JP2573335B2 - 不揮発性メモリ - Google Patents

不揮発性メモリ

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JP2573335B2
JP2573335B2 JP28319888A JP28319888A JP2573335B2 JP 2573335 B2 JP2573335 B2 JP 2573335B2 JP 28319888 A JP28319888 A JP 28319888A JP 28319888 A JP28319888 A JP 28319888A JP 2573335 B2 JP2573335 B2 JP 2573335B2
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正 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はデータの書込み、消去が可能な不揮発性ト
ランジスタがメモリセルとして設けられ、このメモリセ
ルからの読み出しデータをラッチ回路でラッチするよう
にした不揮発性メモリに関する。
(従来の技術) EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)
では、メモリセル用不揮発性トランジスタのフローティ
ングゲートに蓄えられた電荷の有無に応じてデータの記
憶が行われる。また、一度書込まれたデータの消去は紫
外線等を照射することによりなされ、再度データの書込
みができる。
第9図は従来のEPROMにおいて、データの読み出しを
行うための要部の構成を示す回路図である。21は例えば
フローティングゲート型の不揮発性トランジスタからな
る1個のメモリセルであり、このメモリセル21のゲート
はワード線WLに、ソースは接地電位Vssの印加点にそれ
ぞれ接続され、ドレインは図示しない選択トランジスタ
を介してビット線BLに接続されている。このビット線BL
は負荷素子22を介して電源電圧Vccの印加点に接続され
ている。そして、上記ビット線BLには2個のクロックド
インバータ23,24と1個のインバータ25とからなるラッ
チ型センスアンプ回路26が接続されている。
このような構成でなるEPROMのタイミングチャートを
第10図に示す。なお、予め、上記メモリセル21に対して
データがプログラムされているものとする。データの読
み出し時にはまずワード線WLが選択される。そして、プ
ログラム時にフローティングゲートに電子が注入されて
おらず、閾値電圧が低くされている場合にはメモリセル
21がオンし、ビット線BLはメモリセル21を介して放電さ
れる。このとき、ビット線電位は順次低下し、最終的に
は“L"レベルで安定する。他方、プログラム時にフロー
ティングゲートに電子が注入され、閾値電圧が高くされ
ている場合にはメモリセル21はオンせず、ビット線BLは
負荷素子を介して充電され、ビット線電位は“H"レベル
になる。
一方、クロック信号CKが“H"レベルになると、クロッ
クドインバータ23が動作し、予めビット線BLに読出され
たデータの取り込みが行われる。次にクロック信号CKが
“L"レベルになると、クロックドインバータ24とインバ
ータ25で正帰還回路が構成され、予めクロックドインバ
ータ23によって取込まれたデータがラッチされ、読み出
しデータRDとして出力される。
ところで、上記のようにフローティングゲートに電子
が注入された状態のメモリセルが選択された場合、この
メモリセル11は実際には完全にオフしたままの状態を保
持できず、ドレイン・ソース間にはわずかに電流が流
れ、ビット線は徐々に放電される。このため、ビット線
BLの電位は第11図のタイミングチャートに示すように順
次低下し、ワード線電位が“H"レベルに立ち上がった後
から一定時間tを経過した後では、クロックドインバー
タ23の回路閾値である1/2・Vccよりも低くなる。クロッ
ク信号CKがこの一定時間tを経過した後でも“H"レベル
にされている場合、本来ならば“L"レベルであるはずの
クロックドインバータ23の出力は“H"レベルに反転す
る。従って、このときラッチ型センスアンプ回路26では
誤まったデータがラッチされる。
このようにセンスアンプ回路26で誤ったデータがラッ
チされるのを防止するためには、ビット線電位が1/2・V
ccよりも低下する以前にクロック信号CKを“L"レベルに
下げる必要がある。ところが、ビット線電位が1/2・Vcc
よりも低下する時刻は、電源電圧Vcc値や個々のメモリ
セルの特性によってばらつき、さらにメモリセルの閾値
電圧の経時変化の影響も受ける。このため、従来のEPRO
Mでは、設計当初では正常動作していても、時間が経つ
につれて誤動作する可能性が増大する。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の不揮発性メモリでは、ビット線に読
み出されたデータをラッチ型センスアンプ回路でラッチ
するタイミングが回路設計の段階で決定されているの
で、当初では正常動作していても、時間が経つにつれて
誤動作する可能性が増大するという欠点があった。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
であり、その目的は、常に正しいデータの読み出しが低
消費電力動作で可能な不揮発性メモリを提供することに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明の不揮発性メモリは、第1の負荷回路を介し
て第1の電源に接続される第1のデータ読み出し線と、
上記第1のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレ
イン・ソース間が接続される不揮発性トランジスタから
なるメモリセルと、第2の負荷回路を介して第1の電源
に接続される第2のデータ読み出し線と、上記第2のデ
ータ読み出し線と第2の電源との間にドレイン・ソース
間が接続される不揮発性トランジスタからなるダミーセ
ルと、上記第1のデータ読み出し線が一方の入力端子
に、上記第2のデータ読み出し線が他方の入力端子にそ
れぞれ接続されたフリップフロップ回路及びこのフリッ
プフロップ回路の出力データをラッチするラッチ回路と
からなるセンスアンプ回路とを具備し、前記メモリセル
及びダミーセルを構成する不揮発性トランジスタの制御
ゲートは、前記第1、第2の負荷回路を非活性/活性化
動作を制御する第1の制御信号とこれら不揮発性トラン
ジスタを選択/非選択動作を制御する第2の制御信号と
の論理積出力で制御されることを特徴とする。
また、この発明の不揮発性メモリは、第1の負荷回路
を介して第1の電源に接続される第1のデータ読み出し
線と、上記第1のデータ読み出し線と第2の電源との間
にドレイン・ソース間が接続される不揮発性トランジス
タからなるメモリセルと、第2の負荷回路を介して第1
の電源に接続される第2のデータ読み出し線と、上記第
2のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレイン・
ソース間が接続される不揮発性トランジスタからなるダ
ミーセルと、上記第1のデータ読み出し線が一方の入力
端子に、上記第2のデータ読み出し線が他方の入力端子
にそれぞれ接続されたフリップフロップ回路及びこのフ
リップフロップ回路の出力データをラッチするラッチ回
路とからなるセンスアンプ回路とを具備し、前記第1の
データ読み出し線に繋がる前記メモリセルのドレイン
側、及び前記第2のデータ読み出し線に繋がる前記ダミ
ーセルのドレイン側がLDD(ライト・ドープト・ドレイ
ン)構造になっていることを特徴とする。
(作用) 第1、第2の負荷回路を非活性/活性化させる第1の
制御信号とこれら不揮発性トランジスタを選択/非選択
する第2の制御信号との論理積出力で制御されることに
より、データ読み出し線のプリチャージからその後プリ
チャージが切れ、メモリセル及びダミーセルの選択読み
出しへ切換わるタイミングの回路により低消費電力動作
する。
また、メモリセル及びダミーセルの各ドレイン側をLD
D構成にすることにより、データ読み出し動作時におけ
るソフトライトが防止される。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明す
る。
第1図はこの発明の前提となる不揮発性メモリについ
て、メモリセルとしてフローティングゲートを有する不
揮発性トランジスタを使用したEPROMに実施した場合
の、データ読み出しを行うための要部の構成を示す回路
図である。1はフローティングゲート型の不揮発性トラ
ンジスタからなる1個のメモリセルであり、このメモリ
セル1のゲートはワード線WLに、ソースは接地電位Vss
の印加点にそれぞれ接続され、ドレインは図示しない選
択トランジスタを介してビット線BLに接続されている。
このビット線BLは負荷抵抗2を介して電源電圧Vccの印
加点に接続されている。
また、3はゲートが上記ワード線WLに接続され、上記メ
モリセル1と同様にフローティングゲート型の不揮発性
トランジスタからなるダミーセルである。このダミーセ
ル3のソースは接地電位Vssの印加点に接続されてお
り、ドレインはダミービット線DBLに接続されている。
このダミービット線DBLは負荷抵抗4を介して電源電圧V
ccの印加点に接続されている。なお、上記メモリセル1
のフローティングケートにはプログラム時に選択的に電
子が注入されるが、ダミーセル3のフローティングゲー
トには電子が注入されず、常にその閾値電圧が低い状態
にされる。さらに上記ダミーセル3の素子寸法、例えば
チャネル幅はメモリセル1のそれよりも小さく設計され
ており、ダミーセル3のコンダクタンスがメモリセル1
のそれよりも小さく、例えば約半分程度となるように設
定されている。また、上記ビット線BLとダミービット線
DBLは、それぞれに寄生的に附随している容量が等価と
なるように設計されている。
5はセンスアンプ回路であり、このセンスアンプ回路
5はフリップフロップ回路6及びラッチ型センスアンプ
回路7とから構成されている。さらに上記フリップフロ
ップ回路6は一方の出力が他方の入力となるように入出
力端子間が交差接続された2個のNORゲート8,9から構成
されている。上記一方のNORゲート8の他方入力端子は
リセット端子として使用され、ここには上記ビット線BL
が接続されている。また、上記他方のNORゲート9の他
方入力端子はセット端子として使用され、ここには上記
ダミービット線DBLが接続されている。上記フリップフ
ロップ回路6の出力は、前記と同様に2個のクロックド
インバータ10,11と1個のインバータ12とからなるラッ
チ型センスアンプ回路7に供給されている。
次に上記構成でなるメモリの動作を第2図のタイミン
グチャートを用いて説明する。データが読出される前に
はワード線WLの電位は“L"レベルにされている。このと
き、メモリセル1及びダミーセル3はオフしており、ビ
ット線BL及びダミービット線DBLは電源電圧Vccによって
“H"レベルにされている。このとき、フリップフロップ
回路6内の一方のNORゲート8の出力RFは“L"レベルに
なっている。次にワード線WLの電位が“H"レベルにされ
る。これによりメモリセルの記憶内容に応じて次のよう
になる。
選択されたメモリセル1のフローティングゲートに電
子が注入されていない場合、その閾値電圧は低くなって
いる。よってメモリセル1はオンし、ビット線BLの電位
は“L"レベルに低下する。一方、ダミーセル3でもその
フローティングゲートには電子が注入されていないの
で、その閾値電圧は低くなっている。従って、ダミーセ
ル3もオンし、ダミービット線DBLの電位も“L"レベル
に低下する。しかし、ダミーセル3のコンダクタンスは
メモリセル1のそれに比べて小さく設定されているた
め、ビット線BLの電位が“L"レベルに低下する際の速度
に比べ、ダミービット線DBLの電位が“L"レベルに低下
する際の速度が遅くなり、先にビット線BLの電位がフリ
ップフロップ回路6を構成するNORゲート8の回路閾値
電圧である1/2・Vccに到達する。これにより、フリップ
フロップ回路6がリセットされ、その出力RFは“H"レベ
ルに変化する。このリセット後にダミービット線DBLの
電位が1/2・Vccに到達しても、予めNORゲート9にはリ
セット時に“H"レベルにされた信号RFが入力されている
ので、フリップフロップ回路6の状態は変化しない。こ
のため、上記フリップフロップ回路6がリセットされた
後であれば、任意のタイミングでクロック信号CKを“H"
レベルにして上記信号RFをラッチ回路6に取り込むこと
ができる。その後、クロック信号CKが“L"レベルとな
り、ラッチ回路6でラッチが行われることにより、読み
出しデータRDとして“H"レベルのデータが出力される。
他方、選択されたメモリセル1のフローティングゲー
トに電子が注入されている場合、その閾値電圧は高くな
っている。よってメモリセル1はオンしない。しかし、
ワード線電位が“H"レベルにされている期間では前記し
たように、ビット線BLの電位は“H"レベルから“L"レベ
ルに順次低下していく。一方、ダミーセル3がオンし、
ダミービット線DBLの電位も“L"レベルに低下する。こ
のとき、ダミーセル3のコンダクタンスはオフ状態のメ
モリセル1に比べて大きいため、この場合にはビット線
BLの電位が“L"レベルに低下する際の速度に比べ、ダミ
ービット線DBLの電位が“L"レベルに低下する際の速度
が速くなり、先にダミービット線DBLの電位がフリップ
フロップ回路6を構成するNORゲート9の回路閾値電圧
である1/2・Vccに到達する。これにより、フリップフロ
ップ回路6がセットされ、その出力RFは“L"レベルのま
ま変化しない。このセット後にビット線BLの電位が1/2
・Vccに到達しても、予めNORゲート8にはセット時に
“H"レベルにされたNORゲート9の出力が入力されてい
るので、フリップフロップ回路6の状態は変化しない。
このため、上記フリップフロップ回路6がセットされた
後であれば、任意のタイミングでクロック信号CKを“H"
レベルにしてフリップフロップ回路6の出力信号RFをラ
ッチ回路6の取り込むことができる。その後、クロック
信号CKが“L"レベルとなり、ラッチ回路6でラッチが行
われることにより、読み出しデータRDとして“L"レベル
のデータが出力される。
このように上記のメモリによれば、従来問題になって
いた電子注入状態のメモリセルからデータを読み出す際
のセンスアンプ回路の誤動作を防止することができる。
第3図はこの発明の前提となる第2の例としての不揮
発性メモリの要部の構成を示す回路図である。この実施
例のメモリが上記第1図のものと異なる点は、ビット線
BL及びダミービット線DBLの負荷素子として前記負荷抵
抗2,4の代わりにPチャネルのトランジスタ13,14を用い
るようにしたことである。両トランジスタ13,14のゲー
トは接地電位Vssの印加点に接続されており、両トラン
ジスタは常にオン状態となるように制御されている。
第4図はこの発明の前提となる第3の例としての不揮
発性メモリの要部の構成を示す回路図である。この実施
例のメモリでは上記第3図における負荷用のPチャネル
のMOSトランジスタ13,14のゲートを接地電位Vssの印加
点に接続する代わりに、両トランジスタのゲートに第5
図のタイミングチャートで示すような関係を持つパルス
信号φを供給するようにしたものである。すなわち、こ
のパルス信号φは、ワード線WLが“H"レベルにされてい
る期間内にのみ所定期間だけ“L"レベルにされる。この
ため、前記負荷抵抗や常時オン状態に設定されたPチャ
ネルのMOSトランジスタを使用する場合に比べ、電源電
圧Vccの印加点から電流が流れ出る期間が短縮され、低
消費電力化が達成される。
第6図はこの発明の第1の実施例に係る不揮発性メモ
リの要部の構成を示す回路図である。この実施例回路
は、第4図における負荷用のトランジスタ13,14のそれ
ぞれのゲートに供給されるパルス信号φと、対応するワ
ード線制御線WLCの制御信号とを2入力ANDゲート15に供
給し、その出力をワード線WLに供給するように構成した
ものである。両トランジスタ13,14のゲートには第7図
のタイミングチャートで示すような関係を持つパルス信
号φが供給される。パルス信号φが“L"レベルのとき、
すなわち、φ=0Vの期間はプリチャージ期間であり、MO
Sトランジスタ13及び14がオンし、ビット線BL及びダミ
ービット線DBLがそれぞれ“H"レベル、例えば5Vにプリ
チャージされる。このとき、ANDゲート15の出力信号は
“H"レベル、すなわち0Vである。従って、読み出し時に
ワード線WLが“H"レベルにされた時点でVccからビット
線BLとダミービット線DBLを介してそれぞれメモリセル
及びダミーセルのドレイン・ソース間に流れる読み出し
用の電流経路がなくなる。すなわち、第7図のタイミン
グチャートで示すように、φが“H"レベル、例えば5Vに
立上がったときは論理成立期間であり、MOSトランジス
タ13及び14がオフする。このとき、ANDゲート15の出力
信号は5Vとなり、ダミーセル1がオンしてダミービット
線DBLの電位が低下する。他方、メモリセル11では電子
が注入されていなければビット線BLの電位がダミービッ
ト線DBLの電位よりも速く低下し、また、電子が注入さ
れていればBLの電位は順次低下し、DBLの電位の方が速
く低下していく。これにより、前記説明したと同様にセ
ンスアンプ回路5内のフリップフロップ回路6でリセッ
トまたはセットされ、任意のタイミングでクロック信号
CKを“H"レベルにしてフリップフロップ回路6の出力信
号RFをラッチ回路6に取り込み、その後、クロック信号
CKが“L"レベルとなりラッチ回路6でラッチが行われる
ことにより、読み出しデータRDとして“L"レベルのデー
タが出力される。このような構成によれば、前記第4図
回路の場合に比べて低消費電力化がさらに向上される。
第8図はこの発明の第2の実施例に係る不揮発性メモ
リの要部の構成を示す回路図である。この実施例回路
は、メモリセル1としてLDD(ライト・ドープト・ドレ
イン)構造のメモリセルを用い、ソースを接地電位印加
点に接続する代わりに書き込み線WRLに接続するように
したものである。この実施例のメモリではメモリセル1
としてLDD構造のものを使用することによってデータ読
み出し時にソフトライトが起こることを防止するように
したものである。16,17には負荷回路として第3図ある
いは第4図に示すPチャネルのトランジスタ13,14の回
路が形成される。なお、データ読み出し時には書き込み
線WRLは接地電位Vssに設定され、データ書き込み時は高
電位に設定される。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、常に正しいデ
ータの読み出しが低消費電力動作で可能な不揮発性メモ
リが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の前提となる第1の構成を示す回路
図、第2は第1図回路のタイミングチャート、第3はこ
の発明の前提となる第2の構成を示す回路図、第4図は
この発明の前提となる第3の構成を示す回路図、第5図
は第4図回路のタイミングチャート、第6図はこの発明
の第1の実施例の構成を示す回路図、第7図は第6図回
路のタイミングチャート、第8図はこの発明の第2の実
施例の構成を示す回路図、第9図は従来の不揮発性メモ
リ回路の一部の構成を示す回路図、第10図及び第11図は
第9図回路のタイミングチャートである。 1.……メモリセル、2,4……負荷抵抗、3……ダミーセ
ル、5……センスアンプ回路、6……フリップフロップ
回路、7……ラッチ型センスアンプ回路、8,9……NORゲ
ート、10,11……クロックドインバータ、12……インバ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲村 俊正 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイコンエンジニアリング株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭61−184794(JP,A) 特開 昭62−67799(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の負荷回路を介して第1の電源に接続
    される第1のデータ読み出し線と、 上記第1のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレ
    イン・ソース間が接続される不揮発性トランジスタから
    なるメモリセルと、 第2の負荷回路を介して第1の電源に接続される第2の
    データ読み出し線と、 上記第2のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレ
    イン・ソース間が接続される不揮発性トランジスタから
    なるダミーセルと、 上記第1のデータ読み出し線が一方の入力端子に、上記
    第2のデータ読み出し線が他方の入力端子にそれぞれ接
    続されたフリップフロップ回路及びこのフリップフロッ
    プ回路の出力データをラッチするラッチ回路とからなる
    センスアンプ回路とを具備し、 前記メモリセル及びダミーセルを構成する不揮発性トラ
    ンジスタの制御ゲートは、前記第1、第2の負荷回路を
    非活性/活性化動作を制御する第1の制御信号とこれら
    不揮発性トランジスタを選択/非選択動作を制御する第
    2の制御信号との論理積出力で制御されることを特徴と
    する不揮発性メモリ。
  2. 【請求項2】第1の負荷回路を介して第1の電源に接続
    される第1のデータ読み出し線と、 上記第1のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレ
    イン・ソース間が接続される不揮発性トランジスタから
    なるメモリセルと、 第2の負荷回路を介して第1の電源に接続される第2の
    データ読み出し線と、 上記第2のデータ読み出し線と第2の電源との間にドレ
    イン・ソース間が接続される不揮発性トランジスタから
    なるダミーセルと、 上記第1のデータ読み出し線が一方の入力端子に、上記
    第2のデータ読み出し線が他方の入力端子にそれぞれ接
    続されたフリップフロップ回路及びこのフリップフロッ
    プ回路の出力データをラッチするラッチ回路とからなる
    センスアンプ回路とを具備し、 前記第1のデータ読み出し線に繋がる前記メモリセルの
    ドレイン側、及び前記第2のデータ読み出し線に繋がる
    前記ダミーセルのドレイン側がLDD(ライト・ドープト
    ・ドレイン)構造になっていることを特徴とする不揮発
    性メモリ。
  3. 【請求項3】前記第1、第2のデータ読み出し線とは別
    にメモリセル専用の書き込み線を具備し、この書き込み
    線が前記メモリセルのソース側と接続され、読み出し時
    には前記第2の電源に、書き込み時には所定電源に接続
    されることを特徴とする請求項2記載の不揮発性メモ
    リ。
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KR1019890016148A KR930000765B1 (ko) 1988-11-09 1989-11-08 불휘발성 메모리
EP89120788A EP0368310B1 (en) 1988-11-09 1989-11-09 Nonvolatile memory device capable of outputting correct read data at proper time
DE68921415T DE68921415T2 (de) 1988-11-09 1989-11-09 Nichtflüchtige Speicheranordnung, fähig zum Liefern richtiger Lesedaten zu einem bestimmten Zeitpunkt.

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