aおよび上面ローラ25と、下側ガイドローラ21
b、22bとの間を通過する間に、前面、上面、下面の
3面が包装材8によって包み込まれ、第2ポジション2
0で停止する。
【0010】この第2ポジション20に送られた箱体5
は以上の様に3面が胴巻きされているが、後面は巻かれ
ていないので下側ガイドローラ22bで包装紙8を折り
上げ、次に上面ローラ25を解放し、下側ガイドローラ
22bと共に箱体5の上面の位置まで上昇している胴巻
きローラ23で、箱体5の上面を押さえつつ搬送方向に
移動する事で、既に上面の半分程度を覆っている包装紙
8と重ね面を作りテープ貼りする。同ポジションでは更
に横方向のタブを折り込むガイド板28が設置されてい
る。このガイド板28によって、箱体5が包装材8を引
っ張りつつ第1ポジション10から第2ポジション20
に送り込まれる際、この箱体5の横方向に突出する包装
材8の前部タブが折り込まれる。最後にキッカ27によ
って包装材8の後部タブが折り込まれ、次の第3ポジシ
ョン30に送られる。
【0011】胴巻きと横方向の前後タブ折りの完了した
箱体5は、第3ポジションで残りの上下タブが折り込み
板31a、32bによって折られ、これらの重なり部分
にテープ貼りされた後、送りローラ32b上に排出され
る。
【0012】次に、巻き込み防止機構を有する第1ポジ
ション10から第2ポジション20への受け渡し部分1
5の詳細を説明する。図2に示すように、被包装物を一
定数積み重ねた箱体5は、第一ポジション10において
押さえローラ24aによって均一に押さえつけられなが
ら、この箱体5の前面に設置されている包装材8に向か
って押し出され、移動と共に箱体5の前面、上面、下面
が包装材8によって胴巻きされる。この際箱体5の上面
前端部がコンベアに引きずられてめくれることを防ぐた
め、押さえローラ24aおよびフリーローラ24bの前
端部には小径の巻き込み防止ローラ29が備えられてお
り、さらにガイドローラ21a,21bがシフトしてこ
の巻き込み防止ローラ29に近寄り、包装材8と箱体5
の密着性を上げることによって、更なる巻き込み防止効
果とだぶつきのない整った包装が得られる。
【0013】図3に示すように、3面を包装材8で巻か
れた箱体5は第2ポジションで停止し、下側ガイドロー
ラ21b,22b,および胴巻きローラ23が一体とな
り上昇することによって、この上に垂れ掛かっている包
装材8の後端部分を折り上げて箱体5の後面を覆う。こ
の際ガイドローラ21a,22aはスペース確保のため
上方に退避し、また押さえローラ24aも次の装架作業
のため共に上昇する。
【0014】更に図4に示すように、箱体5の上面の位
置まで上昇している胴巻きローラ23がシフトして押さ
えローラ25に近寄り、その後箱体5を適切な圧力で押
さえながら共に搬送方向に移動して箱体5の残りの上面
半分を覆う。なお押さえローラ25にも先端部には小径
の巻き込み防止ローラ29が備えられており、胴巻きロ
ーラ23が近づく事によって、箱体5前端部の包装と同
様に巻き込みの防止と整った包装を可能にしている。ま
た、この間に第一ポジションでは新しい包装材8が引き
出され、下側ガイドローラ21b,22b,および胴巻
きローラ23と共に上昇する当て板26がこの包装材8
の前に設置され、次の装架作業が行われる。
【0015】図5に示すように、箱体5の上面を移動し
ていた押さえローラ25は上昇して包装材8の重なり部
分のテープ貼り後下降してそこを押さえる。最後にガイ
ドローラおよび当て板は下降して元の位置に戻り、一連
の動作が完了する。
【0016】従って、これらの巻き込み防止機構を有す
る包装装置1によれば、従来は手作業で行われた中綴じ
本等の厚さが不均一で、積み重ねたとき非常に不安定な
製本印刷物を、巻き込みによる折れやしわがなく、さら
に包装材の緩みのない整った箱状に、安定して自動包装
することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の包装装置によると、整列段積さ
れた厚さが不均一でかつ柔軟な多数の非包装物を、巻き
込みやずれなどを起こさずに整った箱状に保ちながら安
定して包装装置内の各ポジションに受け渡すことがで
き、これによって今までの自動包装機ではなし得なかっ
た中綴じ本等の天地方向を折り込む形式における緩みの
ない美しい自動包装が可能となる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による巻き込み防止機構を有す
る自動包装装置の説明図である。
【図2】図1の第1ポジション10から第2ポジション
20への受け渡し部分15における巻き込み防止機構を
有する各種ローラの動作説明図(その1)である。
【図3】図1の第1ポジション10から第2ポジション
20への受け渡し部分15における巻き込み防止機構を
有する各種ローラの動作説明図(その2)である。
【図4】図1の第1ポジション10から第2ポジション
20への受け渡し部分15における巻き込み防止機構を
有する各種ローラの動作説明図(その3)である。
【図5】図1の第1ポジション10から第2ポジション
20への受け渡し部分15における巻き込み防止機構を
有する各種ローラの動作説明図(その4)である。
【符号の説明】
1…包装装置、7…ウォーキングビーム、8…包装材、
10…第1ポジション、15…受け渡し部分(巻き込み
防止機構)、20…第2ポジション、26…当て板、2
7…キッカ、28…ガイド板、29…巻き込み防止ロー
ラ、30…第3ポジション、A…搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−37116(JP,A) 特開 昭62−146113(JP,A) 特開 昭58−170579(JP,A) 特開 平6−32314(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/14 B65B 27/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部の高さが搬送方向に垂直な側端部よ
    りも低く、搬送方向に沿う方向の高さが不均一に積み重
    ねられた、複数の柔軟なシート状物である被包装物を包
    装する装置であって、 前記被包装物を整った箱状に緩みなく包装するために、
    各工程間での受け渡しの際、被包装物の端部まで常に圧
    縮しながら搬送する少なくとも一対のコンベアを被包装
    物の上下に有しており、 前記コンベアは、複数本の押さえローラにベルトを架け
    た構成であり、包装装置に被包装物を装架する第1ポジションでは、前
    記コンベア内での 搬送方向の先端部には、前記コンベア
    による被包装物の圧迫状態を端部まで与えることで、
    ート状物がベルトに引きずられてめくれ上がらないよう
    する、小径の巻き込み防止ローラを有しており、 第1ポジションのコンベア対を通過し、前面および上下
    面を包装材で巻かれた箱状の被包装物を一旦停止する第
    2ポジションでは、後面を包装材で巻く際に、シート状
    物が包装材に引きずられてめくれ上がらないように、搬
    送方向の後端部には、小径の巻き込み防止ローラを有す
    るコンベア対を備える構成である ことを特徴とする包装
    装置。
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