JP2546828Y2 - パチンコ機の遊技盤固定用締付具 - Google Patents

パチンコ機の遊技盤固定用締付具

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JP2546828Y2
JP2546828Y2 JP9665291U JP9665291U JP2546828Y2 JP 2546828 Y2 JP2546828 Y2 JP 2546828Y2 JP 9665291 U JP9665291 U JP 9665291U JP 9665291 U JP9665291 U JP 9665291U JP 2546828 Y2 JP2546828 Y2 JP 2546828Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機の遊技盤を
機構板を介して押圧固定するための締付具に関し、特に
該締付具におけるレバーの軸支構造の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の締付具として本出願人に
よる実開平1−135982号公報記載のものが知られ
ている。この従来の締付け具においては図7及び図8に
示すように両側に支持壁100,100を設けて断面コ
字形に形成した枠体101の両支持壁100,100間
にレバー102を配置し、枠体101の両支持壁10
0,100に設けた軸孔103,103及びレバー10
2の先端部に設けた軸挿通孔104に頭部105を有す
る軸106を挿通すると共に、該軸106の突出端にE
リング107を嵌めて抜止めを施こすことによりレバー
102を回動自在に軸支するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の締付具にあって
は、枠体101にレバー102を軸支するに当たり、枠
体101の両支持壁100、100の軸孔103,10
3及びレバー102の軸挿通孔104を一致させたり、
軸106の突出端にEリング107を嵌めて抜止めを施
こさなければならず、その作業が面倒で手間が掛かり製
作コストが高くつくという不利があった。本考案は、従
来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、上記のような締付具の
レバーをワンタッチ操作で軸支できるようなパチンコ機
の遊技盤固定用締付具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるパチンコ機の遊技盤固定用締付具
は、レバーを回動自在に軸支する枠体の両支持壁に屈曲
部を設けて両支持壁間に広巾間隔部と狭巾間隔部を連続
させて形成し、該狭巾間隔部に位置する両支持壁には長
手方向に沿ったガイド長孔を屈曲部と連通状に設けると
共に、該ガイド長孔の先端部分に鉤状の軸受孔を形成
し、一方、レバーの先端部には両側に突出する短軸を一
体に設け、該短軸をガイド長孔から軸受孔に嵌込むよう
にしたものである。
【0005】
【作用】レバーを枠体へ軸支するには、該レバーに設け
た係合部材のピンを広巾間隔部に位置する支持壁の長溝
に係合させた状態でレバーの先端の両側に突出する短軸
を両支持壁の屈曲部から狭巾間隔部に位置する両支持壁
のガイド長孔に嵌挿させ、ついでレバーを押し下げるこ
とで短軸がガイド長孔を移動し、ガイド長孔の先端に形
成した軸受孔に嵌り込んでレバーは回動自在に軸支され
ることになる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本考案の一実施例の遊技盤固定用締付具
の斜視図、図2はその側面図、図3は分解斜視図であ
る。図において、締付具1は合成樹脂からなる枠体10
とレバー20と係合部材30の3部材で構成される。枠
体10は、左右両側に支持壁11,11を対設して断面
コ字形に形成され、その両支持壁11,11の先端寄り
位置に直角状の屈曲部12,12を設けることにより広
巾間隔部11aと狭巾間隔部11bを連続させて形成し
ている。そして、広巾間隔部11aに位置する両支持壁
11,11の長手方向にガイド用の長溝13,13が底
部14と平行に設けられ、狭巾間隔部11bに位置する
両支持壁11,11の長手方向には後述するレバー20
の短軸23,23を嵌合させるガイド長孔15,15が
設けられる。該ガイド長孔15,15は屈曲部12,1
2と連通状に設けられており、その先端に鉤状の軸受孔
16,16が設けられる。前記枠体10の底部14に
は、縦長の透孔17が形成されると共に、先端部分に前
面側が開口した中空状の嵌合部18が形成され、さらに
後端部分には突出片19が形成されている。18aは嵌
合部18の上面に形成されたねじ挿通孔である。
【0007】一方、レバー20は下面にリブ壁21が形
成されており、該リブ壁21に両側に突出するピン2
2,22が設けられている。また、レバー20の先端部
の横巾は枠体10の狭巾間隔部11bとほぼ等しい長さ
に形成されており、その両側に短軸23,23が突出さ
れている。この両短軸23,23は両支持壁11,11
の屈曲部12,12からガイド長孔15,15に挿入可
能なようにその突出長さが選ばれる。
【0008】前記係合部材30は、断面円形の係合部3
1と該係合部31の両側端から立上がる一対の左右両腕
片32,32とを一体に設けて形成されている。そし
て、係合部31の両端に側方へ突出するガイドピン3
3,33が設けられると共に、左右両腕片32,32の
上端部分に軸孔34,34が形成されており、該軸孔3
4,34をレバー20のピン22,22に嵌合すること
によって該レバー20に枢支連結される。
【0009】本考案に係わる図示例の締付具1は次の要
領によって組立てられる。先ず、レバー20に係合部材
30を枢支連結して該係合部材30を横にしながら係合
部31のガイドピン33,33を枠体10の広巾間隔部
11aに位置する両支持壁11,11の長溝12,12
に嵌挿させる。次に図2鎖線のようにレバー20の先端
の短軸23,23を両支持壁11,11の屈曲部12,
12から狭巾間隔部11bに位置するガイド長孔15,
15に挿入してレバー20の後端を下方へ押し下げる。
これによって短軸23,23はガイド長孔15,15内
を移動して軸受孔16,16に嵌合し、レバー20は枠
体10に回動自在に軸支される(図3実線参照)。
【0010】図4は上記に説明した本実施例の締付具1
を装着したパチンコ機の裏面図、図5は固定具との関連
構成を説明するための要部の分解斜視図、図6は遊技盤
の固定状態を示す断面図である。図において、パチンコ
機40は側枠41の前面に前面枠42を開閉自在に装着
している。前面枠42の裏面には遊技盤取付枠43を介
して遊技盤44が着脱自在に装着されており、該遊技盤
44の裏面には入賞球集合部45、景品球タンク46、
景品球払出機構47等の裏部品を組付けた機構板48が
開閉自在に取付けられている。
【0011】そして、機構板48の裏面の左側位置と上
部位置に上述した本考案に係わる締付具1が取付けられ
る。この締付具1の取付けは、枠体10の突出片19を
機構板48に形成された門型の係止部49に差込むと共
に、嵌合部18のねじ挿入孔18aと機構板48の裏面
に突設された突起50のねじ孔51とを一致させ、ねじ
52をねじ挿入孔18aから突起50のねじ孔51に螺
締することによって達せられる。また、機構板48に
は、枠体10の底部14の透孔17に一致して遊技盤取
付枠43に固着された固定具53の先端が突出する開口
54が形成される。また固定具53の先端には係合溝5
5が形成されており、該係合溝55は機構板48を遊技
盤44の裏面に密着させた際に係合部材30の係合部3
1と対応するように位置決めされている。
【0012】従って、締付具1のレバー20を図6鎖線
位置から同図実線位置に回動させることによって、係合
部材30の係合部31が長溝13,13に沿って下方へ
移動し、固定具53の係合溝55に係合する。これによ
って、固定具53が引寄せられると同時に、その反作用
によって機構板48が遊技盤44の裏面に強く圧接して
該遊技盤44を強固に固定することができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案のパチンコ機の遊
技盤固定用締付具によれば、枠体の両支持壁に屈曲部を
設けて両支持壁間に広巾間隔部と狭巾間隔部を連続させ
て形成すると共に、該狭巾間隔部に位置する両支持壁に
長手方向に沿ったガイド長孔を屈曲部と連通状に設け、
一方、レバーの先端部に両側に突出する短軸を設けると
共に、該短軸を屈曲部からガイド長孔に挿通してレバー
を押し下げることにより短軸を、ガイド長孔の先端部の
軸受孔に嵌合させてレバーを回動自在に軸支するように
したものであるから、締付具の組立作業が著しく簡略化
されると共に、従来のように金属製ピンを不要として経
済的効果を高めることがてきるという特段の効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる締付具の斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】本考案に係わる締付具を装着したパチンコ機の
裏面図である。
【図5】締付具と固定具の関連構成を説明するための要
部分解斜視図である。
【図6】遊技盤の固定状態を示す断面図である。
【図7】従来例の締付具の斜視図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 締付具 10 枠体 11,11 支持壁 11a 広巾間隔部 11b 狭巾間隔部 12,12 屈曲部 15,15 ガイド長孔 16,16 軸受孔 20 レバー 23,23 短軸 30 係合部材 53 固定具 55 係合溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に支持壁を設けて断面コ字形に形成
    した枠体の両支持壁間に合成樹脂のレバーの先端部を軸
    により回動自在に軸支し、該レバーに設けた係合部材を
    固定具の係合溝に係合させると共に、その係合状態でレ
    バーを回動することにより固定具を引寄せて締付力を生
    じさせるようにしたパチンコ機の遊技盤固定用締付具に
    おいて、 前記枠体の両支持壁に屈曲部を設けて両支持壁間に広巾
    間隔部と狭巾間隔部を連続させて形成し、該狭巾間隔部
    に位置する両支持壁には長手方向に沿ったガイド長孔を
    屈曲部と連通状に設けると共に、該ガイド長孔の先端部
    分に鉤状の軸受孔を形成し、一方、前記レバーの先端部
    には両側に突出する短軸を一体に設け、該短軸を両支持
    壁の屈曲部からガイド長孔に嵌挿すると共に、該短軸を
    軸受孔に嵌込むことによりレバーを回動自在に軸支する
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤固定用
    締付具。
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