JP2573372Y2 - 蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造 - Google Patents
蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造Info
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- JP2573372Y2 JP2573372Y2 JP1992008322U JP832292U JP2573372Y2 JP 2573372 Y2 JP2573372 Y2 JP 2573372Y2 JP 1992008322 U JP1992008322 U JP 1992008322U JP 832292 U JP832292 U JP 832292U JP 2573372 Y2 JP2573372 Y2 JP 2573372Y2
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- Japan
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- socket
- cover
- socket cover
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は照明器具である蛍光灯ユ
ニットにおけるソケットカバーの取付構造に関するもの
である。
ニットにおけるソケットカバーの取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に示すように、蛍光灯ユニ
ット20は蛍光ランプ33のソケット21が固定される
ソケット台22と、正面及び上面が開口する略箱形状の
ソケットカバー23とから構成されている。ソケット台
22はフレーム34にビス等により取付固定され、その
背面上部には連結金具24がビス等により取付固定され
ている。ソケット台22の上部両側には一対の挿通孔2
5が透設され、挿通孔25の外方内周面には係止段部2
6が形成されている。
ット20は蛍光ランプ33のソケット21が固定される
ソケット台22と、正面及び上面が開口する略箱形状の
ソケットカバー23とから構成されている。ソケット台
22はフレーム34にビス等により取付固定され、その
背面上部には連結金具24がビス等により取付固定され
ている。ソケット台22の上部両側には一対の挿通孔2
5が透設され、挿通孔25の外方内周面には係止段部2
6が形成されている。
【0003】連結金具24の背面側へ延びる一対の突出
片24a(片側のみ図示)には長孔24bが透設されて
いる。両長孔24bにはソケットカバー23のブラケッ
ト28に挿通される回動軸27によりソケットカバー2
3が回動可能に軸支されている。そして、回動軸27は
長孔24bに対して抜け止め防止構造となっている。
片24a(片側のみ図示)には長孔24bが透設されて
いる。両長孔24bにはソケットカバー23のブラケッ
ト28に挿通される回動軸27によりソケットカバー2
3が回動可能に軸支されている。そして、回動軸27は
長孔24bに対して抜け止め防止構造となっている。
【0004】ソケットカバー23の内底面には断面U字
状の有弾性の係止金具29が取付ビス30により固定さ
れ、係止金具29の両端には爪部29aが折曲形成され
ている。そして、係止金具29の爪部29aは前記挿通
孔25に挿通可能であるとともに、前記係止段部26に
対して弾性力により係止可能となっている。ソケットカ
バー23の両側面には挿通孔31が透設され、この挿通
孔31には外部より係止金具29をソケットカバー23
の内方へ押圧可能な一対の操作ボタン32が挿通されて
いる。そして、この操作ボタン32を押圧操作すること
により係止金具29の爪部29aと係止段部26との係
止状態を解除するようになっている。
状の有弾性の係止金具29が取付ビス30により固定さ
れ、係止金具29の両端には爪部29aが折曲形成され
ている。そして、係止金具29の爪部29aは前記挿通
孔25に挿通可能であるとともに、前記係止段部26に
対して弾性力により係止可能となっている。ソケットカ
バー23の両側面には挿通孔31が透設され、この挿通
孔31には外部より係止金具29をソケットカバー23
の内方へ押圧可能な一対の操作ボタン32が挿通されて
いる。そして、この操作ボタン32を押圧操作すること
により係止金具29の爪部29aと係止段部26との係
止状態を解除するようになっている。
【0005】次に、メンテナンス等によりソケットカバ
ー23をソケット台に対して開放する際には、ソケット
カバー23を把持するとともに両操作ボタン32を係止
金具29の弾性力に抗して互いに内方に押圧すると、係
止金具29がソケットカバー23の内方へと傾斜し、同
係止金具29の爪部29aと係止段部26の係止解除さ
れる。そして、爪部29aと係止段部26の係止解除さ
れた状態のまま回動軸27を長孔24bの下方へと移動
させてソケットカバー23を外方へ回動する。逆にソケ
ットカバー23をソケット台に対して再びもとの状態に
戻す際には、上記開放する場合に逆をおこなう。
ー23をソケット台に対して開放する際には、ソケット
カバー23を把持するとともに両操作ボタン32を係止
金具29の弾性力に抗して互いに内方に押圧すると、係
止金具29がソケットカバー23の内方へと傾斜し、同
係止金具29の爪部29aと係止段部26の係止解除さ
れる。そして、爪部29aと係止段部26の係止解除さ
れた状態のまま回動軸27を長孔24bの下方へと移動
させてソケットカバー23を外方へ回動する。逆にソケ
ットカバー23をソケット台に対して再びもとの状態に
戻す際には、上記開放する場合に逆をおこなう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の蛍光
灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造では、操
作ボタン32、係止金具29、回動軸27、ブラケット
28、連結金具24等のの部品点数が多くなるとともに
構造が複雑化して全体が大型化するという問題があっ
た。又、上記部品点数が多くなることにより、生産時に
おける組付作業の能率低下につながるという問題があっ
た。さらに、蛍光ランプ33の交換時にはソケット台2
2に対してソケットカバー23を開放するには、わざわ
ざ操作ボタン32を押圧操作しなければならない等、開
放操作が面倒であるという問題があった。
灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造では、操
作ボタン32、係止金具29、回動軸27、ブラケット
28、連結金具24等のの部品点数が多くなるとともに
構造が複雑化して全体が大型化するという問題があっ
た。又、上記部品点数が多くなることにより、生産時に
おける組付作業の能率低下につながるという問題があっ
た。さらに、蛍光ランプ33の交換時にはソケット台2
2に対してソケットカバー23を開放するには、わざわ
ざ操作ボタン32を押圧操作しなければならない等、開
放操作が面倒であるという問題があった。
【0007】本考案の目的はソケットカバーの取付構造
を簡単にすることができる蛍光灯ユニットにおけるソケ
ットカバーの取付構造を提供することにある。
を簡単にすることができる蛍光灯ユニットにおけるソケ
ットカバーの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、フレームに設けた蛍光ランプのソケット
を被覆可能なソケットカバーを、フレームに対して、蛍
光灯ユニットのソケットを覆うカバー位置とソケットを
露出する退避位置との二位置間で移動可能に設けた蛍光
灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造におい
て、前記フレームにはソケットカバーの移動方向に沿っ
て一対のガイドリブを設けると共に、両ガイドリブの互
いに対向する各内面には係止凹部を設け、一方、断面略
U字状をなし前記ガイドリブの内面に対して摺動接触可
能なソケットカバーの側壁には、前記ガイドリブの内面
を押圧する方向への弾性を付与すると共に、前記カバー
位置において前記係止凹部に係合する係止突起を設けた
ことを要旨とするものである。
めに本考案は、フレームに設けた蛍光ランプのソケット
を被覆可能なソケットカバーを、フレームに対して、蛍
光灯ユニットのソケットを覆うカバー位置とソケットを
露出する退避位置との二位置間で移動可能に設けた蛍光
灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造におい
て、前記フレームにはソケットカバーの移動方向に沿っ
て一対のガイドリブを設けると共に、両ガイドリブの互
いに対向する各内面には係止凹部を設け、一方、断面略
U字状をなし前記ガイドリブの内面に対して摺動接触可
能なソケットカバーの側壁には、前記ガイドリブの内面
を押圧する方向への弾性を付与すると共に、前記カバー
位置において前記係止凹部に係合する係止突起を設けた
ことを要旨とするものである。
【0009】
【作用】このように構成された本考案では、ソケットカ
バーを蛍光灯ユニットの移動方向に沿ってカバー位置か
ら退避位置へと移動させる。このとき、ソケットカバー
の側壁を把持して両側壁を互いに内側へ弾性変形させる
と、係止突起は係止凹部の係合から解放される。そし
て、その状態からソケットカバーを退避位置へ移動させ
ることにより蛍光ランプのソケットが露出する。そし
て、蛍光ランプの交換等を行い、終了後はソケットカバ
ーをカバー位置に移動させる。
バーを蛍光灯ユニットの移動方向に沿ってカバー位置か
ら退避位置へと移動させる。このとき、ソケットカバー
の側壁を把持して両側壁を互いに内側へ弾性変形させる
と、係止突起は係止凹部の係合から解放される。そし
て、その状態からソケットカバーを退避位置へ移動させ
ることにより蛍光ランプのソケットが露出する。そし
て、蛍光ランプの交換等を行い、終了後はソケットカバ
ーをカバー位置に移動させる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1〜図3に示すように、蛍光
灯ユニット1のフレーム2の両端には側部カバー6が固
定されている。横断面略俵状の支持フレーム2は図示し
ない取付ビス等により天井面に取付固定されている。支
持フレーム2の両端面(片側のみ図示)は開口され、同
支持フレーム2の両端底面にはソケット台3が取付固定
されている。ソケット台3の正面(図2を正面位置とす
る)中央付近にはソケット4が設けられ、同ソケット4
には蛍光ランプ5が着脱可能に固定されている。
図5に従って説明する。図1〜図3に示すように、蛍光
灯ユニット1のフレーム2の両端には側部カバー6が固
定されている。横断面略俵状の支持フレーム2は図示し
ない取付ビス等により天井面に取付固定されている。支
持フレーム2の両端面(片側のみ図示)は開口され、同
支持フレーム2の両端底面にはソケット台3が取付固定
されている。ソケット台3の正面(図2を正面位置とす
る)中央付近にはソケット4が設けられ、同ソケット4
には蛍光ランプ5が着脱可能に固定されている。
【0011】前記支持フレーム2の両端底面においてソ
ケット台3を除く箇所には係合凸部2aが切欠形成され
ている。支持フレーム2の両端面には前記係合凸部2a
に係合するとともに同支持フレーム2と一体化するよう
に側部カバー6が嵌合固定されている。側部カバー6の
正面(図2を正面とする)と底面は開口され、底面開口
部6aの長手方向における両端縁からは支持フレーム2
の底面に対して下方へ突出するように一対の湾曲部6b
が形成されている。各湾曲部6bの先端には前記支持フ
レーム2の底面に対して平行に延びるガイドリブ7が一
体形成されている。そして、ガイドリブ7にはソケット
カバー8が同ガイドリブ7の長手方向に沿って摺動可能
に装着されている。又、側部カバー6の下端縁にはその
幅方向に延びるソケットカバー8の係止板6cが一体形
成されている。
ケット台3を除く箇所には係合凸部2aが切欠形成され
ている。支持フレーム2の両端面には前記係合凸部2a
に係合するとともに同支持フレーム2と一体化するよう
に側部カバー6が嵌合固定されている。側部カバー6の
正面(図2を正面とする)と底面は開口され、底面開口
部6aの長手方向における両端縁からは支持フレーム2
の底面に対して下方へ突出するように一対の湾曲部6b
が形成されている。各湾曲部6bの先端には前記支持フ
レーム2の底面に対して平行に延びるガイドリブ7が一
体形成されている。そして、ガイドリブ7にはソケット
カバー8が同ガイドリブ7の長手方向に沿って摺動可能
に装着されている。又、側部カバー6の下端縁にはその
幅方向に延びるソケットカバー8の係止板6cが一体形
成されている。
【0012】図4及び図5に示すように、略箱状のソケ
ットカバー8は正面と上面とが開口され、正面から背面
へいく程幅狭に形成され、同ソケットカバー8の側壁は
弾性を有している。ソケットカバー8の正面開口部8a
の上端を除く内周端縁には補強突条8bが一体形成され
ている。ソケットカバー8の上端両側面には正面から背
面に延びる摺動溝9が形成され、同摺動溝9内の正面側
には各一対の係止突起9aが設けられている。ソケット
カバー8の背面上端には前記側部カバー6の係止板6c
に係止可能なストッパ8cが立設され、ソケットカバー
8がソケット4をカバーするカバー位置に位置する場合
にはソケットカバー8と側部カバー6との背面は面一に
なる。なお、ソケットカバー8がソケット4を露出する
位置を退避位置とする。
ットカバー8は正面と上面とが開口され、正面から背面
へいく程幅狭に形成され、同ソケットカバー8の側壁は
弾性を有している。ソケットカバー8の正面開口部8a
の上端を除く内周端縁には補強突条8bが一体形成され
ている。ソケットカバー8の上端両側面には正面から背
面に延びる摺動溝9が形成され、同摺動溝9内の正面側
には各一対の係止突起9aが設けられている。ソケット
カバー8の背面上端には前記側部カバー6の係止板6c
に係止可能なストッパ8cが立設され、ソケットカバー
8がソケット4をカバーするカバー位置に位置する場合
にはソケットカバー8と側部カバー6との背面は面一に
なる。なお、ソケットカバー8がソケット4を露出する
位置を退避位置とする。
【0013】図3に示すように、ソケットカバー8がカ
バー位置に位置した状態で係止突起9aに対応するよう
に各ガイドリブ7には一対の係止凹部7aが形成されて
いる。係止凹部7aから正面側から背面側にかけて背面
側へいくほどガイドリブ7の幅方向に切込まれて形成さ
れたテーパ状の摺動凹所7bが設けられ、この摺動凹所
7bの右端には係止段部7cが形成されている。そし
て、前記ソケットカバー8の一対の係止突起9aはそれ
ぞれのガイドリブ7の係止凹部7aに対して弾性により
係脱可能となっており、ソケットカバー8の側壁の弾性
力により係止突起9aはガイドリブ7の摺動凹所7bの
内側面に沿って摺動するようになっている。
バー位置に位置した状態で係止突起9aに対応するよう
に各ガイドリブ7には一対の係止凹部7aが形成されて
いる。係止凹部7aから正面側から背面側にかけて背面
側へいくほどガイドリブ7の幅方向に切込まれて形成さ
れたテーパ状の摺動凹所7bが設けられ、この摺動凹所
7bの右端には係止段部7cが形成されている。そし
て、前記ソケットカバー8の一対の係止突起9aはそれ
ぞれのガイドリブ7の係止凹部7aに対して弾性により
係脱可能となっており、ソケットカバー8の側壁の弾性
力により係止突起9aはガイドリブ7の摺動凹所7bの
内側面に沿って摺動するようになっている。
【0014】さて、上記のように構成された蛍光灯ユニ
ット1において、例えばメンテナンス等により蛍光ラン
プ5の交換を行う際には、ソケットカバー8をカバー位
置から退避位置へと移動させる。すなわち、ソケットカ
バー8の側面を把持して内側へと弾性力に抗して押圧
し、ソケットカバー8の両側面が内向へ傾斜するととも
にガイドリブ7の係止凹部7aに対して係止突起9aの
係合が解除される。このとき、摺動溝9はガイドリブ7
に対して離脱しないため、ソケットカバー8は側部カバ
ー6から脱落するおそれはない。
ット1において、例えばメンテナンス等により蛍光ラン
プ5の交換を行う際には、ソケットカバー8をカバー位
置から退避位置へと移動させる。すなわち、ソケットカ
バー8の側面を把持して内側へと弾性力に抗して押圧
し、ソケットカバー8の両側面が内向へ傾斜するととも
にガイドリブ7の係止凹部7aに対して係止突起9aの
係合が解除される。このとき、摺動溝9はガイドリブ7
に対して離脱しないため、ソケットカバー8は側部カバ
ー6から脱落するおそれはない。
【0015】そして、係止突起9aをガイドリブ7の摺
動凹所7bの側面へ当接させるとともに、ソケットカバ
ー8を蛍光灯ユニット1の外側へ引き出す。このとき、
係止突起9aはソケットカバー8の弾性力により常に摺
動凹所7bを摺動する。そして、係止突起9aはガイド
リブ7の係止段部7cに仮止めされる。ソケットカバー
8を移動することによりソケット台3とソケット4が露
出し、ソケット4から古い蛍光ランプ5を取外して新し
い蛍光ランプ5に交換する。
動凹所7bの側面へ当接させるとともに、ソケットカバ
ー8を蛍光灯ユニット1の外側へ引き出す。このとき、
係止突起9aはソケットカバー8の弾性力により常に摺
動凹所7bを摺動する。そして、係止突起9aはガイド
リブ7の係止段部7cに仮止めされる。ソケットカバー
8を移動することによりソケット台3とソケット4が露
出し、ソケット4から古い蛍光ランプ5を取外して新し
い蛍光ランプ5に交換する。
【0016】ソケット4に新しい蛍光ランプ5を装着
後、ソケットカバー8を退避位置からカバー位置に移動
させるには、ソケットカバー8を仮止め状態のまま蛍光
灯ユニット1の内側へ摺動させる。このとき、前記係止
突起9aはソケットカバー8の弾性力に抗して常に摺動
凹所7bに摺動する。そして、係止突起9aは前記係止
凹部7aへ係合音を発するとともに係合し、ソケットカ
バー8の側部カバー6に対する移動は規制される。さら
に、側部カバー6の係止板6cがソケットカバー8のス
トッパ8cへ当接して係止され、ソケットカバー8と側
部カバー6との背面は面一になる。
後、ソケットカバー8を退避位置からカバー位置に移動
させるには、ソケットカバー8を仮止め状態のまま蛍光
灯ユニット1の内側へ摺動させる。このとき、前記係止
突起9aはソケットカバー8の弾性力に抗して常に摺動
凹所7bに摺動する。そして、係止突起9aは前記係止
凹部7aへ係合音を発するとともに係合し、ソケットカ
バー8の側部カバー6に対する移動は規制される。さら
に、側部カバー6の係止板6cがソケットカバー8のス
トッパ8cへ当接して係止され、ソケットカバー8と側
部カバー6との背面は面一になる。
【0017】このように本実施例の蛍光灯ユニットにお
けるソケットカバーの取付構造においては、ネジ、ヒン
ジ等の取付具を一切使用していないため部品点数を削減
することができ、又、ソケットカバー8を把持して同カ
バー8の側壁を内側へ弾性変形させることにより係止突
起9aの係止凹部7aに対する係合を解除することで、
必要最小限の可動量で簡単にソケット4を露出すること
ができる。これにより、蛍光ランプ5の交換作業がスム
ーズにでき、側部カバー6、ソケットカバー8、ソケッ
ト台3等の掃除がし易くなる。しかも、ソケット4の露
出時にはソケットカバー8の係止突起9aはガイドリブ
7の係止段部7cに仮止めされているため側部カバー6
から脱落することはなく、紛失したりするというおそれ
はない。
けるソケットカバーの取付構造においては、ネジ、ヒン
ジ等の取付具を一切使用していないため部品点数を削減
することができ、又、ソケットカバー8を把持して同カ
バー8の側壁を内側へ弾性変形させることにより係止突
起9aの係止凹部7aに対する係合を解除することで、
必要最小限の可動量で簡単にソケット4を露出すること
ができる。これにより、蛍光ランプ5の交換作業がスム
ーズにでき、側部カバー6、ソケットカバー8、ソケッ
ト台3等の掃除がし易くなる。しかも、ソケット4の露
出時にはソケットカバー8の係止突起9aはガイドリブ
7の係止段部7cに仮止めされているため側部カバー6
から脱落することはなく、紛失したりするというおそれ
はない。
【0018】又、ソケットカバー8を係止段部7cに仮
止めされた状態から係止突起9aを係止凹部7aに係合
させるには、ソケットカバー8を蛍光灯ユニット1の内
側方向へ移動するだけでよいため、容易にもとの位置へ
戻すことができる。しかも、係止突起9aを係止凹部7
aに係合時には係合音を発するので確実に係合されたこ
とを確認することができる。
止めされた状態から係止突起9aを係止凹部7aに係合
させるには、ソケットカバー8を蛍光灯ユニット1の内
側方向へ移動するだけでよいため、容易にもとの位置へ
戻すことができる。しかも、係止突起9aを係止凹部7
aに係合時には係合音を発するので確実に係合されたこ
とを確認することができる。
【0019】さらに、ソケットカバー8の背面と側部カ
バー6の背面、及びソケットカバー8の両側面と側部カ
バー6の湾曲部6bとは面一となっており、さらに、支
持フレーム2と側部カバー6との外周面は面一となって
いるため支持フレーム2と側部カバー6及びソケットカ
バー8との一体感が得られるため美観に優たものとな
る。
バー6の背面、及びソケットカバー8の両側面と側部カ
バー6の湾曲部6bとは面一となっており、さらに、支
持フレーム2と側部カバー6との外周面は面一となって
いるため支持フレーム2と側部カバー6及びソケットカ
バー8との一体感が得られるため美観に優たものとな
る。
【0020】なお、本考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うに任意に変更してもよい。 (1)上記実施例では係止凹部7aと係止突起9aを互
いに係止したが、これ以外に、係止突起9aと、係止凹
部7aとを省略し、ソケットカバー8の側壁の外方への
弾性力によりガイドリブ7の摺動凹所に係止させるよう
にしてもよい。
とはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うに任意に変更してもよい。 (1)上記実施例では係止凹部7aと係止突起9aを互
いに係止したが、これ以外に、係止突起9aと、係止凹
部7aとを省略し、ソケットカバー8の側壁の外方への
弾性力によりガイドリブ7の摺動凹所に係止させるよう
にしてもよい。
【0021】(2)本考案の蛍光灯ユニットは自動車等
の車両用から家庭用等あらゆる分野の蛍光灯ユニットに
使用できるのは勿論のことである。
の車両用から家庭用等あらゆる分野の蛍光灯ユニットに
使用できるのは勿論のことである。
【0022】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、ソ
ケットカバーの取付構造を簡単にすることができると共
に、同カバーの側壁を内側へ弾性変形させることで係止
突起は係止凹部との係合から解除されるため、係止突起
が摩耗するおそれはなく、フレームに無用な力がかかり
にくいため、ソケットカバーの開閉をスムーズに行うこ
とができるという優れた効果を奏する。
ケットカバーの取付構造を簡単にすることができると共
に、同カバーの側壁を内側へ弾性変形させることで係止
突起は係止凹部との係合から解除されるため、係止突起
が摩耗するおそれはなく、フレームに無用な力がかかり
にくいため、ソケットカバーの開閉をスムーズに行うこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図1】本実施例における蛍光灯ユニットの長手方向に
おける端部の縦断面図である。
おける端部の縦断面図である。
【図2】同じく、蛍光灯ユニットの短辺方向の縦断面図
である。(図1におけるB−B断面図である。)
である。(図1におけるB−B断面図である。)
【図3】同じく、ソケットカバーの摺動溝と側部カバー
のガイドリブの断面図である。(図2におけるA−A断
面図である。)
のガイドリブの断面図である。(図2におけるA−A断
面図である。)
【図4】同じく、蛍光灯ユニットにおけるソケットカバ
ーの正面図である。
ーの正面図である。
【図5】同じく、ソケットカバーの側面図である。
【図6】従来技術におけるソケットカバーの正面一部断
面図である。
面図である。
【図7】同じく、ソケットカバーの側断面図である。
(図6におけるC−C断面図である。)
(図6におけるC−C断面図である。)
1…蛍光灯ユニット、2…フレームとしての支持フレー
ム、4…ソケット、5…蛍光ランプ、8…ソケットカバ
ー。
ム、4…ソケット、5…蛍光ランプ、8…ソケットカバ
ー。
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム(2)に設けた蛍光ランプ
(5)のソケット(4)を被覆可能なソケットカバー
(8)を、フレーム(2)に対して、蛍光灯ユニット
(1)のソケット(4)を覆うカバー位置とソケット
(4)を露出する退避位置との二位置間で移動可能に設
けた蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造
において、 前記フレーム(2)にはソケットカバー(8)の移動方
向に沿って一対のガイドリブ(7)を設けると共に、両
ガイドリブ(7)の互いに対向する各内面には係止凹部
(7a)を設け、一方、断面略U字状をなし前記ガイド
リブ(7)の内面に対して摺動接触可能なソケットカバ
ー(8)の側壁には、前記ガイドリブ(7)の内面を押
圧する方向への弾性を付与すると共に、前記カバー位置
において前記係止凹部(7a)に係合する係止突起(9
a)を設けた蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992008322U JP2573372Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992008322U JP2573372Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造 |
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Family
ID=11689938
Family Applications (1)
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JP1992008322U Expired - Lifetime JP2573372Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 蛍光灯ユニットにおけるソケットカバーの取付構造 |
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JPH04116308U (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-16 | 岩崎電気株式会社 | 照明器具 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP1992008322U patent/JP2573372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569809U (ja) | 1993-09-21 |
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