JP2533127Y2 - パンチングプレスにおける板材の位置決め装置 - Google Patents

パンチングプレスにおける板材の位置決め装置

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JP2533127Y2
JP2533127Y2 JP10792990U JP10792990U JP2533127Y2 JP 2533127 Y2 JP2533127 Y2 JP 2533127Y2 JP 10792990 U JP10792990 U JP 10792990U JP 10792990 U JP10792990 U JP 10792990U JP 2533127 Y2 JP2533127 Y2 JP 2533127Y2
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positioning device
side table
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陽一 前田
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はパンチングプレスにおける板材の位置決め
装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、パンチングプレスにおける板材の位置決め装置
は、固定されたサイドテーブルの外側に設けられ、X軸
方向へ延伸したキャレッジベースにボルト等により固定
されて設けられている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の板材の位置決め装置は、固
定されたサイドテーブルの外側に設けられているため、
装置全体の機械寸法が大きくなっている。而して、輸送
車両のサイズ、輸出時の木箱のサイズ等が大きくなり、
輸送コストがアップするという問題があった。また、客
先へ納入する際、搬入路の幅の関係から分解して納入す
る必要が生じ、更に、出荷前の保管スペースが増大する
等の問題もあった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、機械
寸法を必要時変化させ、保管時、輸送時、搬入時等には
機械寸法を縮少し、コストの低減と工数の減少を図った
パンチングプレスにおける板材の位置決め装置を提供す
ることにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、可倒式のサ
イドテーブルを備えたパンチングプレスにおいて、キャ
レッジベースの適宜一方より延伸し前記可倒式のサイド
テーブルの外方に位置せしめて板材の原点位置を位置決
めする位置決め装置を設け、この位置決め装置を折曲あ
るいは伸縮自在に設けてパンチングプレスにおける板材
の位置決め装置を構成した。
(作用) この考案のパンチングプレスにおける板材の位置決め
装置を採用することにより、位置決め装置を折曲あるい
は伸縮自在に設けたことにより、保管時、輸送時、ある
いは搬入時等に、この位置決め装置を折曲あるいは縮少
すると共にサイドテーブルも折曲し装置全体の機械寸法
が小さくなる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、パンチングプレスおよびその付属設備の構
成は、すでに公知であるため概略的に説明する。
第3図および第4図を参照するに、パンチングプレス
としてのタレットパンチプレス1には、板材Wを加工す
るための多数のパンチ、ダイ(図示省略)を備えたタレ
ット3が回転自在に装着されている。板材Wを支承すべ
くタレット3に隣接して設けた固定テーブル5のX軸方
向(第3図において左右方向)の両側には、可動テーブ
ル7がY軸方向(第3図において上下方向)に移動自在
に配置されていて、両側の可動テーブル7はX軸方向へ
延伸したキャレッジベース9によって一体的になってい
る。
更に、可動テーブル7のX軸方向の両側に折曲自在な
可倒式のサイドテーブル11が設けられ、このサイドテー
ブル11の一方には、板材WのX軸方向の位置決めとして
テーブル面に対して出没自在となる位置決め装置13が設
けられている。この位置決め装置13は前記キャレッジベ
ース9の一端より延伸して設けられ、折曲あるいは伸縮
自在となっている。
なお、板材WをX軸方向へ移動するため、前記キャレ
ッジベース9にはモータ15が設けられ、このモータ15に
より駆動部材17を介してキャレッジ19がX軸方向へ移動
自在に支承されている。このキャレッジ19には板材Wの
側縁部を把持自在な複数のワーククランプ21が、X軸方
向に離隔して装着されている。
上記構成により、固定テーブル5、可動テーブル7お
よびサイドテーブル11上に載置された板材Wの一側縁を
位置決め装置13に当接させることにより、板材WのX軸
方向の原点位置への位置決めが行なわれる。また、キャ
レッジベース9がY軸方向の原点位置に位置する状態に
おいて、板材Wの一側縁と直交する他側縁を前記ワーク
クランプ21の把持位置へ当接することにより、Y軸方向
の原点位置への位置決めが行なわれる。
前記可動テーブル7に折曲自在に係合されたサイドテ
ーブル11の可倒部については、第5図および第6図に示
すごとく、可動テーブル7はタレットパンチンプレス1
の本体である下フレーム23に設けたガイドレール25上に
車輪27を介して乗り、Y軸方向(第5図において図面に
直交する方向)に移動自在となっている。この可動テー
ブル7の側面にピン29を介して回動自在にサイドテーブ
ル11が係合して構成されている。なお、符号31はフリー
ベアリングである。
上記構成により、可動テーブル7の側面に設けられた
サイドテーブル11は、作業時はサイドテーブル11を水平
状態とし、輸送,搬入,保管時等は、第5図の図中に2
点鎖線で示すごとくサイドテーブル11を折曲し垂直状態
とする。
サイドテーブル11を水平状態に保持するには、第6図
に示すごとく、固定バー33を用いて行なう。すなわち、
可動テーブル7の下面に溶着せしめた雌ねじを備えた複
数の座35とサイドテーブル11の下面に溶着せしめた雌ね
じを備えた複数の座37に固定バー33を当接させ、ボルト
39にて固定バー33を固定することによりサイドテーブル
11を水平状態に保持する。なお、このサイドテーブル11
を折曲させる時は、ボルト39の螺合を解除し固定バー33
を取除くことによりサイドテーブル11を垂直状態に折曲
させることができる。
次に、本実施例の主要部である位置決め装置13につい
て更に詳細に説明する。
第1図を参照するに、この実施例は位置決め装置13を
折曲式とした例であり、キャレッジベース9の下面にブ
ラケット41を垂下して設け、このブラケット41の下端に
回動中心となるピン43を設け、このピン43にL形状をし
たロケートピン取付アーム45を回動自在に支承させて構
成した。
L形状をしたロケートピン取付アーム45の先端には、
ロケートピン47が出没自在に設けてあり、このロケート
ピン47を上方向へ出没自在となす構成は、公知の構成で
あり図示を省略してあるが例えば流体圧作動のシリンダ
等によりロケートピン47を上下動させるものである。更
に、ロケートピン取付アーム45の基部にはフランジ49が
一体的に設けられ、このフランジ49に上述した回動中心
となるピン43が係合しており、フランジ49には固定用の
ボルト51が挿通される複数個の穴53が設けられている。
この穴53にボルト51を挿通し前記フランジ49に設けたね
じ部55に螺合させることにより、ロケートピン取付アー
ム45はブラケット41に固定される。
上記構成により、位置決め装置13を使用する際は、ボ
ルト51によりロケートピン取付アーム45をブラケット41
に取付けることにより、ロケートピン取付アーム45は水
平状態に保持される。すなわち、位置決め装置13は水平
状態となり、ロケートピン47を突出させて板材Wの原点
位置の位置決めが行なわれる。この位置決め装置13を使
用しない時、すなわち、輸送時、搬入、保管時等にはボ
ルト51を取外すことにより、ロケートピン取付アーム45
はピン43を回動中心として、図中X矢印で示すごとく反
時計廻り方向へ回動し、ロケートピン取付アーム45は垂
直状態に垂れ下るので邪魔にならない。
第2図(A),(B)に示す実施例は、位置決め装置
13を伸縮式とした例であり、キャレッジベース9にL形
状をしたロケートピン取付アーム57を挿通して構成して
ある。このL形状をしたロケートピン取付アーム57の先
端にロケートピン47が出没自在に設けられている。
上記構成により、位置決め装置13を使用する際は、第
2図(A)に示すごとく、ロケートピン取付アーム57を
キャレッジベース9より引出し、サイドテーブル11を水
平状態にして、ロケートピン47を突出させて板材Wの原
点位置の位置決めがなされる。そして、位置決め装置13
を使用しない時、すなわち、輸送、搬入、保管時等に
は、第2図(B)に示すごとく、サイドテーブル11を折
曲しロケートピン取付アーム57をキャレッジベース9内
へ引込むことにより邪魔にならなくなる。
上述したごとく、位置決め装置13を使用する時は、サ
イドテーブル11を水平状態にすると共に、位置決め装置
13を水平状態とするか、あるいは伸長させるかして、ロ
ケートピン47にて板材Wの原点位置の位置決めが行なわ
れる。また、輸送、搬入、保管時等にはサイドテーブル
11を折曲すると共に、位置決め装置13を折曲するか、あ
るいは縮少させる。
而して、機械寸法が小さくなり、、輸送時のコストの
減少と客先搬入ときの分解搬入の必要性がなくなり、且
つ、保管時の省スペース化を図ることができる。
なお、この考案は前述した各実施例に限定されること
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。例えば、本実施例では位置決め
装置13を下方向へ折曲させる構成としたが、上方向へ起
立させる方法でも可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、こ
の考案によれば、位置決め装置を折曲あるいは伸縮自在
とし、可倒式のサイドテーブルと共に使用時は水平状態
に保持して板材の原点位置への位置決めがなされる。そ
して、輸送、搬入、保管時等には、位置決め装置を折曲
あるいは縮少し、サイドテーブルを折曲せしめることに
より機械寸法を小さくすることができる。
その結果、保管時の省スペース化を図ることができる
と共に、輸送時にはコストの低減が図られ、客先搬入時
には分解搬入を行なう必要がなくなり、工数の削減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の主要部を示し、第1図
は折曲式の位置決め装置を示し、第3図におけるI矢視
部の拡大側面図、第2図は伸縮式の位置決め位置を示
し、第2図(A)は伸長状態を示す斜視図、第2図
(B)は縮少状態の斜視図である。第3図はこの考案を
実施する一実施例のタケットパンチプレスにおける平面
図、第4図は第3図における側面図、第5図は第3図に
おけるV−V線に沿った拡大断面図、第6図サイドテー
ブルを水平に保持する支持部材を示す説明図である。 1……タレットパンチプレス 9……キャレッジベース 11……サイドテーブル 13……位置決め装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可倒式のサイドテーブルを備えたパンチン
    グプレスにおいて、キャレッジベースの適宜一方より延
    伸し前記可倒式のサイドテーブルの外方に位置せしめて
    板材の原点位置を位置決めする位置決め装置を設け、こ
    の位置決め装置を折曲あるいは伸縮自在に設けてなるこ
    とを特徴とするパンチングプレスにおける板材の位置決
    め装置。
JP10792990U 1990-10-17 1990-10-17 パンチングプレスにおける板材の位置決め装置 Expired - Lifetime JP2533127Y2 (ja)

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JPH0464422U JPH0464422U (ja) 1992-06-02
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