JPH10249454A - ヘミング加工システム - Google Patents

ヘミング加工システム

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JPH10249454A
JPH10249454A JP5765397A JP5765397A JPH10249454A JP H10249454 A JPH10249454 A JP H10249454A JP 5765397 A JP5765397 A JP 5765397A JP 5765397 A JP5765397 A JP 5765397A JP H10249454 A JPH10249454 A JP H10249454A
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雅義 山下
Koji Mukumoto
厚司 椋本
Takao Tanaka
崇夫 田中
Hideyo Takeuchi
英世 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下型に第1ワークと第2ワークの夫々の位置
決め機構を設置して両ワークをヘミング加工するシステ
ムにおいては、下型が第1ワークと第2ワークの各位置
決め機構で構造複雑化してコスト高となり、ワーク品種
切替えに伴う型改造期間が多大となる。 【解決手段】 下型7に第1ワーク1を位置決め載置
し、第1ワーク1上に第2ワーク2を仮位置決め的に載
置して、第2ワーク2を専用のワーク位置決め部材9で
位置決めする。下型7は台車5上の型支持部材6に位置
決め固定され、型支持部材6上に中間位置決め部材を介
してワーク位置決め部材9が位置決めされ、このワーク
位置決め部材9は作業ステージScの定位置に設置され
たチャック部材10と昇降装置11で上下動可能に支持
され、下降時に下型7上の第2ワーク2を位置決めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドアのアウ
タパネルとインナパネル等の金属製ワークの周縁部を機
械的に折り曲げるヘミング加工システムで、詳しくは、
下型の上に位置決め載置されたワークの被ヘミング加工
部をロボットアーム等で折り曲げてヘミング加工する作
業ステージにおけるワークの搬入搬出システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】下型の上に自動車ドアのアウタパネルと
インナパネルの2枚のワークを重ねて位置決め載置し、
アウタパネルの予め上方に折曲された周縁部を上型で押
圧してインナパネルの周縁部上に折り曲げるヘミング加
工システムは、ワークの1品種専用の下型と上型を用意
せねばならず、多品種少量生産のワークに不適当であ
り、ワーク切替え時に下型と上型を切替える必要があっ
て汎用性が悪い。そこで、ヘミング加工システムの汎用
性を高めるものとして、下型上にアウタパネルとインナ
パネルの2枚のワークを位置決め載置しておいて、アウ
タパネルの予め上方に折曲された周縁部を順にロボット
アームの先端のローラーで押圧してインナパネルの周縁
部上に折り曲げていくローラー式ヘミング加工システム
が特公平5−34101号公報等に開示されている。
【0003】かかるローラー式ヘミング加工システムに
おける下型は、固定台やターンテーブル上に設置され、
この下型の側方にロボットアームが設置される。下型の
上には、アウタパネルを位置決め保持するワーク位置決
め機構と、アウタパネル上に載せたインナパネルを位置
決め保持する別のワーク位置決め機構が設置される。ロ
ボットアームは、先端のローラーを下型上のアウタパネ
ルの周縁部に押し付け、そのままアウタパネルの周縁部
に沿わせて相対移動させることで、アウタパネルの周縁
部を順にヘミング加工する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ローラー式ヘミン
グ加工システムの場合は、ロボットアームが多品種のワ
ークに対応可能であって、ワークの品種切替え時には下
型を切替えるだけでよくて汎用性に優れる。しかし、下
型にアウタパネルとインナパネルの2品種ワーク対応の
2種類以上のワーク位置決め機構を設置する必要がある
ため、下型が付随のワーク位置決め機構のために複雑、
大掛りとなって設備コストが高くなる。また、かかる複
雑な構造となる下型においては、その改造期間及び改造
費が多大となって、結果的にヘミング加工コストの低減
化が難しくなる。更に、下型の改造期間が多大となるた
め、ワーク品種切替え時の生産中止期間も長くなること
もあって、ヘミング加工システム全体の見直しが要望さ
れている。
【0005】本発明は、下型とロボットアームを使用し
てワークのヘミング加工を行うシステムにおける下型の
構造簡略化、システム全体の設備コストの低減化、及
び、ワーク品種切替え期間の短縮化を目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する技術的手段は、下型上に第1ワークを、この第1ワ
ーク上に第2ワークを位置決め載置した状態でロボット
アームで第1ワークの被ヘミング加工部をヘミング加工
する作業ステージにおける各ワークの搬入搬出システム
において、前記作業ステージの内外を移動可能な台車
と、前記下型を支持して台車上に脱着可能に位置決め載
置される型支持部材と、この型支持部材上に脱着可能に
位置決め載置されて下型との間にワーク収容空間を形成
する中間位置決め部材と、この中間位置決め部材の前記
ワーク収容空間を形成する上部に脱着可能に位置決め載
置されるワーク位置決め部材と、このワーク位置決め部
材を適宜保持して中間位置決め部材から上方に離脱させ
るチャック部材と、このチャック部材を作業ステージ上
の定位置で上下動させる昇降装置とを使用して、まず台
車上に型支持部材と中間位置決め部材とワーク位置決め
部材を位置決め載置し、昇降装置でチャック部材を上下
動させて作業ステージの定位置に搬入された台車上のワ
ーク位置決め部材を中間位置決め部材から離脱させた
後、中間位置決め部材を型支持部材から取り外して型支
持部材の下型上に第1ワークを位置決め載置し、この第
1ワーク上に第2ワークを載せた後、昇降装置でチャッ
ク部材を下降させてチャック部材に保持されたワーク位
置決め部材で第1ワーク上の第2ワークを位置決め保持
して両ワークのヘミング加工を行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0007】ここで、第1ワークと第2ワークは自動車
ドアのアウタパネルとインナパネル等の金属板である。
また、ロボットアームは、先端にワークの被ヘミング加
工部の一部に振動を加えて折り曲げ、そのまま振動を加
えながら被ヘミング加工部に沿って移動して被ヘミング
加工部を順に折り曲げていく振動式ヘム刃を有するも
の、或いは、先端にワークの被ヘミング加工部の一部を
押圧して折り曲げ、そのまま被ヘミング加工部に沿って
転圧して被ヘミング加工部を順に折り曲げていくローラ
ーを有するものが使用される。
【0008】このようなロボットアームが所定の作業ス
テージの側方に設置される。作業ステージに下型と共に
各ワークを搬入搬出する台車は、多品種ワークに対応さ
せた汎用台車が適用される。台車上に型支持部材、中間
位置決め部材、ワーク位置決め部材を位置決め載置し、
この台車を作業ステージの定位置に搬入したときに台車
のワーク位置決め部材を作業ステージのチャック部材で
持ち上げておいて、台車を作業ステージから移動させて
型支持部材の下型に第1ワークと第2ワークが手作業等
で載せられる。このとき、第1ワークだけが下型に位置
決めされ、第2ワークは第1ワーク上にラフな状態で載
せられる。この台車を再度作業ステージの定位置に搬入
して、チャック部材で保持されたワーク位置決め部材で
第2ワークを位置決めすると、台車の下型とチャック部
材の相対位置が一定しているので、第1ワークに対して
第2ワークが正確に位置決めされて、正確なヘミング加
工が可能となる。従って、下型は、第1ワークの位置決
め機構だけを有する構造でよくて、構造の簡略化、改造
期間とワーク品種切替え期間の短縮化の実現を容易なも
のにする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図3にヘミング装置全体
の概要を示すと、型入替ステージSa、マリッジステー
ジSb、作業ステージScが水平方向一列に設置され、
作業ステージScに設置されたロボットアーム3でワー
クのヘミング加工が行われる。本発明は作業ステージS
cの内外でのワーク搬入搬出システムで、図4乃至図8
に示すような構造、使い方をされる台車5、型支持部材
6、中間位置決め部材8、ワーク位置決め部材9の型ユ
ニットと、ワーク位置決め部材9を適宜保持して上下動
させるチャック部材10とこれを上下動させる昇降装置
11を備える。
【0010】型入替ステージSaは三方が作業空間の矩
形ステージで、ここで図4に示すように台車5上に型支
持部材6、中間位置決め部材8、ワーク位置決め部材9
が脱着可能に位置決め載置される。マリッジステージS
bは型入替ステージSaと作業ステージScの間に在る
矩形ステージで、ここで図6に示すように第1ワーク1
と第2ワーク2が型支持部材6の下型7上に供給され
る。作業ステージScは例えば水平なターンテーブル1
2を備え、このターンテーブル12の両側方にロボット
アーム3と昇降装置11が設置され、昇降装置がチャッ
ク部材10をターンテーブル12の回転中心の真上で上
下動させ、かつ、ターンテーブル12と同期させてチャ
ック部材10を回転させる。チャック部材10は、例え
ば電磁チャックで構成され、作業ステージScに送られ
てきたワーク位置決め部材9を適宜保持して上下動させ
る。
【0011】尚、図1の13は作業ステージScとロボ
ットアーム3と昇降装置11を囲う安全柵、14は光学
式エリアセンサー、15は台車通過時に開く遮断機で、
これらは作業の安全と確認に使用される安全装置であ
る。また、図6に示される第1ワーク1は自動車ドアの
アウタパネルで、下型7上に横向きに位置決め載置さ
れ、第1ワーク1の周縁部が真上に折曲された被ヘミン
グ加工部1’である。第2ワーク2は自動車ドアのイン
ナパネルで、その周縁部が第1ワーク1の被ヘミング加
工部1’の内側に沿って載置される。被ヘミング加工部
1’を第2ワーク2の周縁部上に向けて折り曲げること
でヘミング加工が行われる。
【0012】各ステージSa〜Sc間に敷設されたレー
ル16に載って台車5が各ステージSa〜Sc間を往復
移動して、作業ステージSc内外でのワーク搬入搬出の
動作を行う。例えば型入替ステージSaにレール17に
載った作業台18が搬入されると、マリッジステージS
b側から作業台18上に空の台車5が搬入されて停止す
る。この後、図4に示すように型入替ステージSaの三
方向からフォークリフト等を使って台車5上に、予めユ
ニット化しておいた型支持部材6、中間位置決め部材
8、及びワーク位置決め部材9を一体に位置決め載置す
る。この時には、型支持部材6上に中間位置決め部材8
が位置決め載置され、中間位置決め部材8上にワーク位
置決め部材9が位置決め載置されている。また、型支持
部材6には、予め下型7が固定されている。
【0013】図4において、型支持部材6と台車5の間
には相互に位置決めするピン等の位置決め手段が設置さ
れ、この型支持部材6を介して台車5に下型7が位置決
めされる。下型7はワーク1品種専用のもので、上面に
第1ワーク1を位置決め保持する位置決め機構(図示せ
ず)が設置される。この下型7は、ワーク品種切替えが
あれば型支持部材6と共に別品種のものと切替えられ
る。台車5は、多品種ワーク対応の汎用台車の適用が可
能である。
【0014】また、図4における中間位置決め部材8は
型支持部材6の上にワーク位置決め部材9を保持するも
ので、型支持部材6上に位置決め載置される柱状の脚部
8aと、脚部8aの上端に固定された矩形の天板部8b
で構成され、天板部8bの中央部と型支持部材6の下型
7との間にワーク収容空間mが形成される。台車5上に
型支持部材6を、その上にワーク位置決め部材9を夫々
に位置決め載置することで、台車5に対するワーク位置
決め部材9の相対位置が一定する。
【0015】ワーク位置決め部材9は、第1ワーク1上
で第2ワーク2を位置決めするもので、例えば自動車ド
アのインナパネルの第2ワーク2に形成された部品取付
穴等の穴に挿入される位置決めピン21や、第1ワーク
1上に第2ワーク2を押圧してヘミング加工時の位置ズ
レを防止する押圧パッド22とスプリング23とを有す
る。ワーク位置決め部材9に対応させて中間位置決め部
材8の天板部8bの中央部に開口24を形成し、この開
口24に位置決めピン21を挿通することで、ワーク位
置決め部材9が中間位置決め部材8上に位置決め載置さ
れる。かかるワーク位置決め部材9はワーク1品種専用
のもので、ワーク品種切替えがあれば別品種のものと切
替えられる。尚、中間位置決め部材8は、ワーク位置決
め部材9の多品種に対応させた汎用部材の適用が可能で
ある。
【0016】図4のように型入替ステージSaで台車5
上にユニット化した型支持部材6、中間位置決め部材
8、およびワーク位置決め部材9が設置されると、図5
乃至図8に示す要領でワーク搬入、ヘミング加工、ワー
ク搬出が行われる。
【0017】まず、図4の台車5がマリッジステージS
bを通過して作業ステージScに移動すると、作業ステ
ージScのターンテーブル12の回転中心と台車5のセ
ンターが一致するように台車5が作業ステージScで位
置決めされて停止する。この台車5のワーク位置決め部
材9の真上にチャック部材10が待機して、作業ステー
ジScの定位置に台車5が位置決めされると、昇降装置
11がチャック部材10をワーク位置決め部材9の位置
まで下降させる。チャック部材10がワーク位置決め部
材9を保持すると、図5に示すように昇降装置11がチ
ャック部材10をワーク位置決め部材9と共に上限位置
まで上昇させ、ワーク位置決め部材9を中間位置決め部
材8から真上に離脱させる。この時、型支持部材6およ
び中間位置決め部材8は台車5上に残っている。
【0018】次に、図6に示すように台車5を作業ステ
ージScからマリッジステージSbに移動させてから、
台車5上の中間位置決め部材8だけを手作業等で取り外
して、下型7上に第1ワーク1を位置決め載置し、この
第1ワーク1上に必要に応じてシーラー塗布した後、第
2ワーク2を載置する。下型7上には、第1ワーク1の
端をロボット指令で何回にも分けて押圧して徐々に位置
決めする手段や、第1ワーク1の凹凸を利用して位置決
めする手段等が設置される。下型7に位置決め載置され
た第1ワーク1上に第2ワーク2は正確に位置決めする
こと無く、粗位置決めされた状態で予備的に載置され
る。
【0019】次に、図6の台車5が再び作業ステージS
cの定位置まで移動して停止すると、この台車5の下型
7の真上に待機しているチャック部材10が昇降装置1
1で真下に下げられる。このときの台車5の下型7とチ
ャック部材10で保持されたワーク位置決め部材9の上
下の相対位置が一定しており、昇降装置11でチャック
部材10を真下の下型7の近くまで下降させると、図7
に示すようにワーク位置決め部材9の位置決めピン21
が第2ワーク2の穴等に挿通されて、ワーク位置決め部
材9で第2ワーク2が位置決めされる。同時にワーク位
置決め部材9の押圧パッド22が第2ワーク2を第1ワ
ーク1に弾圧して押し付ける。この時点で第1ワーク1
上に第2ワーク2が正確に位置決めされて仮固定され
る。
【0020】図7の状態でターンテーブル12の回転中
心と台車5、下型7のセンターが一致しており、この状
態でターンテーブル12とチャック部材10が同期して
一体的に回転し、この回転に応じてロボットアーム3が
駆動開始してロボットアーム3先端の、例えばヘム刃4
が下型7に位置決めされた第1ワーク1の被ヘミング加
工部1’を順に折り曲げてヘミング加工する。ヘム刃4
は軸方向に微振動するもので、ロボットアーム3で振動
するヘム刃4を被ヘミング加工部1’の一部に押し付け
ると、振動するヘム刃4のハンマリング効果で被ヘミン
グ加工部1’が小さな加圧力で折り曲げられる。このヘ
ム刃4を被ヘミング加工部1’の長さ方向に相対移動さ
せることで、被ヘミング加工部1’の全長が順に折り曲
げられる。かかるヘミング加工は、被ヘミング加工部
1’を約45゜まで折り曲げるプリヘミング加工と、約
45゜の被ヘミング加工部1’を第2ワーク2の周縁部
上まで折り曲げる本ヘミング加工の2段階で行われる。
【0021】ヘミング加工が終了すると、ターンテーブ
ル12とチャック部材10が元の定位置で回転停止す
る。この後、チャック部材10がワーク位置決め部材9
と共に昇降装置11で真上に持ち上げられて、ワーク位
置決め部材9が第2ワーク2から離脱する。図8に示す
ように上限位置まで上昇したチャック部材10でワーク
位置決め部材9を保持し待機させた状態で、台車5がマ
リッジステージSbに移動して、下型7から第1ワーク
1と第2ワーク2の合体ワークが取り出される。そし
て、空になった下型7に別の新しい第1ワーク1と第2
ワーク2が供給されて、図6及び図7で示すワーク搬入
とヘミング加工が繰り返し行われる。
【0022】ワーク品種切替えの場合は、図5の状態か
ら図4の状態に戻して、型入替ステージSaで台車5上
の型支持部材6、中間位置決め部材8、ワーク位置決め
部材9を取り外して、別品種のものに切替えればよい。
【0023】以上のようにヘミング加工で使用される下
型7は、第1ワーク1の位置決め機構を装備するだけの
構造となる。換言すれば下型7から第2ワーク2を位置
決めする複雑な機構が省略できて、下型7の構造の簡略
化、改造期間の短縮化が可能となる。また、下型7を台
車5に位置決めする型支持部材6や、台車5にワーク位
置決め部材9を位置決めする中間位置決め部材8は枠状
等の簡単で安価な構造体が適用できるので、これらで設
備コストが上がる心配は無い。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限らず、例えば
ロボットアームはローラー式のものであってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ヘミング加工される第
1ワークと第2ワークの位置決め機構を下型とワーク位
置決め部材に分割したので、下型とワーク位置決め部材
の夫々の構造の簡略化が可能となり、この簡略化で設備
コストの低減化と共に、型改造期間の短縮化、ワーク品
種切替え時の生産中止期間の短縮化が実現されて、特に
多品種少量生産の自動車ドア等のワークのヘミング加工
に好適なシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの全体の概要を示すヘミング装
置の平面図である。
【図2】図1ヘミング装置の正面図である。
【図3】図1ヘミング装置の右側面図である。
【図4】図1ヘミング装置の型入替ステージでの1動作
時の正面図である。
【図5】図1ヘミング装置の作業ステージでの1動作時
の正面図である。
【図6】図1ヘミング装置のマリッジステージでの1動
作時の正面図である。
【図7】図1ヘミング装置の作業ステージでのヘミング
加工時の正面図である。
【図8】図1ヘミング装置のマリッジステージでの1動
作時の正面図である。
【符号の説明】
1 第1ワーク 1’ 被ヘミング加工部 2 第2ワーク 3 ロボットアーム 5 台車 6 型支持部材 7 下型 m ワーク収容空間 8 中間位置決め部材 9 ワーク位置決め部材 10 チャック部材 11 昇降装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 英世 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型上に第1ワークを、この第1ワーク
    上に第2ワークを位置決め載置した状態でロボットアー
    ムで第1ワークの被ヘミング加工部をヘミング加工する
    作業ステージにおける各ワークの搬入搬出システムにお
    いて、 前記作業ステージの内外を移動可能な台車と、前記下型
    を支持して台車上に脱着可能に位置決め載置される型支
    持部材と、この型支持部材上に脱着可能に位置決め載置
    されて下型との間にワーク収容空間を形成する中間位置
    決め部材と、この中間位置決め部材の前記ワーク収容空
    間を形成する上部に脱着可能に位置決め載置されるワー
    ク位置決め部材と、このワーク位置決め部材を適宜保持
    して中間位置決め部材から上方に離脱させるチャック部
    材と、このチャック部材を作業ステージ上の定位置で上
    下動させる昇降装置とを備え、 台車上に型支持部材と中間位置決め部材とワーク位置決
    め部材を位置決め載置し、昇降装置でチャック部材を上
    下動させて作業ステージの定位置に搬入された台車上の
    ワーク位置決め部材を中間位置決め部材から離脱させた
    後、中間位置決め部材を型支持部材から取り外して型支
    持部材の下型上に第1ワークを位置決め載置し、この第
    1ワーク上に第2ワークを載せた後、昇降装置でチャッ
    ク部材を下降させてチャック部材に保持されたワーク位
    置決め部材で第1ワーク上の第2ワークを位置決め保持
    して両ワークのヘミング加工を行うようにしたことを特
    徴とするヘミング加工システム。
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