JP2578063Y2 - 車両用送風装置 - Google Patents

車両用送風装置

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JP2578063Y2
JP2578063Y2 JP1993064290U JP6429093U JP2578063Y2 JP 2578063 Y2 JP2578063 Y2 JP 2578063Y2 JP 1993064290 U JP1993064290 U JP 1993064290U JP 6429093 U JP6429093 U JP 6429093U JP 2578063 Y2 JP2578063 Y2 JP 2578063Y2
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wall
cooling air
blower
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air passage
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長七 宮永
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Bosch Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/08Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
    • F04D25/082Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation the unit having provision for cooling the motor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/58Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
    • F04D29/5806Cooling the drive system

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用空調装置に設けら
れる送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案に関連する従来技術のひとつとし
て、実公平5−26933号公報に記載の車両用空調装
置がある。これは、スクロールケーシングの底壁部に一
体的に形成されて送風路の風路方向の一方の片側部分を
構成する一半側風路壁体と、他方の片側部分を構成する
他半側風路壁体とによって、底壁部に沿ってL字状のモ
ータ冷却用送風路を形成するようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、モータ冷却用送風路を底壁部に沿ってL字状に形成
するので、送風路の屈曲により通風抵抗が大になると共
に送風路の長さが長くなり、モータへの送風量が少なく
なるという問題がある。冷却効果向上の観点からすれ
ば、送風路の通風抵抗を小にすると共に送風路の長さを
短くすることが望まれる。
【0004】本考案は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、モータ冷却用送風路の通風抵抗の低減
および長さの短縮化を図ることができ、モータの冷却効
果をより向上させることのできる車両用送風装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案においては、ファ
ンモータを収納する突設のモータ収納部と前記モータ収
納部の周囲に張出した下壁部とを有する底部形成部材に
よって、ブロアケース本体の底部を形成する車両用送風
装置において、前記下壁部に開口形成された冷却風取込
と、前記モータ収納部に開口形成された冷却風吐出口
と、前記下壁部および前記モータ収納部に沿って前記底
部形成部材に張出し形成され、前記冷却風吐出口から前
記冷却風取込口の周囲を回り前記冷却風吐出口に戻る平
面形状がU字状の保持壁と、前記底部形成部材の前記冷
却風吐出口近傍に形成され、内側に係合部分を有する凸
壁と、前記冷却風取込口と前記冷却風吐出口とを略直線
的に接続する送風路を有すると共に、前記保持壁に嵌合
する嵌合壁と前記凸壁の内側に係合する舌部とを有する
送風路部材であって、前記凸壁と前記舌部との係合およ
び前記保持壁と前記嵌合壁との嵌合により前記底部形成
部材に結合される前記送風路部材とを有する車両用送風
装置によって、上記目的を達成する。
【0006】
【作用】本考案によれば、冷却風取込口と冷却風吐出口
とを略直線的に接続する送風路を有する送風路部材によ
って冷却風取込口と冷却風吐出口とが接続されるので、
モータ冷却用送風路の通風抵抗の低減および長さの短縮
化を図ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す側断面図、図
2は図1の底部形成部材の側断面図、図3は図2のA側
からみた非断面状態での底部形成部材の平面図、図4は
図1の送風路部材の側面図、図5は図1の送風路部材の
斜視図である。
【0008】図1において、1は合成樹脂製のブロアケ
ース本体で、スクロール形状のブロア室2を形成してお
り、側部に空気出口3を備えている。空気出口3の下流
には図示しないエバポレータおよびヒータコアが設けら
れる。ブロアケース本体1の上部には図示しない内外気
切換箱が連設され、ブロアケース本体1の上壁部4に開
口形成されたベルマウス部5を通して、内気または外気
がブロア室2内に導入されるようになっている。ブロア
室2内には、内気または外気を吸引導入するための遠心
式ファン6が設けられている。遠心式ファン6は、ブロ
アケース本体1の底部を形成する底部形成部材7に収納
保持されたファンモータ8によって、回転駆動されるよ
うになっている。
【0009】底部形成部材7は、ブロアケース本体1と
同様に合成樹脂製で、ファンモータ8を収納するための
モータ収納部9と、モータ収納部9の周囲に張出した下
壁部10とを有している。モータ収納部9は、上面が開
放で下面が閉成の容器状で、下壁部10に対して突設さ
れている。下壁部10の外周端近傍にはブロア室2に開
口する冷却風取込口11が形成されており、モータ収納
部9の下面近傍の側部には冷却風吐出口12が形成され
ている。底部形成部材7には、更に、図2に示すよう
に、冷却風取込口11と冷却風吐出口12とを結ぶ三角
空間に保持壁13が張出し形成されていると共に、モー
タ収納部9の下面で冷却風吐出口12の下部に凸壁14
が形成されている。保持壁13は、下壁部10およびモ
ータ収納部9に沿って略L字状に張出しており、且つ、
図3に示すように、冷却風取込口11および冷却風吐出
口12をU字状に囲むように形成されている。
【0010】15は送風路部材で、底部形成部材7と同
様に合成樹脂製で、図4および図5に示すように、冷却
風取込口11と冷却風吐出口12とを結ぶ底部形成部材
7の三角空間を埋める略三角形状の側面を有している。
送風路部材15は、下辺部16に沿って形成された略直
線状の送風路17を有すると共に、上辺部18および側
辺部19にわたって形成された肉薄の嵌合壁20および
肉厚の係合壁21を有している。送風路17は、上端に
冷却風取込口11に接続される上口17aを有し、下端
に冷却風吐出口12に接続される下口17bを有してお
り、下辺部16とこの下辺部16に沿って略並行に形成
された送風路上壁部17cとによって画定されている。
送風路17の下口17bの底面は延設されて舌部22を
形成しており、舌部22が肉厚の係合壁21の端21a
から突出するようになっている。このような送風路部材
15は、係合壁21の端21aを底部形成部材7の凸壁
14に当接させ、舌部22を底部形成部材7の凸壁14
の内側に係合させた状態で、嵌合壁20を底部形成部材
7の保持壁13の内側に嵌合させることによって、底部
形成部材7に結合される。
【0011】上記構成によれば、送風路部材15を底部
形成部材7に結合することで、冷却風取込口11と冷却
風吐出口12とが略直線状の送風路17を通して接続さ
れることとなる。そのため、通風抵抗の低減を図ること
ができると共に、最短距離で接続することができ、ファ
ンモータ8の冷却効果を高めることができる。また、送
風路部材15は、係合壁21の端21aを底部形成部材
7の凸壁14に当接させ、舌部22を底部形成部材7の
凸壁14の内側に係合させた状態で、嵌合壁20を底部
形成部材7の保持壁13の内側に嵌合させるこによって
底部形成部材7に結合されるので、ゴムホースで接続す
る場合のように簡単に脱落するおそれもない。
【0012】図6は本考案の別の実施例を示す要部側断
面図、図7は図6の構成の送風路部材の斜視図である。
【0013】本実施例では、送風路部材30の送風路3
1が、上辺部32に沿って延びる送風路上壁部33と下
辺部34とによって画定されており、冷却風取込口11
に接続される上口31aから冷却風吐出口12に接続さ
れる下口31bにいくに従って広くなるように形成され
ている。送風路上壁部33は、上口31a側が上辺部3
2から突出するように屈曲し、その端33aが底部形成
部材7の下壁部10に当接するようになっていると共
に、下口31b側が側辺部35から突出し、その端33
bが底部形成部材7のモータ収納部9に当接するように
なっている。その他の構成は、先の実施例の送風路部材
15と同様で、送風路部材30の上辺部32および側辺
部35にわたって形成された肉薄の嵌合壁36および肉
厚の係合壁37、および、肉厚の係合壁37の端37a
から突出する舌部38を有している。このような構成の
送風路部材30は、先の実施例の送風路部材15と同様
に、係合壁37の端37aを底部形成部材7の凸壁14
に当接させ、舌部38を底部形成部材7の凸壁14の内
側に係合させた状態で、嵌合壁36を底部形成部材7の
保持壁13の内側に嵌合させることによって、底部形成
部材7に結合される。本実施例によれば、冷却風取込口
11と冷却風吐出口12とが略直線的に接続されること
となるので、先の実施例と同様に、通風抵抗の低減を図
ることができると共に、最短距離で接続することがで
き、ファンモータ8の冷却効果を高めることができ、ま
た、ゴムホースで接続する場合のように簡単に脱落する
おそれもない。
【0014】
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、冷
却風取込口と冷却風吐出口とを略直線的に接続する送風
路を有する送風路部材によって冷却風取込口と冷却風吐
出口とを接続するようにしたので、モータ冷却用送風路
の通風抵抗の低減および長さの短縮化を図ることがで
き、モータの冷却効果をより向上させることのできる車
両用送風装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す側断面図であ
る。
【図2】図2は図1の底部形成部材の側断面図である。
【図3】図3は図2のA側からみた非断面状態での底部
形成部材の平面図である。
【図4】図4は図1の送風路部材の側面図である。
【図5】図5は図1の送風路部材の斜視図である。
【図6】図6は本考案の別の実施例を示す要部側断面図
である。
【図7】図7は図6の構成の送風路部材の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ブロアケース本体 7 底部形成部材 8 ファンモータ 9 モータ収納部 10 下壁部 11 冷却風取込口 12 冷却風吐出口 13 保持壁 15 送風路部材 17 送風路 30 送風路部材 31 送風路

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータを収納する突設のモータ収
    納部と前記モータ収納部の周囲に張出した下壁部とを有
    する底部形成部材によって、ブロアケース本体の底部を
    形成する車両用送風装置において、 前記下壁部に開口形成された冷却風取込口と、 前記モータ収納部に開口形成された冷却風吐出口と、 前記下壁部および前記モータ収納部に沿って前記底部形
    成部材に張出し形成され、前記冷却風吐出口から前記冷
    却風取込口の周囲を回り前記冷却風吐出口に戻る平面形
    状がU字状の 保持壁と、 前記底部形成部材の前記冷却風吐出口近傍に形成され、
    内側に係合部分を有する凸壁と、 前記冷却風取込口と前記冷却風吐出口とを略直線的に接
    続する送風路を有すると共に、前記保持壁に嵌合する嵌
    合壁と前記凸壁の内側に係合する舌部とを有する送風路
    部材であって、前記凸壁と前記舌部との係合および前記
    保持壁と前記嵌合壁との嵌合により前記底部形成部材に
    結合される前記送風路部材とを有する車両用送風装置。
  2. 【請求項2】 前記保持壁の側面形状が略L字状で、 前記送風路部材が、前記底部形成部材に結合された場合
    に前記凸壁および前記保持壁に当接する係合壁を有する
    と共に、略平行に形成された下辺部と送風路上壁部とに
    よって画定された前記送風路を有する請求項1に記載の
    車両用送風装置。
  3. 【請求項3】 前記保持壁の側面形状が略L字状で、 前記送風路部材が、前記底部形成部材に結合された場合
    に前記凸壁および前記保持壁に当接する係合壁を有する
    と共に、下辺部と前記冷却風取込口から前記冷却風吐出
    口にいくに従って前記下辺部から離れる非平行の送風路
    上壁部とによって画定された前記送風路を有する請求項
    1に記載の車両用送風装置。
JP1993064290U 1993-11-05 1993-11-05 車両用送風装置 Expired - Lifetime JP2578063Y2 (ja)

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JPH0728707U JPH0728707U (ja) 1995-05-30
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