JP2573260Y2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

Info

Publication number
JP2573260Y2
JP2573260Y2 JP1991104255U JP10425591U JP2573260Y2 JP 2573260 Y2 JP2573260 Y2 JP 2573260Y2 JP 1991104255 U JP1991104255 U JP 1991104255U JP 10425591 U JP10425591 U JP 10425591U JP 2573260 Y2 JP2573260 Y2 JP 2573260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas meter
gas
electric wire
main body
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991104255U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0545528U (ja
Inventor
泰生 佐藤
靖 水越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
Priority to JP1991104255U priority Critical patent/JP2573260Y2/ja
Publication of JPH0545528U publication Critical patent/JPH0545528U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573260Y2 publication Critical patent/JP2573260Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガスメータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスメータには例えば次のような
ものがある。そのガスメータは、ガス流路を有するガス
メータ本体に対して、ガス流量を検出する流量センサ
と、その流量センサに接続されガス流量の測定及びガス
流量に関するデータを記憶するマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称する)とが組付けられており、そ
れらをカバー体が覆っている。また、マイコンには、そ
のデータの遠隔転送用に電話回線と接続するための電線
が接続されている。そして、実際に電話回線との接続を
しない際にその電線(電話回線側部分)を収納するため
の電線収納室が、前記ガスメータ本体とは別体の前記カ
バー体に設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のガスメータが製造されるとき、通常、その製造の初
期段階にガスメータ本体にマイコン及び電線が組付けら
れ、電線の電話回線側部分はカバー体の電線収納室に収
納される。したがって、それ以降の製造過程において、
ガスメータ本体に対し、電線で結合された状態でカバー
体がつきまとうこととなる。そして、ガスメータの組付
け製造作業において、前記カバー体が妨害物となり、ガ
スメータの製造能率が低下されるという問題点があっ
た。本考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、カ
バー体が組付け製造作業の妨害物となることを解消して
製造能率を向上させることができるガスメータを提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案のガスメータは、ガス流路を流れるガス流量
を流量センサによって検出するガスメータ本体と、前記
ガスメータ本体に組付けられるとともに前記流量センサ
に接続され、前記ガス流量の測定に関わるマイクロコン
ピュータと、一端が前記マイクロコンピュータに接続さ
れかつ他端が外部の電話回線に接離可能に接続される電
線と、前記ガスメータ本体及びマイクロコンピュータを
覆うカバー体とを有し、前記ガスメータ本体には、前記
電線を収納するための電線収納室が設けられており、そ
の電線収容室の外部への開口部は下方に向けて形成さ
れ、その開口部は前記カバー体には覆われないことを特
徴とする。
【0005】
【作用】上記したように構成されるガスメータにおいて
は、ガスメータの製造の初期の段階においてマイコン及
び電線をガスメータ本体に組付け、その電線の電話回線
側の部分を、カバー体に関係することなくガスメータ本
体に設けられた電線収納室に収納することで、それ以降
の製造過程でカバー体が妨害物となることが解消され
る。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。ガスメータを正断面で表した図1におい
て、ガスメータ10は、ガスメータ本体12とカバー体
70とを主体として構成されている。ガスメータ本体1
2は、一方が開口し他方に壁部14を有した箱状に形成
されており、その開口部は蓋体18によってが気密に覆
蓋されている。また、ガスメータ本体12の外側には、
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)20
が設けられている。
【0007】ガスメータ本体12には、ガス入口部22
からガス出口部24に及ぶガス流路26が形成されてい
る。ガス流路26のほぼ中流部には所定の容積を有する
空間であるガス滞留室28が設けられており、ガス入口
部22から流入するガス圧の変動が吸収される。
【0008】ガス滞留室28の下流側には、フルイディ
ック流量センサ部30が設けられている。流量センサ部
30では、ノズル部32を経て大容積部34に流入した
ガス流がターゲット36の補助を受け一定流量ごと各側
壁38a,38bに交互に沿って流れることで、ガス流
にいわゆる振動(コアンダ効果といわれる)が生じる。
その後ガス流は後壁40の各脇部を通ってガス流出部2
4から流出する。この流量センサ部30に対応して、ガ
スメータ本体12の裏側(図2中右側)には圧電膜セン
サ42が設けられている。これは圧電膜により二分され
た容器状をなし、その各区分室がノズル部32のすぐ下
流の左右両側に設けられた各小孔44a,44bに各々
連通しており、前述のガス流振動に基づく両小孔44
a,44bのガス圧差の変動による圧電膜の振動数に基
づいて、前述のマイコン20によりガス流量が電気的に
測定される。
【0009】このフルイディック流量センサ部30の測
定流量範囲は一定以上の大流量域であるため、その補助
のために図2に示す小流量域用の熱式流量センサ46が
設けられている。熱式流量センサ46は、ノズル部32
においてガスメータ本体12内に露出するガス流接触面
48を有し(図1も参照)、そこに上流側から順に第一
温度センサ,ヒータ及び第二温度センサが設けられてい
る。そして、そのヒータの加熱下にガス流量に応じて両
温度センサに生じる温度差に基づいて、マイコン20に
よりガス流量が電気的に測定される。なお、フルイディ
ック流量センサ部30等による流量測定と熱式流量セン
サ46による流量測定との切換えも、マイコン20が行
う。なお、以上のガス流を測定する部位が、このガスメ
ータ10の流量センサを構成する。
【0010】上述のように測定されたガス流量が、図2
に示すガス流量表示部49で表示される。また、図1に
示すように、ガス流路26の途中には遮断弁50が設け
られており、ガスが長期間連続的に流れ続けた場合のよ
うな異常発生時にはマイコン20の制御の下にガス流が
遮断される。ガスメータ本体12の外側には圧力センサ
52及び感震器54が設けられており、ガス流路26中
のガス圧の異常低下時及び地震発生時に、同じくマイコ
ン20の制御の下に遮断弁50が作動する。また、マイ
コン20には、上述のように測定されたガス流量及び異
常発生の有無等が記憶される。
【0011】このマイコン20には、そのようにマイコ
ン20に記憶された種々の情報を遠隔地へ転送するため
に、マイコン20を電話回線に接続するための電線が設
けられている。
【0012】そして、図1及び図2に示すように、この
ガスメータ10のガスメータ本体12のガス入口部22
には、次のように入口側接続口60が設けられている。
入口側接続口60はガス流路26に連通する連通孔60
aを中心部に有する短い円管状をしており、ガスメータ
本体12から図中下方へ突出してガスメータ本体12と
一体に形成されている。入口側接続口60の外側面には
おねじ62が形成さてれおり、図示しないガス管が接続
されるようになっている。
【0013】同様に、ガスメータ本体12のガス出口部
24には、出口側接続口64が設けられている。すなわ
ち、出口側接続口64はガス流路26に連通する連通孔
64aを中心部に有する短い円管状をしており、ガスメ
ータ本体12から図中下方へ突出してガスメータ本体1
2と一体に形成されている。出口側接続口64の外側面
にはおねじ65が形成さてれおり、図示しないガス管が
接続されるようになっている。
【0014】ガスメータ本体12の図1及び図2中の下
部には、外方へ張出すフランジ状の取付部66が、ガス
メータ本体12と一体に形成されている。カバー体70
は、一部品によってガスメータ本体12及びマイコン2
2等の種々の部材を覆う形状の一端開口する方形箱形状
に形成されている。そして、カバー体70は、ガスメー
タ本体12の外周囲に被せられるとともに、同カバー体
70の開口部周壁面の端面71がパッキン79を間に挟
んでガスメータ本体12の取付部66に載置された状態
で、ビス81によって取付部66に締着される。なお、
カバー体70の開口部周壁面には、前記ビス81に対応
するめねじを有する厚肉状の結合部83が適宜に形成さ
れている。
【0015】また、カバー体70の側壁には前述のガス
流量表示部49に対応して透明板72が嵌込まれた窓部
が設けられており、この窓部の透明板72を通してその
表示内容を視認するようになっている。
【0016】図1に示すように、ガスメータ本体12の
ガス滞留室28(その上流側部分)の下部には、ガス流
路26の上流側部分とフルイディック流量センサ部30
との間において、電線収納室80が設けられている。図
3はその側断面を示したものである。
【0017】電線収納室80の上部には、図1において
ガスメータ本体12から電線収納室80の内側へ左右両
側から突出する突出部82a,82b、及びガスメータ
本体12の壁部14から同じく電線収納室80の内側へ
突出する突出部84(図3参照)によりほぼ囲まれた小
空間状の電線入口部86が形成されている。図3に示す
ように、電線入口部86の上端部には、壁部14に電線
入口孔87が形成されており、図中2点鎖線で仮想的に
示すように、マイコン20に接続された前述の電線88
が、電線入口孔87より電線入口部86を経て電線収納
室80内に収納される。また、電線入口部86には、ゴ
ム材からなる抜止め部材90が嵌込まれており、これに
よって電線88の抜止めがなされている。
【0018】電線収納室80の下面部には開口部92が
設けられており、合成樹脂からなる蓋94が開口部92
に着脱可能に取り付けられている。そして、電線88を
実際に電話回線に接続する際には、蓋94を取り外し
て、ガスメータ10の外部へ電線88を引き出す。
【0019】また、電線収納室80において、壁部14
には、網に被われた孔状の通気孔96が設けられてお
り、蓋94の開口部92への前述の取付けは気密なもの
ではなく、開口部92と通気孔96とを経て、ガスメー
タ本体12とカバー体70との間の空間が大気圧に保た
れている。そして、その空間内に設けられた前述の圧力
センサ52は、その大気圧に基づいて、ガス流路26内
の圧力測定をするのである。
【0020】以上のように、このガスメータ10では、
電線収納室80がカバー体70ではなくガスメータ本体
12に設けられているため、このガスメータ10の製造
の初期段階にマイコン20及び電線88がガスメータ本
体12に組付けられて、電線88の電話回線側部分が前
記ガスメータ本体12の電線収納部80に収納される。
従って、その後の組付工程においてガスメータ本体12
に対し電線88によってカバー体70が付きまとうこと
がない。
【0021】また、この実施例においては、ガスメータ
本体12に、その本体12と一体に入口側及び出口側の
両接続口60,64が形成されているため、ガスメータ
本体12と別体の各接続口がパッキンを介して組付けら
れるものと比較して部品点数や組付工数が少なくなり、
その箇所の気密性の点検も不要であり、コスト低下を図
ることができる。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
ガスメータの組付製造過程でカバー体が妨害物となるこ
とを解消できるため、ガスメータ製造の能率向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のガスメータの正断面図であ
る。
【図2】同じく側断面図である。
【図3】同じく図1中のIII −III 線断面図である。
【符号の説明】
10 ガスメータ 12 ガスメータ本体 20 マイクロコンピュータ 26 ガス流路 30 フルイディック流量センサ部 42 圧電膜センサ 46 熱式流量センサ 70 カバー体 80 電線収納室 88 電線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路を流れるガス流量を流量センサ
    によって検出するガスメータ本体と、 前記ガスメータ本体に組付けられるとともに前記流量セ
    ンサに接続され、前記ガス流量の測定に関わるマイクロ
    コンピュータと、 一端が前記マイクロコンピュータに接続されかつ他端が
    外部の電話回線に接離可能に接続される電線と、 前記ガスメータ本体及びマイクロコンピュータを覆うカ
    バー体とを有し、 前記ガスメータ本体には、前記電線を収納するための電
    線収納室が設けられており、その電線収容室の外部への
    開口部は下方に向けて形成され、その開口部は前記カバ
    ー体には覆われないことを特徴とするガスメータ。
JP1991104255U 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ Expired - Lifetime JP2573260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104255U JP2573260Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104255U JP2573260Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545528U JPH0545528U (ja) 1993-06-18
JP2573260Y2 true JP2573260Y2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=14375827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991104255U Expired - Lifetime JP2573260Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573260Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3662343B2 (ja) * 1996-05-22 2005-06-22 東洋計器株式会社 圧力センサ内蔵型ガスメータ
JPH10318870A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Nagano Keiki Co Ltd 防水型圧力計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208718A (ja) * 1987-02-25 1988-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JPH0241118B2 (ja) * 1983-03-31 1990-09-14 Hitachi Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547384Y2 (ja) * 1988-09-12 1993-12-14
JPH0631375Y2 (ja) * 1989-04-14 1994-08-22 大阪瓦斯株式会社 ガスメータ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241118B2 (ja) * 1983-03-31 1990-09-14 Hitachi Ltd
JPS63208718A (ja) * 1987-02-25 1988-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0545528U (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6591674B2 (en) System for sensing the motion or pressure of a fluid, the system having dimensions less than 1.5 inches, a metal lead frame with a coefficient of thermal expansion that is less than that of the body, or two rtds and a heat source
AU2001284789A1 (en) Fluid-tight differential pressure flow sensor
KR20170042244A (ko) 유동하는 유체 매체의 적어도 하나의 유동 특성을 검출하기 위한 센서 장치
KR20210106540A (ko) 지능형 약액 탱크 어셈블리 및 식물 보호 기계
JP2573260Y2 (ja) ガスメータ
JP2573259Y2 (ja) ガスメータ
JPH07234144A (ja) 膜式ガスメータ
CN1122429A (zh) 可焊装锅炉视窗
JP2000346737A (ja) 圧力センサ
CN109196313B (zh) 流量计、流量计盒和相关方法
JP6546071B2 (ja) 超音波流量計
JPH0747700Y2 (ja) ガスメータ
JPH1151735A (ja) ガスメータの遮断弁取付構造
JP4010489B2 (ja) 膜式ガスメータ
JP2002318147A (ja) 空気流量測定装置
JPH10253410A (ja) 流量計
JPH07896Y2 (ja) ガスメータ
CN221509926U (zh) 一种防水通气结构及装置
JP2010071785A (ja) ガスメータ
JP2592771Y2 (ja) ガスメータ
JP2601216Y2 (ja) セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ
JP2006053067A (ja) ガスメータ
JPH0664123U (ja) ガスメータ
CN220794321U (zh) 燃气表
JP7178838B2 (ja) 接続部材、当該接続部材を備えたポンプ用ケーシングおよび注入装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term